Insta360 X4 Airがリリースされたことで、また選ぶのに迷うようになりました、360°カメラのジャンル。
画質とアプリの安定感で、Insta360 X5。
安さと軽さで、DJI Osmo 360。
みたいな構図が、個人的には出来ていたんですが、X4 Airが出て来たんで勢力図を一旦リセット、みたいな所あると思います。

ややこしくなりましたね(笑)
GoPro MAX 2はとりあえず置いといて、、、
再度、以下の4つでガッツリ比較してみましょう、っていうのが今回の記事の内容。


X4は比較対象というか、分かりやすくするためのおまけ、みたいな感じで見てもらえると(笑)



メインは左3つです!
今回も細かい内容、画質・マイク・アプリ・取り回し感を中心に、細かい比較になっています。






ややこしくならない程度に詳しく比較してみたんで、X5/X4 Air/Osmo 360のどれが良いか?
気になっている人は、よければ参考にしていってください!
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ただし、いつも通り数量限定なのと、11/28~以降は未定です。
復活するかもしれないですし、しばらく無いかもしれません。
それ以降は「あればラッキー」程度で見て頂ければ幸いです💦
ざっくりまとめ
X5/X4 Air/Osmo 360
今回の比較も結構長くなるんで、先にざっくりとまとめてみますね。
X5
Insta360 X5をおすすめするユーザーは、360°カメラ初心者かつ、汎用性と最高スペックを求める方におすすめです。


ざっくりまとめると
- 常に安定して画質が良い
- 暗所モードの最高打点が高い
- アプリが安定して使いやすい
- 初心者でも扱いやすい
この辺りがX5の良いトコロ。
悪い所は
- 価格が高い
です。
下記でいろいろ比較していくんですが、価格の高ささえ許容できるならば、一般的なユーザーなら、おおよそX5が最も満足度が高いと思います。



とにかく扱いやすさとアプリ性能は、Inata360の良いところですね!
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X4 Air
X4 Airをおすすめするユーザーは、コスパを優先しつつも、Xシリーズの操作性やInsta360アプリ性能を求めたい方におすすめ。


- X5と同等に近い日中画質
- 同じく安定して使いやすいアプリ
- 何より軽い
- 女性でも持ちやすい形状とサイズ
- 安い(相対的にねw)
この辺りはX4 Airのメリットですね。
デメリットはおおむね一つで
- X5より暗所性能に劣る
です。



分かりやすいですね(笑)
男性でも女性でも使いやすいサイズ感と形状、操作感の良さ、そして何よりInsta360アプリが安定して使いやすいんで、コスパを考えるならX4 Airは最適。
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Osmo 360
Osmo 360はやや尖った性能をしていると感じるので、プロレベルのクリエイターや、本気のアクションユーザーに使ってほしいと感じます。


Osmo 360の良いトコロは
- 10-bitのDLog撮影の編集自由度
- 8K50fpsの高画質高フレームレート
- X5より安い価格
- その上暗所性能まで備える
- バッテリー性能や軽さに問題なし
と、ハイスペックかつ、各所の性能の高さがポイント。
一方デメリットも多くて
- アプリが安定しないのでストレス
- PCアプリ編集がやりにくい(ほぼ無理)
- 10-bit編集はスマホアプリでろくにできない(有料PCソフト必須?)
- 女性だと持ちにくいかも
など、使いにくいなと感じる場面も多々あるので、これらを理解した人がOsmo 360を買った方が良いのかな、と思いました。



Osmo 360は初心者というより、性能や相性を詳しく知っている方が、指名買いする感じかな??
特にアプリ性能とPCソフトについては致命的なので、この辺りは後にアプリとPC性能比較で解説しています。
初めて360°カメラを使うって方やInsta360ユーザーの方は、特にチェック必須。
スペック比較表
| X5 | X4 Air | Osmo360 | X4 | |
|---|---|---|---|---|
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| センサーサイズ | 1/1.28 | 1/1.8 | 1/1.1 | 1/2 |
| プロセッサー | 3 | 1 | 1 | 1 |
| 360画質 | 8K30fps 5.7K60fps 4K120fps | 8K30fps 6K50fps 4K50fps | 8K50fps 6K60fps 4K100fps | 8K30fps 5.7K60fps 4K100fps |
| 暗所性能 | 8K30fps | 8K30fps | ||
| HDR動画 | 5.7K60fps | 8K30fps | 8K60fps | 5.7K30fps |
| シングルレンズ | 4K60fps | 4K60fps | 4K120fps | 4K60fps |
| 写真解像度 | 72MP | 72MP | 120MP | 72MP |
| 色階調 | 8-bit | 8-bit | 10-bit | 8-bit |
| バッテリー容量 | 2400mAh | 2010mAh | 1950mAh | 2290mAh |
| 防水性 | 15m | 15m | 10m | 10m |
| マイク風防 | ||||
| 内蔵ストレージ | 128GB | |||
| 重さ | 200g | 165g | 183g | 203g |
| レンズ交換 | ||||
| マウント | クイックリリース 1/4インチネジ | クイックリリース 1/4インチネジ | クイックリリース 1/4インチネジ | 1/4インチネジ |
| 価格 | 73,800円 | 56,900円 | 67,100円 | 55,800円 |
搭載されている撮影関連のスペック的には
- 画質ならX5
- アクション重視ならOsmo 360
- とにかく価格と軽さならX4 Air
みたいなところはありますね。
画質性能
Osmo 360は1/1.1インチセンサー。
X5はチップが3つ搭載されています。




実質1インチセンサーで話題となったOsmo 360ですが、こちらはチップ(画像処理エンジン)が1枚です。
なので、スペック的にどちらが優れるとかはあんまりない感じ。



それぞれ利点がありますね。
Osmoのセンサーサイズの大きさが画質に出る時もあれば、X5の画像処理能力の高さが見える時もあります。
スペックでは正直見えてこないんで、実質的な画質を重視したいところ。



ちなみに小さいセンサーなのにiPhoneの画質が良いのは、ほぼチップ性能由来。
10-bitに関しては、後でOsmoだけ10-bitモードを使って検証しているので、実際の画質でチェックしてみてください!
フレームレート
フレームレートはOsmo 360が強いですね。
X5は8K30fpsまでなので、スロー再生能力は明確にOsmo 360が優位と言えそう。
4Kシングル画角も120fpsまでいけるので、4倍スローまで落とせます。
アクションユーザーやぶっ飛び系エクストリームスポーツをする方は、Osmo 360のfpsが欲しくなるかも。



ですので、画質のX5・フレームレートのOsmo 360、的な感じにざっくり言えますね!
画質の比較(日中)
全て8K動画から切り出しした画像です。
Osmo 360は10-bitを使っています。
日中画質はX5からX4まで、おおよそ同等レベルで良いと思います。
この辺りは好き好きにはなりますが、とりあえず幾つか写真を載せておきますね。
一応晴れている日
X4 Air発売付近はどうもイマイチな天気が多かったので、曇りばっかりでスミマセン。
一応晴れている日で比較して、そらの青や雲をチェックしてみました。






人と空を入れて撮ってみましたが、どれもまあ似たような感じ(笑)
日中画質はほほ差が無いと考えて良いでしょう。


本当は、シーンとか状況に応じて、Insta360の方が良かったり、DJIの方が良く感じたりすることもあるのですが、、、



日中画質についてはどれも一緒って考えた方が楽です(笑)
フィルムカメラでもない限り、その時のカメラ判断(オート設定なので)で画質が微妙にずれてきますね。






コントラストがしっかりとれているのはいつでもInsta360なので、今回のX4 Airは、その傾向がより出ているかな?






拡大したときの解像度は、どれもイイ感じ。
Osmo 360はもっと自撮りだとイイ感じに見えるはずなのですが、、、
今回はそこまで良くない。
なので、やっぱり状況に応じて色とかコントラストが変わってくるんだと思う。



Insta360もDJIも補正ありきの画質なので、日によって誤差はありそうだね。


このあたりは、GoPro MAX 2を含めた色の違いとかを見てもらうと、分かりやすいかな??とは思います。






やっぱり、コントラストの高さはInsta360の傾向は出ている気はする。






空単体だとこんな感じ。
ちなみにフルサイズ一眼カメラ(Nikon Z6)で撮影した空はこんな具合なので↓


青の色調・コントラスト・解像度に関しては、案外X4 Airが最もフルサイズカメラに近しい気もします。
Insta360は空の描写が特に良いので、より伸ばしてきたのかも?
しれませんね。



ま、このへんは本当に「日による」感あるんで、深追い注意!
とにかく、日中画質はどれも綺麗。
でまとめた方が、気持ち的には楽。
X4 Airはセンサーサイズが他より小さいけど大丈夫か?
とも思ったのですが、全然大丈夫っぽい。
むしろ普通に綺麗な色とコントラストしてました。








白飛び・黒潰れも無く、空の青も出ていましたね。
「Osmoは10-bitのLog撮影なので色編集しやすい」っていう話もありますが、Log撮影の編集は公式アプリレベルだとあんま意味なかったです。
あれはAdobeプレミアプロとか有料契約している人向けな感じなので、使いこなせるのは知識と環境が必要そう。




(X4 Airで撮影後、公式アプリで軽く編集)
X4 Airは8-bit撮影ですが、色編集は公式アプリでそこそこ間に合っている感もありますね。
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暗所画質(夜間)
暗所の画質は、夜の室内と、屋外の撮影の2種類で撮っています。
おおよその序列的には
X5=Osmo360>X4 Air>X4
こんな感じに順位付け出来そう。
旅館に泊まった時に、軽く撮影してみました。



こちらは差が分かりやすいように、X4も撮影しています!
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X4やX4 Airも良くは見えますが、ゆっくり落ち着いて撮影した場合に限ります。
これをやたらと動かして撮影すると、暗所手振れと言われるチラつきが発生するので、落ち着いて高画質で撮れるのはX5かOsmo 360。
自分側に視線を移して、寄りの画質で見ると分かりやすいです。
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X5とOsmo 360は顔もハッキリ見えていますが、X4 AirとX4は暗くノイズも多いですね。
X4よりはX4 Airの方が良いかな?
とは思いますが、薄暗いシーン以上になってくると、やはりX5かOsmo 360が欲しくなる。
続いては場所を変えて、室内で撮影。
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こちらも解釈は似たような感じ。
続いてズーム。
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こうしてみると、Osmo 360の室内画質の高さがうかがえます。



自然な解像度で、色調も良いですね。
全体的に薄暗い感じなので、純粋にX5とのセンサーサイズの違いが表れているポイントだと思います。
X5とOsmo 360単体だとこんな感じ↓
スライドできます(左/右:X5/Osmo 360
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Osmo 360は解像度が高いわりに、バリが目立たず自然な風合いを保っていますね。
好き好きあると思いますが、これ系の暗所性能はDJI Osmo 360のほうが良いように感じます。



DJIは割と自撮りとかに良い気がするんです、
夜景的な画質
一方で、夜景的な暗所性能はX5の方が良いです。




白飛びを抑える処理や、発光体の色の作り方は、X5の方が明らかに長けていますね。
スライドだとこう↓




夜景や街明かりなど、明暗がハッキリした暗所性能に関しては、センサーサイズよりもチップによる画像処理のお仕事です。
Osmo 360のセンサーサイズよりも、X5の明暗処理能力の高さが出る条件だと思います。
あとは、




Osmo 360がISO 12800に対し、X5は6400とスペック的には乏しいです。
が、そのスペック差を凌駕するチップ性能の高さで、同じシーンでの星の捉え方も、X5の方が強かったです。
スライドだとこう↓




ですので、一言で「暗所性能」と言えども、得意不得意があるんですよね、、、(笑)



迷いどころですね💦
なので、
暗所モード画質については、こんな感じに考えておくといいのかな?
とは思いましたね。
X4 Airの暗所性能に関しては、X4よりも良くなったので、使えない事は無いかな?くらいの温度感で◎
ちなみに星に関してはX4 Airもかなり綺麗でした(スローシャッター)。


山じゃなくても、周りに明りがある場面でも、天の川が写るくらいには写真性能が高かったです。



やっぱ星撮るにはInsta360向いているんだと思う。


よければX5/X4/ONE RSを暗所で比較した記事があるんで、X4 Airの目安(X4よりも良いくらい)にはなると思います!
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むしろ次が一番大切かも。
画質とかどうでも良くなるくらいに、個人的に重視したいのが「アプリ性能」です。
ソフトウェアの性能は、使用感やストレス度合いに大きく関わってくるので、目をそらさず考えておきたいところ。
アプリ性能(重要かも)
機種ごとの比較では無いのですが、Insta360アプリかDJIアプリかどちらを選ぶかで、ストレス度合いは変わってくると、個人的には感じます。
| Insta360 | DJI | |
|---|---|---|
| アプリの安定性 | ||
| バグの発生率 | ||
| 追跡や編集 | ||
| 改善への期待 | ||
| AI編集 | ||
| PCソフトの軽さ | ||
| PCソフトの機能 |
- バグが少ない
- 接続が安定している
- 自動編集が使いやすい(これはDJIもある)
- PCソフトが使える(DJIは実質使えない)
これらの要素で、PC編集を必要とする人・アプリの使いやすさを重視する場合、Insta360製品を選ぶ方がおすすめに感じました。
詳しくは上記記事でまとめているのですが、簡単にふれておきます。
バグの発生
リリースから3ヵ月程度、動画は100未満くらい撮影しましたが、DJIはバグを4種類確認しています。
具体的には
- 一部の動画が非常に遅い(処理で数分~10分程度毎回フリーズ)
- マイク音声がズレる
- スワイプ操作が反転・ちぐはぐになる
- 追跡モードが使えないパターン
- 処理に時間がかかりすぎる
など、異なる全て異なるバグ。
アプリのアップデートによる修正は入っているみたいなので、現在は改善している可能性はあります。
が、既にバグが発生した動画データは、修復困難でした。



それ以来あんま使ってないんで、すみません💦
特に下記のようなバグが発生したら、動画がダメになります。
この辺りがストレスだったので、結局X5を使い続けることにしました。
バグはたまになので良いですが、毎回困るのはスクリーンショットの遅さ。


個人的にはこれが一番気になりまして、動画から写真を切り出す「スクリーンショット」の処理が死ぬくらい遅いです。
毎回数分~10分程度は確実にフリーズします。



右下のロードがぐるぐる回ってるのを、10分以上待ち続けます💦
使用頻度の多い操作なので、ぶん投げたくなりますね(笑)
スマホスペック:Arrows alpha(iPhone17未満・Pixel 9a以上くらい)
サブ端末のGoogleピクセル7でも同様の症状。
シングルレンズ画角だと普通に早いので、多分DJIアプリの360°解析性能が未熟なのだと思います。
下記の動画は、スクリーンショットまで9分30秒かかった動画ですが、他にも愚痴をこぼしているんで、体感してみてください↓
ひどいと20分とか待つ時もあるんで、もはや飯が食えます(笑)
あとは単純に、接続が甘くてアプリが簡単に落ちたり、Insta360アプリよりは安定感に乏しい印象です。



DJIは360のアプリが未熟かも?
その他出来る事はおおよそ同じなので、
- 直感的な360°動画操作
- 手動の動画編集
- 自動の動画編集
この辺りはInsta360/DJIアプリどちらも可能。
じっくり待てる人、イライラしない人は、全然全ての操作はDJIアプリでも可能なのでご安心?を。
PCソフトについて
PCソフトはInsta360アプリは使いやすいのですが、DJIのPCソフトは動作が重すぎて使えません。
これはXなどでも触れているユーザーは居たので、感じている人は多そうです。
PC環境がある程度良くてもこの遅さなので、一般的なPCだとちょっと厳しいかも。
もしかしたらOsmo 360には10-bit撮影があるので、PC編集をするのはDJIの純正ではなく、AdobeプレミアムやDavinci Resolveといった、有料動画編集ソフトが前提に考えられているのかもしれません。



10-bitのD-logはスマホアプリでもほぼ使えませんので💦


右:DJIはサムネ表示が無いので、手探りになる
PC画面のサムネイル表示も無いので、PCで編集することは想定されていない事が分かりますね。
ですので、
- PCソフトを使いたい
- アプリはなるべく安定していて欲しい
これらを重視する場合は、Insta360 X5もしくはX4 Airを選ぶのが無難な選択かな?
と感じましたね。
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使いやすさ・取り回し
続いては使いやすさや取り回しについて。
XシリーズもOsmoも基本は使いやすいのですが、女性・男性や、何を重視するかによって選び方は変わってくると思うんで、ここはざっとチェックしてみてください。
持ち感はXシリーズが◎
細かいですが、持ち感や操作性はXシリーズが良いと感じます。




というのも、縦型設計のXシリーズは片手操作に馴染みやすく、女性の手でも楽に持てるでしょう。
一方Osmo 360は、レンズに干渉しないように持とうとすると、どうしても変な持ち方になります。



持ち感の良さも、女性は気にしたいところかも。
スワイプ操作や設定画面はどちらも使いやすいと感じるので、さほど気にする事も無いかもですが。
ちなみにGoPro MAX 2のディス動画ですが、操作性について下記動画は分かりやすいと思います↓
軽さは圧倒的にX4 Air◎
軽さについては、X4 Airが特に軽いですね。


縦型形状の取り回しもあって、実質的な軽さもかなり違うと感じました。



明確に軽さは感じました!
あと、自撮り棒やアクティビティにおける使いやすさも変わってきますね。




- リュック取り付けの安定感
- 3m自撮り棒を使った時の軽さ
- ヘルメット取り付けの安定感
これらを想定するなら、X4 Airの軽さはかなり活きてくるでしょう。



特に自撮り棒で使う時、女性は重さが気になるみたいなので。
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なおヘルメット取り付けに関しては、短いOsmo 360の方が実質取り回しが良いです。


女性でも使いやすいのはX4 Air、アクション向きな形状はOsmo 360、と考えるのも良き。
起動速度はOsmoが爆速◎
操作性はXシリーズが良いですが、起動速度はOsmo 360が爆速です。
| X5 | X4 Air | Osmo 360 | X4 | |
|---|---|---|---|---|
| 時間を置いた場合 | 4秒 | 4秒 | 6秒 | 4秒 |
| 連続ON/Off | 1.5秒 | 1秒 | 0秒 | 3秒 |
| 撮影ボタン | 0秒 | 0秒 | 0.5秒 | 0秒 |
といっても、連続ON/OFFか時間を空けて起動するかによって変わってくるのと、撮影ボタンのラグで帳消し感はありますが、、、
とりあえず、撮影動画で見て頂ければと思います↓
起動速度と言うよりも、Osmo 360はおそらく「スタンバイモード」的なのが備わっていまして、連続ON/OFFの早さが異常。
半日くらい置くと遅くなりますが、一回起動した後は、ボタン押すより先に立ち上がってね?
って思うくらい(笑)



この速さは癖になるよねw
まあ、X5とX4 Airも、撮影の早さを考えるとほぼ同じなので、そう気にするものでも無いのですが。
個人的なおすすめユーザー
他にもバッテリー・レンズ交換・マイク性能など見るべきポイントはあるのですが、先にざっくりおすすめユーザーをまとめます。



後半はすげー細かい違いになってくるんで!
X5は最高スペックを求める方へ
良いお値段はしますが、誰が扱っても使いやすく、誰が撮っても最高の画質が欲しいなら、やっぱX5がおすすめ。


オートモードやアプリ完結できる画質は、X5が最も画質や色が良いです。
特に暗所の画質はトップクラスなので、シーンを選ばない画質性能が伺えます。







暗所モードの性能は、カメラの限界性能が見えてきますね!
あと何よりも、DJIよりも圧倒的にアプリが安定して早い事。
おそらく誰が使ってもノンストレスでしょう◎
欠点を上げるとするなら、最大フレームレートはOsmo360に劣ることと、10-bitのLog撮影が出来ない事。


オートでの撮影画質はX5が優れますが、有料ソフトで本気の動画編集をする場合、Osmo 360の方が自由度がありますね。
有料の動画編集ソフトを持っている方や、エクストリーム系のスポーツでスロー撮影がしたい場合は、Osmo 360を検討しても良いかもしれません。



Osmoはコアなユーザーには好まれますね。
- 無料の公式アプリで全て完結したい
- 日常や旅行で使うのがメイン
- 安定した動作とアプリが欲しい
有料ソフトも派手なアクションもしない。
日常的に使いやすく、昼夜問わず最高画質が欲しい。
そんな方には、X5は間違いなくおすすめですね。
それと、風切り音の抑制力が高いんで、バイクやロードバイクユーザーはほぼ確でX5かX4 Airだと思います。


X4 Airはコスパと使いやすさ両方をとる方
X5には最高画質で劣りますが、Insta360由来の使いやすいアプリと、形状や軽さ的な取り回しが抜群なのはX4 Airです。


X5より安い価格ですが、安定したInsta360アプリやPCソフトが使えるので、コスパと安定感はめっちゃ良いと思います。



さすが、Osmo 360と価格で競り合う形でリリースされただけありますね(笑)
使いやすい縦長形状と動かしやすいスクリーンゆえ、女性でも男性でも扱いやすく、ストレスを感じることはおそらく皆無。
そのうえONE X2以来の最軽量360°カメラとあって、自撮り棒に取り付けた際の軽さも魅力。


女性ユーザーさんからのコメントで、「長い自撮り棒だと重い、、、」って声はやっぱり耳にしますね。
あとは、僕自身スノーボードもするのですが、X4(203g)を持ちながら滑るのは、少々疲れるな、とも感じていました。




日中画質はほぼX5レベルとあって、スノボ・キャンプ・登山・旅行など、軽いアクティビティならX4 Airが最もオススメ。



これからはX4 Airを使いまくる気がする(笑)
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一方で、暗所画質はX4以上X5・Osmo 360未満なので、夜も撮りたいけど安さも欲しい、、、
って方は、Osmo 360に選択の余地あり。
Osmo 360はアクション・プロクリエイター向け
Osmo 360は性能的に尖っているので、プロレベルの動画編集者や、エクストリームスポーツ系ユーザーにおすすめ。


(ごめん有料ソフト無いのでイメージで💦)
- スロー再生に長けた高フレームレート
- ヘルメット取り付けに有利な形状
- 10-bit D-log撮影の編集難易度



このあたりがポイントになるかと!
オート設定だと、HDRの有無を切り替え出来たり、アダプティブトーンの存在で、Insta360の方が使いやすいかな?
感はあります。
が、10-bitのD-Log撮影をした場合はこの限りでは無く、後から色と露出を自由に変更できることから、編集前提での画質はOsmo 360の方が自由があると言えそうです。


ただしDJIアプリで編集しても大した色の編集は出来ず、おおよそ露出やホワイトバランスを触るくらい。(それはInsta360アプリも同じ)
ですので、「Adobeプレミアム」や「DaVinci Resolve」など、360°動画の色・露出編集ができる有料ソフトを持っている人にメリットがありそうです。



無料のDJIアプリだと、D-logよりオートで撮影した方が綺麗に仕上がりましたね💦
Log撮影だと、イチから色を作り上げていくことになります。
DJI Osmo 360はどちらかと言うと、プロレベルのクリエイターが最大性能を発揮できるカメラ、と言えそう。
もう一つ、別な方向のユーザーにおすすめ出来るポイントが、アクションやエクストリームスポーツ系のユーザーです。


ヘルメット取り付けと相性の良い形状と、スロー再生を意識した高フレームレート撮影は、マウンテンバイクやスノーボードのキッカーなんかと相性が良さそう。
X4 Airの方が軽くはありますが、Osmoも中間的な重さなので、取り回しは十分良いかと。




日常レベルや旅行ではXシリーズの方が使いやすい場面は多いですが、コアな性能に特化したOsmo 360は、ニーズがバッチリはまれば強いです。
ただし、アプリが安定しない事、遅いこと、PCソフトが使えない事は、個人的にストレスでしかなかったです。
その辺りが受け入れられるかどうかは重要。
ではここから、すげー細かい内容となってくるので、興味がある方はどうぞ!!
- マイク性能
- レンズガード・レンズ交換の違い
- バッテリー性能
- 防水性
- 内部ストレージの有無



こんな感じの内容を、下記では触れています!
マイク性能
マイク性能に関しては、風防構造のX5とX4 Airは、やはり風切り音の予防に強いです。
| X5 | X4 Air | Osmo 360 | X4 | |
|---|---|---|---|---|
![]() ![]() | ![]() ![]() | ![]() ![]() | ![]() ![]() | |
| マイク風防 | ||||
| Vlogモード | ||||
| 風切り音 |
それに加えて、風切り音低減モードを使えば、音声は若干弱くなるものの、走行中の風切り音はほぼシャットアウト。
Vlogモードで比較した際は、DJIとInsta360のマイク性能はほぼ互角なので、モード切替が細かくできるXシリーズが使いやすいと感じます。



日常~バイク・自転車ユーザーにとって使いやすいのが良いですよね。
下記にX5/X4 Air/Osmo 360でステレオモード収録した比較を撮ったんで、よければどうぞ↓
レンズガード・レンズ交換
| X5 | X4 Air | Osmo 360 | X4 | |
|---|---|---|---|---|
![]() ![]() | ![]() ![]() | ![]() ![]() | ![]() ![]() | |
| 着脱レンズガード | 初期装備 | |||
| 初期付属 | ||||
| 自動認識 | ||||
| レンズ交換 | 要配送 |
レンズガードはどちらも着脱可能。
Xシリーズはねじってロック、Osmo360は上から引っかける感じ。
どれも楽ではあるんですが、X5とX4 Airはレンズガードの自動認証が働くので、設定し忘れによるスティッチング誤爆が防げるのは良き。



チェックする手間はないですね。
X4はレンズ交換が出来ない代わりに、レンズガードが初期から付属。
ですが、X5やX4 Airのレンズ交換が簡単すぎるので、個人的にはレンズ交換できる仕様が好み。


基本的にX4は修理対応なので、先に保険(FlexiCare)に入る必要が出てきます。
Osmo 360は保険ではなく、交換費用+送料という形で対応。
| X5 | X4 Air | Osmo 360 | X4 | |
|---|---|---|---|---|
| 交換 | セルフ | セルフ | 修理対応 | |
| 片面価格 | 5,280円 | 4,300円 | 3,557円+往復送料 | |
| 両面価格 | 7,500円 | 6,800円 | 5,795円+往復送料 | |
| 保険(年間) | 4,320円 |
Osmo 360とX4も対応はしてくれますが、送料がかかったり、時間がかかるので面倒です。
参考にヤマトの60サイズ送料だと、片道送料940円~1,920円でした。
手軽かつ最も安く済みそうなのは、X5とX4 Airになりそうですね。



いつでもレンズ交換できるってのはデカいかも。
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バッテリー
| X5 | X4 Air | Osmo 360 | X4 | |
|---|---|---|---|---|
![]() ![]() | ![]() ![]() | ![]() ![]() | ![]() ![]() | |
| バッテリー容量 | 2400mAh (2800mAh) | 2010mAh | 1950mAh | 2290mAh |
| 8K | 85分 | 87分 | 110分 | 75分 |
| 低画質モード | 208分(235分) (5.7K24fps) | 104分 (6K/24fps) | 190分 (6K/24fps) | 135分 (5.7K30fps) |
| 熱暴走 |
バッテリー関連は、DJI Osmo 360が強め。
X5は別売りの2800mAhバッテリーを使うと、最大4時間近く連続撮影が可能なので、X5の低画質モードの撮影時間は驚異。
X4 Airは8K撮影は長いですが、低画質モードの撮影時間が短いのがネック。
ちなみに熱暴走はどれも無し(常温下の8K撮影)でした。



まあ、どれもバッテリー関連は強いですね!(GoProじゃあないんでw)
防水性
| X5 | X4 Air | Osmo 360 | X4 | |
|---|---|---|---|---|
| 防水性 | 15m | 15m | 10m | 10m |
| 水中ケース |
防水性はX5とX4 Airが高いですが、どのみち水中は防水ケースが必須。


沖縄旅行でいつか体験ダイビングとかをしたい場合は、Xシリーズを選ぶ必要がありますね。



たぶん屈折の関係とかで、開発するのにコストがかかるんだと思う。
べつにどうでもイイんですが、Osmoのパッキン蓋がぐにゃぐにゃと弱いのはちょっと気になった。
Osmo Actionシリーズで20m防水に仕上げてくるDJIなので、Osmo 360が10m防水なのも、コストカットとか軽量化を優先している感はあるでしょうね。



その分安いからいいんだけど
内部ストレージ
| X5 | X4 Air | Osmo 360 | X4 | |
|---|---|---|---|---|
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| 内部ストレージ |
Osmo 360のありがたい所が、内蔵ストレージが最初から入っている事。


128GB分入っているんで、SD容量分がちょっとお得。
アプリ管理ならよほど出し入れすることは無いですが、僕はPC管理メインなので、入れ忘れに保険があるのはありがたい。
が、DJIはPCソフトがクソなので、本末転倒感はありますが。



むしろこの機能、PCソフトも使えるInsta360に欲しいだろww
Xシリーズにこの仕様が無いのが、実に歯がゆい(笑)
Insta360よ、パクってくれんか?
個人的なおすすめは、X5かX4 Air
ここまでX5/X4 Air/Osmo 360/X4を比較してきましたが、個人的なおすすめはX5かX4 Airでの選択かな。


この2種は、日中画質が一眼カメラなどの、カメラ上位種に近しい色やコントラスト再現で、旅行やアクティビティなど、多くのシーンで画質満足度が高いです。


そのうえ、アプリ性能が安定して高く、誰が使ってもストレスの少ない操作や編集ができるでしょう。



特に初心者の方や、Insta360からの乗り換えの方は注意したいですね。
ですので残りは、暗所の画質をどこまで求めるか?
と言う選択になりそう。




もちろんX5は暗所性能最高クラスなので、夜景や薄暗い室内を含め、全てのシーンを満足にカバーしてくれます。
加えてバッテリー性能もX4 Airより優れるので、より付加価値を求めるならX5を選んでおいて後悔はないでしょう。
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撮影は日中がほとんど。
軽くて使いやすい方がメリットが大きい、って方は、X4 Airがバチバチにハマっていますね。
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X4 Airが発売されたことで、X4を選ぶ人はほとんどいないでしょうが、、、


セール価格や中古価格など、なるべくコストカットをしたいという方は、X4を選ぶってのも悪くは無いです。



なんせ1年前はこれで満足していたんで(笑)
ただ、バッテリー性能や重さなど、相対的にX4 Airに劣りますが。
Osmo 360を選ぶ人は、暗所性能をある程度妥協しつつも価格が気になる、って場合に選ばれるかも?


X5程でも無い価格、X4 Airよりも高い暗所性能。
このあたりの中間ラインがOsmo 360かなと思います。
ただしそれだとどっちつかづなので、個人的にOsmo 360を選ぶべきユーザーさんは、やっぱりエクストリームスポーツ系やプロクリエイターの方でしょう。


8K50fpsは唯一の特権ですし、それでも熱暴走しないバッテリー性能がさすがです。
形状的なヘルメットとの親和性も良いですね。
ただし何度も言うように、10-bitのD-log撮影は有料動画ソフトが欲しいのと、無料アプリでストレスが溜まるかも。
ってのは何度も忠告はしておきたいところ。
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