Insta360 X6とX5
先日、X5に「AIディレクター」と「空間キャプチャー」が加わりまして、X6だけだった機能がX5にも開放されました。
つまり、X5がX6の性能に近づいたという事。

これは、X5も視野に入ってくるのか??!
となると気になるのが、
画質はX5で妥協は出来ないか?
これを考えていくためにも、X6とX5の画質をガチ比較する必要があったので、今回の検証を追加したわけ。
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てなわけで、X6とX5の画質ガチ比較、参りましょう!
画像をガンガン載せて比較していくんで、見終わるころにはきっと皆さんも、X6とX5の色や明暗の違いはマスターしているハズ!



僕にも理解できますか!!?



もちろん!
見るほどに、言っている意味が分かってくると思います。
では参ろう。
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結論:X5でもかなりやれる
これより提示する画質の比較をもって、皆さん自身で「X5での妥協ポイント」を見つけて欲しいのですが、先にあえて言うならば、、、
X5でもかなり綺麗です。





これは皆さんも、朗報なのじゃあないでしょうか?
個人的にはX6の自然な色味(マジで一番自然)は好みなのですが、X5の鮮やかなコントラストも捨てがたいな、、、
と言ったところ。
人によっては、X6よりもX5の方が「画質は」良く感じるかもしれない。
そんな話をしてみようかと思います。
が、最終的には画質だけではなく、X6の方がバッテリー持ちが良い事、POVトラッカーの有無なども含めて考える必要があるので、それは別比較にて。



今回は「画質」に特化した比較と参りましょう!
それと、後半ではOsmo 360 Ⅱともチラっと比較しております!
X6とX5の画質を比較してみる①
まずは分かりやすい条件として、日中晴天の色が出やすい日を選んでみました。
- 日中の晴天で
- 複数の色が見れて
- 自撮り追跡で撮影
この条件で、順光・サイド光・逆光・ズームカットなどを見ていきましょう。
順光条件
順光は被写体に正面から光が当たっているので、光が当たっている個所の色が分かりやすく、表情なんかも見えやすいです。



まずはこれで、色味を見てくださいな!
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一言で申すと、X5は彩度とコントラストが高い!



まずはここ!
この場に立って歩き、かつフルサイズのデジカメでも撮ってた僕としては、X6が最も自然に近しい360度カメラの画質だった、という事。
X6は色味が最も自然に近い
が、ぱっと見の鮮やかさ、コントラスト、SNSで考えた時の目立ち方としては、X5の強さも捨てがたい。
とりあえず、次行きましょう。だんだんと理解できるはず。
サイド光条件
サイド光は横から光が当たる位置関係。
被写体に明暗が出来るので、立体感ある景色を撮れます。



良さげな風景は、サイド光を意識したいよね。
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うむ!
サイド光だとX5のコントラストがより強烈だ!
そして空も青い!
太陽の向き的に「陰影がしっかり現われる」位置なので、それとX5の高コントラスト&高彩度が合わさると、かなりパリッとハッキリした画になる。
ちなみにですが、サイド光は空が最も青く映る方向でもあるので、X5の青はさらに強烈。
これらをどうとらえるか?ですね。



どんどん行きましょう!
だんだんと雰囲気掴んできた??
逆光条件
逆光は後ろに太陽という強い光があるので、カメラにとって苦手で、被写体が黒く映りがちな条件。
ですが、最近のカメラは補正を効かせたりするので、その限りじゃあありません。



むしろ、補正しすぎると不自然だし、ここは実力が見えてくるところ。
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X5のコントラストが強えぇ!
やりすぎなくらいにも見えますが、おかげで景色としてはパリッと映える。
この、「X5の鮮やかさとコントラスト」ってのが、SNS投稿における色味とベストマッチする感もあるんですが、それは後に、、、。



次の画は、もっと分かりやすいかも!!
ズームしてみる
まずはワタクシをズームしてみます。
360度カメラでここまでズームすることは少ないですが、このくらいならあり得るのと、やはりズームで綺麗=全体が綺麗ですので。
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この服はこんなに青くない!!
それと、顔色もこんなにお化粧したみたいな色じゃあない(笑)



全体的に発色は良いよね。
結局はカメラによって色は変わるので何とも言えませんが、なるべく現実に近しい色を選ぶとこんな感じかな。


っても、どちらも影なので、外だともう少し発色は良くなりますが。


まあでも、一つ明確に言えるかな?ってのが
X5の色味は本来よりも鮮やかに誇張して撮れる。



これについては、確実だと思ってます。
ただこの「彩度の高さ」と「高コントラスト」は、360度カメラとしては案外適正とも言えるよなぁ、、、ってのもあります。



めっちゃ映えるよね!
しかもこれ、バリバリに空気が澄んだ場所なので、おおむね間違っちゃあ無いのも事実。
むしろX5の映え感に慣れてしまうと、X6の自然さをちょっと上方修正したくなる気もしないでも無いので、たまにはX5が恋しくなります。
X5の解像度は良く「見える」
先ほどは高コントラストについても触れましたが、コントラストが高いと被写体の輪郭が際立つので、解像度は「高く見えます」。


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本来360度カメラでここまでズームすることは無いのですが、こうも寄っても、そこそこやれるのはさすがどちらも8Kです。



そして、輪郭がはっきりしたX5の方が、解像度は高く見えるわな。
いずれにせよ、オレンジの中でも黄色や赤っぽい色がちゃんと表現されているので、色の分離としてはX6もX5もすごく丁寧です。
で、このシーンでついでに感じたことは、色表現はDJIよりInsta360の方が上手っぽいというか、繊細なのだな、って事を認識。
それについては後半で。



では、お次!
X6とX5の画質を比較してみる②
だんだんと、X6とX5のクセが理解出来てきたんじゃアないでしょうか?
これより先も似たような事を言いますが、どんどん画像をアップロードしていきます。
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雲の流れが速く、厳密に統一したシーンじゃあないのですが、X6の穏やかで豊かな色調と、X5のパリッと画質は、直感で分かりますね!



ほらもう特徴捉えたっしょ!
じゃあ、逆光だとどうなるか。
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やっぱりX5の方がパリッとコントラストが高い。
ただ何度も言うように、このシーンは雲の量が違うんで、太陽光が雲に反射したりと色んな条件が違ってはいますが、、、



てなわけで、このシーンは参考程度に、お次!
X6とX5の画質を比較してみる③
さて、次の山は「月山」に行ってまいりまして、順光・逆光で差が出やすい「朝」を狙ってきました。
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こちらの画も、傾向は同じく。
結局はデジカメなので肉眼ではないですが、参考までにフルサイズミラーレス(Nikon Z6Ⅱ)を載せておきます。


ズームしてみますな。
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顔色はX6の方が自然ですね。
X5は太陽光のオレンジを真っ向に受けているのと、ちょっとだけですがX5のほうが「ヌベっ」としています。



まあ、360度カメラでここまでズームする事は無いんで良いけど。
お次は逆光で。
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やっぱりX6より、X5の方がコントラストが高くパリッとしている。
ズームしてみると、コントラストが穏やかなX6の方が、顔の認識としてはよろしい。
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つまりX5の場合、明るいところは色がしっかりと出まくって、暗い所は影としてしっかりと暗い。
そんな感じ。



これで、おおまかなX6とX5の色味は理解できたと思います!
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X5は彩度とコントラストが高い
「スマホ映え、SNS映えする」
とりあえずの結論と致しましょうか。
X5はX6と比べると
- 解像度はちゃんと同じ8Kしている
- 色の分離感は良い
この辺りは共通して優れていまして、360度カメラとしての実力は、X5の頃からちゃんと高かったと言えそう。



X4と比べても、X5はかなりレベルが上がっていましたからねぇ。
ですが、X6よりも彩度とコントラストが明らかに高く、本来の色よりもさらに鮮やかな動画として撮影される、というのが一つの結論。
360度カメラは被写体が小さくなるゆえ、繊細な色使いよりも、パッと明るく楽しい映像も重視したいところですので、X5の鮮やかな色味も、見方によってはアリだと思います。



むしろ、X6より好む人はいるかもです。
ここでX5の写真をいくつか
画像だとこんな感じですね。








- 撮って出し(無編集)でも映える
- 小さいスマホ画面でも印象に残る
- 色調は保たれるので、無理な彩度上げとも違う
こんな感じの評価は出来るので、後から彩度やコントラストを上げずとも、印象の良い範囲で一発撮りの映える動画が狙える。
そういった意味では、スマホ共有やSNS共有をしたい「初心者ユーザー」から使って楽しい色味って感じかもですね。



一旦の結論としましょうか。
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しかし、これよりDJI Osmo 360 Ⅱの色味とも比較してみると、X5(Insta360)のレベルの高さや色調の豊かさがより理解しやすいので、さらに深堀りしてみますね。
Osmo 360 Ⅱも混ぜてみる
ここからは三つ並べてみるので、PCではクリック、スマホではタップ表示で拡大表示してみてください。
自然なX6・目立つX5
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うむ、こうしてみるとやっぱりX5が目立つ!かなり明るく、彩度が高い!



良し悪しではあるけど、違いはより分かりやすいよね。
X6は中間的ですな。
分かりやすく、背景の紅葉を拡大したカットで。
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X5に関しては、ちょっとやりすぎなくらい目立っていますね。
中間的なのはX6で、この景色を歩いた僕の印象としても、X6が最も肉眼の印象と近しいです。



X6が最も自然かな。
Osmoは色の分離感が気になる
一方でOsmo 360 Ⅱに着目してみると、個人的には色分離の悪さが気になりました。


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ここの紅葉は、オレンジを中心に、黄色と赤方向に振れのある色の紅葉だったのですが、Osmoはほぼオレンジ一色な感じ。



こんな一色じゃあなかった。
Nikonフルサイズミラーレスで撮影した、このエリアの紅葉は下記のような感じ↓





X5やX6でも足りないくらい、カラフルだったのですよ。
よく「DJIは自然な色味」と称されますが、個人的には「Insta360と比べて自然に見える」だけといった感じで、色の分離は前々より悪いなと感じていました。


彩度が高いと誇張して見えるかもですが、そこは自然に「見える」落ち着きと、本当の撮影能力を間違えては良くないかな。
彩度やコントラストといった「色の落ち着き方」は編集で上下できますが、赤~黄色といった「色の分離」はよほど修正出来ないのですよね。



オレンジ一色にまとめられてしまうと、後から振れは利かせられないからね。
もちろん、色味を黄色→赤にすることは出来るのですが、そうすると全体的に赤になってしまうので、今度は黄色やオレンジ要素が無くなります。
こういった点で、「色調」が保たれるInsta360の色味は、非常に優秀だと感じましたね。
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そうやって注意深く見てみると、Osmoの空は青色まで黄色の要素が影響してしまっている、そんな風にも感じました。
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Osmoの利点
一方で、Osmo 360 Ⅱは逆光条件で見やすく仕上がります。
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見ての通り、Osmoは逆光下の顔の明るさがあって、とても見やすい。
ですがよく見ると、シャドー(影の部分)を明るく持ち上げるので、全体的にノイジーなざらつきが出ます。



ノイズと明るさは、補正の量でトレードオフになるね。
むしろカメラとしては、この逆光下でこの顔の明るさは、むしろ自然ではないので、DJIは自然というより「自然に見える」ってのが表現としてはやはり近いのかな。



っても、顔が見えるってのは、一定数のユーザーにはメリットよね!
ま、この辺りは詳しく別比較で、、、。


X5もなかなかやれる
ってなわけで、最終的に言いたかったのは「X5もなかなかに良い色してるっしょ?」という事。
SONYセンサーを搭載した、X6の画質はもちろん凄く良いのですが、X5の鮮やかさも捨てがたいなぁ、と思いましたので、今回の比較としてみました。



X5は妥協ポイントとしてもかなりいいと思う!
ですので、この鮮やかさが好みかも?
って考える場合は、無理せずX5を主体に考えていいかもしれませんね。
ただ、X6の彩度を上げればX5にかなり近づくのと、逆にX6に近づけることは難しかったりします。
僕が思うに、現状X6はブッチギリで画質が良い360度カメラ(GoPro MAXもかなり良い)に感じますので、お財布が許す場合は、やっぱ推奨はX6かな。
それとX6のスペックはバケモノ
最後に追加ですが、画質以外にもX6はブッチギリでハイスペックです。
とんでもないバッテリー持ち
X6のバッテリー持ちは、X5やOsmo 360 Ⅱと比べても、とんでもなく長持ちになってます。


まず、Osmo 360 Ⅱ比では、8K30fps撮影は実測ベースで1.81倍もX6が長いです。
| X6 | Osmo 360 Ⅱ | |
|---|---|---|
| スペック値 | 140分 | 100分 |
| 実測 | 160分 | 88分 |
| 実測 | 156分 | 86分 |
X5と同条件で比較した際も、1.83倍も撮影時間が長い。
| X6 | X5 | |
|---|---|---|
| バッテリー容量 | 2600mmAh | 2400mAh (2800mmAh) |
| 8K30fps | 2時間36分 | 1時間25分 |
| 耐久モード (6K/5.7K) | 185分 (208分) |



つまりX6だけ、X5やOsmoよりほぼ2倍持つって事。
実際にX6を泊まりのアウトドアとかでガッツリ使っていますが、バッテリーの減りが遅すぎてビビります。


X6のバッテリー持ちは異次元レベルに良いので、交換バッテリーを含めた重量や最終コストなども含めて考える場合、X6は魅力的。



実際だと、付けたり消したりするんで、体感まじで2倍くらい長く持つ。
熱暴走とも無縁
それと、X6は熱停止とも最も遠い存在。
| X6 | X5 | Osmo Ⅱ | |
|---|---|---|---|
| スクリーン制限 | 無し | 20分ごろ~(25℃) | |
| 熱停止 | 無し(30℃) | 41分で停止(30℃) (15℃で熱停止無し) | 67分で停止(25℃) |
| 充電しながら | 無し(7時間以上連続) |
X5は30℃環境で41分落ち、Osmoは25℃で熱落ちする中、X6は30℃でも熱落ちせず、しかも充電しながら撮影してもぶん回し続ける。





持って撮影していても、発熱が極端に少ないんですよね。
この通電効率の良さ(エネルギーが熱として逃げない)も、X6のバッテリー持ちが良い理由にもなっているはず。
POV撮影もできる
あとは、こうしたPOV撮影ができるアクセサリーとの連携とか、X5には出来ない事もチラホラ。



空間キャプチャーの方は、X5も対応しましたね!
X6はスペックお化けで、かつ実数値もスペック以上。
17.5ストップダイナミックレンジだとか、スペック的にそこまでアピールしていないものの、実質的な画質もちゃんと良い。


ですので、結局のところ、X6は最強と(笑)



ただ、10万円超えちゃってるんですよね、、、💦
妥協して欲しくは無いんですが、高いんで、今回はX5でも画質的には割と良いでっせ!
って話でした!
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