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【2024年】GoPro MAXの次期モデルはいつ? 新型MAX2の可能性について考察

GoPro MAXが発売してから、はや5年目になりましたが、なかなかMAX 2の情報が発表されません。

果たしてMAX 2は出てくるのか? それともGoProは360市場から撤退してしまったのか?

今回はGoPro MAXの次期モデル、MAX 2の可能性について考察するという、特化しつつも幅広い視野を持った読み物になっています。

結構面白く出来上がったと思いますので、良ければご覧ください^^

目次

結論:GoPro MAX2の可能性は低い

結論から申しますと、残念ながらGoPro MAX 2の可能性は低いと考えられます。

ここから詳しく考察を深めていきますが、そう考えるに値する根拠は以下のよう。

GoPro MAX 2の可能性が低い理由
  • 発売から時間が経過しすぎた
  • もうアプリすら放置している
  • Insta360が伸びすぎた
  • GoProの戦略は保守的

MAX 2が出てこない理由は、探せば明確なものが4つ出てきました。

とはいえGoProはこのままHEROシリーズのみを展開していったとして、未来が明るいかと言われると、微妙なところ。

最終的には何かしらの製品を急に出してくるかもしれませんので、後半にかけてそういった考察をしますので、よければ最後までお付き合いください。

では、MAX 2の可能性について、深堀していきます!

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GoPro MAXから今年で5年目【デメリット】

まず、GoPro MAXが発売されてから、今年でなんと5年目になるのです。

GoProと言えば、HEROシリーズを毎年更新させ、はやくもHERO 12まで出ていますよね。そんなGoProが既に4年以上、360度カメラの更新を終えているというのは、期待が薄いと感じてしまいます。

2017年発売のFusionと、2019年発売のMAX

GoProInsta360
Insta360 nano2016年8月
GoPro Fusion2017年9月
Insta360 ONE X2018年10月
GoPro MAX2019年10月
Insta360 ONE X22020年10月
Insta360 X32022年9月

実はInsta360が最初作っていたのは、iPhoneに接続して使うタイプの360度カメラでした。

一方アクションカメラとして売れていたGoProは、Fusionというアクションカメラ+360度という、どっちも使えるアクションカメラという形でリリース。

2年後にMAXを繰り出し、2019年を最後に360度市場には姿を現さなくなりました。

一方でInsta360の方は、360度カメラに絞って製品開発とコンセプトづくりをしていったのが功を奏したのか、2018年を境にアクションカメラ形式のONE Xシリーズをリリース。

そのまま売り上げと認知度は日本のみならず世界で急増し、現在ではX3を主力とした360度カメラ市場ではトップに位置するようになりました。

アプリの更新すら放置している、GoProの360度コンテンツ

トラッキング機能(android画面)

というのは製品開発の事だけですが、個人的に思うのは、アプリの更新を諦めているという事。

上記はInsta360アプリにおける、自動トラッキング(追跡)機能です。AIが人物を認知して、スマホ上のワンタップで人物追跡が行えるという、まさに画期的な機能。

これのおかげで、360動画の編集が誰にでも出来るようになったと言っても過言ではなく、僕自身も多用している、カンタン機能です。

正直360度カメラの編集は、コレが無いと話にならないほど、8割はこの機能を使います。

Insta360がこの機能を取り入れてから数年経ちますが、未だGoProはこれを取り入れていません。

アプリですので機能追加は出来そうなものですが、これを追加しない辺りを見ますと、GoProは360度カメラのほうはあきらめた(放置)と感じてしまいます。

Insta360という驚異

そして向かい風となるのが、やっぱりInsta360という大きな存在です。

確かにアクションカメラ市場よりは、360度カメラ市場は小さいです。それでもこの市場に限って言えば、圧倒的にInsta360の認知が増えてきており、国内外でイメージが確かなものになってきました。

X2辺りから、360度カメラ=Insta360 という構図が国内では広まって来た印象です。

市場は確実に増えた

世界の360度カメラ市場規模は、2022年に10億7,250万米ドルに達しました。今後、IMARC Groupは、市場は2023年から2028年の間に25.66%の成長率(CAGR)を示し、2028年までに43億4,300万米ドルに達すると予測しています。

グローバルインフォメーション

まず、360度カメラ市場はここ数年で伸びてきており、2028年を想定しても、今後は成長していくと見積もりがされています。

超小型アクションカで人気を集めている中国発のテック企業「Insta360(影石)」は、2022年の売上高が20億元(約390億円)を超えた。同社の売上高はここ3年、前年比成長率50%を上回る勢いで伸びている。

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一方Insta360自体は、ここ2022年まで50%以上の売り上げ増加を示しており、360度カメラ市場の増加とリンクしているようです。

挑戦的な姿勢

そんなInsta360は、挑戦的な姿勢で製品開発を行っており、個人的にも毎回出してくる製品にはちょっと驚きます。

例えば小さなアクションカメラという、昨今の大型化に逆行するカメラでヒットを作ったり、

フリップするモニターのカメラは、老舗の一眼レンズメーカーと共同開発した製品だったりと、期待を超えてくるのですよね。

「Think Bold(大胆に考える)」というスローガンを掲げ、その社風に恥じない挑戦的な姿勢を貫いています。

以前は勢いが良すぎた故に、サポートが追い付いていなかったとの声もありましたが、日本法人も体制が整ってきたようで、サポートセンターやお問い合わせも充実してきた印象です。安心ですね。

360度カメラで確かな地位を築いた

という事で話がちょっと逸れましたが、Insta360は360度カメラ市場において、確かな地位を築きました。

市場拡大という追い風もあり、余裕のできたIsnta360は、こうして新たな製品を開発し、GoProやDJIの市場にまで食い込み始めた。

そんな印象ですね。

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360度カメラ=Insta360という構図

こうしてInsta360は、360度カメラ=同社という地位を獲得しました。

日本だけでなく、世界的な認知

昨今MAXを使う人は貴重な存在になってきている印象で、僕自身Insta360を使う人はかなり増えてきたという印象です。

これは日本においてそう感じるのですが、むしろ世界的には日本以上に定着しているようです。

もしかして、GoPro MAX 2の登場を願っているのは、日本のユーザーだけなのかもしれませんね。

逆に言えば、アクションカメラはGoPro強し

とは言えですが、DJIやIsnta360もアクションカメラを出していても、GoPro強しです。他のブランドのカメラも性能は揃っているとはいえ、

アクションカメラ=GoPro

この構図は、特に日本において定着しているようです。

これは日本とGoProのつながりが結構古く、いち早くイメージが普及そして定着したことが原因とも思われます。

GoPro MAXの話にもつながってきますので、GoProの戦略についてちょっとまとめてみますね。

GoProの縮小戦略

アクションカメラの元祖であり王者でもあるGoProが始まったのは、2005年のこと。サーフィン好きの青年が、防水性のカメラで自分を撮影したくなったことが始まりでした。

最初はフィルムカメラで自分用に開発したカメラが、なんとここまで大きくなるなんて、本人は予想したんでしょうかね?

いずれにせよ、GoProは2014年のHERO 4の辺りまでに、株価がぶっ壊れに上昇しました。

ちなみにこの辺りで、SUZUKIのレーサーに見つかって、GoProは日本国内にも急速に普及しました。

株価の低下

そんな2014年に株価がピークを迎え、一時86.97USDを記録しました。この頃のモデルがHERO 4でした。

対して2023年10月現在の株価は2.66USD。単純計算で、GoProはここ9年で株価を1/30以下に落としたみたいです。

簡単に何があったかと言いますと、

ドローンに手を出してミスった

コレが超絶痛かったようで、HEROシリーズは100$ほど値下げ(日本円で当時10,000円程)をせざるを得なくなりました。

皮肉と言いますか、ありがたいことに、それがゆえにHERO 12は今でも割と低価格を保っているのかもしれません。

頑張って360度カメラ市場にも手を出しますが、Insta360には追い付かなかったようです。

つまり、DJIとInsta360に一度はちょっかいを掛けた立場ではありますが、GoProはアクションカメラに落ち着いたようです。

HERO シリーズに限定化

そしてGoPro MAXを最後に、GoProはHEROシリーズに完全一本化

毎年製品を更新してはいますが、HERO11→12と、そこまで目新しい変化もなく、ユーザーからは物足りない意見も聞かれ始めるように。

アクションカメラ市場ではまだ確かな地位にはいますが、以前のような元気はなく、どうしても保守的な戦略を取らざるを得ない立場になっている印象ですね。

GoProは市場を拡大しなくても良いのか?

そんな保守的になってしまったGoProですが、このまま同じ状態を続けていても良いのか?

僕個人として思うところもありますので、ここからは本当に個人的な意見です。

もしかしたらMAX 2も出てくるかもしれません。

今はアクションカメラ=GoPro

今はアクションカメラ=GoProでほとんどが通っていますが、正直アクションカメラの性能としては、GoPro一強ではなくなっています。

むしろ夜間の画質が良いAce Proや、軽くて頑丈なDJI、それにバッテリーはGoProのみが貧弱ときています。

期待の裏付けでもありますが、GoProの性能に対する不信感が少しずつ増加している印象です。Xなどの意見を見てみましても、アクションカメラもDJIやInsta360に流れるユーザーが増えてきています。

ライバルのDJIとInsta360

そこで、ライバルの性能をちょっと比較した記事も作ってありますので、よければ見ていってください。

Insta360のアクションカメラは半分以上の性能で、GoPro HEROを超えてしまい、気づいたユーザーは流れている印象。

DJIにも防水性やマウントシステムなどの利点があり、バッテリー性能の不信感から、流れているユーザーも。

しかもInsta360は360度カメラ市場で、DJIはドローン市場で確実に成長しています。

今後アクションカメラやその他製品への注力も、続けていくであろうと考えられます。

不安が残るHEROシリーズ

バッテリーの弱さを一番の理由に、GoProはユーザーを失う事もあると触れました。このままでは気づいたユーザーから、他者に流れる可能性は高く、ちょっとまずい気もします。

せっかくGoProは日本国内において、アクションカメラの立場を明確にしたのに、失いたくはないと思うんですよ。

幸いなことに日本には、まだMAX 2を期待する声も多く残っており、HERO シリーズへの期待も高いです。

事業拡大で一度失敗をして怖いとは思いますが、GoProも今一度、新たな市場展開を考えないといけないのかな、なんて思いました。

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結論:MAX 2 の可能性は低いが、もしかして何か出してくるかも?

という事で結論です。

GoPro MAX 2の可能性が低い理由
  • 発売から時間が経過しすぎた
  • もうアプリすら放置している
  • Insta360が伸びすぎた
  • GoProの戦略は保守的

MAX発売から5年目に入り、アプリの更新も放置しています。おまけにInsta360の市場が確かなものになり、同時にGoProの戦略は保守的になっています。

順当に考えると、GoPro MAX 2が出てくる可能性は非常に低い、そう感じられるのですが、ここで諦めるのも良くないGoProかもしれません。

もしかしたら、GoPro MAX 2を出してくるかもしれませんし、それ以上に機転の効かせた製品を出してくるかもしれません。

そうであるならば、大前提として今年出るかもしれない、Insta360 X4の性能くらいは超えていないと、話になりませんね。

Insta360のおすすめマウント

ちょっとだけ、Insta360のおすすめアクセサリーについて紹介。

114㎝見えない自撮り棒(必須レベル)

一番よく使うアクセサリーであり、公式サイトからの購入で貰えるヤツ。

ほとんどコレで完結する場合があり、コイツをもって振り回しているだけで、面白いです。

114㎝という中途半端にしてベストな長さ。マストです。

SanDiskか公式SDカード(必須)

偽物も使ってみましたが、一応は使えても途中から壊れたり、Insta360本体が停止したりと、ろくなことが無かったです。

Amazonで一応「Insta360対応」って書いてあったのですが、偽物はニセモノですね。

Insta360公式的には、SanDiskを購入するように、と注意書きがありますので、公式の黄色いSDカードか、SanDiskは必須レベルです。

車載マウント

これを使う事で、ドライブレコーダーになります。

普通にバッテリー有で使ったとしても、旅行の動画など、楽しい映像が撮影可能。

超長い(3m)自撮り棒

栗鄭ティブな撮影が可能なのは、長い自撮り棒です。

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