Insta360 X4を扱ううえで、撮影時間・熱暴走・バッテリー持ちについて気になっている方はどうやら多いようです。
今回は、X4が気温何度で熱暴走するか? 充電しながら撮影すると何分使えるか?
などをまとめた記事となっていますので、よければ参考にしてみてください。
↓今回の記事のまとめです。
- 8K撮影のバッテリー切れは75分間
- SDカードは256GBが最適かな?
- 室温15℃無風なら、8K撮影も熱暴走しなかった
- 充電しながら撮影は、バッテリーを外すと長く撮影できるかも?
熱暴走は条件によってはしますが、基本的にInsta360製品は熱暴走に強く、X4もその傾向がありました。
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X4の撮影時間(バッテリー持ち)
画質 | 撮影時間 |
---|---|
8K | 75分 |
5.7K | 135分 |
公式サイトから発表される、X4のバッテリー容量(2290mAh)で撮影できるのは、8Kで75分(1時間15分)です。
X4の熱暴走の有無やSDカードの容量に関しては、ひとまず1時間15分という撮影時間を目安に考えると良いでしょう。
X4の撮影時間(SDカード容量)
5.7K撮影 | 8K撮影 | |
---|---|---|
512GB | 13時間53分 | 6時間51分 |
256GB | 6時間46分 | 3時間20分 |
128GB | 3時間24分 | 1時間40分 |
X4の撮影時間をSDカードの観点から考えたばあい、基本的に256GBをベースに考えると良いかな?
と思います。
つまり、8K撮影でバッテリーMAXから無くなるまでの撮影が、おおよそ3周撮影できるくらいの容量です。
公式からセット販売されているのも256GBなので、恐らくこれが最も出回るはずです。
8Kで3時間以上撮影できれは上等ですね。
↑詳しくは上記で解説しています。
熱暴走までの時間(8K)
Insta360製品は基本的に熱暴走に強いですし、X4も熱暴走には強いです。
熱暴走に弱いとされるGoProと比較してもアレなのですが、より負荷量の強い8K撮影にもかかわらず、HERO 13よりも熱暴走しませんでした。
X4(8K撮影) | HERO 13(5.3K撮影) | |
---|---|---|
室温25℃ | 42分32秒(熱停止) | |
室温15℃ | 1時間16分(バッテリー切れ) | 42分37秒(熱停止) |
バイク(気温25℃) | 1時間15分(バッテリー切れ) |
5.7K撮影では熱暴走の心配はほぼありませんが、8K撮影の場合は外気温によって左右されそうですね。
25℃夏日の連続使用が42分だったので、ぼちぼちクリアという認識で良いと思われます。
なお、バイクの場合は風にあたっているので、熱暴走しませんでした。
サーモグリップカバーの注意点
よくおられるのが、自撮り棒先でもサーモグリップカバーを付けているお方。
これ、サーモ「グリップ」カバーなので、発熱しても手に持ちやすいよというアイテム。
サーモレスカバーじゃないので、なんなら付けずに風に当ててあげた方が、熱処理効率が上がるみたいです。
熱暴走の対策
- 5.7K撮影にする
- ミーモードを使う(自分を撮りたい場合は)
などなどありますが、熱暴走を一番防ぐ方法は、個人的にはこまめなカット撮影を行う事だと思っています。
Ace Proのように常時Recするものでも無いので、やっぱりこまめなON/OFFが一番熱暴走には効きます。
僕自身いつも8K撮影は使っていますが、夏場でも熱暴走は経験しませんでしたね。
↑X4の熱暴走に関する詳しい記事は上記で
X4を充電しながら撮影する
8K撮影 | |
---|---|
バッテリーあり | 48分 |
バッテリーなし | 1時間59分 |
実はX4はバッテリーを抜いて、USBケーブルから充電しながら撮影も可能です。
室温15℃・無風という条件下でUSB充電撮影を行ったところ、8Kでも1時間59分の連続撮影後に熱停止。
バッテリーを入れながらだと48分で熱停止したので、バッテリーを外して充電しながら撮影すれば、より長く撮影することが可能という事になりますね。
ただし、過去に25℃の室温で同様の実証をした際、18分で熱停止した日もあったため、ムラがあるのかもしれません。
今回のまとめと、その他撮影時間を増やす方法
8K撮影は1時間15分
X4の2290mAhバッテリーで8K撮影をした場合、バッテリー切れまでの撮影時間が1時間15分。
SDカードはバッテリー3周分が目安の、256GBが標準になっています。
熱暴走は気温によって変化あり
8K撮影でも熱暴走はしにくいですが、気温が25℃になると連続使用で熱停止しました。
15℃だと熱停止しなかったので、夏を除く3シーズンならばおおむね心配ない程度でしょう。
充電しながら撮影
X4はバッテリーを抜いても、USB充電で撮影を続けられます。
バッテリーに依存した撮影よりも長く撮影できますし、外気温15℃だと2時間近く撮影を続けました。
夏場のバイクツーリングなどの場合は、バッテリーを抜いて充電しながら撮影するというのもアリかもしれません。
こまめなカット
どうしても夏場の撮影で熱暴走が気になる場合は、必要なカット撮影、いわばこまめな電源ON/OFFが最も効きます。
僕自身X4を夏場も使ってきましたが、この方法なら熱暴走せず乗り切りましたし、熱くなることもほぼありませんでした。
Insta360+の加入
SDカードの観点から、128GBを買ってしまって物足りない場合や、クラウドを活用したいという方も居るかもしれません。
長期旅行などでは、クラウドにデータを移行すれば容量に気にせず撮影ができますので、良ければチェックしてみてください。
まとめ動画の編集や管理が楽になるので、結構良いプランだと思います。
パワーキット
あとは、予備バッテリーやチャージャーがセットになった、X4パワーキットもあるのでこちらも合わせてチェックしてみてください。
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