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【レビュー】SONYのVlogカメラ「ZV-1 M2」を改めて試してみた

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今さら感?

あるんですが、SONYのVLOGCAMシリーズの定番モデル、「 ZV-1 M2」を買ってみたので、率直なレビューをしていきますね!

かなり尖った意見をズバズバ言っちゃいます!

買おうか迷っていた人は、まじで再検討する必要を感じるかもしれません。

僕は正直微妙なカメラだと思ったので、ぜひ買う前に見て欲しい!

目次

ZV-1 M2を買うまでの経緯

Insta360 Luna Ultraがリリースされて、それきっかけで「Vlogカメラ」について一通り使いたくなった。

Vlogカメラと言えばで、代表各のSONY ZVシリーズを使ってみようってなったわけですね。

Insta360のほうは提供して頂いたのですが、Vlogカメラを語るうえで、SONY機は外せないよなー、、、

となりましたので、高かったんですが、10万円自腹出しました。

痛くない訳はない。

つまり、ジンバルカメラとZVを比較しつつ使ったのですが、思うところが非常に多かったというか、ネガティブ要素多めですが、レビューしたくなったという事。

僕はミラーレスカメラなど、通常の写真機も好きなので、ジンバルカメラ・ミラーレス、そしてZV-1 M2を比較しながらの感想になりそうです。

見た目は気に入っている

まず、ZV-1 M2の見た目はかなり気に入っている。

SONY機らしい黒い無機質なボディに、スマートなロゴ。

シボ加工っていいますか、ざらついたマットな表面が好みです。

あと、レンズにZEISSってしっかり入っているのも良き。

グリップは控えめながらもちゃんとついているのが嬉しく、かといってコンデジらしさを損なわない感。

バリアングルモニターが反転するので、保護的な観点からも安心。

携帯性と機動力を損なわない仕様としては、コンデジらしくていいなと感じました。

つまり、ファーストコンタクトはかなり良かった。

こいつの良いところ

「F1.8~4.0」という明るさ

フルサイズやAPS-Cなどのミラーレスに慣れたから、ってのもありますが、ズームレンズの明るさには驚きでした。

ズームレンズは18-50mmの標準域なのですが、f値が1.8~4.0とかなりの明るさをキープ。

50mmでf4.0してくれているの凄い。

1インチセンサーという小ささは、裏を返せばレンズも小さく設計できる、というメリット。

f値を大きくしようとするとレンズもデカくなるけれど、1インチセンサーだからこそ、小さく設計できる。

コンパクトさやコストを抑えつつスペックを上げられる。

これは純粋に素晴らしいなと実感しましたね。

ですので、50mm望遠側で撮ると、思いのほか良い感じの背景ボケが作れる。

これは撮ってみて「おお!」ってなったよね。

フルサイズやAPS-Cじゃあなくとも、コンデジレベルでボケが出る。

これは思わぬサプライズでしたね。

さすがに開放で撮ると、周辺解像度落ちだとか、室内撮りでの白飛びなどは顕著だったのですが、それはまあ妥協するとしまして、、、

被写体を基本真ん中に置けば、周辺解像度もただのボケとして認識されちゃうし。

白飛びだって、別に柔らかい雰囲気として考えてしまえば、それはそれで良き。

よほど広角で寄るって事も、僕の撮影では少ないし。

画質に関しては、僕は満足しています。

「写真の画質は」

ね。

動画ボタンとシャッターボタンの両立

動画ボタンとシャッターボタンを両立してくれているのが良かったです。

これがシャッターボタンで、普通のカメラと同じような場所にある。

当たり前だけど、ジンバルカメラやアクションカメラを使っていると、このボタンが恋しくなるのよね。

このボタンで撮影はやっぱり味気ない

それと動画ボタンもあるので、写真モードにしておけば、動画ボタンで録画に即切り替えできるのも良き◎

ジンバルカメラやアクションカメラだと、一旦モードの切り替えが必要なので、そのわずかな煩わしさが消せるのはいいところ。

モード切替する必要が無いのが良いよね。

逆に言えば、それくらいしかない

言ってしまえば、この子の良いところは「見た目」「シャッターボタン」「画質」くらい。

基本的な「コンデジ」なら全部言えることなのよね。

それ以外あとは「デメリット」ばかりが目立ちました。

気になるところ

この「気になるところ」が、Vlogカメラとして致命的なことばかりだったのです。

思ったよりも手振れしてる

ジンバルカメラとアクションカメラの手振れ補正に慣れちゃっていると、ZV-1 M2の手振れ補正は全然ダメに感じてしまう。

たとえばジンバルカメラのInsta360 Luna Ultraと比較してみたのですが、結構違う。

同じ手持ち撮影だと、ジンバルカメラの方が人間の「呼吸・動き・加速度」みたいなのを相殺してくれるので、動画にシネマティックな上質感があります。

ZVは良くも悪くも動きが素直なので、撮っている人の動きが想像できる。

動きに上質感はないよね。

上の動画は一番やさしい部類で、ここに歩きが加わるともっとちがう。

撮っている側の歩幅だとか、動きまで想像できてしまうので、言ってしまえばスマホで撮影したのとあまり大差がない。

これはVlogコンデジである必要があるのか?って感じがした。

ここで感じてしまったのが、ZV-1 M2の手振れ補正は、しょせんは「電子手振れ補正」だな、ってこと。

ジンバルカメラは物理構造で手振れや動きを補正します。

いわゆる「ジャイロ」的な構造なのですが、これが人間の呼吸とか動きを相殺してくれるんですよね。

一方で電子手振れ補正は、画角の中心何割だけを使って、外側何割かを捨てる方式。

いわゆる「余白」の分は手振れに対応しまっせ。みたいな感じなので、やっていることはアクションカメラと同じ

アクションカメラと同じなら、強力な手振れ補正をしそうなものですが、画角の広さと手振れへの本気度が違います。

アクションカメラはそもそも「超広角」なので、削れる余白が多く、その分手振れ補正も強力。

ZVは18mmという「標準広角」の域なので、削れる余白もそうありません。

ZVはギリギリのところで「ほどほどの手振れ補正」をしているので、歩くと揺れますし、走ると絶望レベルにブレました。

前半Luna Untra/後半SONY

Luna UltraとZV-1 M2の手振れ比較をしたら、思っていた以上でちょっとショックでした。

これが、所詮は電子手振れ、しかもアクションカメラにも及ばないよな、と思った次第。

手振れ補正はあまり期待しない方が良いかな。

重くてデカい(Vlogカメラとしては)

あと、単純に重くてデカいなぁ、、、

って思いました。

重くてデカいという程でも無いのですが、重心位置が悪いので余計に重く感じる。

これはあまり良くない位置ですよね。

筋トレ男の僕でも重たく感じたので、女性だと結構重いと思うよ。

自撮り仕様のポジションかと思ったら、自撮りにしても重心はカメラ側。

この位置はマジで謎だと思った。

ちなみに重量は、ハンドル両方合わせて500g程度

ジンバルカメラが200g前後、アクションカメラは150~180gだと考えると、結構重い。

ハンドルにボタンが付いているのは良いけれど、カメラまでは指が届かない。

ジンバルカメラはスクリーンにも指が届くので、操作的な煩わしさもあるなぁと。

このあたりは、他のカメラを使ったから感じる、絶妙なデメリットよね。

ズーム時の音が入る

あと、撮影していて普通に嫌だなと思ったのは、ズームの音が入る事。

ズームする時の「ウィーン」って音が、ガッツリ撮影に入る。

これが雰囲気を壊す、、、

ホームビデオ感があって良いって考えもありますが、なかなかにこじつけないと、味は出せない。

ズームリングのモーター音なのですが、そんなのは単体なら気になりはしなかったでしょうが、いかんんせんジンバルカメラのデジタルズームが優れているので、比べると気になる。

Luna Ultraは音もしないし、踏切や電車の音も邪魔しない

ズームレンズじゃあなくとも、「高解像度の単焦点レンズ×2」という組み合わせの方が、こうもしっくりくるのだと実感。

ズームレンズである必要すら、疑っちゃいますね。

って考えると、高解像度の複数レンズでズーム対応するiPhone Proとかは、まじで理にかなっているんだろうなと。

マイクが素直すぎる

これは先ほども見せた動画の「音」を聞いてもらうと分かりやすいかな。

マイクの風切り音対策モードとかが無いんで、風防はカメラに取りつける「ふわふわ」したマイクカバーが主体。

デジタルノイキャンとかも無いので、このあたりの補正がそうかからず、雑音で動画がダメになることも。

ノイキャンモードでも、風切り音対策でも、何かしらは欲しかった。

逆に全部録音しているので、雨音とかは綺麗に入っている。

ZV-1 M2の雨音

僕はアクションカメラや360度カメラを使いすぎて、内蔵ノイキャンが優秀なモノばかりつかっていたので、こんなに音が重要だとは思いもしなかったです。

ZVの素直すぎる録音を聞いて、マイク性能の重要性に気付くという皮肉。

追跡も無い、前後切り替えも無い

レンズが動かないので当然ですが、人物とか追跡してくれないんだなぁ、、、と。

これについても、360度カメラやジンバルカメラの性能って、本当にありがたかったんだと、後になって実感。

それだけ、最適化されたカメラは強いって事なのかな。

ボタン一つでカメラが前後切り替えしてくれるのも、ジンバルカメラの利便性を感じる。

ZVのバリアングルモニターもいいけれど、やっぱりひと手間というか、動かすタイミングで人の動きを感じる。

ですので、基本的に動画を撮りたいなら、ジンバルカメラの方が完成度は圧倒的に高かったです。

写真機としては物足りない

逆に写真撮影としては逃げ道があるかな。

そう思いながらしばらく使ってみたのですが、冷静になって気が付いた、「だったら普通のコンデジでええやん」ってこと。

ダイヤル・UI・設定が物足りない

ダイヤル、ボタン、ショートカットボタンなんかは、すべて動画に最適化されているがゆえに、写真モードでの使い勝手は悪い。

グリップとか持ち感とかも、ミラーレスやコンデジより劣る。

設定画面やスクリーンに見えるUI的な設定も、動画向きにゴチャゴチャとしている。

写真として使うにはゴチャゴチャが余分だし、かといって心躍るダイヤル部分も無い。

このあたりは、あまりにも動画仕様しているのが、勝手ながら寂しい。

色の設定が無い

あとは、好みの色に変えたりだとか、設定だとかで楽しめないのもキツイ。

例えば富士フィルムのフィルムシュミレーションのように、好きな色をカスタム&ダイヤル選択できるモードだとか。

OLYMPUSのカラークリエイター、カラープロファイルのように、撮影時に色を触ったりだとか、そういうのが無い。

まあ、動画機だから仕方ないんだけどね💦

ただ、これが最近の写真機だと備わっているものが多いので、それと比べると、カメラとしては物足りないと感じました。

それと、フィルターの調整なんかは、ジンバルカメラやアクションカメラにも最近は入っています。

Luna-Ultraで撮影したフレーム入りの写真(アジサイ)

なのでわざわざRAWやLog撮影にせずとも、エモくしたり、パリッとしたり、いろいろ遊べるんですよね。

編集をそんなにしない自分としては、フィルターで色を変えるなど、ズボラな楽しみ方があるのも重要な項目。

Vlogメインだからといって、写真にも楽しさ全部盛りなのがいいよね。

ですので写真機として用いるにも、物足りなさがある。

結論:愛だけでは乗り越えられない「中途半端さ」

総合すると、SONYZV-1 M2は、動画機としては力不足。

写真機としては物足りない仕様。

ですのでどっちつかずの中途半端すぎるカメラだなぁ、、、と、正直個人的には擁護出来ない存在だと感じました。

おすすめはできんかな。

フォルムや見た目は凄く好みではありますし、SONYは普通に好きです。

が、ジンバルカメラが主流になり、かつダブルレンズも出てきた今では、需要はどんどん減っていくと感じました。

「Vlogカメラ おすすめ」みたいなまとめ記事では、まだ紹介されるZVシリーズですが、あれも二次情報のまとめにすぎませんし、AIに聞いてもそれの三次情報をまとめられるだけでしょう。

国産カメラメーカーが押されるのは、僕的にもあまり好まない流れではありますが、率直な感想はこんな感じでした。

面と向かって友達に紹介するなら、これはおすすめ出来ないなと思ったかな。

まあもし、ユーザーさんとかがいて、もっと魅力を伝えられそうであればぜひぜひコメントください。

愛機をディスった事、全力で謝りますし、追加させて頂きます!

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