アクションカメラの定番と言えば、数年前までGoPro一択だったのですが、最近Insta360の売れ行きが急増中。
バッテリー事情やカメラ性能も考えると、どちらのカメラが良いのか悩む人はいらっしゃるでしょう。
ということで、GoProの主にHERO 12とInsta360シリーズの比較を行っていきます。
今回は以下のカメラでそれぞれ比較をしました。
- 【HERO12】VS【Ace Pro】
- 【HERO12】VS【X3】
- 【HERO12】VS【GO 3】
- 【HERO12】VS【ONE RS】
- 【GoPro MAX】VS【X3】
途中、GoPro MAXとX3お360度カメラ比較も行っていますので、全般的にシリーズの比較ができると思います。
価格面で比較
Amazon価格 | 公式サイト | |
---|---|---|
HERO 12 | 62,800円 | 46,800円(+3000円) |
Ace Pro | 67,800円 | 67,800円(特典付き) |
X3 | 68,000円 | 68,000円(特典付き) |
GO 3(64GB) | 60,500円 | 60,500円(特典付き) |
ONE RS | 36,220円 | 36,220円(特典付き) |
こうしてみると、価格は圧倒的にGoPro HEROが安いです。
ちなみにHERO 12は発売当初、アクセサリーキットの54,800円が最低価格でした。
出てからしばらくたちますので、本体の身も発売したのですね。
一方でInsta360は、高性能アクションカメラのAce Proで67,800円という強気価格。X3やGO 3も結構な価格ですよね。
Ace Proのほうが性能が高いので、購入後の満足度は高いと思われますが、GoProとは価格差が結構付きますね。
なお、HEROの値引きはログイン&サブスク加入(初年度3000円)の課金が必要であり、Insta360は購入時の特典があります。
Insta360 秋の大感謝祭セール(~10/21)
人気のAce Proを含むInsta360のカメラが、過去最大の割引率となっています。
また、公式サイト購入で無料特典が適応となりますので、これを期にチェックしてみてください!
割引 | 無料特典 | |
---|---|---|
Ace Pro | スクリーンプロテクター+Insta360水筒 | |
X4 | 114cm見えない自撮り棒+Insta360水筒 | |
X3 | 114cm見えない自撮り棒+Insta360水筒 | |
GO 3S | 収納ケース+Insta360水筒 |
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※特典は上記リンクからのみ適応となります。移動後は特典が反映されているかのチェックをお願いします。
【Ace Pro】VS【HERO 12】
Ace Pro | HERO 12 | |
---|---|---|
価格 | 67,800円 | 62,800円 (49,800円) |
センサーサイズ | 1/1.3インチ | 1/1.9インチ |
F値 | F2.6 | F2.8 |
レンズ | ライカレンズ | (記載なし) |
最大解像度 | 8k | 5.3k |
スロー性能 | 4k/120fps | 4k/120fps |
写真解像度 | 4800万画素 | 2700万画素 |
夜間性能 | 高い | 低い |
焦点距離 | 0.35m 〜∞ | 0.39m 〜 ∞ |
耐水性 | 10m | 10m |
モニター | フリップ可能 | 両面 |
マウント | クイックリリース | ネジ固定 |
デジタルズーム | 画質劣化なし | 画質劣化あり |
水平維持機能 | 4Kだがやや狭い | 4K広角 |
対応温度 | -20°C〜40°C | -10°C〜35°C |
バッテリー | 1650mAh | 1720mAh |
バッテリー性能 | 高い | 低い |
充電速度(100%) | 46分 | 1~1.5時間 |
重さ | 179.8g | 154g |
2023年11月に登場した、画質と使い勝手両方の面でGoProを超えたアクションカメラ、Ace Proとの比較です。
多くの点でAce Proが性能を上回るので、予算さえあればAce Proを選びたいところですが、GoProもただの劣化というわけではありません。
詳しくは比較記事で触れていますが、簡単に比較紹介していきます。
クリエイター向けなのはAce Proの方
バリアングルモニター、クイックリリースマウント、録画キャンセル機能などの便利機能が追加され、アプリではAI編集ができるなど、撮影のバリエーションが多岐にわたるのは、Ace Proの方でした。
簡単に言えば「使いやすさ」です。
夜間性能もHERO 12と比較すると圧倒的に綺麗な仕上がりであり、日中屋内の画質もわずかながらAce Proが上回ります。
また、Ace Proはバッテリー性能も高かったので、「撮影できなかった」という心配は必要なさそう。
より美しい映像を残す
撮影のバリエーションが増える
録画できないリスクが少ない
この3つの点において有利なAce Proは、ガシェット好きやクリエイター路線の方に向いているカメラだと確信。
Insta360の企業理念や目指す方向性としても、おおむねニーズと一致しているカメラと感じました。
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※Ace Proの特典(スクリーンプロテクター)は、提携しているリンクを使用してください。
本格アクション向きなのはGoPro(HERO 12)
HERO 12の方は、夜間性能が悪く、高負荷や寒冷地でのバッテリー性能は悪いという結果でした。
しかし、アクションカメラとしての性能は、GoProのほうが上回ると感じています。
それは以下の2つの理由です。
360度水平維持はGoProが強い
少しだけ小型で、日中撮影は十分
360度回転が入るような、より高度なアクティビティをする場合は、360度水平維持の機能が高いGoproが選ばれそうです。
また、そのような環境は日中がメインだと思いますし、日中屋外の映像には大きな差が見られません(屋外はセンサーサイズが影響しにくい)。
マウントの利便性も落ちるとはいえ、ヘルメットや胸、バイクなどに取りつけることが前提のGoproです。
より強固な固定方法を優先するという意味で、従来のネジ式マウントを貫いているのかと思われます。
企業理念や開発当初からの、本格アクションへの意気込みは、Goproの製品づくりに反映されているように思えますね!
また、Ace proより安いのが魅力。
性能が高く映像重視なら間違いなくAce Pro。
本格アクションならGoProが良い。
【X3】VS【HERO 12】
Insta 360 X3 | GoPro HERO 12 | |
---|---|---|
画角 | 360度 | 155° |
防水 | 10m | 10m |
重量 | 180g | 154g |
画質 | 広角なら十分綺麗 | ある程度拡大可能 |
続いてはジャンルが大きく変わってきますね。
全く異なる二つのカメラですので、360度カメラが気に入るかどうか、で決めれば良いかなと思います。
GoProの画角や使い方については、おそらく皆さんご存じの通りだと思いますので、あえて触れません。
ですので、360度カメラの特長というか、どんな撮影が出来るかをメインに紹介します。
上記はどれも、Insta360 X3と通常の自撮り棒のみで撮影した動画から、写真にクロップしたものです。
早い話、自撮り棒でほとんど完結し、AIが自撮り棒の跡は勝手に消してくれます。
個人的な一番の特徴と利点は、楽しい自分の姿が残せることにあると思っています。
今まで一人称視点でしか撮影できないか、自撮り棒が映ってなおかつ、身体が半分くらいの画角でした。
360度カメラであれば、その広い視野と自撮り棒のAI処理を生かすことで、あたかも第三者がドローンで追っているような動画が残せるのです。
Insta360についての機能が良く分からない、編集が難しそう!
って感じている方は、分かりやすい動画を見つけてみましたので、よければご覧ください。
僕は、X3(360度カメラ)は以下の場面で楽しめると感じています。
- 一人旅で自分の姿と景色を残す
- パートナーと一緒の姿を残す
- スノボ・サーフィン・スケボー・バイクなどの趣味
- 面白い撮影がしてみたい
ここ1~2年でようやく定着してきた360度動画ですが、まだまだ知らないという声も多く聞かれます。
自撮り棒を持って撮影するだけで、アクティビティの思い出などを残せるので、旅行に行くのに一つは持っておきたいカメラって感じです。
公式Instagramには色んな撮影方法が紹介されているので、よければご覧ください。
360度動画使ってみたいならX3は良い。GoProはいつもの安定アクションカメラ
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※X3の特典(専用の114㎝自撮り棒)は、提携しているリンクを使用してください。
【GoPro MAX】VS【Insta360 X3】
X3 | GoPro MAX | ONE X2 | |
---|---|---|---|
発売 | 2022年 | 2019年 | 2020年 |
センサーサイズ | 1/2 | 不明 | 1/2.3 |
絞り | F1.9 | F2.0 | F2.0 |
写真解像度 | 7200万画素 | 1660万画素 | 1848万画素 |
動画解像度 | 5.7K 30fps | 5.6K 30fps | 5.7K 30fps |
シングルレンズモード | 4K/30fps 3.6K/60fps | 1440p/60fps | 2560p/50fps |
防水 | 10m | 5m | 10m |
バッテリー | 1800mAh | 1600mAh | 1630mAh |
サイズ | 縦長 | 四角 | 縦長 |
重量 | 180g | 154g | 149g |
動作温度 | -20~40℃ | -10℃~ | -20℃〜40℃ |
価格 | 68,000円 | 53,000円 (サブスク込み) | 38,500円 |
360度カメラ比較では、GoPro MAXは性能的にX3を超えることはできません。
そもそもGoProは2019年に360度カメラを出して以来、Insta360の急速な市場拡大により、おそらく360度カメラ市場から撤退したものと思われます。
GoPro MAX側は防水性能や動画編集機能が未完成でもあり、サポートを続けているといった意味でも、Insta360を選ぶ方がリスクも少ないと感じます。
GoPro MAXの発売日はHERO8とほぼ同じですので、その頃のバッテリー性能もイマイチでした。
確実にInsta360のほうが強化されて続けてはいるので、価格を気にしない場合を除き、Insta360がおすすめ。
また、価格面と重量を気にするのならば、ONE X2のコスパと取り回しがしやすいですね。
今買うならX2かX3の実質二択
【GO 3】VS【HERO 12】
Insta 360 GO3 | GoPro HERO 12 | |
---|---|---|
動画解像度 | 2.7K/30fps | 5.3K/60fps |
センサーサイズ | 1/2.3 | 1/1.9 |
防水 | 5m | 10m |
重量 | 35.5g(131.8g) | 154g |
動作温度 | -20℃ | -10℃ |
価格 | 57,500円 | 49,800円 |
性能と価格を考えると、圧倒的にGoPro HERO 12がお得になります。
バッテリー性能はGO 3が高いですが、本格アクションカメラではありませんので、おそらく極寒の環境下で使う想定はあまりないでしょう。
2024年からHERO 12が実質値下げをしてきたので、スペック的にもアクションカメラを求める方にはHERO 12が無難と感じます。
逆にGO 3の差別化ポイントとしては、GoProでは実現できない撮影方法が沢山あるという事。
35gという軽量で目立たないカメラなので、私服に付けたりいつもの帽子に取り付けたり、といった芸当が可能。
マウントシステムも優秀で、普段の様子を撮影するならGO 3が最も適していると感じました。
2.7Kという数字は少ないように思えますが、SNSやYoutubeにアップロードする際は、どちらにせよ画質が劣化しますので、実質ほとんど気になりません。
センサーサイズが1/2.3インチと、HERO 12の1/1.9インチよりも一回り小さいセンサーを搭載しているので、GO 3の弱点といえば「直射日光」と「暗所」にあります。
逆に程よい光が入るような、晴天の撮影や室内の撮影などにつきましては、GO 3の画質で十分とも言えます。
暗所にも極端に強いAce Proが発売されたことで、Insta360のカメララインナップは上手に分担した印象。
しかも実は、物撮りするならGO 3が一番画質が良かったりもするのですが、これは下記で詳細を載せています。
手振れ補正も上位機種より上回る感じなので、小さいくせにスペックは思ったより高い感じ。
ただやはり、HERO 12のベースの価格と比べると、どうしてもスペック的にはGO 3が高く感じてしまうのは否めません。
アクションする人ならGoProで良い
だけど、GO 3が刺さる人は多い
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※GO 3の特典(収納ケース)は、提携しているリンクを使用してください。
【ONE RS】VS【HERO 12】
Insta 360 ONE RS | GoPro HERO 12 | |
---|---|---|
動画解像度 | 4K 60fps | 5.3K 60fps |
防水 | 5m | 10m |
重量 | 125.3g | 154g |
動作温度 | -20~40℃ | -10℃~ |
価格 | 36,220円 | 49,800円(サブスク込み) |
RSの360度動画性能に関しては、X3より最大fpsが10だけ劣る点と、防水性が5mである以外はX3と同じです。
ですのでここでは、4Kレンズ版ということで比較していきます。
まず、ONE RSの価格は破格です。
普通にアクションカメラとして用いるには、十分な性能ですし、バッテリー性能も高いです。
ですので4Kレンズ版だけでも買ってもイイかなと、思うのですが、、、
結局360度カメラとして使いたくなってしまったり、モニターが小さくて見えにくいなどの難点も。
360度ツイン版を購入することで、X3とほぼ同性能のカメラを同等の価格で購入できるという、最大のメリットもありますが、アクションカメラとの2台持ちのほうが圧倒的に使いやすいです。
要するに、レンズ交換の度にバラすのが面倒に感じるという事。
これは僕がカメラを沢山所持しているために感じる、贅沢な悩みと言えば否定はできません。
もちろん両方欲しいという方には、価格的にもかなりお得です。
ですが4Kレンズ版のみを購入すると考えると、DJI Osmo Action 3(型落ち)のように、近い価格でより高性能のアクションカメラも存在します。
良いカメラだし、一度で二度おいしいカメラだとは思うのですが、ONE RSはちょっと中途半端な存在だな、というのが正直な感想。
GoProとの性能比較は言わずもがな、バッテリー性能以外は劣ります。
RSは器用貧乏ながらお得で良いカメラ。アクションカメラだけならGoProやDJIでいいかも
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※ONE RSの特典(高速充電ハブ)は、提携しているリンクを使用してください。
バッテリー性能
サポート面
GoProについては、車関連の総合カスタムメーカーのタジマコーポレーションが、日本の正規代理店をやっています。
公式サイトで購入した場合は、GoPro公式HPへと連絡するようですが、故障時の対応なども良いようです。
Insta360のサポートについては、Youtubeでも触れられている方もありますが、僕が感じるのは最近のサポート体制はしっかりしていると感じます。
急速に市場が拡大したので、おそらく初期はサポートが悪かったのだと思いますが、2023年では従業員も増え、サポートも良くなったと思われます。
僕自身、アプリへの相談やブログ執筆にあたっての許可など、Insta360にメールで連絡をしています。
それぞれのサポート窓口がちゃんとあり、日本語で対応してくれるので安心です。
また、通常使用範囲内での故障であれば、無料で戻って来たとの記事も発見しました。
公式サイトでの購入のみ、通常使用での1年間無料保証が付いているのも、安心なところです。
サポート面はGoPro、Insta360共に良い
アプリ性能
接続面
GoProアプリへの接続は、HERO 11までは正直安定しませんでした。
というか、接続が悪くてストレスを感じていましたが、HERO 12から普通に安定したのでビックリです。
公式の情報でも、HERO 12からアプリ接続が安定したとの文言がありました。
Insta360のアプリは、前のモデルから接続は安定。
最新のAce Proに関しても安定しているので、この調子で頑張って欲しいですね。
アプリ接続はどちらも安定
編集機能
GoProアプリの編集機能は、去年以前から優秀でした。
AIが楽し気な部分のみ、音声を調節してくれたり、好きなカットを選ぶ機能も充実。
持っている音源を使う事も出来るので、「音・時間・瞬間」の調節は、GoProアプリが使いやすいと感じています。
それでもInsta360は、2023年下半期からアプリをアップデート。
GoPro同様に多くの動画素材からまとめてくれるようになり、3分程度の長尺動画も作成可能になったことで、GoProアプリにかなり近づいたと感じました。
それどころか、アプリのバックグラウンドダウンロード機能や、未処理の360度動画からの自動編集は優秀で、性能自体はInsta360が強いかな、と思います。
GoProアプリの使いやすさも捨てがたいですが、流石に2年目以降は6000円の課金(初年度3000円)が必要になるので、無料で出来るInsta360アプリのみにするか検討中。
GoProは使いやすいが有料(6000円)
Insta360はかなり性能が上がった(無料)
Quikアプリ解約は迷いますね。
【PR】Insta360は公式サイトがお得です!
Insta360の製品は、公式サイトからの購入時のみ、アクセサリーの無料特典と1年間の無料保証が付きます。
提携しているサイトのリンクからしか処理されないので、移動後はリンクが適正に処理されているか、確認することをおすすめします!
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