GoProを買ったはいいけど使わない。
もちろん良いカメラだと認めてはいるのですが、使わず持ち腐れている人は結構多いです。
カッコいいアスリート達に憧れて、どうしても欲しくなっちゃうのですよね、GoProってものは。
という事で、GoProを買おうか迷っている人、もしかしてGoProより良いカメラがあるんでは?、と考えている方に向けて、情報を共有しておこうかなと!
失敗しないために、よく考えてみてくださいな!
まず、GoProを褒めておく
これから7つのパターンでGoProをディスります。
ディスるというか、実際に僕が感じた事実を述べる感じです。
先にGoProの良い所を言っておかないと、語弊があるというか公平じゃあありませんものね。
GoProは価格と性能のバランスが良い
ガシェット初心者の方にとっては高く感じますが、GoPro他のアクションカメラと比べると、割と安い方なのですよ。
DJIほど安くはないですが、DJIよりも画質はやっぱりGoProが良いです。
Insta360のほうが性能は高いですが、GoProのほうが安いです。
という事で、価格と性能のバランスが良いのがGoProでして、売れているからと言って、お高く留まっていないのは好感が持てますよね!
リセールが高い
これはどのアクションカメラにおいても、一眼レフにおいても一緒ですが、下手な安物を買うよりもリセールバリューがあります。中古市場が高いってことですね。
バランスが良い価格と性能なので、求められるので売れます。
つまりは購入しても、実質そんなに損をしない、というのがGoProです。
アクションにおいて最強
GoProを作り始めたのは、若きサーファーでした。
「サーフィンしている自分を見て欲しい」という、個人的ニーズから始まったカメラなので、性能も作りもまるでアクションに寄っています。
SNSやYoutubeにおけるコンテンツ作成も、GoProは他ブランドよりも「アクション寄り」。
エクストリームスポーツをする人にとっては、やっぱりGoProが性能も合っているし、使っていても似合いますよ!
GoProをおすすめしない7つのパターン
- 写真に味が出ない(写真)
- 物が撮れない(写真)
- アクションしない(動画)
- 動画編集できない、しない(動画)
- 案外デカいと思う
- バッテリーが未だ弱い
- DJIとInsta360が強い
写真に味は出ない
これは一眼レフの写真です。GoProと差別にならないように、高いカメラは使っていません。
ある程度遠くから撮影したので、背景はボケているし、雰囲気も味があります。
こういった写真は、GoProには無理です。
GoProに出来るのは、広角レンズの写真のみ。
一般的に「広角レンズは難しい」と言われるのですが、特にGoProは被写体に寄れることもできない(撮影距離が長い)ので、撮影できるのは以下の二種類くらい。
遮るものの無い風景と
建造物を広く映したい時。
それでもこの程度の写真なら、正直最近のスマホでも撮影できちゃうので、よほど低スペックの端末でもない限り、あえてGoProを使う事は少ないです。
もちろん広角レンズの生かし方もあるのですが、なかなか巡り合えません。
結局単調な感じになってしまい、GoProで撮った写真おもしろくない、ってなっちゃいがち。
物が撮れない(物撮りが苦手過ぎる)
美味しそうな食べ物、かわいい生き物、ペットが近寄った写真、子供に寄って撮影、カフェのスイーツ、おしゃれなインテリア
例えばこれらは、GoProで撮影はムリだと思ってください。
しかも最悪な事に、GoProは広角レンズです。
GoProのような広角レンズで寄れないというのは、正直言って写真的に致命傷。
ですのでGoProに撮影できる写真というのは、先ほど紹介したような「景色」か「建造物」くらいのもの。
基本的に写真性能は、圧倒的にスマホやiPhoneに劣ると思っちゃってください。
なかにはアクションカメラでも近くに寄れるカメラってのがありますが、それは後半に紹介しますね。
アクションしない
スノーボード、自転車、バイク、スケボー、パルクール、ダイビング…
あなたはこれらの趣味、もしくは似ている属性の趣味をお持ちでしょうか?
そしてそれは、GoProが必要な程の領域に達しているでしょうか?
必要な方は、迷うことなくGoProかその他アクションカメラを既に手に入れていると思います。
GoProは「魅せ方」が上手な企業でもあり、スポーツでカッコいい姿を見せつけられることで、自分も欲しくなっちゃうのです。
いやもう、InstagramとかYoutube公式とか、めちゃくちゃカッコいいですやん!
そして買ってみたは良いけども、「あれ、自分使わなくない?」って我に返ることが多いよう。
特にGoProは、性能をほとんどアクションに寄せたタイプのカメラ。
ゴリゴリアクション系の人じゃないのなら、 Insta360の Ace Pro や GO 3 のほうがあなたに合っているかもしれません。
元々GoPro自体、サーファーが作り始めたカメラでもありまして、「自分のカッコいい姿」を残したい事から生まれています。
そのコンセプトやカメラの作りは圧倒的にアクション寄りなので、アクションしないのなら意味が無いと言い切ってもいいかもしれません。
言い切れちゃうのも、GoProの代わりになるカメラが沢山出てきたからってのもありますが。
動画編集できない、しない
GoProはどうしても、数分以上長回しすることが多いです。
スマホの動画のようにちょっと回して、記録用に、思い出として撮っておく、なんて使い方はあまりしません。
なんせSDカードへのアクセスがひと手間面倒なので。
ですので基本GoProは、スマホやPCに移しまして、余分な部分をカットして、編集してナンボなところがあります。
昨今のスマホとアプリは優秀なので、「高性能PCが無ければ編集できない!」なんてことは無くなりましたが(格安スマホを除く)、それでも面倒なものは面倒です。
その面倒を超えてでも、作りたい動画がある!、作りたいYoutubeがあるのだ!、って方のみに、GoPro(その他アクションカメラ)は使えると思います!
案外デカいと思う
HERO 12の重さは153g
4Kになったばかりの、HERO 5の重さは120gでした。
GoProはまだまだアクション用のカメラなのですが、だんだん大きくなってきています。
ヘルメットに付けたり、バックパックに付けてみたり、はたまたネックレスマウントのようにしてみたり…
はい、正直大きいと感じ始めました。
というか、付けられるマウントが、バイクのような機体だったり、チェストハーネスだったり、ヘルメットだったりする時点で大がかり。
だからGoProは、アクション専用だと思っちゃうのですよね。
その点、十分すぎる性能を持っていて、なおかつ写真もGoPro以上に取りやすい GO 3 なんかは、私服でも使えて良いですよね。
バッテリーが未だ弱い
正直に言います、GoProのバッテリーはアクションカメラ最弱です。
HERO 12になってエンデューロ(白)バッテリーが標準装備になりましたが、それでもまだまだ弱かった。
X(Twitter)で「GoPro 熱暴走」とか「GoPro 寒冷地」とかで調べると分かりますが、HERO 12でもバッテリーの弱さは克服していません。
個人的にも冷凍庫に入れたり、熱暴走を起こしたりしましたが、圧倒的にGoProのバッテリーが弱い。
前々から寒冷地に弱いという声が消えずに、GoProから乗り換えをする人が多かったのですが、HERO 12では一応8割くらいは克服。
だけど熱暴走は克服できず、だんだん気づいた人からDJIとかInsta360に乗り換えしています。
特にInsta360のカメラはバッテリーが一番優秀なので、最近乗り換える人は増えているようですね。
Insta360が強い、DJIのコスパが良い
何もGoProが劣るのはバッテリーだけの話ではなく、他の性能もGoProを超え始めています。
GoProはバランスが良いとはいえ、性能がトップというわけではありません。コスパもトップではありません。
それらに気づいた人から他社へ乗り換えをし始めており、ジリジリと詰め寄られている感じ。
コレに関しては、詳しく後半でお伝えしていきます。
GoProよりおすすめ?
ほかにこんな選択があります。
一眼レフカメラ(ミラーレス)
一眼レフカメラは、とりあえず何を撮ってもだいたい画になります。
やっぱり写真を撮るならカメラが楽しくてですね、GoProじゃあ物足りません。
これはGoProだけじゃあなく、アクションカメラ全般のお話ですので、写真を撮って遊びたいなら、あともう少しお金を出して、普通にカメラを買って欲しいって思っちゃいます。
スマホのグレードアップ
結局大切なのは、「被写体」と「光の入り方」くらいです。そこにそれなり上手く撮れれば、スマホでも十分良くなってきているのが、最近の高性能端末なのです。
GoProで5万円出すよりも、次の格安スマホをグレードアップさせた方が、いろいろと楽だし写真も良いです。
って、、、
それだと面白くないですよね(笑)
ですので僕は一眼レフを結局おすすめしますし、その他アクションカメラもおすすめするのです。
Insta360 GO 3
とにかくInsta360はおすすめ出来る理由がいっぱいあるのと、カメラの種類がかなり多いです。
とりあえず分かりやすい所で、GO 3からおすすめしておきます。
前述のとおりバッテリーはGoProよりも強く、写真撮影ならGoProよりもGO 3 だと思っています。
これはしっかり撮影出来ていますよね。
じつはこれ、小型アクションカメラの Insta360 GO 3 で撮影したもの。
GO 3は良いのですが、GoProで撮影したものは、近くの物が軒並みボケます。
コレがGoPro、発色が悪いのは、逆にGO 3のAI補正が良く効きすぎたから。
GoProはそのままだったので暗いのですが、にしても文字が読めません。
実はGoPro、ご存じの方もいるとは思いますが、30㎝以上くらい離さなければ被写体が前ボケします。
15㎝くらい離れた場所で、撮影した文字を拡大したやつ。
GoProは寄れないので、ボケボケです。
アクションに寄せ過ぎたGoProは、こういったところが苦手になってくるので、得意不得意をちゃんと理解したうえで選ぶのを強くおすすめしているのですよね。
あとはとにかく楽ちんで、私服でも使えて、使える人はGoProより多いんじゃないかな?
って思うこのカメラ。
詳細は下記を参考にしてみてくださいな。
Insta360 Ace Pro
このカメラは多くの点でGoProを超えました。
同時に価格もGoProを超えちゃうのは辛いところですが、価格に見合った性能に仕上げてある感じです。
GoProがダメって訳ではなくて、あくまで僕は、アクションする人にはGoProをおすすめしています。
ですが現状として、クリエイターさんとかガシェット好きの方もGoProを選ばれているのが、ちょっと違和感。
Ace Proは使い方的にも性能的にも、クリエイター向けだったりするので、動画系・ガシェット好きの方に、最近選ばれることが増えてきた感じ。
結構詳しく比較してみたので、よかったらみてみて↓↓
360度カメラ
難しそう、って思うかもしれませんが、案外簡単な360度カメラ。
なんなら面白い動画を撮る、おもしろい写真を撮ることに関して言えば、ぜんぜんGoProよりも初心者向けな気がする。
2024年になった今でも抵抗感がある(難しそう…)人は多いでしょうが、ほんとにカンタンなので食わず嫌いせずに試してみて欲しいですね。
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