アクションカメラの定番ともいえる、GoPro HEROシリーズ。
もう一つが、最近人気が急増中の革新的なカメラの、Insta360 X3。
どっちも大きくとらえて「アクションカメラ」なのですが、実は使い方が全然違いますし、根本の思想も違うのですよね。
「定番のGoProにしようか?」
「自分にも360度カメラ使えるかな?」
今回はこんな風に悩んでいる方に向けての、2つのカメラを根本から解説したものとなりますので、良ければご覧ください。
全く別のカメラと言える、2つの定番
ぱっと見どっちもアクションカメラですし、Insta360の方は知名度が低い前まで、「これはGoPro??」と言われたこともあるほどに、認知が無い頃はひとくくりでした。
それでも最近、SNSでもInsta360を見かけることが増えてきて、だんだんと360度カメラに興味が出てきた人が多い印象です。
どちらも違うカメラですので、スペック表を載せて比較しました!、じゃあ面白くありませんし、よくわかりません。
という事でここからじっくり、両社の根底から理解していこうかと思います。そうすることで、だんだん理解できますよ!
Insta360の購入は公式サイトがお得!
新製品発表に伴って、一部旧モデルが大幅値下げとなっています。
公式サイトからの購入でしか貰えない、無料特典も付与されます。
割引 | 無料特典 | |
---|---|---|
Ace Pro | スクリーンプロテクター | |
X4 | 79,800 | 114cm見えない自撮り棒 |
X3 | 114cm見えない自撮り棒 | |
GO 3S | 61,900円 | 収納ケース |
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GoProのマーケティングから理解する
まず、GoProと聞いてイメージするのはアクションです。SNSや公式Youtubeを見ると分かりやすいですが、投稿されるほとんどが「アクション」であり、「危険なスポーツ」が多いです。
アドレナリンドバドバどころか、エンドルフィンで脳内がほとばしっている人がほとんど(笑)
夢中になれるのは羨ましいですし、カッコよく映ります。
これがGoProの魅せ方の上手い所で、興味や購買欲をそそるのが非常に上手と言えます。
みていて欲しくなる
実際SNSやYoutubeを見ていると、あまりにカッコいい人たちが多く、楽しそうな人たちが多いです。だから僕らはそれを見て、憧れ、自分も!と思って欲しくなる。
これが狙いであり、今でもGoProが人気の理由の一つですよね。
もともとGoProはサーファー出身
GoProは元々、若きサーファーが自分を撮影したくてしたくて、自分用のカメラを作ってしまったことが始まりです。
カメラの技術なんて知りませんので、最初はフィルムカメラだったそうです。
それが良いぞ良いぞ、となってしまい、現在のGoProとして人気が爆発しました。だからこそ、GoProの生み出すコンテンツはアクションが多く、空が青く、海が多いのですよね。
いわばカッコいい!ってやつです。
Insta360の目指すビジョン
Insta360は2014年に創業した、比較的新しいカメラです。ちなみにGoPro初代は2005年です。
同じものを作っては勝ち目が無いので、新しいカメラを作ってやろう!ってのが最初の理由なのが、現在のInsta360です。
その意気込みは現在でも受け継がれていて、他と比較できる製品をラインナップし始めた今でも、明らかな差別化を図ったものを投入してくる、面白いメーカーだったりするのですよね。
例えばWebカメラのLink、小型カメラのGO 3、夜間にも優れたAce Pro、スマホジンバルのFlow、シネマ撮影用のProなど、X3(360度カメラ)以外にも、色んな動画を撮影できるようなカメラをラインナップしているのが特徴ですよね。
元々、Insta360はクリエイター
GoProが若きサーファーだったのに対し、Inta360の創設者は「若きクリエイター」でした。
創設者は南京大学でコンピューターサイエンスを学んでいた方でしたので、GoProとは根本が違うのですよね。
ライトなユーザーはそんなこと知ることは無いのですが、実際にInsta360の製品をじっくり考えていると、クリエイターや映像に準じた考えが搭載されているなあ、と、製品から感じ取れます。
使っていて楽しい
「Think Bold(大胆に考える)」という社名を掲げるInsta360は、ぼくらが製品を使っていても、「楽しい」と感じることは多いです。
汎用性があり使いやすいのはGoProだとしても、毎年の更新はそれほど目新しいものはありません。
逆にInsta360の製品は、毎年何が来るか分かったものじゃありませんし、いつも期待を超えてきます。
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GoProの本質は「アクション」
前述のように、GoProの本質はアクションであり、本土アメリカではGoProはアクションカメラとしての用途が定着しています。
それにアメリカ、オーストラリア、ヨーロッパと言った先進国でGoProが非常に人気なのは、サーフィン・スキー・パラグライダー・マウンテンバイクなど、いわばエクストリームなスポーツ人気と一致します。
人種の性格上、「ヒリつくようなアクション」を求める人も多く、そりゃあGoProで撮影したくなりますよね。
それが日本では、Youtubeの撮影や一般的な動画編集、さらには写真撮影にまでGoProを検討する人も多く、ちょっと変わったニーズになっているようにも感じます。
というのも、GoProの日本正規代理店である「タジマコーポレーション」が、いち早くGoProを気に入ってしまい、かなり早い段階で日本に普及させたという事もありそうです。
小型のカメラってのが結構いいぞ、ってなり、別にアクションをしないユーザーにもGoProは普及したのかもしれませんね。
とはいえ、やっぱりGoProはアクションありきの性能です。
写真を撮るなら一眼レフや、それ以前にiPhoneのほうが優れていたり、手振れ補正もアクションをしなきゃ勿体ないレベルに高いです。
アクション=日中撮影が基本ですので、基本的に夜間撮影にも弱いです(夜間にも強いのは Insta360 Ace Pro)。
という事で、個人的には大掛かりなアクションをしない場合は、後述のX3のほうが楽しめます。
もちろんアクションカメラとしてGoProは優れますが、一般的なユーザーからすれば、GO 3 や Ace Pro と言ったIsnta360の他のカメラも使いやすいんじゃないかな、と思っています。
X3の本質は「クリエイター」
Insta360の創業者がクリエイターだったこともあり、製品展開や製品の特長に関しては、アクションよりも「動画」コンテンツ全般に意識が向いている印象です。
アクションに振り切った性能のGoProに対して、特にX3は色んなユーザーが楽しめるカメラであると感じます。
自撮り棒とカメラだけでほぼ完結するというマウントは、ヘルメットやボディに付けなくても面白い画が撮影できます。
それでいて編集もカンタンに出来るようになっているので、一般ユーザーが旅行したときなんかにも、面白い画が撮影できます。
クリエイター的な側面もありますので、動画編集も色んなパターンに対応しています。バレットタイムやタイムシフト撮影など、自動で編集してくれる機能も用意されています。
誰もがクリエイターになれるカメラとして、撮影から編集まで一貫して簡単なシステムを作り上げたことが、Insta360がここまで人気になった理由なんじゃないかな?
と、思います。
ではここから、GoPro HERO 12とInsta360 X3の利点と欠点について、紹介していこうかと思います。
GoProの利点と欠点
無編集で使える動画
GoProの動画はもちろんですが、無編集で使えます。スマホやiPhoneと違って接続する手間はありますが、HERO 12からは接続も安定しましたので、そんなにストレスではありません。
アクションをするにしても、撮影を開始して撮影を止めるだけ。もちろんそれだけでは飽きる動画が出来てしまうので、僕らは編集をするのですが、X3と比較すると360度動画からクロップする手間が省けるのはメリット。
僕自身X3を使いながらも、正面撮影だけで良い場合は、GoProなりアクションカメラを使う場面はちゃんとあります。
性能も良く価格も○
Insta360 X3の公式価格が68,000円に対して、Gopro HERO 12の価格は62,800円の違いがあります。だけどもっと安くする方法があるので、簡単に紹介。
GoProを買う時にサブスク契約をした方が良いのですが、初年度3000円のサブスク加入することで、HERO12の本体価格は46,800円までに激減。ですので実質サブスクは強制加入みたいなもんです。
※追記
GoProのサブスク割引は終了していたので、現在はAce Proのセール価格を狙った方がお得という考えが出来ます。
それでも49,800円になりますので、X3と比較すると1万円以上変わってくるのですよね。これは結構デカいです。
それに以前、DJI・Insta360・GoProのアクションカメラ比較をしたのですが、GoProは価格的にも性能的にも丁度中間に位置すると、判断しました。
ですので、やはりアクションカメラの定番として、GoProは無難な選択と言えるのですよね。
夜間が弱い
とはいえ大きな弱点もありまして、やっぱりGoProは夜間に弱いです。夜間性能に重要な、センサーサイズはアクションカメラ最低水準の1/1.9インチセンサー。
上位機種のAce ProやiPhoneなどと比べると、どうしても夜間は使いにくくなってしまいます。
この辺りからも、やっぱりGoProはアクションカメラだなぁ、と感じる場面もしばしば。
バッテリーが弱い
あとは致命的にバッテリーが弱いです。HERO 12になり改善はしたものの、それでもアクションカメラのうち最低にバッテリーが弱かったです。
一番気になるのは熱暴走でして、日中夏頃の使い方に気を使いそうです。
撮影できる画が面白くない
後は撮影できる画ですね。「面白くない」と言ったら全くの語弊があるのですが、適当に撮影しても面白くありません。
広角レンズの特性を生かし、上手くゆがませたりダイナミックに撮影出来れば良いのですが、それでもX3のような「目新しさ」はありません。
写真や動画の完成度が、写真スキルやスポーツセンスに依存しがち、というのも、思った以上にGoProが難しく感じる理由でもあります。
Insta360 X3の利点と欠点
撮影できる画がおもしろい
逆に言えば、X3は適当にとっても面白いです。旅行でもいいですし、その辺のお花畑とかでもいいです。
自撮り棒と360度カメラの相性は本当にすばらしく、動画にしても写真にしてもパッと映えます。
もちろん長時間の動画とかになると、GoProの動画のほうが見やすく感じるのですが、なんとなく時代はSNSやショート動画って感じです。
短い動画、そんなに力を入れない動画編集など、手軽でイージーな扱い方でも、楽しく撮影&編集できるのはX3の最大のメリットだと思っています。
いつでも使える
写真や運動のセンス・技量に依存しがちなGoProに対し、X3は割とその辺で使っても映えます。
見える画が新鮮ですし、いろんな角度から撮影できるからですね。街でも空でも人でも、X3は相性が良い感じ。
いつでも使える、誰でも使える、スキルをそれほど必要としないというのは、個人的なX3のメリット。
意外とシンプルな使い勝手
そして操作もアプリも、おそらく思っている3倍くらいはシンプルでカンタンです。アプリの使い方に関しましても、80%くらいは4分あれば説明がつきます。それくらい簡単。
GoProも手軽なのでメリットに挙げるべきか迷ったのですが、360度カメラは難しそうってイメージがあるかもと思ったので、メリットに挙げておきました。
簡易的なアクションカメラになる
後はボタン一つでアクションカメラになっちゃうってことでしょうか。X3からはシングルレンズモードが追加されましたので、片側レンズを使えばGoProみたいになります。
GoProの5.3Kには敵いませんが、4K撮影が出来るのでこれもまあまあアリでしょう。
性能は落ちますが、360度カメラでありながら、アクションカメラの用途を含むX3は、性能的には便利です。
アクションしないウェアラブルカメラとしてだったら、X3のシングルレンズモードで十分だったり。
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※X3の特典(専用の114㎝自撮り棒)は、提携しているリンクを使用してください。
気を遣う形状
とはいえ使いにくいなと思うのは、X3の形状ですね。両面凸形状のレンズですので、落としたらほぼ終わりだと思ってください。アクションカメラとして用いる場合も、そこそこ気を使います。
とはいえX3の形状は、最初から気を遣う形状です。それゆえ僕は、X3は壊していないけど、GoProは落として壊したことがあります。弱点故の強さとでもいうのでしょうか?皮肉にもX3は壊れにくいのかもしれません。
かき出しまでのひと手間
あとはGoProの対極に位置する、書き出しまでのひと手間ですね。別にカンタンとはいえ、カット数が多くなると書き出しがちょっと面倒に感じる場面も。
X3からはミーモードが出来た(撮影と同時に追跡)ので、実質動画編集が必要なくなっているとも言えますが。
いずれにせよ、GoProと比べれば書き出しが面倒だと言えます。
僕は断然X3をおすすめしている
あくまで個人的にですが、どっちかと聞かれれば、僕は圧倒的にInsta360 X3派です。
先ほどまで「アクションはGoProだ」って言ってきましたが、僕はアクションでもInsta360が面白いのですよね。
上記の写真も自撮り棒+X3なのですが、コレくらいの緩いアクション(スポーツ)ならば、X3のほうがカッコよく撮影できます。
自転車やバイクで自分と愛車を同時に撮影したり、スケボー・サーフィンなどのライド系なども。
とりあえず自撮り棒とカメラで完結するX3は、アクションにおいても楽しいなあ、って常々思っています。むしろアクションカメラをほとんど使わなくなりましたね。
Insta360 の購入なら公式サイト
Insta360を購入するなら、公式サイトがおすすめです。
例えばX3を購入したら、4,500円の自撮り棒が無料特典として公式からプレゼントされます。Amazon楽天でポイントを貰っても良いですが、1年の無料保証がついているのも公式サイトのみ。
特典のお得さや、安心的にもメリットが大きいです。
もちろんその他サイトでの購入も出来ますので、よければ下記の記事を参考にしてみてください。
X3のおすすめマウント
ちょっとだけ、Insta360 X3のおすすめアクセサリーについて紹介。
114㎝見えない自撮り棒(必須レベル)
一番よく使うアクセサリーであり、公式サイトからの購入で貰えるヤツ。
ほとんどコレで完結する場合があり、コイツをもって振り回しているだけで、面白いです。
114㎝という中途半端にしてベストな長さ。マストです。
SanDiskか公式SDカード(必須)
偽物も使ってみましたが、一応は使えても途中から壊れたり、Insta360本体が停止したりと、ろくなことが無かったです。
Amazonで一応「Insta360対応」って書いてあったのですが、偽物はニセモノですね。
Insta360公式的には、SanDiskを購入するように、と注意書きがありますので、公式の黄色いSDカードか、SanDiskは必須レベルです。
車載マウント
これを使う事で、ドライブレコーダーになります。
普通にバッテリー有で使ったとしても、旅行の動画など、楽しい映像が撮影可能。
超長い(3m)自撮り棒
栗鄭ティブな撮影が可能なのは、長い自撮り棒です。
コレがあれば、ドローンで撮影したような、「フェイクドローン撮影」が可能になります。
Insta360を一層有名にするのに、一役買ったアクセサリーって感じです。
バレットタイム撮影キット
くるくる回すだけで、あとはAIが編集処理してくれる、ラクラククリエイター的撮影が可能なアクセサリー。
これも結構人気のアクセサリーですよね。
レンズキャップ
僕のように100均ケースに入れてもイイですし、この公式キャップを付けても良いです。
いずれにせよ、何かしらの保護システムは用意しておきたいな、というのが僕の意見ですね。
撮影の時はよほどぶつけはしませんので、収納時だけ気にしておけばOKです。
その他X3のアクセサリーを見てみる
クリエイター気質のInsta360は、その他カメラメーカーよりも圧倒的にアクセサリーが豊富です。なんか良く分からないものから、ものすごくニッチなアクセサリーまでありますので、みていて結構面白いです。
X3の保護についてアレコレ
Insta360のレンズは出っ張っているので、何かしらの保護はした方が良いです。Insta360 X3の保護アレコレについて、無料保証を含めて解説していますので、良ければ参考にしてみて下さい。
コメント
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