Insta360と聞いてこんなイメージで終わっている人がきっと多いんじゃないかな?
- 360°カメラの会社だよね
- GoProみたいなカメラも作っているよね
- 創立は中国だっけ??
もちろん間違ってはいないんだけど、ちょっと物足りない。
今はアクションカメラを作っているのだけど、やりたいのはスポーツ系っていうわけでもないみたい。
実はライバルのGoProはもう超えているっぽいし、かなり先を見据えているみたい。
Insta360の新製品が出ると、思いのほか高性能で驚いていたりしたんだけど、この会社の根っこを知ればだんだんと腑に落ちてきました。
ここを見てくれている人はおそらく、せっかくInsta360に興味を持ってくれたんだと思うので、ただの360°カメラの会社じゃなさそうだよ、っていう話を良かったら聞いていってください^^
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こんな話をします
今回の記事はこんな感じですっていう概要をまずお話して、最初に興味を持っていただければと思います。
Insta360はGoProと結構違っていた
似たような形、ジャンルとして、GoProと性能比較されることが多いですよね。
ですがInsta360はGoProとは思想も創設者の特徴も大きく違います。
多分ここからInsta360が成長していくとしたら、GoProとは違った方向に進んでいくと思います。
そんな話。
実はユーザーの事をめちゃくちゃ思っている気がする
スペックが高い、性能が良い、カメラが面白いという事で注目されがちですが、使ってみるとストレスが少ないことにも気が付きます。
アプリの更新頻度、見えないスペック、高価な製品の存在など、、、
実はInsta360は、性能以上にお得なんじゃ?
Insta360の伸びしろ
とりあえず360°カメラとしてはまだまだ伸びると思います。ユーザーが気が付き始めて、普及の中途段階ですのでね。
数年間のスパンで考えると、上手くいけばとんでもないことになるのかもしれません。
どうやら見据えている先がデカすぎるので、これは未知数です。
傾向はちょっと出始めている
広いニーズに手を出そうとするInsta360の戦略や行動と、アクションを追い求めるGoProとの違い。
実はSNSとか今までの製品を見ていると、ちょっと傾向が見えたりするんですよね。
こんな話をしていこうかと思います!
Insta360の歴史
とりあえずInsta360の歴史について、軽く紹介していきます!
創設者はエンジニア
創設者JK Liuは大学時代にコンピューター系に携わっていたエンジニアで、一般就職はせず、いろいろとやってたそう。
なんでもキティちゃんがめっちゃ好きみたいで、日本のアニメもめっちゃ好きみたいです。
この時点で親近感がすごい(笑)
正式な就職はないです。南京大学でソフトウェア・エンジニアリングの勉強をしていたのですが、大学時代に中国で有名な企業のテンセントなどでインターンのようなことをやっていました。
pronews
JK Liuは就職するより起業がしたかったそうです。
2014年にInsta360は設立され、最初はiPhoneに取りつける360°カメラから始まりました。
一方、GoPro創設者のニックウッドマンのイメージは、サーフィン好きのイケイケ起業家。
そりゃあどちらも起業家思想は同じなのですが、一方はエンジニア、一方はサーファー。
この違いが、Insta360とGoProの違いとして、だんだんと出てきている感じです。
Insta360 nano
最初はiPhoneに取りつけることで、360°写真が撮影できるカメラでした。
この時点から動画も撮影できたので、今の技術を搭載した新nanoを出したら、それはそれで需要がありそうです。
Xシリーズがあるのできっと出さないとは思いますが。
余談ですが、その頃360°カメラの需要はほとんど無いというか、そもそも知られもしていませんでした。
僕も知りませんでした。
当然のように既に人気を得られているジャンル意外というのは、いつだって最初は否定されます。
360°カメラも、この頃は需要が無いって否定されていたそうですよ。
生成AIなんかも今では当たり前になりましたね。
Insta360 ONE Xシリーズ
Insta360がいまこうして元気いっぱいなのは、多分Xシリーズが出来たので。
X2,X3の辺りからユーザーが凄く増え始めましたね。
元々こういった360°アクションカメラを作るつもりでは無かったみたいですが、需要があったので今の形に落ち着いたっぽいです。
私たちの最初の製品は360度の全天球ではありましたがアクションカメラではなかったんです。スポーツをするユーザーの利用が増えていくに従って、今の形に進化しました。
forbes
という具合に、そんなに目を付けられていなかった360°カメラ市場に着手し、ユーザーのニーズに合わせて柔軟に進化していく傾向がありますね。
ではInsta360の他の製品についても、ちょっと紹介します。
Insta360の製品と企業の特長
Insta360はXシリーズの他に、GOシリーズやProシリーズといった、大小さまざまなカメラが展開されています。
また、それに伴って、アプリへのテコ入れもかなり頻繁に行います。
CEOのアイデアで製品が誕生する
いつもシャワーで暖かい湯を浴びている時に、いろいろな考えが浮かんできますね。
pronews
とりあえず、アイデアを浮かばせるのはいつだってCEOだそう。
ボトムアップで開発が行われるというよりも、もっぱらトップダウン型。
CEOの思い付き一つで製品開発が始まったりしますので、社内であたふたする社員さんも出てきているそう(笑)
鬼滅コラボも日本のアニメに対する愛が大きすぎた故とのこと(笑)
こういったものを作ってみよう!っていう着想があり、エンジニアというスキルも搭載するCEOは、それを具現化までちゃんと至らせるみたい。
なんとなく似てるなと思ったのは、カリスマお化け、軽自動車のスズキ修氏。
「ジムニー」とか「ハスラー」とか今までに無いタイプの車を作るというか、やろうぜって言うのは鈴木会長だったそうです。
社内の反対が出ても、鈴木会長もどうしても押し切ったそうですよ(笑)
GOシリーズ
今では定番化しつつある小型アクションカメラのジャンルも、シリーズは3作目。
後にDJIとGoProも小型アクションカメラを発売していますね。
アクションカメラが大きくなり始め、同時に性能も過剰気味に。
そこでカメラ自体を小型化&マグネット化したことで、アクションカメラよりもはるかにカンタンな使い方が出来るようになりました。
多分マーケティングも上手なのでしょう、SNSやYoutubeで流れてくる動画を見ていると、多くの人が「欲しい!」って思えるようなカメラになっちゃっています。
ライカと共同開発
ONE R 1インチ版を出した時ですかね、初のライカとコラボしたセンサーを出してきました。
その後もRS 1inch、Ace Proと、ハイエンド機を中心にライカとコラボをしていますね。
そんなやばい所とタッグを組んで作っているそうですが、どれくらい一緒に作っているのかは分かりません。
センサーに関しては特に重要な部分ですし、イチから作れないのは確かです。
それでもInsta360が、自分よりも大きな所と提携し、ノウハウを積み上げていこうとする姿勢は見えてきます。
ちなみにGoProはJabil という所のセンサーを使っているそうですね。
製品はプロ~コンシューマー向けまで幅広い
かと思えば、ProとかTitanのように、字のごとく「桁が違う」カメラも開発(普通車買えるよ)。
おそらく一般ユーザーはおろか、中小企業も手が出せないようなカメラですね。
現時点で大切にしているのは、いつだって一般ユーザー。
企業向けの高性能カメラを作っていれば、Xシリーズのような一般向けカメラにもノウハウを落とし込めるよね、ということ。
けれどInsta360がなりたいのは、360°カメラ屋さんでもアクションカメラ屋さんでもなく、世界的な企業のよう。
こういった製品から、Insta360が想定する市場というのが、チラホラと垣間見えるんですよね。
虎視眈々と広い世界を狙っているように思えます。
頻回すぎるくらいアプリを更新する
Insta360のアプリは、かなり頻繁にファームウェアアップデートをしている気がします。
主力のX3を良く使うのですが、ちょっと間を空けるとすぐにアップデート。
これには数分の待ち時間があり、正直ちょっと「またか、、、」と感じたりする部分も。
僕の友人も同じことを思っていました。
ですが、Isnta360のアプリについて考えてみると、他社のアプリよりも明らかに優秀な点があることに気が付きます。
例えばAIによる自動編集は、ユーザーが360°動画を全く触らず、未編集で放置していたとしても、自動解析による動画編集をしてくれる機能が付与されました。
これは非常に大きな改善に感じており、GoProクイックアプリでは有料コンテンツとなっている動画編集の、さらに上の機能を行く編集にもかかわらず、Insta360は無料で提供しています。
その他、AIワープやバレットタイムのようなInsta360にしかない機能を搭載したり、ユーザーを楽しませる機能がどんどん追加されるのですよね。
もちろん機能を搭載するだけでなく、いち早くアプリ接続の安定性を実現したのも、Insta360ですね。
このアプリの充実に関しましては、ここ1~2年で大きく飛躍した印象を受けていまして、Insta360の企業的成長と相関しているようにも感じます。
ウザい程アップデートを繰り返すというのは逆に、小さな改善や機能追加を随時行っており、ユーザビリティの向上に努めていることの裏返しなのでしょうね。
成長段階にあるInsta360アプリはきっと、今後も新しい機能をどんどん追加してくるに違いありません。
ユーザーにとって使いやすいもの
例えば分かりやすいのは「バッテリー性能」や「サポート」からも分かります。
バッテリー性能はスペック上分かりにくいですが、ユーザーの使いやすさを大きく左右する要素でもあります。
寒冷地での消耗が少なかったり、高負荷の撮影で熱暴走に耐えうる構造だったりと、ハードに使用するユーザーを中心に、ここ最近では相対的に支持を集めているのも事実です。
サポート面も以前は不十分だったとの声もありましたが、おそらくその頃は急成長による弊害だったのでしょう。
需要と供給が安定してきた今では、サポート面もLINEで対応してくれるなど、非常にやりやすいシステムも構築されました。
もちろん製品の使いやすさも、新しいシステムと共に考案されていますね。
Insta360は性能面という分かりやすいものだけでなく、ユーザーが使いやすいものを常に追い求めている印象です。
GoProが360°カメラのアプリ更新を既に放棄しているのを対象に、Insta360のアプリ更新が頻回だったりするのも、こういったユーザビリティを意識した一面もあるのでしょう。
伸びしろがまだまだある
プロ~一般向けのカメラを充実し、それぞれのジャンルで定番としての立場を獲得傾向のInsta360。
そしてアプリについても充実度を確実に上げてきています。
数年前まで手薄だったとの声も聞かれる、サポート面についても充実させてきているので、ユーザーからの信頼も厚く形成されてきています。
この辺から察すると、「360°カメラの定番となる」「自社の製品を増やす」という、第一段階のフェーズには到達したのかな?
そんな印象。
- 360°カメラの定番となる(ココ)
- GoPro超える
- ???
Insta360のフェーズはまだ第一段階ですので、まだ伸びます。
360度カメラの認知はまだ伸びる
僕がInsta360を買ったのが2023年の事でしたので、気になり始めただけかもしれませんが、どう見ても360°カメラを持つ人は増えていると思います。
それでもまだ、360°カメラを知らない人は全然多いですし、GoProだと思っている人も居ます。欲しいと思い始めた人も居ます。
つまり360°カメラの第一人者みたいになったけれども、まだ増える状態。
ビットコインを買う人が多少増えてきた、NISAを始める人が増えてきた、生成AIを普通の人も使い始めた。
2024年で言うならば、上記くらいの印象でしょうか?
フェーズ1はまだ伸びしろを残しつつ、2023年にはフェーズ2にも着手。
実はもうGoProを超えてる
2023年秋、これええんか?って思えるほど、挑戦的な動画と共にAce Proを発表。
僕にはDJIとGoProらしきカメラを衝突させ、ぶっ壊しているように見えます(笑)
とまあ、動画の通り本当に2社の性能をちゃんと抜くカメラを、しかも唐突に出してくるのですよね。
確かにGoProの劣化だと間違いなく売れないので、GoPro超えは必須でした。
それでもGoProが勝っている点はまだありまして、MAX画角だとか360°水平維持のように、ぶっ飛びアクションで必要になる性能が高いのは、流石GoProだなとは思います。
逆にInsta360はユーザー全員にカメラを楽しんで欲しいと考えています。
可動スクリーン、夜間耐性、バッテリー性能、ワンタッチマウントなど、ユーザーが使いやすいと感じるポイントをちゃんと抑え、従来のアクションカメラに苦手だった所を、Ace Proはすべて解決してきました。
「画質」「性能」「使いやすさ」というオールマイティなアクションカメラとして、実はバランスよく高水準で仕上がっている製品とも言えます。
逆にGoProは不安定要素も残しつつも、アクションに特化したポジションとしてはトップをキープ。
定番はGoProのように思いきや、既に性能的な定番はAceやAce Proに移っていると、僕は感じます。
それでもまだこのフェーズ2、始まったばかりで
あと少し、「認知」が欲しい
それでも既に「定番」の地位を築き上げたメーカーというのは強く、いくら性能が超えたとて、ユーザーの目をInsta360へ一気に向けることは難しいです。
これを読んでくれている方のように、Insta360に凄く興味のある人ばかりではないし、「今まで」を追い求める人はやっぱり多いです。
人間にはそもそも、新しいものにチャレンジするよりも、現状維持に残ろうとする心理がどうしても働きます。
転職するのが怖いように、彼女と別れるのが寂しいように、よほどの理由が無ければ人は移動しません。
Insta360がGoProを超えるためには、まだまだ「認知」の観点で、辛抱が必要なのかなと思います。
そして僕は、それを普及するお手伝いができたら楽しいなって思っています。
あ、元々GoProは好きだったので、嫌いでは無いですよ。でも推しが伸びるのは見てて楽しいので、経過をずっと後押し出来たらいいなって思っている感じです!
GoProが作るコンテンツ自体は好きですし、SNSやYoutubeを見るとレッドブルのようで、めちゃめちゃカッコいいと感じています。
だから「打倒GoPro!」と血走った眼をしているわけではなく、あくまでユーザーが自分に合ったカメラを、メーカーの正しい印象で選べるようになればいいなと思っている次第ですね^^
目指す先はSONY
でもソニーのような大きな会社になるのは、すごく時間がかかります。そいういうレベルになると経営のコストもとてもかかりますよね。中国の発展のステージは、まだ若い段階にあります。日本が達成した世界とはあまりに距離があるので、今のスピードのままでは、永遠に日本には追いつけないでしょう。
pronews
とても壮大なものを目標にしているんだなぁと、思いますよね。
SONYは「360°カメラ」とかの特定の分野でもなく、なんなら「カメラ」でも「写真」でもなく、もはや「映像」とか「音響」とかジャンルがもうふわっとしちゃっています。
それ以上にゲームとか携帯とか、何なら去年はHONDAとタッグを組んで車まで作っちゃったとかって、聞きました。
SONYという企業の名だけで、とにかく見据える先の大きさがなんとなく伝わりますね。
Think bold
Insta360では、大胆、常識はずれ、ワイルドなアイデアを応援し、実行に移します。 他の人が「不可能」と言おうとも、私たちは「やってみよう」と言います。 崖からのダイビングから映画制作まで、Insta360カメラは あらゆる瞬間に魔法を起こすお手伝いをします。
Insta360 JP
Insta360のスローガンの一つである「Think bold」は、直訳で「大胆に考える」。
その思想の通り、新製品は今までの常識から逸脱したカメラだったり、使い方もInsta360から発信されている感じです。
カメラを投げて撮影する、バレットタイムのようにグルグル振り回す、犬に咥えさす。
普通はユーザーが新しい使い方を発見していくことが多そうですが、Insta360は製品やアクセサリーそのものが、使い方の幅を広げています。
廃盤になったアクセサリーもあれば、需要が限りなく狭そうなニッチなものまで。
奇抜な発想を製品化してしまう、大胆さがInsta360にはあるよなーって感じます。
もちろんユーザーの投稿も面白く、スポンサーになっているアスリートも、Insta360を最大限使い切っていますね。
個人的には、Isnta360 JPのページにある、車いすに乗ってスケボーに挑戦する男性の動画がお気に入り。
これなんかもお気に入りの動画ですね!
未来のカメラマン
2015年に創業したInsta360は、全天球VRカメラで世界シェアNo.1を誇る、業界のリーディングカンパニー。「未来のカメラマン」(Future Camera Man)というビジョンを持ち、「未来のカメラマン」として、イメージングアルゴリズム、AI、機械制御、音響、光学の研究を推し進め、人々が自分の人生をより良く記録・共有しやすい世界の実現を目指します。
PR TIMES
あまり表立ってはアピールしていませんが、Insta360は「未来のカメラマン」というビジョンを持っています。
ユーザーそれぞれの人生を、より良い形で残していって欲しいという思いが込められているようです。
だからでしょうか、GO 3・360°カメラ・アクションカメラ・ジンバルといった、多岐にわたる製品をラインナップし、ユーザーの層を固定しないのもInsta360らしさとも言えそうですね。
大きな存在となり、自社の製品で人生を記録していって欲しい
こんな感じに、Insta360は既にアクションカメラという枠組みを超えて、より多くのユーザーが人生を記録する製品を作りたいと活動をしているようです。
…
これまでの文章で、僕はちょっとInsta360に熱が入りすぎているようにも感じますね(笑)
僕は何気なくInsta360を使いはじめ、楽しいと感じたからブログで共有を始めました。
するとInsta360側から次第に提供を頂くようになり、その成り行きでInsta360について調べるようになった感じ。
確かに提携するまでは、ここまで興味を持つことは無かったと思います。
ですが興味を持ってからは、思ったよりも大きくなりそうな企業な気がしたのでちょっとワクワク。
そんな感じ!
GoPro超えは必須事項、その先にSONYのような大企業を目指しているInsta360。
より多くの方に知っていただくことで、少しでも推しが伸びる様を見られたらオモシロイと思い、この記事を書かせていただきました。
- 360°カメラの会社だよね
- GoProみたいなカメラも作っているよね
- 創立は中国だっけ??
冒頭で書いた印象からは、多少変化があったでしょうか??^^
皆さんにも興味を持っていただけたら幸い。
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