最近、日本でも流行り始めた360°カメラ。
というか、誰でも簡単に使えそう?
ってのがだんだん認知され始めたであろう、360°カメラ。
アクションカメラの代わりに持っている人は多いですし、街でも山でも、意外と高齢の方が持っていたりするのも見かけます。

今回は、360°カメラのブランドや製品を、手当たり次第に調べ、まとめました。
紹介するのは下記12種類↓
| おすすめ度 | 価格 | 発売日 | 動画 | チップ数 | センサー | 防水 | 重さ | ||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| Insta360 | X4 Air | 56,900円 | 2025年 | 8K30fps | 1 | 1/1.8 | IP68(15m) | 165g | |
| X5 | 84,800円 | 2025年 | 8K30fps | 3 | 1/1.28 | IP68(15m) | 200g | ||
| DJI | Osmo 360 | 67,100円 | 2025年 | 8K60fps | 1 | 1/1.1 | IP68(10m) | 183g | |
| GoPro | MAX 2 | 79,800円 | 2025年 | 8K30fps | 1 | 1/2.3 | IP68(5m) | 195g | |
| KANDAO | QooCam 3 Ultra | 81,800円 | 2024年 | 8K30fps | 不明 | 1/1.7 | IP68 | 336g | |
| QooCam 3 | 54,780円 | 2023年 | 5.7K30fps | 不明 | 1/1.55 | IP68 | 201g | ||
| AKASO | AKASO 360 | 28,980円 | 2025年 | 5.7K30fps | 不明 | 1/2 | 防水(詳細無し) | 180g | |
| Insta360 | ONE X2 | 29,400円 | 2020年 | 5.7K | 不明 | 1/2.3 | IP68(10m) | 149g | |
| RICHO | THETA X | 109,800円 | 2022年 | 5.7K30fps | 不明 | 1/2 | 非防水 | 170g | |
| KODAC | PIXPRO | 40,470円 | 2019年 | 4K | 不明 | 1/2.3 | 156g | ||
| PANOX | V2 | 52,999円 | 不明 | 5.7K30fps | 不明 | 1/2 | IP65 | 194g | |
| Labpano | PilotPano | 69,999円 | 不明 | 5.7K30fps | 不明 | 1/2.3 | IP65 | 295g |
聞いたことあるやつ、無いヤツあると思います。
ですが、「360°カメラ おすすめ」で検索して出てきたサイトって、僕が思うにかなり粗悪でテキトーな事書かれています。
SAK○DORIとか、マイ○ストとか、そのへんですね。

マジで適当な事かかれてたから、驚きました(笑)
主に紹介されている製品は、これとか↓
これ系とか↓



いや、いつまで2019年発売の製品おすすめしてんねん!!ww
って思うんですよ。
余談ですがあれ系のWebメディアって、専門の人が書いている場合とそうでない場合があるんで、記事によって参考にしていいものとそうでないものがあります。
なので、僕がすべてまとめ直します!












360°カメラを本当に使いまくっている僕が、半分は本当に使ったものから、半分はエアプだけど情報をかき集めた中から。
本当におすすめ出来る360°カメラを、ランキング形式でまとめていきます!



本質的なことをぶっちゃけていくんで、よけれ場参考にしてみてください!
360°カメラを選ぶ上でのポイント(超重要)
アプリや動画性能が上がった今、360°カメラを選ぶときに重視したいポイントは、下記の4つは確実に見ておきたいです。
- 動画モデルを選びたい
- 画質が良いものを選びたい
- 暗所性能が良いものもある
- アプリの性能がしっかりしているかどうか?
- 軽くて持ちやすくて使いやすいもの
動画モデルを選びたい
2010年代までの360°カメラは、360°の静止画でした。


分かりやすく言えば、こういった写真が残せますね。
ですが、2020年以降のスタンダードは「動画」です。
せっかくこんな動画が撮れるんで、是非とも選ぶ際には動画の画質を重視してもらいたい!
360°カメラで現存する製品の中には、写真特化モデルのような製品もあることに注意です。
ゆるキャン△が好きだったので僕も見ましたが、アニメの影響で360°カメラが欲しくなった!
みたいな人はマジで要注意です(笑)



主人公のは写真モデルでしたね。
動画が撮れるモデルはもちろん写真も撮れるので、とにかく動画と、その動画を編集するアプリ性能が重要です!
画質が良いものを選びたい
当たり前ですが、画質が良いものを選んでほしいと思います。
360°カメラの画質は、ここ2-3年でめちゃくちゃ上がりました。
で撮影した画像2-1024x576.jpg)
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左がInsta360 X5(2025年発売)の画質で、右がX3(2022年発売)の画質です。
型落ちモデルである、右X3の画質は、ピンクみを帯びた色褪せ感があるのにたいして、左X5は鮮明で色鮮やか。
正確には二年半の違いですが、2-3年でここまで色の違いがみられるんですよね。




本当に最近の360カメラは色が良いんで、古いのを買うのはマジで勿体ない。
特に、GoPro/Insta360/DJIは2025年モデルを発売しているので、なるべく画質を優先するならば、最新モデルを発売している大手から選びたいです。



新しくても、サードパーティブランド(類似品)の画質は、数年前の色って感じですね。
マイベストやSAKIDORIなどを参考にするのがなぜマズいかって、2020年や2019年モデルを平気でおすすめしているからです。
暗所性能も考えてもイイかも?
Insta360 X5とDJI Osmo 360の二機種だけですが、暗所性能も意識してもイイかもです。
暗所性能に関しては、センサーサイズの大きさとチップの数(画像処理能力)が需要になります。




このうち、チップを3枚搭載(通常は1つ)したInsta360 X5は、画像処理能力に長けます。
なので、にじみや白飛びが少なく、夜景が最も綺麗なのはInsta360 X5です。


光を捉えるのがうまいので、X5は星も綺麗です。
一方で、DJI Osmo 360は物理的なセンサーサイズの大きさ故に(1/1.1インチ)、薄暗い場面での表現力は抜群です。




街の夜景や星はInsta360に譲りますが、弱暗所や室内でのNightモードの繊細さは、個人的にOsmo 360の強みだと思っています。
ですので、性能重視の方は暗所性能を意識してはいかがでしょうか。
アプリがしっかりしているかどうか?
見落としがちですが、アプリが使いやすいものを選びたいです。


これは本当に、「第一にアプリで選ぶ」ってくらい重要だと思っています。
というか、変にマイナーブランドを買うと、アプリが使いにくかったり、メーカーが更新をやめる(撤退)可能性があるので、リスクはかなり大きいと思った方が良いです。


基本的な使いやすさで言えば
- Insta360
- DJI
- GoPro
- (AKASO)
- (KANDAO)
この辺りは選んでも大丈夫そうだと判断しました。
基本性能以外のアプリで重視したいのは、手軽さ・バグ発生の少なさ・操作のスムーズさも重要ですね。
| GoPro | Insta360 | DJI | KANDAO | AKASO | |
|---|---|---|---|---|---|
| アプリの安定性 | |||||
| バグの発生率 | |||||
| 追跡や編集 | |||||
| 改善への期待 | |||||
| AI編集 | |||||
| PCソフトの軽さ | |||||
| PCソフトの機能 |
各社とも、画質の良さや安さなど、それぞれウリはあります。
が、どうしても360°カメラのアプリは負荷がかかると思われまして、それぞれできる内容やアプリの安定感が違ってきます。



このうち、Insta360は昔から360°アプリを続けているので、やっぱり安定していますね。
AI編集など、初心者にとっても使いやすいアプリ内容が備わっていたり、直感的で分かりやすい操作感も重要。
使いにくいアプリはストレスになるだけでなく、今後のサポートへの不安もあります。
マイナーブランドを買って、撤退されたら使えなくなりますので。


ってことで、もしかしたら最も重要かもしれない、アプリの事も考えつつ選びたいです。
軽くて使いやすいものを選びたい
アクションカメラは色んな形状ありますが、スクリーンがあってそこそこ持ちやすい大きさがおすすめ。


- スマホのように扱える
- マウントに取り付けて使える
- 自撮り棒を持った時の重さ
などなど、アクティビティを持っている方や、鍛えていない女性など、手が小さく力の弱い方は特に重視したいです。
たとえばKANDAOのUltraのように、8K画質は良くても300g超えの重いカメラもあります。


自撮り棒の先に取りつけて、楽に持てるかどうかの線引きは、個人的に200g程度だと思っています。
特に3mほどになる、長い自撮り棒を使う際には気にしたいです。


あとは、GoPro MAX 2のように、画質は良くてもすこぶる使いにくいモデルもあります。
- スクリーンのタッチ感度の良さ
- 画面の広さ
- 持ちやすさ
- 画面の明るさ・見やすさ
- 反応の良さ
- 立ち上がりのスムーズさ
などなど、画質は良くてもその他がダメだったりするんで、この辺りも重視したいです。



安い360カメラがこのあたりどうなのか、僕には不明です💦
使いやすさと反応の良さで言えば、Insta360とDJIは個人的にお墨付き○




どちらを選んでも快適そのもので、操作感は軽いです。


女性の手でも持ちやすい、片手操作のしやすさで選ぶなら、Insta360を含む縦長形状がおすすめ。
四角っぽい形状だと、レンズに指が触る・重心的に持ちにくい・ボタンに手が届きにくい、などの操作感の悪さは多少感じました。
- AKASO 360
- Labpano
- RICHO
性能や使い勝手はさておき、この辺りは縦長で持ちやすそうではあります。



では、これより見つけてきた12種類を紹介します!
これより360°カメラを12種類を紹介します!
表にまとめると下記になりました。
本当はもっと細かいスペックがあるのですが、ここではざっくりと紹介。
| おすすめ度 | 価格 | 発売日 | 動画 | チップ数 | センサー | 防水 | 重さ | ||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| Insta360 | X4 Air | 56,900円 | 2025年 | 8K30fps | 1 | 1/1.8 | IP68(15m) | 165g | |
| X5 | 84,800円 | 2025年 | 8K30fps | 3 | 1/1.28 | IP68(15m) | 200g | ||
| DJI | Osmo 360 | 67,100円 | 2025年 | 8K60fps | 1 | 1/1.1 | IP68(10m) | 183g | |
| GoPro | MAX 2 | 79,800円 | 2025年 | 8K30fps | 1 | 1/2.3 | IP68(5m) | 195g | |
| KANDAO | QooCam 3 Ultra | 81,800円 | 2024年 | 8K30fps | 不明 | 1/1.7 | IP68 | 336g | |
| QooCam 3 | 54,780円 | 2023年 | 5.7K30fps | 不明 | 1/1.55 | IP68 | 201g | ||
| AKASO | AKASO 360 | 28,980円 | 2025年 | 5.7K30fps | 不明 | 1/2 | 防水(詳細無し) | 180g | |
| Insta360 | ONE X2 | 29,400円 | 2020年 | 5.7K | 不明 | 1/2.3 | IP68(10m) | 149g | |
| RICHO | THETA X | 109,800円 | 2022年 | 5.7K30fps | 不明 | 1/2 | 非防水 | 170g | |
| KODAC | PIXPRO | 40,470円 | 2019年 | 4K | 不明 | 1/2.3 | 156g | ||
| PANOX | V2 | 52,999円 | 不明 | 5.7K30fps | 不明 | 1/2 | IP65 | 194g | |
| Labpano | PilotPano | 69,999円 | 不明 | 5.7K30fps | 不明 | 1/2.3 | IP65 | 295g |
気になった製品があれば、個々のレビュー記事や比較記事を用意してあるんで、そちらからお好みの製品をより詳しく知ってみてください!
★レビューが極端に見えますが、結局のところおすすめ出来そうなのは、Insta360/DJI/GoProの3社くらい。



あくまで個人的には、ですが。
その理由なんかも見て頂ければ分かると思うんで、どうぞ後半の安い製品の事も、見ていってください!
Insta360 X4 Air
日中メインの初心者に最もおすすめ出来そう。
DJI Osmo 360の価格に触発されて、Insta360がより安くて軽い、初心者にピッタリなモデルをX4 Airとしてリリース。


強烈なコスパと軽さ、それでいてInsta360ゆえのアプリの使いやすさと安定感。
個人的なおすすめ度はです。



X5やOsmoの後追いだけあって、コスパは素晴らしいですね。
撮れる画をチラ見せすると↓








とにかく発色とコントラストのバランスが非常に丁度良い。
日中画質限定で言えば、価格・軽さ・画質・使いやすさのバランスが最も優れた一台です。


一方で、暗所の画質や薄暗い場面での画質は、どう頑張っても上位種のX5やOsmo 360にはかないません。
夜でも綺麗な映像を残したい、と言う場合は、予算を上げてX5やOsmo 360を検討することになるでしょう。



日中画質は本当に良いので!
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僕も使用する頻度はほぼ日中なので、旅行やアクティビティでの使用がメインなら、X4 Airが軽さ的にもコスパ的にも最適解になりそう。


日中・夜間を含むX4 Airのメリットデメリットについては、他記事でもまとめているので良ければ!
【期間限定】無料特典のお知らせ!
下記リンクより公式サイトからX4 Airをご購入の方限定で、予備バッテリーが無料特典としてプレゼントされます!
※期間はとりあえず11/28までだそうです。


実質6,800円分のアクセサリーが無料になるので、かなりお得です!



あって損はない特典なのでありがたいですよね(笑)
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※リンク処理が正しく反映されるよう、上記リンクより移動して頂き、特典が反映されているかチェックをお願いします。
ただし、いつも通り数量限定なのと、11/28~以降は未定です。
復活するかもしれないですし、しばらく無いかもしれません。
それ以降は「あればラッキー」程度で見て頂ければ幸いです💦
Insta360 X5
日中画質・夜景の美しさ・使いやすさ・安定感で高得点
これら全ての水準が95点で、最も総合パラメーターが高いと感じているのが、Insta360 X5です。


やはり特筆すべきは「暗所性能」で、夜景の美しさは随一。




チップを3枚積んでいることによる、画像の解析性能の高さが理由だと思っていますが、何にせよ綺麗(笑)




Osmo 360と比較しても暗所画質の良さは際立ちますね。
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デメリットを挙げるなら、圧倒的な価格です(笑)



高っかいですよねー(笑)
それと、Log撮影によるプロ向け編集・ズーム時の画質・ヘルメットとの親和性など、特化した性能はDJI Osmo 360の良さも感じます。
自分がどのレベルの撮影者なのか?
それを踏まえて、DJI Osmo 360とInsta360 Xシリーズで一度熟考してみるのもアリ。
DJI Osmo 360
特化した性能を持つ、DJI Osmo 360
アプリの安定性・扱いやすさ・無編集時の色味こそInsta360と異なりますが、Log撮影による編集能力の高さはトップです。


そして暗所性能まで備えて、そこそこ良心的な価格。
Insta360 X4 Airが価格で勝負してきた今でも、一般的なユーザーからのニーズは無くならないと思います。



Osmoもなかなか丁度良い選択な気はします!
Osmoは僕のメイン機じゃあないので、そんなに大した画像が用意できなかったですが、Osmoは逆光に強いです。


常時HDR化された画質と、センサーサイズの大きさにより、ダイナミックレンジの広さも360°カメラトップ。
おおよそ自撮りに最適化された補正プログラムが組まれていると思われ、コントラストが低めの柔らかな暖色系の画質が特徴。






逆に言えば、風景撮りはややぼんやりとしているのと、X5やMAX 2と比べると、やや作られた色感が否めないのはデメリット。
ですがそこは10-bitのLog撮影で補えるので、Adobeやda Vinciなど有料動画編集ソフトを持っている人だと、Osmo 360の良さは最大限生かせるでしょう。


ただし、Osmo 360はDJI初めての360°カメラと言う事もあり、作り込みの甘さやエラーの多さ、PCソフトの使いづらさなんかはどうしても感じます。


Insta360と比べた際のネガティブポイントを受け入れられるかどうか?
が、DJI Osmo 360を選ぶ一つのキーポイントにはなりそうですね。
ただし、ただし、で二転三転しますが、DJIは2024年よりも画質を大きく上げていると感じます。
去年まで「眠い」と感じていた画質ですが、悪い所がおおよそ抜け始めているので、Osmo 360 2への期待は個人的に高いですね。


確実な事を言えば、2025年末の今選ぶならX5/X4 Air/Osmo 360のどれかだと思うので、こちらの記事もよければ!
GoPro MAX 2
日中画質だけはいつも良いのに、他がダメすぎるGoPro。
本当に、すべてここに詰まっていると思う、GoPro MAX 2。


この子の良いトコロを上げるとするなら、日中画質の良さです。
GoProが自ら豪語する、True8K(本当の8K)ってのはどうやらマジで、日中画質はX5よりもOsmo 360よりも高いと感じる場面があります。


とにかくいやらしさの無い、自然なままの色表現と程よいコントラストは、GoProにしか作れない画質だなと思っています。
センサーサイズは1/2.3と、スペック的には非力にもかかわらず。



これだから、数値的な画質はあまり気にしなくていいんですよね。


GoProの画質については、アクションカメラ(Ace Pro/Osmo Action比較)でも割と絶賛。
とにかく、GoProはお昼の色と夕焼け空に神が降り立ちます。
| HERO 13 | Ace Pro 2 | Action 5 Pro | GO 3S | |
|---|---|---|---|---|
| 個人評価 | 自然で美しい | 色味は良い | のっぺりしてる | DJI以上に印象に薄い |
が、GoPro MAX 2に関して言えば、他が絶望的過ぎる。




- 持ちにくい形状
- 出っ張ったレンズ
- 操作性の悪すぎるスクリーン
- やはり20分で止まる熱暴走
- 日没後の画質(暗所性能)
- 充電速度の遅さ
- アプリ接続の悪さ
- ボタン配置の悪さ
- イマイチなマイク性能
- 最低限過ぎるPCソフト
- 体力のない企業ゆえの、今後のサポートに対する不安
などなど、重箱の隅をつつかなくとも、ちょっと触れば分かるくらいに使いにくい。
せっかく日中画質は良いのに、「それだけ」すぎて全く万人におすすめ出来ないと思ってしまうのは、非常につらい所。



元GoProユーザーとして、応援はしているんだけど、、、


3種比較したのもあるんで、こちらもよければ!
KANDAO QooCam 3 Ultra
ちょっと前は画質で注目されていた、今では「惜しかった」ブランド
一部のユーザーから、「画質が良い」と定評があったのが、KANDAOのQooCam 3 Ultra。
確かに画質は良いです。
サイトは見にくいですが、作例からも、画質の良さは見てとれますね。


メリットとしては
- F1.6の明るいレンズ
- 10-bit動画撮影
などなど、Insta360 X5よりも数値的に上回る項目もあります。
そのうえ、IP68の10m防水や、アプリでのトラッキングも可能で、360°カメラとしての基本スペックも備えます。



ですので、KANDAOのメリットもちゃんとあるんですよね。
ただし、デメリットもちゃんとあって、
- センサーサイズが1/1.7
- 圧倒的に重い(X4 Airの2倍以上)
- 普通に価格が高い
この辺りが、2025年現在の360°カメラにとって致命的過ぎるデメリット。
センサーサイズは実質画質が良ければどうでも良いのですが、スペックをウリにするには弱いです。
あと、他より2倍ほどする重さも、アクションカメラとはほぼ言えない大きさ。



富士フィルムのミラーレスカメラに届きそうな重さ。
あと、普通に価格が高いです。
もろもろのスペックやサイズ感、画質の良さから見ても、センサーが割とイイの使っている。
などなど、価格が高いってのは仕方ないとはいえ、、、



ユーザー的には選びにくいですよね💦
一応、2023年モデルのQooCam 3もありまして、こちらは200gと現実的な大きさと価格。
今では5.7Kと平凡ながら、2023年当初は実質画質の良さで、ニッチなユーザーから評価されていました。



センサーも1/1.55インチなので、確かにX3の先を行っていましたね。
が、やはり価格・軽さ・8K画質で抜群に選びやすい、X4 Airがリリースされてしまったので、リリース日的にも相対的に見劣りする形に。
X3辺りがリリースした頃は、もう少し評価されていたブランド。
ですが、Insta360/DJI/GoProが活気づいた今では、メインブランドに格上げできなかった感が否めない、惜しかったブランドだと思っています。



2年前にもう少し勢いづいていたら、メインの勢力図に入れたと思う💦
AKASO 360
何とかコスパを売りにはしているが、もう少し画質が欲しいのが、AKASO。
AKASOは、一時期流行ったパチモンGoProブランドの一つ。
と言ったところで、いわば中華アクションカメラの生き残りブランドですね。



パチモンGoProは流行ったけど、今買う人いるのかな?
AKASO 360の他には、BLAVE 8なんかを出していますよね。
MUSON(偽GoProのパイオニア)無き今、GoProのパチモンとしてはAKASOが確かに一番手的ポジション。
- GoPro
- Insta360
- DJI
その次に来るのがAKASO、といったところなので、AKASOはInstagramフォロワー数もそこそこあり、AKASO 360も多少は話題になっている気がします。



日本のインフルエンサーも、タイアップPRしてたりしましたね!
そんなAKASO 360ですが、価格は3万円未満と確かにお得。
公式サイトの作りもそこそこ出来ているので、Amazonで適当に売るだけのブランドではない、ってのは分かります。





おそらくサポートなんかも、そこそこはしていると思う。
- ブレ補正
- アプリ
- 追跡機能
- PCソフト
- そこそこの画質
この辺りはAKASO 360でもクリアしてそうな印象なので、360°カメラとしてアリか?
と聞かれれば、「無しでは無さそう」です。
こちらの方が分かりやすくレビューしてくれています↓
動画を見させてもらった感じ、画質はX3と同等かちょい低いくらい。
ってくらいですね。
ってことで、比較対象はおそらくInsta360 X3とONE X2になってきそう。
| Insta360 X3 | AKASO 360 | ONE X2 | |
|---|---|---|---|
| F値 | F1.8 | F2.25 | F2.0 |
| センサー | 1/2 | 1/2 | 1/2.3 |
| 動画 | 5.7K30fps | 5.7K30fps | 5.7K30fps |
| 写真 | 72MP | 72MP | 18MP |
| 動作温度 | -20℃ 〜 40℃ | 0℃~40℃ | -20℃〜40℃ |
| 防水性 | 10m | 防水 | 10m |
| バッテリー | 1800mAh | 1350mAh | 1630mAh |
| ディスプレイ | 2.29インチ | 2.29インチ | 丸形(小さい) |
| 重さ | 180g | 180g | 149g |
| アプリ | 更新を続けている | 最低限 | 更新を続けている |
| 価格 | 45,500円 | 28,980円 | 29,400円 |
X3とスペックはほぼ同じようにできており、特に180gの重さやスクリーンサイズ、解像度と写真画素数は全て同じスペック。



明らかに被せに来ては居ますね。
が、意外とX3に劣る性能は多く、
- F値が高い(画質がちょい悪い理由かと)
- 動作温度域が狭い(冬厳しい)
- 防水がどれくらいか不明
- バッテリーが小さい
などなど、意外とONE X2よりも劣っているスペックも多いです。
特に動作温度が0℃以上しか対応しないのが、スノボユーザーの僕としてはかなり気になる。
それに加えてバッテリー容量の少なさもあり、冬場の使用は困難を極めそう。



多分だけど、昔のGoProみたいな冬落ちすると思う。
防水とは書いてあるけど、IP68とも書いてないし、X3のように10m防水とも書いてない。
おそらくだけど、この書き方だと「シャワーくらいならOK」程度。
昔のGoPro HERO 4以前の、ケースありきの防水性能、と言ったところでしょうか。



パチモン系のアクションカメラにありがちなのが、防水仕様が苦手ってのがありますね。


こちらの方がX3と比べてレビューしてくれていましたが、
- バッテリー持ちがX3の半分くらい
- 画質はX3よりちょい劣る
- 動画の保存形態がかなりややこしい
とのこと。
やはりバッテリー関連は心配そうですし、画質もX3よりは少し劣りそう。
それでいて、動画の保存形態がややこしいとあって、安いけど案外初心者には向いていないんじゃないか?
と思います。



アプリの事を考えると、Insta360の方が満足度は高いと思う、、、
X3とほぼ同じようなスペックに見えて、かつ価格は1.5倍安いというのはメリットですが、、、
Insta360は新製品を常に出し続けており、アプリや使い勝手も改善し続けています。
そのたびに、既存製品のONE X2やX3まで使いやすくなるという、良い副作用付き。
Insta360 ONE X2
Amazon価格で4万円、公式サイトだと2万円台。
実質在庫は公式にしか残っていないですが、コスパを最優先するならコレ。
ONE X2 をInsta360公式ストアで見る(29,400円)→
先ほども見て頂きましたが、AKASO 360を買うなら、個人的にInsta360アプリが使えて今後の成長も期待できるX2をおすすめします。
| Insta360 X3 | AKASO 360 | ONE X2 | |
|---|---|---|---|
| F値 | F1.8 | F2.25 | F2.0 |
| センサー | 1/2 | 1/2 | 1/2.3 |
| 動画 | 5.7K30fps | 5.7K30fps | 5.7K30fps |
| 写真 | 72MP | 72MP | 18MP |
| 動作温度 | -20℃ 〜 40℃ | 0℃~40℃ | -20℃〜40℃ |
| 防水性 | 10m | 防水 | 10m |
| バッテリー | 1800mAh | 1350mAh | 1630mAh |
| ディスプレイ | 2.29インチ | 2.29インチ | 丸形(小さい) |
| 重さ | 180g | 180g | 149g |
| アプリ | 更新を続けている | 最低限 | 更新を続けている |
| 価格 | 45,500円 | 28,980円 | 29,400円 |
参考動画は適当に探して借りてみましたが、こんな感じ↓
今のX4 AirやX5の画質から考えると、やっぱり色の乾き具合やスティッチングの甘さは感じるので、確かに画質性能は数年前。
が、常に更新されるアプリに関して言えば、Insta360の甘い汁を受け続けている型落ちです(笑)
といっても、ONE X2を買うならX4 Airが良いのかな?
だったらX5の暗所も捨てがたいよな、、、
じゃあOsmo 360も比較しないとだよな、、、


となって、この辺りの比較に落ち着く気もしないでもないですね(笑)



結局新しいヤツのほうが、何かと満足度は高いです!
RICOH THETA X
静止画画質では根強いファンも、今となってはただのこだわり
「世界初の360°カメラ」をリリースしたとして、個人的にも評価したいし、頑張って欲しいと思っていたRICOH。
日本企業です。
が、その頃より水面下で発展を続けていたのが、Insta360。
RICOHは「360°動画を手軽に撮影&編集できる」というメイン市場を手に出来ないまま、Insta360にすべて持って行かれました。



というより、時代がまだ360°カメラに追いついていなかった感がある💦
あと少し、ユーザーが気づくのが早ければ、RICOHが舵取りを動画に切っていたら、市場勢力図は違ったかもしれません。
一応は、2023年に動画のベーシックモデルをリリースしていますが、何を思ったのか10万円超えでリリース。
この頃にはInsta360 X3が6万円で存在したので、被せに来るには高すぎる。
それでいて
- 既に市場はInsta360の独壇場
- RICOHはアプリが使いづらい
- 防水じゃない
などなど、どう考えても勝算が無い状態と価格でリリースしたので、そりゃあ市場は巻き返せません。
これ以降、RICOHは360°カメラの開発や更新をそっと終え、おそらくこれ以降も続けることはないでしょう。



ほんと、時代と考え方が違ったら、、、って思うけど仕方がない。
中には「静止画の画質の良さ」を未だに掲げる古きユーザーもいますが、それも今となってはただのこだわり。
仮に画質世界一の360°カメラだったとしても、フルサイズ一眼程の画質にならない限りは、この価格とアプリ性能を乗り越えられやしないでしょう。
KODAC
なぜ未だにこんなものがおすすめに出てくるのかは謎
「360°カメラ おすすめ」みたいな検索で、未だにこいつは見かけるけど、一ミリもおすすめ出来やしない。



まあ、エアプだけど。
おそらくAmazonにまだ売られているので、「とりあえずピックアップしといた」みたいな、大手メディアの悪い側面が出ているだけ。
KODAKとは言いますが、中身はただの中華製360°カメラです。
KODAKはアメリカの老舗フィルムカメラメーカーでしたが、この手の製品は名前を借りただけの中国製品。



いまのKODAKは老舗でも何でもない、ただの粗悪品です。
日本企業もKODAKの名前を借りた製品を扱っていて、こうしてマスプロ電工がこれを扱っているにすぎません。
粗悪品は言い過ぎましたが、このPIXPROが粗悪品かは不明。
ただし、KODAKのその他製品は粗悪なので、僕はおすすめしないって感じ。
アクションカメラ形状でもなく、タッチスクリーンも無い。
アプリがどれくらい機能するかも不明で、そもそも廃業の可能性すらあるブランドから買うリスクは、ほぼ無いに等しいでしょう。



老舗フィルムメーカーのKODAKのつもりで考えている人は、マジで注意して。


ディスりましたが、KODAKフィルムに関しては愛用しています。
やみくもにディスってないんで!
PANOX V2
ラブパノーテクノロジーという中国の企業が、PANOXブランドとしてリリースする、V2という360°カメラ。



要するに、Insta360の後追いパチモンです。
見かけるようになったのは、X3とX4の間くらいの頃かな?
なんか突然、X3みたいな360°カメラが、若干安くリリースされていたのに気づきましたが、買いませんでした。
72MP写真・1/2インチセンサー・5.7K動画など、スペックはInsta360 X3とほぼ同等。
一応Youtubeレビューでは高評価ですが、この人もPR系で忖度感は否めないんで、個人的には微妙な所。
リリース当初は、確かにX3やX4と比べて安さを感じたかもしれませんが、8Kで5万円台のX4 Airがある今では、価格的にも微妙すぎる。
一応画質は良さそうではありますが、日本で使っているユーザーが少なすぎて、アプリの使いやすさなどの情報は不明。
おそらくDJIとInsta360の価格競争と性能追いつくことは難しいと思われ、いつ消滅するか分からないブランドの一つ。
アプリが使えなくなるリスクを負ってまで、わざわざ買う必要はないでしょう。
PANOXブランドの企業である、Labpanoから別のも出ていますが、こちらもチープそうな感じ。
Labpano
PANOXと立ち位置は同じなので、紹介する必要もあまりなさそうなコチラ。
PANOXと同じく、「なんか販売されてるなー」って思っていたけどもちろん買っていない。


一応アプリもあって、
ただまあ見たところ、良くありがちな中華製って感じの作りをしてまして、チープさは否めない。
















