再びカメラが再燃したので、今年の春はミツマタ、サクラと花を愛でる機会が多いです。
そういえば藤の花って撮りに行ったことが無かったので、家から一番近くにある藤の有名どころとして、岐阜県羽島市の竹鼻別院に行ってきました。
大きなフジの木一本で藤棚が作られていますので、フジのトンネルみたいになっているわけではないのですが、どうやら樹齢は300年を超えるらしいので、それも感じながら見てみるとより何か感じるかもしれません(笑)
晴れた日だと面白くないかな?
そう思いましたので、今回は雨の日をチョイス。
公営駐車場から15分程歩き、寺院ですので門をくぐると藤棚がありました。
1本の木でここまで沢山のフジの花を咲かせると思うと凄い生命力ですよね。
夜だし雨も降っていましたが、花の良い香りがふんわりとしてきました。
久々に出してきた広角レンズで、雨の日らしい写真を狙ってみました。
ちなみにガッツリライトルームでレタッチしているのですが、どうにも僕はこういう写真がしっくりきません。
素直に白状しましょうか(笑)
何もレタッチせず、適当に撮影したら合計50万円のカメラとレンズでもこんなもん。
もちろん肉眼のほうがこれより綺麗なのですが、どうにも僕は本気レタッチだとか良く撮影しようとする行いが苦手。
特に定番のカッコいい構図の写真に違和感を感じちゃうタイプですので、、、
もう早速いつものマクロレンズに切り替えです。
雨の日を狙って正解でした。
夜のライトアップの雰囲気と、静かに残る水滴が綺麗です。
雨は小雨になっては来ましたが、それでもフジの花は揺れます。
三脚なしのマクロレンズでは、この距離感が限界ですね。
上ばかり見ていずに下に目をやると、南天の若葉がキラキラ輝いてたのに見ほれちゃいます。
自然光でもないものにこうも惹かれるのは珍しい。
たまには雨の日ってのも、やっぱりいいですね。
それにしても気持ちの良い玉ボケです。
NIKKOR Z MC 50mm f/2.8はS-Lineではない手軽なマクロレンズですが、ここまで楽しませてくれれば十分です。
気づいたらフジそっちのけで南天撮影ですね。
帰り道も結局目がマクロレンズモードになってしまい、しまいには雑草を夢中で撮影。
デカい交差点の一角で信号も渡らず、小雨の中ずっと雑草を撮影していましたが、きっとだれも気にしてない。
あえてノイズを出してみましたが、これはこれで良いですね。
結局フジのライトアップが良かったというよりも、雨の日とマクロレンズが楽しかった日になっちゃいましたが、それはそれで。
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