地元、墨俣一夜城のサクラを、お客さんの少ない早朝から見に行き、Nikon Z50で遊んできました。
といっても、サクラって適当に撮影すると、どこかパッとしない画になってしまいますので、ここはいっそ自分に縛りを付けてカメラ遊び。
持ってきたカメラはNikon Z50。
中古で買ったAPS-C機で、ついているレンズも16-50㎜の標準ズーム。
それをあえて35㎜の画角固定で縛ることで、F値のにもセンサーサイズにも頼らずに、じっくりとサクラと向き合ってきました。
やってみると色んなパターンでサクラを表現することが出来て、楽しかったです!
良かったら見ていってください^^
せっかく一夜城に来ましたので、サクラと一夜城の天守をワンカットで。
35mmなので、状況が伝わるくらいの半々で。
今回はレタッチもしないつもりだったので、ふんわりとした演出は花びらの前ボケで。
花粉が付くくらいに寄れば、F5.6でもいいボケが出ます。
逆光は色が弱くなる分、個をアピール
2輪並ぶ感じも可愛らしいです
一旦、視点を落としました。
露出を下げると、ちょっと苦しい印象を受ける写真になった気がします。
対象を2つに分けて間を取ると、いくぶん苦しいイメージが和らぎました。
真ん中に一個だけだと、こうも強く訴えかけていた印象が、間を取ることでサクラらしい柔らかさが戻るのが不思議ですね。
同じような場所からも、距離や視点を変えるとこうも見方が違いました。
画角を固定していると、視点を変えるしか表現に差が生まれないので、色んな発見があります。
今度は花ではなく、葉の方にフォーカスしてみました。
透き通ったみずみずしい新芽ですね。
同じものでも、光の入れ方一つで結構違いました。
この日は朝早かったので、東にレンズを向ければ光を扱えます。
改めて太陽の使い方をお勉強した気がしますね。
逆光アンダーで撮影すれば、シルエット風の撮影に。
レタッチせずとも露出調整をするだけで、表現が変わるので楽しい。
光で遊ぶのが楽しくなったので、同じような場所で何度も何度も撮影する、ちょっと変な人みたいになっていました(笑)
早朝入りしたとはいえ、日曜だったので人がそこそこ来始めました。
往来が増え始めたので、人を使ってみます。
しゃがんで待ち続けると変な人なので、不意に現れた人を一発勝負で。
満足満足^^
光と前ボケを盛大に利用してみました。
別段何が言いたい写真なのかは分かんないですが、レタッチせずとも表現はいろいろできるんだなーって。
むしろAPS-Cくらいの飛んじゃう感じが、逆にイイのかも。
城の周りを1周しましたが、まだまだ面白いものは発見できるようです。
線を縦にしようか、横にしようか、
角を入れようか入れまいか、
いろいろ迷った結果、この写真が一番よくまとまった気がします。
浮いた風の子や
絶対そこじゃないでしょって子も笑
秋春で対照的、、、にはならないね
1周回った場所でも、面白いもの探しをしているといつまででも遊べる。
サクラの幹を改めてみてみると、面白い柄をしていました。
花・葉・幹は主題にしてみたので、残るは「枝」か…
どうにかして枝を主題にしてみようとしましたが、ギリギリ何とかなったかな?
むしろ枝にクワガタとか居たら、、、
それじゃあ意味ないよね。
せっかく城公園に来たので、もう一回天守を入れて撮影しときましょう。
「墨」の字がカッコよかったので、どうにか角度を調整してピントが合うように。
墨俣一夜城の墨ですね。
最後にサクラとは違うけど、吸い殻入れを撮ってみました。
喫煙者じゃないから気持ちは分かんないけれど、この人たちがどんな人なのか、どんな気持ちだったのかはちょっと気になるかも。
良くないように見えて、箱はくしゃくしゃにしない上品さを感じつつ、中に入れるか入れまいか迷っているのを感じますね(笑)
喫煙者なのに多少は気にするんでしょう、メビウスの人は確かタール?が少ないライトなタイプ。
モードに入っていると、ゴミからもいろいろ連想してしまう。
カメラ遊びが楽しかったので、ゴミやたばこからは嫌な感情は沸きませんでした。
係のおじさんがゴミを回収していました。
先に写真と余計な考察をしておいて良かった(笑)
お勤めご苦労様です。
APS-Cの中でも価格が安く、Nikon Z50という圧倒的入門機。
それも最初に付属してくるキットレンズの35㎜画角という縛りを付けたカメラ遊びでしたが、こうも楽しめるとは思っていませんでした。
これぞ桜のもつパワーなのか、、、
カメラは楽しいですね!
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