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【情弱ビジネス】おすすめ出来ないアクションカメラとその理由

Amazonに売っている格安アクションカメラ、おおよそ5,000円~20,000円くらいのカメラに関するまとめです。

こんなのですね。

まあ、格安って訳でも無いんですが、、、

この記事を作成した理由は、Youtubeを筆頭にAmazonの格安アクションカメラが割と紹介されている事。

そしてそれらが謎に評価されている事が、何となくもどかしく、かつ「それで大丈夫なんか?」って感じたからです。

GoPro HERO 13とInsta360 Ace Pro 2とDJI Osmo action 5 Pro

僕自身が良く使っているのは、GoPro/Insta360/DJIといった大手のアクションカメラ。

このブログは提供を受けて発信してはいますが、製品が良いからアピールしています。

無名ブランドから声もかかりますが、良いと思わないので紹介していません、、、

Youtubeの中には、格安カメラブランドから提供を受けて、忖度しているなぁ、、、って感じる場面もあります。

それはまあ良いのですが、コメント欄も割と活発で、「安いわりに良いですね!」みたいなコメントが多いのですよね。

それ、GoProとかInsta360の画質を知らないだけだろ!!ww

って思ったり思わなかったりなので、今回は格安アクションカメラを題材に。

  1. 安いアクションカメラがおすすめ出来ない理由
  2. 情弱ビジネス的に気を付けて
  3. 普通に大手のカメラ買った方が多分満足

この辺りについての話が出来ればと思います。

個人的な見解多めですが、20以上のアクションカメラを使い、カメラに100万円以上使っている身として、伝えられることはあるかと!

目次

はじめに

今回の内容は、割と格安アクションカメラをディスりがちな内容となっています。

YoutubeやAmazonレビューなどを見ると、もちろん格安アクションカメラで満足しているユーザーさんも居ますし、安いから仕方がないという考えも全然アリだと思います。

ですが、昨今のアクションカメラの性能はやっぱり優れていまして、画質も手振れ補正も抜群に良いです。

知った上での妥協なら良いですが、ここ2-3年での性能や画質向上について触れないまま、ドラレコ画質の格安アクションカメラで後悔して欲しくは無いな、、

と思いましたので、今回はあえて強めの主張としました!

安いモノで妥協したい方も、一度それらがどんなものなのかは知っておくと良いと思います!

記事最後に、低画質でも満足できる気持ちもちゃんと理解していることを綴っていますので、よければ最後までどうぞ!

それとYoutubeの規約にのっとって、動画埋め込みを特に禁止していない他のYoutuberさんの動画を参考のため拝借しています。該当するYoutuberさんでもしも貼り付けして欲しくない場合は、差し替えますのでご連絡ください。

安いものが多い

Amazonを探すと、1万円くらいで買えるアクションカメラが目に付きますよね。

今はGoProも6万円を超えてきて、Insta360は自社製品が一番性能が良いことを知っているがゆえに、さらに価格も強気です。

DJIは2社に画質で若干負けている感がある為か、やや控えめな価格。

それでも今のアクションカメラは、5万円は必要です。

ですので、Surfolaとかその他良く分からないアクションカメラが安いと、それらでどうにかならいか?

と考える気持ちも、非常に良く分かるのですよね。

実際、僕の方にも「○○という安いカメラはどうですか?」とお問い合わせが来たりします。

こんな具合に色々あります。

結論を言うと、僕からは全くおすすめは出来ません。

それでもYouutubeコメント欄やAmazonレビューを見ていると、安いブランドで割と満足している様子を見かけます。

高齢の方は満足しやすい?

Youtubeコメント欄、Amazonレビューなどを色々観察していて思ったのは、割と満足している人は高齢な方が多そうな印象

改行の仕方がスペース(空白)で対応していたり文体を見るからに、おそらくネットやガジェット慣れしていない高齢の方が満足しているように感じられました。

お問い合わせをくださる方も、結構な高齢っぽい方が多いです。

高齢な方の常識からすると、1万円程度のカメラの性能がよいと感じる理由は、おじいちゃんが居る僕なら何となく分かります。

ガラケー、コンパクトデジカメ、らくらくスマホ

これらから考えると、1万円程度のカメラでも、十分凄いと思えるでしょう。

ですが重要なのは、Youtubeコメント欄やレビューからは、年齢が分からないという事。

おおよそ満足したレビューに釣られてケチると、性能に満足しない人もきっと多いでしょう。

てなわけでここからが本題!

  1. 安いアクションカメラがおすすめ出来ない理由
  2. 情弱ビジネス的なアピール
  3. 普通に大手で買った方が多分満足

これらについて、深堀り出来たらと思います!

おすすめ出来ない理由

まず、おおよそ1万円程度の格安アクションカメラをおすすめ出来ない理由は、

ドラレコをアクションカメラにしただけ

割と多いパターンが、ドラレコの流用でアクションカメラにしました

というパターン。

ドラレコはそのほとんどが中国製でして(というかほぼすべての電子機器は中国製ですが)、アクションカメラと構造も性能も似ています。

超広角で小型と、実はほぼ同じなのですよね。

ただし問題は、ドラレコ画質では動画撮影を楽しむことは出来ないし、振り返ってもつまらない画質である事。

あれはナンバープレートが写っていればOKの品物なので。

それでも適当なアクションカメラは、その辺のドラレコと同じパーツを使っていることがほとんどです。

例えばこれ、SJCAMのアクションカメラを見てみると、センサーにIMX335が使われているとのこと。

センサーは画質における最重要項目ですね。

良いカメラは良いセンサーが使われているので、これがそれなりだと画質もそれなり。

試しにIMX335とAmazonで検索すると、下記のドラレコが出てきました↓

これは一部で、その他大量にドラレコが出てきます。

センサーの規格は同じものを使っている事が多いんですよね。

ですので、やっぱり撮れる画質もドラレコクオリティです。

冒頭でも言いましたが、これで満足している方は大勢いらっしゃいます。

ドラレコ画質がダメというのではなく、最新機種の画質を体感してみるとよいですよ!

という話ですね!

10年前を基準で考えると、ドラレコ画質単体を見ると良く感じちゃうのですよね。

Insta360 Ace Pro 2で撮影した街撮りスナップ

最近のアクションカメラは、ほんとにエグいくらい画質いいので。

手振れ補正が悪い

手振れ補正に関しては、画質よりも重要視した方が良いと思います。

どうしても格安アクションカメラの超苦手分野として、手振れに弱いというのがありますね。

例えば下記、1万円未満のカメラと、古いですがGoPro HERO 7と比較した動画が分かりやすかったです↓

7年も前になる、HERO 7と比較してもこの手振れ具合です。

これならアクションカメラの意味なんてほとんど無くて、スマホを片手に歩いた方が良いレベルです。

iPhone、Galaxy、Pixelは勿論、Xiaomi辺りなら安くてもこれ以上は出せるはず。

何度も言いますが、これでも満足しているユーザーさんはいらっしゃいます。

最初は満足感バイアスがかかっているので良く感じますが、手振れ補正の低さは使っているうちにストレスになってきます。

動画編集していても疲れますし、、、

最新のGoPro/Insta360/DJIの手振れ補正動画は、後で載せますね。

他3社の画質と手振れが良すぎる

結局のところ、その他アクションカメラはInsta360とDJIの性能に引き離されすぎた。

というのが結論になりそう。

さっきまでの格安アクションカメラの映像、しかも歩きでアレでしたが、最新の大手3社アクションカメラは走ってこれです↓

GoProがHERO 8くらいの頃までは、GoPro一強であり、かつ格安中華アクションカメラもそれなりについていける性能でした。

GoPro HERO 6とかの画質は今と全然違いますね。

ちなみに画質に関しては、GoProとInsta360が綺麗です。

GoPro HERO 13
Insta360 Ace Pro 2で撮影した写真
Insta360 Ace Pro 2
DJI Osmo Action 5 Proで撮影した写真
DJI Osmo Action 5 Pro

夜も含めると、Insta360 Ace Pro 2の性能が一つ抜けていますね。

Ace Pro 2で撮影

クラウドファンディングをチェックすると闇が見える

ついでに紹介しておくと、Amazon以外でもクラファンサイトを見ると闇が垣間見えます。

GoPro類似品アクションカメラに関しては、クラウドファンディングサイトでも結構な数を見かけます。

上記はMakuakeのページの一部。

Makukakeにはまともな製品もあるので一概には言えませんが、アクションカメラにおいてはカメラ情弱ホイホイの縮図みたいな環境になっていますね。

8Kアクションカメラとのことですが、使用しているのはSONYのIMX415という、1/2.8インチサイズのドラレコカメラ用のセンサー

こちらはまだマシでしたが、IMX577という1/2.3インチセンサー

1/2.3インチはGoPro HERO 10以前ですね。

これらのセールスポイントなどを見ていると、「SONYの高性能センサー搭載」「SONYの技術を使用」など、それっぽいことを書きつつ、かつ内容もなんかそれっぽく良く見えるのがタチ悪いんですよね。

これに限らずクラファンサイトの物販系は、割と情弱ホイホイな中国製品を売っているので、おおよそ気を付けた方がよろしいかと。

だから検索結果に「Makuake 悪評」とか出てくるんですよ、、、

こんな具合に、アクションカメラ界隈は大した性能でも無い製品が、紹介ページでは誇張されたアピールをされている事に注意したいですね。

結局おすすめ出来るのは3社になる

GoPro HERO 13とInsta360 Ace Pro 2とDJI Osmo action 5 Pro

結局ちゃんとおすすめ出来るカメラは、GoPro/Insta360/DJIの3社から、という事になります。

GoPro HERO 13とバッテリー
GoProにはブランド力がある

この3つの中だと、最近のGoProは性能の弱さで選択から外れがちにはなるのですが、それでも画質は綺麗だし手振れも良いので、個人的にはブランド力も含めるとアリな方。

Insta360 Ace Pro 2で撮影した街撮りスナップ

Insta360は性能も画質も良く、誰にでもおすすめ出来ます。

DJI Osmo action 5 Proを手に持つ
DJIは軽いのがウリ

DJIは3社では画質が劣ると感じますが、軽さ・安さ・頑丈さで言えばトップなので、ニーズは全然ありますね。

おすすめ出来ないアクションカメラをいくつか

アクションカム mini

90gというギリ小型アクションカメラの部類に収まりそうな、Thinkwareという韓国のドラレコブランドのこの子。

そしてなぜか、ナショナルジオグラフィックの名前とロゴが入っています。

なぜにナショナルジオグラフィックが、、、?って思いますが。

いろいろ調べたところ、韓国ではどうやらナショジオが流行っているようで、アパレルとかキャンプ用品とか、とりあえず名前を借りて色んな製品をOEM製造しているっぽい感じですね。

アメリカのNATIONALGEOGRAPHICもおそらく前より経済状況が良くないと思うので(TV離れとかライバル企業の筆頭により)、名前をあちこちで売っているんだと思います。

で、肝心のこの商品。

おすすめしない理由は、単純に性能が低いからですね。

動画を見た感じ、SJCAMとかその辺の中華ブランドと規格が同じ。

韓国に自社工場があって製品を製造しているカメラメーカーなんて聞いたことが無いので、Thinkwareのこの子もおおよそ中国製造の謎アクションカメラと同じくくりでOKかと。

韓国ブランドな分、他より高いだけ損ですね。

Thinkwareは元々ドラレコブランドのようでして、使っているセンサーはSONYのドラレコ用のセンサー。

ナショジオのアクションカメラの宣伝には、「SONYの高性能センサーを使っています」とアピールされていますが、スペック詳細にはソニーIMXセンサーとだけ書かれています。

IMXセンサーは格安ドラレコにも使われるセンサーですね。

重要なのは、SONYのIMXセンサーがダメというわけではなく、IMXセンサーには非常に多くのグレードに番号で分かれています。

Thinkwareのカメラは高性能IMXセンサーとだけ書かれているので、型番は何やねん、というのが正直な所。

まあドラレコブランドなので、適当なドラレコのセンサーを充てがったのは予想が付きますね。

レビュー動画を見れば、性能が低いことはすぐわかりますが、、、

なんでこの子を一番最初に持って来たかというと、ナショナルジオグラフィックの名を持っているので何となく良さそう

って思っている人が多そうだなって感じたので。

SJCAM

「何となく他より良さそう」と感じられていそうなのが、SJCAMという謎ブランド。

公式サイトがSJCAMジャパンとなっているので、日本のブランドなのか?

と、一旦は考えがち。

ですが普通に中国のブランドです。

特許情報でSJCAMと入力すると出てくるのですが、SJCAMは深▲せん▼市臻呈科技有限公司という会社が所有するブランドで、所在は中華人民共和国。

Insta360もDJIも中国深センのブランドですし、GoProも中国深センで作られています。

なので中国がダメって訳では無いですが、特に日本のブランドとかじゃアないですよ、という報告ですね。

性能は普通、、、

と言いたいところですが、目が肥えてしまった僕にとっては、かなりの低品質画質と酷い手振れ補正。

動画のコメント欄にもあるように、手振れ補正は特に使い物になりませんね。

おちついて歩いてこの手振れなので、アクションカメラとしては機能しないでしょう。

20,000円の高級モデルでこれなので、だったら型落ちGoProを買った方が有意義。

ちなみにSJCAMのC200 Proという製品の仕様には、ソニーIMX335センサーが使われていると明記されていました。

ちゃんと記載しているのは偉いですね。

センサーのグレード的には最低という訳では無さそうですが、よくある中華系ドラレコの汎用センサーと言ったところ。

3,000円台のドラレコにも搭載されているセンサーでした。

SJCAMについても一から自社で製品開発をするというよりも、外観を作ってパーツを組み立てる系のブランドという感じがしました。

製品数の多さ的には、頑張っている気がしますがねー

AKASO

GoPro・Insta360・DJIに続き、大きく離れて4番目のブランドとして選択に上がりそうなのが、AKASOという中華アクションカメラ。

コスパ最強などとは言われていますね。

AKASOは中華系アクションカメラの中では、頭一つ抜けて頑張っている部類でしょう。

といっても上記を見て頂ければ分かりますが、既に単純に価格が高いです。

本当にコスパ最強なのだろうか?

一度立ち止まって考えてみて頂きたいです。

一番分かりやすいのがこの人の動画かな。

HERO 11と比較すると、ダイナミックレンジの狭さや色味の被り方が全然違います。

やっぱりGoProには勝てんです。

AKASOは中華アクションカメラの中では頑張っている方ですが、それでも大手3社には画質と手振れで勝てないんですよね。

しかもAKASO BRAVE 8の発売日は2021年と、GoProで言うとHERO 10と同等のリリース時期。

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正直型落ちでこれらが買えてしまいますし、大手のより新しいモデルの方が安いくらい。

という事で、AKASOは頑張っていたとは思いますが、コスパを優先するアクションカメラとしての価値は既に無いと言えそう。

Surfola

過去にMusonというコスパ最強と言われていた中華カメラが無き今(いつの間にか無くなった)、Surfolaは1万円ちょいで買えて、かつ中華系ではそれなりにYoutubeとかでレビューを見かける、ギリの部類。

一応公式サイトもありますし、頑張っている方ではあるのですが、、、

やっぱり性能が付いていけてないんですよね、、、

Surfolaのフラッグシップと思わしき、SF630の動画を見てみたのですが↓

さすがに2025年現在でこの画質と手振れの状況は、正直頂けないですね、、、

GoProで言うとHERO 5とかその辺かな?

Amazonで良いレビューをしているのはサクラレビューか、それとも初めてアクションカメラを使った人なのでしょう。

最新のGoProやInsta360の画質やブレ補正を体感すると、酷くてたまりません(笑)

Surfolaの動画を見た後で、Insta360 Ace Pro 2で撮影した動画まとめを是非、見てみてください↓

画質も手振れも、全然違います。

知らぬが仏、なのかもしれませんね。

ちなみにセンサーサイズとか型番の詳細はありませんでした。

後は全部一緒

他にもAmazonを探すと色々出てきますが、これらも大抵一緒です。

全部中国の謎ブランドで、ドラレコセンサーを流用したやる気の無い製品ばっかり。

Makuakeより

これらMakuakeで良く分からない先行販売のアクションカメラを買うのに関しても、Amazonで買うよりコスパすら悪いのでやめておいた方が無難。

これらも完全に情弱ビジネスなので(笑)

結局のところ、GoProかInsta360かDJIか。

この3社に行きつく理由が、何となく分かって頂ければ幸いです。

低画質でもOKではある

「思い出を残す」という事に関して言えば、低画質でもOKって思える気持ちは分からんでも無いのですよね。

OLYMPUS μ

50年も前のフィルムカメラを使ったり、おさがりのコンデジを使う事もあるので。

写真を残すのと、見返して懐かしくなるという事で言えば、画質はあまり関係ありませんね。

ただ、それを理解したうえで、もっと綺麗で手振れも少ない選択肢がありますよ、という話が出来れば良かったので、これにて終わります!

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