アクションカメラを購入する際に、おそらく迷うであろう三つのカメラ。
GoPro HERO 13/Insta360 Ace Pro 2/DJI Osmo Action 5 Pro の比較記事となっています。
- 画質
- 夜間画質
- スロー再生スペック
- 最高画角の違い
- 熱暴走(バッテリー性能)
- スクリーン反応速度
- 起動速度と録画速度
- SDカードの消費量
- 形状とマウントの違い
こんな感じに、おそらく他ではレビューしていないような、非常に細かい内容も比較している記事になりました。
じっくりと比較検討したい方は、ぜひ最後までご覧ください!
HERO 13 | Ace Pro 2 | Osmo Action 5 | |
---|---|---|---|
日中画質 | |||
夜間画質 | |||
手振れ補正 | |||
熱暴走 | |||
頑丈さ | |||
軽さ | [ | ||
使いやすさ | |||
ストレスの低さ | |||
成長性 | |||
激しいアクション | |||
軽スポーツ | |||
Vlog・Youtube |
ざっと付けた評価としてはこんな感じ。
GoProは正直厳しい立場なので、実質Insta360とDJIの勝負になりそうですね。
とはいえ最後の◎〇をみて分かる通り、得意とするユーザーが綺麗に分かれた印象です。
- 登山・ハイキング
- 旅行
- 日々の撮影
- Youtube
- Vlog撮影
- バイク
- 自転車
- マウンテンバイク・BMX
- クライミング
- アイスクライミング
- シャワークライミング
- パルクール
- ダイビング
- カヌースラローム
おおよそこんな感じに、ライトユーザーはAce Pro 2ほぼ一択、ハイクラスなアクティビティはOsmo Action 5 Proが適している。
と、きれいにまとめられそうなので、安心してご覧ください。
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---|---|---|
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スペック比較表
HERO 13 | Ace Pro 2 | Osmo Action 5 | |
---|---|---|---|
価格 | 68,800円 | 64,800円 | 55,000円 |
センサーサイズ | 1/1.9インチ | 1/1.3インチ | 1/1.3インチ |
F値 | F2.5 | F2.6 | F2.8 |
レンズ | LEICAレンズ | ||
ISO | 100~6400 | 100~6400 | 100~6400 |
最大解像度 | 5.3K | 8K | 4K |
スロー性能 | 4K120fps | 4K/120fps | 4K/120fps |
バーストスロー | 13倍(15秒) | ||
最大FOV | 156° | 157° | 155° |
写真解像度 | 2713万画素 | 5000万画素 | 4000万画素 |
夜間性能 | PureVideo PureVideo Plus | SuperNight | |
耐水性 | 10m | 12m | 20m |
モニター | 両面 | フリップ | 両面タッチ |
マウント | 1/4インチネジ (マウント別売) | クイックリリース | クイックリリース |
対応温度 | -10°C〜35°C | -20℃~45℃ | -20℃~45℃ |
バッテリー | 1900mAh | 1800mAh | 1950mAh |
マイク | 3 | 3 | 3 |
重さ | 154g | 177.2g | 146g |
こちらはスペック表。
公式情報でも分かるので、ざっと見て頂いて次の画質レビューから詳しくご覧ください。
画質の比較
HERO 13 | Ace Pro 2 | Osmo Action 5 | |
---|---|---|---|
日中画質 |
最も重要と思われる画質ですが、Ace Pro 2>HERO 13>Osmo Action 5 Proの順になると思います。
画質の比較は5.3Kでも8KでもYoutubeでは4Kになってしまいますし、画像データもどうせ圧縮するので4Kで比較しています。
好条件
といっても、好条件なので差は付きにくいですね。
それでも画質が最も良いというか、表現力もあるのがAce Pro 2。
DJIは良く言えば見やすいですが、雲の描写力などはあっさりしすぎている気がします。
あっさりさせるのは後編集からでも可能なので、描写に奥行きがあるAce Pro 2が画質が良いと、個人的には考察できました。
スライドできます。
左:Insta360(Ace Pro 2)
右:DJI(Osmo Action 5 Pro)
Insta360とDJIを並べてみると、立体感に違いがあるのが何となく分かると思います。
GoPro HERO 13については中間的な感じ。
差が出やすいシーン
条件をちょっと難しくしてみると、より差が分かります。
朝焼け前の空を撮影した写真ですが、色のグラデーションと雲の表現だけで勝負する必要がある場面。
左:Insta360(Ace Pro 2)
右:DJI(Osmo Action 5 Pro)
この写真についてもGoPro HERO 13が中間的なので、Insta360とDJIで比較。
色味・雲の立体感と、Insta360 Ace Pro 2が最も印象深い表現になっています。
これなんかは分かりやすいですね。
GoProとInsta360については雲に立体感があり、全体的に深みのある画になっていますが、DJIはどこかのっぺりとした画になっています。
左:Insta360(Ace Pro 2)
右:DJI(Osmo Action 5 Pro)
こちらも比較してみると、他の写真よりも差が付いていることが分かりますね。
DJIはぱっと見は良い画質と思うのですが、良く見ると描写を曖昧に補正している感じを受けます。
これは前作Osmo Action 4の時も感じたので、DJIカメラの弱点だと僕は認識しています。
画質は好みだとは思いますが、後補正でゆるめの画に仕上げられるので、描写は繊細な方が良いかと(逆に補正でシャープにするのはトゲが出る)。
ズーム耐性
HERO 13 | Ace Pro 2 | Osmo Action 5 | |
---|---|---|---|
ズーム耐性 | 1.4倍 | 2.0倍 | 1.0倍 |
ズーム方法 | 撮影前に設定 | タップで2倍ズーム | 撮影中に調整 |
4K撮影でのズーム耐性は、5.3KのHERO 13が実質1.4倍まで、Ace Pro 2は2倍までズームしても画質が落ちません。
DJIはデジタルズームなので、1.1倍から画質が劣化します。
撮影中もタップで簡単かつ、画質を気にせずズームできるのは、Ace Pro 2にしかないメリットですね。
DJIは細かいズームが出来るので、これはこれで良いと感じる方はいるはず。
GoProは撮影前に設定するので、ちょっとやりにくい。
夜間画質の比較
HERO 13 | Ace Pro 2 | Osmo Action 5 | |
---|---|---|---|
夜間画質 |
今作からDJIもSuperNightモードを搭載し、夜間の動画に対応してきました。
Ace Pro 2は夜間モードを2年目で更新し、PureVideo+になっています。
夜間画質については、夜間補正モードが搭載されているInsta360とDJIのみで比較を行います。
スライド表示できます
左:Insta360(Ace Pro 2)
右:DJI(Osmo Action 5 Pro)
動かずゆっくりと撮影した動画から、同じ場面を切り取りました。
直感的には、DJIの方が明るく、Ace Pro 2の方が優しい明るさ、といった印象を受けます。
拡大すると分かりやすかったです。
Ace Pro 2の方が、描写は繊細で白飛びも少なめ。
Osmo Action 5 Proは明るいですが、特に右側の明かりは白く飛んでいます。
画面端を拡大すると、Ace Pro 2では読める「古着買取」「2ndSTREET」「お売りください」が、DJIの方は読めません。
どちらも夜間性能は上がりましたが、やはり2年目である、Ace Pro 2の方が夜間画質は上ですね。
続いて走ってみた動画から切り取り。
色味は好き好きがありそうですが、見た目に近いのがAce Pro 2、上手く色味を保管しているのがOsmo Action 5 Proといった感じでしょうか。
ただし、歩く・走ってみると明確に手振れ補正に違いが現れましたね。
Ace Pro 2の方が、夜間における手振れ補正は綺麗に効いています。
参考までに動画を載せておきます↑
手振れ補正の比較
HERO 13 | Ace Pro 2 | Osmo Action 5 | |
---|---|---|---|
手振れ補正 |
手振れ補正については、おそらくほとんどの方が差を実感できないので(僕も差が分からない)、どれも100点でいいような気がします。
下記動画:手振れ補正(標準)・同じ自撮り棒に取りつけて撮影↓
どれもほぼ完璧ですね。
三社ともこれ以上に手振れ補正を強力なモードを搭載していますが、標準モードで十分でしょう。
エクストリームスポーツにおけるブレ補正は個人的に検証できないので、一部の方はすみません。
最大広角の比較
HERO 13 | Ace Pro 2 | Osmo Action 5 | |
---|---|---|---|
最大FOV | 156° | 157° | 155° |
縦方向 |
最大広角は、数字的に言えばAce Pro 2が最も広い157°の画角を持ちます。
が、正直どれも画角は広いので、じっくり比べないとあまり分かりません。
しいて言うなら、GoProのみが特徴的な広角を持っていて、縦方向の画角を最も広く捉えるのがHERO 13です。
メリットとしては、アクションシーンで流れるような背景表現が可能で、歪みも活かしつつカッコつけることが可能。
デメリットとしては上の写真のように歪みやすい(タイヤが分かりやすい)ので、不自然な動画になりやすいです。
実際HERO 13のHyperViewで撮影すると分かりますが、カメラを動かすと画がギュワンギュワン流れます。
HERO 13 | Ace Pro 2 | Osmo Action 5 | |
---|---|---|---|
別売りレンズ | 177° | 182° |
なお、別売りの広角レンズが用意されているのは、GoProとDJIのみ。
これらを付けると、もっとピーキーな表現が可能ですね。
Ace Pro 2も交換レンズ式ですし、技術的には出来るはずですが、360°カメラのX4があるからいいやって感じなのでしょう。
水平維持レベル
HERO 13 | Ace Pro 2 | Osmo Action 5 | |
---|---|---|---|
水平維持 | 5.3K30fps 4K60fps | 4K30fps | 4K60fps |
水平補正に関してはHERO 13が最も選択肢が多く、GoProの少ないメリットのうちの一つ。
Insta360の前作Ace Proは、他より画角が狭くなるというデメリットがありましたが、Ace Pro 2では改善。
画角はどのアクションカメラも同等に狭くなります。
ただしAce Pro 2のみ30fpsしか選べないので、水平補正+スロー再生を狙いたいのなら、GoProとDJIしかないですね。
といっても、水平補正はほぼ使わないので、基本的な手振れ補正で十分だと思います。
アクションにしても、外から広角で撮ってもらった方がカッコいいですし。
最大スロー再生
HERO 13 | Ace Pro 2 | Osmo Action 5 | |
---|---|---|---|
スロー再生(4倍) | 4K120fps | 4K120fps | 4K120fps |
8倍スロー | 2.7K240fps | 1080P240fps | 1080P240fps |
13倍スロー | 15秒(720p挟角) | ー | ー |
32倍スロー | ー | ー | 3秒 |
最大スロー再生については、基本的にはどれも4K120fps(4倍スロー)で統一。
HERO 13のみ、8倍スローの240fps選択時の画質が僅かに良いですね。
また、720pまで画質を下げれば13倍スローまで対応するので、スロー再生はHERO 13が最も幅広く対応しています。
とはいえこれ、15秒しか撮影出来ないのでアクションを決めるのがF難度すぎるのと、スローすぎて2倍スローでいいやってなります。
DJIは動画を補完することで、最大32倍スローを3秒だけ抽出できるらしいです。
外観・構造
ここからは外観の比較をしていきます。
画質もや性能は重要ですが、外観や構造は使い勝手を考えるうえで、個人的には最も重要な要素となってくると思います。
使い方を想像しながら見てみてください。
スクリーン
HERO 13 | Ace Pro 2 | Osmo Action 5 | |
---|---|---|---|
スクリーン | 両面 | フリップ | 両面タッチ |
スクリーンはAce Pro 2のみ、フリップ式を採用。
DJIは前面もタッチ式ですが、正直あまり使わないのでHERO 13との差は考えなくてもOKかと。
重要なのはフリップスクリーンの有無で、どっちでも良いのなら絶対に動く方が良いと、個人的には断言します。
僕は画質以上に重要だと思ったので、ちょっと厚めに語っておきますね。
まず、ローアングル撮影で見やすいです。
水に沈めて撮影する時なんかも、上から確認できます。
半分開けて地面に置けば、三脚要らずのローアングル撮影になりますし、星も撮影しやすいです。
シャツに挟んでおけるので、チェストハーネスとかなくても一人称撮影ができます。
もちろん画面が見やすいので、自撮りの時も有効ですね。
新しい使い方のように思えますが、フリップスクリーンの汎用性はおそらく皆さんが思っている以上に使いやすいはず。
よほど軽さを重視するユーザー以外は、フリップスクリーンを選んでおいて間違いないですね。
マウント
HERO 13 | Ace Pro 2 | Osmo Action 5 | |
---|---|---|---|
クイックリリース | 別売り | 初期装備 | 初期装備 |
1/4ネジのみの装着 |
マウントについては、HERO 13のみクイックリリースマウントが別売りで、他2つが標準装備です。
HERO 13にもメリットはあって、直接マウントに取り付ける時は最もシンプルになるので、ヘルメットなんかにはつけやすいですね。
マウントの着脱性
Ace Pro 2 | Osmo Action 5 | |
---|---|---|
着脱性 |
着脱性ですが、Ace Pro 2の方が装着感も軽く、取り外しも楽です。
それでいてちゃんとハマりやすいので、落とす心配もAce Pro 2の方が少なそう。
GoProのは持っていないので分かりません。
こっちでも喋ったのですが、DJIのマウントは外すのにコツがいる感じで、男の僕でも硬いと感じます(結構握力あるのに、、、)。
逆に女性の方が指が細くて外しやすいのかも、とも思いますが、とにかく装着感はAce Pro 2が良いです。
軽さ・大きさ
HERO 13 | Ace Pro 2 | Osmo Action 5 | |
---|---|---|---|
重さ | 154g | 177.2g | 146g |
大きさと軽さはDJIが最も軽いですね。
上から見ると分かります。
軽さを重視するユーザーにとっては、ここでDJIが選択肢として注目されそうですね。
どう頑張っても軽さの差は埋められないので。
Vlog撮影、バイク、旅行、ハイキング程度の使用用途なら、フリップスクリーンのあるAce Pro 2が良いでしょう。
ヘルメットに取りつける場合においては重さが気になってくるので、DJIが最も激しいアクティビティに適していると言えそうです。
マウントがシンプルな分、総重量を考えるとGoProもアリですね。
オーディオ
HERO 13 | Ace Pro 2 | Osmo Action 5 | |
---|---|---|---|
マイク数 | 3 | 3 | 3 |
内蔵風切り音低減 | |||
風防 | 標準装備 |
風切り音低減モードは、全てのカメラに搭載。
基本的に歩く走る程度でしたら、カメラ内蔵の風切り音低減モードをONにすれば十分だとは感じました。
Ace Pro 2にのみ風防カバーが標準装備で、水中用の通常カバーとも交換可能。
スポンジで全体を覆う系のアクセサリーよりは、見た目的にも取り回し的にも楽ではありますね。
僕はVlog系がメインなので差は感じられませんでしたので、メリットがあるとするならバイク系ユーザーくらいだとは思います。
バッテリー性能
バッテリー関連も重要ポイント。
これの性能が悪いと、満足に使えないシーンが結構ありますね。
容量
HERO 13 | Ace Pro 2 | Osmo Action 5 | |
---|---|---|---|
バッテリー容量 | 1900mAh | 1800mAh | 1950mAh |
旧作と互換性 |
バッテリー容量は、DJI Osmo Action 5 Proが最も多い1950mAh。
旧作と互換性があるのがInsta360とDJIで、GoProはHERO 12のバッテリーは使えない事に要注意。
Insta360とDJIは、互換性を保ちながら容量を増やしてきたのでありがたい。
対応温度
HERO 13 | Ace Pro 2 | Osmo Action 5 | |
---|---|---|---|
対応温度 | -10~35℃ | -20~45℃ | -20~45℃ |
下限温度は旧作と変わらず、GoProが-10℃、Insta360とDJIが-20℃と冬季使用に強いです。
前作の比較検証でも、冬季使用のバッテリー持ちはスペック表示と同等の結果になっていますので、スペック表示はおおむね適正かと。
熱暴走
HERO 13 | Ace Pro 2 | Osmo Action 5 | |
---|---|---|---|
4K120fps | 23分 | 1時間3分 | 58分 |
4K60fps | 39分 | 熱暴走無し | 熱暴走無し |
熱暴走に関しても、今回もInsta360とDJIが熱暴走に強く、GoProが弱いという結果に。
120fpsはあまり使わないから良いにしても、HERO 13の常温60fpsで39分というのは、ちょっと夏時期や屋外使用が心配ですね。
付属機能
HERO 13 | Ace Pro 2 | Osmo Action 5 | |
---|---|---|---|
付属機能 | 逆充電 省エネモード |
一応付属機能があったので記載しておくと、Ace Pro 2のみ省電力モードと、逆充電というモバイルバッテリー化する機能が備わっていました。
といっても、バッテリー消費でそこまで困ったことは無いですし、逆充電もType-CtoCなので僕は使っていませんね。
いつか役に立つときが来るのかも。
耐久性・耐水性
耐久性というか、激しいアクションにはDJIが最も向いていると、個人的には思います。
耐水深
HERO 13 | Ace Pro 2 | Osmo Action 5 | |
---|---|---|---|
耐水性 | 10m | 12m | 20m |
耐水性は、おそらくアクションカメラ初の20mが出ましたね。
Ace Pro 2も微増して12mになっています。
と言っても、正直5mも10mも20mもあんま変わりなく、どっちにせよ海はケースを付けて潜りたいですね(塩水なので)。
GoProも前は簡単に水没していましたが、最近のはちゃんと10m防水出来ている印象ですし、HERO 13の10mあれば十分かと。
保護フレームの有無
HERO 13 | Ace Pro 2 | Osmo Action 5 | |
---|---|---|---|
保護フレーム | 別売り | 別売り | 標準 |
保護フレームが標準装備なのはDJIのみですね、普通にありがたいです。
軽さ・保護フレーム・安さ
この辺りの利点が揃っていることが、僕がDJIが最も激しいアクションに向いていると考える理由ですね。
画質とか使い勝手を並にしたとしても、コアなユーザーにとっては魅力でしょう。
操作性
結局大事な項目が多くてアレなのですが(笑)
操作性もかなり重要で、快適さが低いと使っていてイライラしたりしますので。
HERO 13 | Ace Pro 2 | Osmo Action 5 | |
---|---|---|---|
ストレスレベルの低さ |
HERO 13をちょっと低くしすぎ感はありますが、Insta360とDJIが快適な分、相対的に悪く思ってしまいました。
スクリーン感度
HERO 13 | Ace Pro 2 | Osmo Action 5 | |
---|---|---|---|
タッチ感度 | 悪い | 良好 | 良好 |
スクリーンの感度は、Ace Pro 2とOsmo Action 5 Proが良好。
iPhoneみたいにスルスル切り替わり、濡れた指でも割と機能します。
HERO 13は0.5秒くらいのラグを感じるので、たまに使うと遅っせぇな、ってなります。
起動速度
HERO 13 | Ace Pro 2 | Osmo Action 5 | |
---|---|---|---|
起動速度 | 3.5秒 | 2.5秒 | 0.5秒 (7秒~10秒) |
起動速度は平均点でAce Pro 2、ハマると早いのがOsmo Action 5 Proです。
ただ、Osmo Action 5 Proは時間を空けると起動が遅くなりまして、特にその日一発目は10秒くらいラグってます。
これさえなければ爆速起動なのですが。
反応速度
HERO 13 | Ace Pro 2 | Osmo Action 5 | |
---|---|---|---|
撮影開始 | 即時 | 即時 | 1秒 |
撮影終了 | 即時 | 即時 | 3秒 |
逆に録画開始と停止は、DJIが一番遅いです。
メモリはSandiskのExtremeで統一してこれなので、カメラ本体の書き込み遅延でしょう。
逆になんでHERO 13はここだけちゃんとAce Pro 2に付いてこれているのかは謎。
DJIは爆速起動しても書き込みに時間がかかるので、結局安定しているAce Pro 2が最もストレスレベルは少ないですね。
メモリ
多分レビューしている人も少ない項目でしょうが、メモリ系についても触れておきましょう。
HERO 13 | Ace Pro 2 | Osmo Action 5 | |
---|---|---|---|
10分間容量(4K60fps) | 11.2GB | 3.3GB | 4.7GB |
内部メモリ | – | – | 47GB |
DJIのみ、SDカードの他に内蔵ストレージが使えます。
最近はWi-Fiスマホ転送が基本なので、そうそうSDカードを入れ忘れることは減りましたが、それでもバックアップとして有効な手段ですね。
ありがたいです。
逆にデータ処理を一番上手くやっているのがAce Pro 2、前作よりも効率的になったそうです。
Osmo Action 5 Proより実質1.5倍、HERO 13より実質3倍以上も多く書き込みができますね。
SDカード容量がいっぱいになりませんし、SDカード容量も小さい(安い)モノを選べます。
その他の特長
マクロレンズ(GoPro)
交換レンズがあるのはDJIもそうですが、GoProにのみマクロレンズが使えるようになっています(別売り)。
広角マクロという一眼レフにもあまり無いタイプなので、試みとしては個人的に面白いなと感じました。
ただし元々アクションカメラは撮影距離が長く、接写に向いていません。
それを解消した程度のマクロなので、本格的なマクロレンズを知っていると、さほどマクロって感じでは無いみたいですね。
画面でピント合わせも難しいとのことですし、実用性としては少なそうです。
ジェスチャー制御(Insta360)
HERO 13 | Ace Pro 2 | Osmo Action 5 | |
---|---|---|---|
ボタンで開始 | |||
音声制御 | |||
ジェスチャー制御 |
Insta360のジェスチャー制御は、Ace ProやGO 3Sも搭載されているので、おなじみになっていますね。
手でサインを送れば反応するので、個人的には音声制御よりも楽だと感じて使っています。
フルフェイスヘルメットでも人物認識してくれるので、バイクユーザーにとっては楽かも(走行中も出来るっちゃできる)。
意図的にやらないと、別に誤反応とかは今の所無いです。
ライカウォーターマーク(Insta360)
ウォーターマークはブランドロゴを入れたりしますが、Ace Pro 2はライカレンズという事で、Leicaのロゴを入れられます。
カメラにある程度詳しい人なら、このコカ・コーラみたいなロゴにどれだけ憧れる事やら(笑)
もちろん本物のLeicaカメラが欲しいのは言うまでもありませんが、このロゴを入れられるだけでテンションが上がりますし、なんかいい写真になった気分がしますね。
↑ロゴの入った写真(入っていないのも)はこっちで沢山載せています。
ドラレコモード(Insta360)
Ace Pro 2にはドラレコモードも備わります。
古いデータを順次削除してくれるモードなので、Type-C給電撮影をすればドラレコと全く同じ使い方が可能というわけです。
Ace Pro 2はバイクと相性が良いカメラですし、ユーザー層をちゃんと理解している感じ。
追尾機能(DJI)
DJIには追尾機能が備わっています。
といっても、主に広角画面からクロップして対象物を追跡して真ん中に置ける、という機能なので、360°カメラのようにはなりません。
クロップする分画角が狭くなるので、あまり使い道は無さそうですが。
SNSの縦型投稿では使う事もあるかも。
水圧・気圧計(DJI)
DJIで面白いなと思ったのは、気圧計が備わっているために、水深や標高を測定&画面に表示できるという事。
ただこれ認識するだけなので、動画内にステッカー表示できるようになれば、もっと面白かったなと思いますね。
G-Shokやトレッキングウォッチを既に持っている方は必要のない機能ですが、試みは面白いと思います。
耐水性・ハードな使用など、やはりコアなユーザーにアピールしている感じが伝わりますね。
【買うべきカメラ】どのユーザーに適する?
総括です。
どんなユーザーさんが、それぞれどのカメラを選ぶと良いのかがちゃんと見えてきたので、まとめたいと思います。
GoPro HERO 13が適したユーザー
- マクロレンズ
- 水平補正
- シンプルなマウント
あえてメリットを上げるとしたらコレくらい。
ヘルメット取り付けを想定するユーザーのみが、HERO 13の恩恵を受けられると思いますが、それ以外は本当にメリットが無いです。
ただGoProってロゴが他よりカッコいいというか、プロアスリートの定番みたいで憧れるんですよね。
スペックを比較したうえでGoProを選ぶ人は、ブランドイメージで選ぶ人がほとんどな気がします。
厳しいことを言うようですが、このままGoProはイメージ戦略を続けるだけでは、Insta360とDJIに食われます。
Insta360 Ace Pro 2が適したユーザー
- 反応も早く安定していてストレスが最も少ない
- 画質・夜間画質が最も良い
- フリップスクリーンの汎用性が高い
- ストレージが効率的
- マウントがスムーズ
- 軽さ以外のデメリットは無い
細かく上げるともっとメリットはあるのですが、あえて紹介しなくても画質とフリップスクリーンだけで十分魅力的。
三社中最も画質が良くて使いやすい。
これだけでおおよそのライトユーザーの方はAce Pro 2で決まりで良いと思います。
あとはDJIより高いという価格設定と、小ささを意識するかどうか。
スクリーン形状のおかげで、撮影できるパターンも増えますし、最も手軽に扱えるカメラだと思います。
- 登山・ハイキング
- 旅行
- 日々の撮影
- Youtube
- Vlog撮影
- バイク
- 自転車
ライトユーザーさんが日本には多いと思いますが、この辺りを撮影のメインとして想定する場合、Ace Pro 2が最適解でした。
DJI Osmo Action 5 Proが適したユーザー
- 最も軽い
- 最も安い
- 耐水性の高さと保護フレーム
- 内蔵メモリ
DJIのメリットは、一番安いし一番軽いし、そのうえハイレベルなアクティビティに適した耐久性でしょう。
画質は三社中もっとも普通ですが、アクティビティを重視するユーザーにとっては十分に画質が良いと呼べるレベル。
それよりも軽さと保護性能を重視する方は多いと思います。
- マウンテンバイク
- クライミング
- アイスクライミング
- シャワークライミング
- BMX
- パルクール
- ダイビング
- カヌースラローム
ざっと考えてみましたが、この辺りのユーザーさんはOsmo Action 5 Proの軽さと頑丈さが魅力になりそう。
クライミングやシャワークライミングを行う人は日本に結構いるので(周りに多いだけかも)、山を中心にハイレベルなアクティビティをする界隈からは、確かにDJIの支持率が多い印象ですね。
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