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比較【Insta360 Ace Pro】vs 【GoPro HERO 12】 画質と性能が良いのはどっち?

アクションカメラを代表する2台、Insta360 Ace ProとGoPro HERO 12の比較記事です。

スペックだけでなく、起動速度やタッチ感度といったストレスレベルも比較したり、ファームウェアアップデート頻度など、公式サイトからの情報もまとめています。

Ace ProとGoPro 比較として最も詳しい比較レビューになったので、じっくりと比較したい方に最後まで見て頂きたい記事になりました。

では参ります!

↑最新モデルの比較はコチラになります

目次

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Insta360のカメラ

新製品発表に伴って、一部旧モデルが大幅値下げとなっています。

公式サイトからの購入でしか貰えない、無料特典も付与されます。

割引無料特典
Ace Pro67,80052,800円スクリーンプロテクター
X479,800 114cm見えない自撮り棒
X368,00057,800円114cm見えない自撮り棒
GO 3S61,900円収納ケース
特典内容

また、公式サイトからの購入で、一年間の無料保証や、選べる延長保証などメリットが多数です。

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Insata360 Ace ProとGoPro HERO 12

Insta360 Ace ProとGoPro HERO 12の大きさ比較

まず、ざっとAce ProとGoProについてざっくりと。

トップ2を誇る画質

アクションカメラとして有名どころとしてはDJIがありますが、個人的に画質が良いのはAce ProとGoProが1、2だと思っています。

Ace ProとDJIの比較も以前行いましたが、Ace ProとGoProは近いですね。

知名度の高い「GoPro」

GoProはとにかく知名度で言えばNo.1です。

後半に話しますが、アメリカらしいブランディングで大成功した、言わずと知れたアクションカメラですね。

製品クオリティはHERO 10辺りでほぼ完成されていたと思われましたが、Ace Proの登場で人気は分かれています。

人気急上昇中の「Insta360」

製品力が一番あるのはInsta360です。

360°カメラ市場を開拓したと思ったら、人気急上昇と共にアクションカメラまで出してきた感じですね。

とりわけAce Proは性能が高く、マーケティングというよりも製品の魅力で選ばれている傾向。

アクションか?汎用性か?

ここからスペックや実際の使用感なんかを比較していくのですが、分かりやすい傾向が出来たので最初にお伝えします。

Ace Proとミニ自撮り棒

傾向としては、Insta360は汎用性が高く、Vlog撮影にも向いた高性能カメラ。

GoProをヘルメットに取り付けた様子

GoPro HERO 12は性能は劣りますが、アクション性能はAce Proより使いやすい項目が幾つかりました。

  • ご自身がどんな用途で使いたいか?
  • 性能に無駄は無いか?
  • 特化したいか、使い勝手を求めるか?

こんな所に注目して、以降見て頂けると分かりやすいかと思います!

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Ace Pro vs GoPro【スペック比較】

簡単にスペック比較から。

スペックは見ればわかるので、ざっと紹介して次に進みますね。

Ace ProHERO 12
価格67,800円62,800円
センサーサイズ1/1.3インチ1/1.9インチ
F値F2.6F2.8
レンズライカレンズ(記載なし)
ISO100~6400100~6400
最大解像度8K5.3K
スロー性能4K/120fps4K/120fps
画角151°?156°
写真解像度4800万画素2700万画素
夜間性能PureVideo低い
焦点距離0.35m 〜∞0.39m 〜 ∞
耐水性10m10m
モニターフリップ可能両面
マウントクイックリリースネジ固定
デジタルズーム画質劣化なし画質劣化あり
水平維持機能4K挟角4K広角
対応温度-20°C〜40°C-10°C〜35°C
バッテリー1650mAh1720mAh
バッテリー性能高い低い
充電速度(100%)46分1~1.5時間
マイク33
重さ179.8g154g
Ace ProとHERO 12のスペック比較表

性能的にはAce Proが上回る項目が多いですが、一部GoProの方が良い項目もありますね。

それでは、重要な画質から比較していきます。

Ace Pro vs GoPro【画質と画角の比較】

Ace ProHERO 12
センサーサイズ1/1.3インチ1/1.9インチ
F値F2.6F2.8
レンズライカレンズ(記載なし)
ISO100~6400100~6400
最大解像度8K5.3K
画角151°?156°
写真解像度4800万画素2700万画素
夜間性能PureVideo
デジタルズーム画質劣化なし画質劣化あり
Ace ProとHERO 12のスペック比較表

数値的なスペックはAce Proが上回りますね。

人間でいう「目」の役割をするのがレンズで、画像を捉える「脳」がセンサーサイズと考えると、何となく分かるかもしれません。

一方で、GoProの方が最大画角が広い事が分かります。

Ace Proの151°というのは、公式から発表される数値ではありませんが、GoProよりは画角が狭くなるのは比較すると分かります。

という事で、それぞれ対応する画角の広さを見ながら、画質も同様に比較していきますね!

アクション画角

Ace ProGoPro
画角GoProに劣る超広角
画質良い劣化が多い
歪み小さい大きい
最大広角

まずは最大広角を見るために、Ace Proは「アクション画角」、GoProは「HyperView」の設定で撮影した動画から静止画を切り出します。

スワイプすることで比較できるように設定しました。

左がAce Pro、右がGoProになります。

最大広角は、右側GoPro HERO 12の画角が縦横共に広いことが分かります。

数値通りの結果が出ましたね。

ですが、GoProは広角由来のゆがみが端に大きく出ており、全体的な画質もなんとなくボヤっとしています。

アップしてみると良く分かりましたが、広角撮影でのGoProの画質劣化は著しいですね。

Ace Proの方は画質は良く保たれていました。

画角に関してはGoProの方が広いのですが、その分歪みと画質という点では、ちょっと無理をしているのかもしれません。

こちらの写真は双方共にノイズが目立つので、GoProの画質劣化もさほど気になりません。

それに狭い場所で室内全体を撮影する場合は、GoProのような超広角が有利ですし、歪みも含めて良さとして捉えることも出来ますね。

一方で白飛び具合を見てみると、Ace Proの方がダイナミックレンジが広いことが分かります。

画像処理エンジンの性能と、センサーサイズの大きさがこういった所で差が出てきますね。

Ace Proで撮影した街
Ace Proで撮影したビル

超広角を高画質を維持したまま捉えるという意味では、個人的にはAce Proの方がバランスがとれているとは感じます。

GoProの画角の広さは、スポーツやアクションのように「画質<臨場感」を優先したい場合に活きてきそうです。

歪み補正画角

Ace ProGoPro
画角広角Ace Proに劣る
画質良い普通
歪みなしなし
歪み補正

一方で、歪み補正の画角はAce Proの方が画角も広く、画質も良いという結果でした。

なおAce Proでは「デワープ」、GoProでは「リニア」を使用(どちらも歪み補正広角)しています。

歪み補正の画角の場合、GoProの方も画質は良いですね。

画角的に無理をしているのは、最大広角のHyperViewのみと思われます。

ズーム耐性

歪み補正画角では大きな画質劣化が見られなかったGoPro HERO 12ですが、ズーム時の画質には大きく差がつきました。

Ace Proの方には8K撮影が備わっているため、デジタルズームを行った際に画質が劣化しません。

上記の画像はさらにクロップしたものですが、細部の表現には大きく差が見られますね。

Ace Proが写真機としても機能すると言われるのは、ズーム耐性にもありそうです。

水平維持

Ace ProGoPro
画角挟角広角
水平維持

GoProが明確に優位な項目としては、水平補正をかけた際の画角はGoProの方が明らかに広いということ。

一般的な撮影シーンで水平補正を適応することはほとんど無いですが、エクストリームスポーツにおいてはGoProの方が傾きを気にせず撮影ができますね。

アクションカメラという軸がブレない、GoProの良さの一つ。

なお手振れ補正の水準は、GoProもIsnta360も同様に高水準

とはいえシーンが限られているゆえに、Ace Proは水平補正を半ば諦めているように感じます。

というのも水平補正が生きてくるような一般的な撮影は、Xシリーズのような360°カメラが全て解決しています。

使いやすさ・水平補正・超広角共に、アクションカメラよりも360°カメラの方が使いやすい場面は実際に多いですね。

Insta360は売れ筋の製品数の多さから、Ace ProとXシリーズで住み分けをしているように感じました。

Ace Proが無理に画角を広くせず、歪み補正や画質を優先している理由もこれで説明が付きますね。

MAX2.0レンズ

HERO 12X4
最大画角177°170°(360°)

GoPro HERO 12では、MAX2.0レンズが別売りで取り付け可能です。

これによりさらに広い177°の画角で撮影できるようになるため、実質の最大画角はもっと広いことになりますね。

Insta360の方はX4があるため、シングルレンズで170°と360°カメラの方に譲った形になりそうです。

ただしアクションカメラとして使用する場合においては、X4よりもGoProの方が使いやすいと感じる場面が多いため、ユーザーによってはMAX2.0レンズの需要はあると考えて良さそうですね。

夜間性能

Ace ProHERO 12
夜間性能PureVideo
Ace ProとHERO 12のスペック比較表

夜間性能に関してはAce Proの圧勝で、下記動画を見れば明確です。

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