7/15に発表された、Adaptibe Toneを主とするInsta360 X5関連のアップデート。
今回はその内容を解釈し、より分かりやすく解説します!

公式サイトの情報+αって感じですね!
公式のブログはコチラ↓


今回の夏のアップデートでは、X5をこれまで以上にパワフルで多機能、そして直感的に使えるカメラへと進化させる革新的な機能を多数搭載しています。AIが自動で映像を最適化する「AdaptiveTone(アダプティブトーン)」などのスマート機能から、「ウルトラバッテリー」によるハードウェア面の強化まで、すべてのアップデートは、クリエイターのリアルな課題を解決するために開発されました。
Insta360
これをベースにしながら、自分でも理解しにくかった点などを調べて、より分かりやすくお伝えしていくつもりです!
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製品名 | 販売価格 | 無料特典 |
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X3 | ¥45,500 | 114㎝自撮り棒 |
Ace Pro 2 | ¥64,800 | 多機能自撮り棒 |
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Adaptibe Toneの追加
8K、5.7K、PureVideoモードそれぞれに、Adaptibe ToneのON/OFFが選べるように。


シーンに合わせた自動露出調整をしつつ、色味を明暗差のある状況でも色味を保持した撮影設定と言ったところ。
ちなみに8K撮影対応。
ON/OFF設定の違いは投稿動画をご覧になれば、何となくは分かりますが、、、
思ったのは、これってHDR撮影と何が違うの?
これは多くの方が感じることだと思います。
まずは公式の説明を見てみます。
明暗差の激しいシーン、たとえばドア越しに撮影する際に一方は日光が差し込み、もう一方は影になるような状況では、X5のようなデュアルレンズカメラでは両方のレンズで露出を適切に保つのが難しいことがありました。
Insta360
そんな課題を解決するために開発されたのが、革新的な新機能「AdaptiveTone(アダプティブトーン)」です。
この機能では、両方のレンズでそれぞれの光のデータを独立して記録し、ハイライトやシャドウのディテールを球体全体でしっかりと保持します。



説明を見る限り、やっぱりHDRと似た感じ。
なのですが、Adaptibe Toneは8K撮影でも設定が可能で、5.7KであればHDR+Adaptibe Toneのかけ合わせも可能。
他にもHDRとは違った特徴がありましたので、下記にまとめられます。
- 8K撮影でも使える
- HDR同様に白飛びは抑えられる
- 明るい場所からの暗所はHDRの方が強い
- ただしHDRとAdaptibe Toneの掛け合わせも可能で、よりディテールがハッキリする
- 同じ撮影でも、選ぶ画角によって色味が変化する
最近は天気が悪くて比較できないので、とりあえず分かりやすかった解説動画を載せておきますね(5分以内です)↓
中でも動画4:05~で解説される、「同じ撮影でも、選ぶ画角によって色味が変化する」と言うのが興味深く、これはHDRとは全く違った仕様ですよね。
さらに、ユーザーが選んだ視点に合わせて自動的に露出を調整するので、これまで妥協や大掛かりな後編集が必要だった状況でも、自然で美しい映像を実現します。
Insta360
HDRを用いると、時折「色が濃すぎる」と感じる場面に遭遇します。


ですが、通常モードだともう少し明暗を減らして欲しいと感じる場面もあり、絶妙ですがギャップが無い訳では無いです。



Adaptibe Toneが増えた、今考えれば、ってやつですが。


これなんか、太陽付近の白飛びと、人物の暗さがもう少しイイ感じになればなー、って思います。
これからはAdaptibe Toneを活用すれば、両モードのギャップを埋めるに丁度良いモードとして、汎用的に活用できる気がする。
特に360°から向ける画角に応じた色味を後から変化させてくれるので、動画から写真として切り出す場合に非常に有効そうです。



Adaptibe Toneは結構活躍しそうですね!
ちなみにAdaptibe(アダプティブ)とは、「適応性のある」「状況に合わせて変化する」と言う意味。
PureVideoがシングルレンズモードにも対応
地味にありがたい、PureVideoのシングルレンズモード対応。


今までX5のPureVideoは360°モードにのみ搭載されていました。
360°で出来るならシングルレンズでも出来たはずなのですが、無かったのが逆に謎。
何にせよ、特にX5をアクションカメラと併用するユーザーにとっては、ありがたいこの上無し、って感じですね!
バッテリー性能がさらに進化
2400mAh → 2800mAh
アップデートによる連続撮影の長時間化と、追加の2800mAhウルトラバッテリーに適応しました。


いわゆる省エネモードのEnduranceモードが8Kに対応し、8K30fpsでも2時間の連続撮影が出来るようになりました。
ついでに5.7K撮影も延びて、最大208分(3時間半くらい)の撮影ですね。
- Enduranceモードが8Kに対応
ついに最大解像度の8K30fpsでもEnduranceモードが使えるようになり、約2時間の連続撮影が可能に。イベントやパフォーマンスの全編をしっかり記録したい方に最適です。 - 5.7KのEnduranceモードがさらに長持ち
5.7K24fpsでの撮影時の稼働時間が、従来の185分から208分にアップ。長時間の撮影も安心です。 - 新しいウルトラバッテリーを追加
さらにパワーが必要なクリエイター向けに、容量2800mAhの「ウルトラバッテリー」が登場しました。稼働時間は従来比17%アップで、最大約4時間*の撮影が可能です。価格は8300円で購入できます。
ウルトラバッテリーについては、別途購入で8300円。


これと省エネモードの組み合わせで、最大4時間の撮影。
前の予備バッテリーが8,000円なので、今から買うなら間違いなくウルトラバッテリーでしょうね。
X5専用NDフィルターで360度映像をシネマティックに
(追加アクセサリー)
アクセサリーの追加ですね。
NDフィルターが追加されたので、スピード感のあるバイク撮影や、夜景の流し撮りなんかに良いですね。


シネマティックなモーションブラーを演出し、どんな光環境でも理想的な露出を実現します。
Insta360
「X5 NDフィルターセット」(ND16、ND32、ND64)は、バイク映像でスピード感を表現したいときや、プロのような滑らかな動きを見せたいときに最適です。
ただしこれ、それぞれ単発9,900円となかなか高価なアイテムなので、購入の際は目的に合わせて選ぶと良いですね。
天気の良いバイクツーリングならND32。
夜景の流し撮りならND64。
と言ったところでしょうか。



逆に3つセットで17,900円とかじゃあなくて良かったかもですね(笑)
限定モデル X5 BMW Motorrad版
X4でもあった限定版のBMW Motorrad版が、X5でも限定リリースされましたね。
ツーリングに便利という事で、内蔵されているバッテリーはウルトラバッテリー。
さらにミニリモコンも付属しているので、バイクユーザー的には使いやすいセットになっていそうですね。


バイク撮影に特化したアップデート(既存ユーザー向けかな)
バイク向けのアップデートとして、手振れ補正の強化・対応ヘッドセット追加・ナンバープレートの自動ぼかしが追加。
- 没入感のあるShake Stabilization
スピード感や路面の揺れをリアルに伝えつつ、映像としては滑らかに見やすく補正する新しい手ブレ補正を搭載。Insta360 Studioで先行対応、Insta360アプリでも近日対応予定です。 - Senaヘッドセット連携
対応するSenaヘルメットシステムを使えば、完全ハンズフリーで録画の開始/停止や音声操作が可能に。グループインカムの会話をそのまま映像に収録して重ねることもできます。 - ナンバープレート自動ぼかし機能
撮影後の手動編集は不要!数タップでナンバープレートを自動でぼかせる「Plate Blur」機能を新搭載。 - 新型マイク内蔵 GPS プレビューリモコン
カメラ操作・ライブプレビュー・GPSデータ記録・ノイズキャンセリングマイクの4つの機能を1つにまとめた新しい多機能リモコンが登場。どこにでも取り付けられるのでバイク撮影に最適です。
元よりInsta360はバイクユーザー人気が非常に高かった故、アップデートによってより使いやすくなった感じかな。



選ぶ決め手になる性能ではないので、おおよそ既存ユーザーに向けたありがたいアップデートって気がします。
追加アクセサリーについては、マイク内蔵のGPSプレビューリモコンがイイ感じ↓


前作マイク非搭載のと比較しても、価格差は900円とほぼ変わらず。
接続の安定性強化、マイク内蔵、Type-C充電搭載など、明らかに使いやすくなっています。



今買うなら絶対にコッチですね。
特に32-bit録音がヤバいらしく、バリバリのマフラー音でもビビらず割れず、スゲーイイ感じでした。
デスクトップ向けInsta360 Studioが進化したらしい
PCソフトのInsta360 Studioも、地味にちょいちょいアップデートしますよね。
特に今回のアップデートは、個人的に非常にありがたい!
中でも注目の新機能が「クイックプレビュー」。 PC上のフォルダ内で
Insta360.insv
ファイルをStudioで開かなくてもプレビューできるので、クリップが大量にあっても、どれが必要な映像かすぐ確認して作業を始められます。
フォルダーのどれを開けばお目当ての360°動画かを確認したいだけなのに、アプリを起動されると面倒でした。
フォルダーから直接見れるなら、ちょい確認が楽になりますね。



RAW画像を触るとライトルームが開いてしまう、的な煩わしさから解放されるって事かな。
アプリもアップデートしているらしい
X5リリース時のアップデートもかなり良かったですが、また微調整が入ったようですね。
アルバムページでは新しいスマートグリッドレイアウトが採用され、プレビュー画面にはプリセット視点など便利な編集ツールが追加されています。
Insta360
下の画像は、前のアップデートの時の違い↓


今確認してみたら、確かにアイコンが見やすくなっていたのと、編集済みなのか否か、撮影モードが何かなんかが見やすくなっていました。



微妙ながら使いやすくなっている感じかな。
とにかくInsta360はこうした小さな改善が多いので、アップデートもかなり頻繁。
年間10以上は自発的なマイナーアップデートをしているんじゃないかな?
既存ユーザーの方は安心してついていけますし、これからの新規ユーザーさんにとっても、選びやすいメーカーかなと思います!


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