Insta360 X4 Airの操作方法から撮影方法のイメージまで、基本的な使い方を紹介します!

X4 Airを買ったけど、まだイマイチ使っていない、、、



X4 Airを買いたいと思っているけど、自分に使えるかな??
今回の記事では、上記のように ①X4 Airの購入を検討している方 ②既に持っている方
どちらの方にも見て頂ける内容になっています。



どうぞ参考にしていってください!
X4 Airはコスパ向けの360°カメラとあって、おそらく初心者の方が多く手にする360°カメラだと思います。








そのうえ、Insta360はアプリの安定感や購入後の使いやすさもあり、多くの人におすすめ出来る360°カメラメーカーだと思っています。



やっぱり安定していますね。
ただし、アクションカメラとちがって、ひとクセあるのも事実。
今回は、360°カメラに慣れていない方が、基本的にX4 Airをひととおり使いこなせるようになるための、入門向けの完全解説サポート記事になっています!
- X4 Airの基本操作
- 撮影前のチェック項目
- 8Kやfps(フレームレート)はどう選んだらよい?
- HDRや露出・色味設定は必要?
- 撮影のポイントや、自撮り棒の動かし方にコツはある?
- 撮影後のカンタンな編集方法について
- 各所設定やその他のモードについて紹介
この辺りは、今回の記事を見て頂ければ理解できると思うんで、よければ参考にしていってください!
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実質6,800円分のアクセサリーが無料になるので、かなりお得です!



あって損はない特典なのでありがたいですよね(笑)
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ただし、いつも通り数量限定なのと、11/28~以降は未定です。
復活するかもしれないですし、しばらく無いかもしれません。
それ以降は「あればラッキー」程度で見て頂ければ幸いです💦
X4 Airは360カメラ入門に最適!
本編でちゃんと解説しますが、まずは360°カメラがどれくらい簡単なのか、ざっくりと触れていこうかと思います。
基本は自撮り棒一つで完結
基本は自撮り棒1本あれば、80%くらいは楽しめます。


自撮り棒の処理はカメラ側が上手く消してくれるので、こちらが編集する必要は無し。
自撮り棒を取り付けて、撮影ボタンを押すだけ。



撮影までは本当に簡単。
X5やX4の画像はありますが、全てカメラ+自撮り棒のみで撮影したものになりますが、ざっとこんな感じ。




上から、下から、好きな方向に自撮り棒を伸ばすだけで、いつもと違った画角が撮影できます。
慣れてくると感覚がつかめてくるうえ、360°撮影出来ているので、後から好きな画角でトリミングが出来るってわけ。



むしろアクションカメラよりも撮影は簡単かも?
自撮り棒の動かし方のコツとか、撮影方法などは、後半で解説しますね!
アクションカメラ・Vlogとしても使える
最近の360°カメラは、アクションカメラとしての役割もかなり意識されています。


後半で紹介する「シングルレンズモード」ってのを使えば、アクションカメラやVlogカメラと言われるカメラ製品と同じような使い方もできますね。
編集要らずですし、画質もかなり良くなっているので、どっちを買おうか迷っている人にもおすすめ。
360°動画処理は「スマホでワンタップ」
撮影した後の編集が難しそうと考える人も居らっしゃるでしょうが、思ったよりも簡単です。


難しい編集は後々覚えるとして、基本は「ワンタップ」で完結する360°動画の処理を多用するので、難しい作業はほぼありません。
その上アプリに丸投げで動画生成もしてくれる、AI性能がめちゃ上がっているんで、心配いりませんね。



スマホが使える世代なら、だれでも使えるレベル!
アプリは「安定して使いやすい」
で、そのアプリですが、安定して使いやすいのがInsta360の良いトコロ。


やっぱり360°カメラを長く続けてきただけあって、Insta360のアプリは常に安定して使いやすいです。
他のメーカーに比べて
- バグが少ない
- アプリが安定している
- 速さもある
この辺りで、X4 Airはおすすめ出来そうだな、と思いました。
- 360°カメラは楽しいし案外カンタン
- 360カメラで選ぶならInsta360は良い選択
- X4 Airはコスパ的にもおすすめ出来る
この辺りは前提のうえ、X4 Airの使い方詳細へ参ります!
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X4 Airの使い方(基本操作)
X4 Airの基本操作から、実機を用いて解説します。



ボタン操作や設定画面の操作なので、知っている方はどんどんスクロールしてよいです!
基本操作なのでスクロールしても良き!
各所ボタン操作
| ボタン | 動作 |
|---|---|
| 電源ボタン | 電源ON/OFF(オフは長押し) |
| クイックボタン | プリセット切り替え |
| 録画ボタン | 録画開始・停止(長押しで録画キャンセル) |




カメラ側面に電源ボタン。
X4 Airはさらに起動が早くなったので、ボタンを押して1秒未満で起動するようになりましたね。
電源OFFは2秒ほど長押しです。
クイックボタンはカスタム可能ですが、初期設定はプリセット切り替えになっています。
カスタムは設定画面から変更しまして、初期設定のプリセットだと、フレームレートや解像度の設定が行えます



慣れるまでプリセットはスルーでもイイかも。
中央下の○ボタンが、録画ON/OFFや、写真撮影ボタンになっています。




ボタン単発押しで録画のON/OFF、写真撮影などを行います。
録画ボタン長押しで、録画キャンセルも可能。
意味なくボタンを押してしまった時や、狙った撮影が出来なかったときに便利。



アクションに失敗した、魚が釣れなかった、とかで僕は使うかな。
X4やX5に存在した、レンズボタンはX4 Airで省略されています。


ですので、撮影モード切替はスワイプにて行います。
撮影モード切替
画面左下のアイコンをタップすると、撮影モード切替画面が表示されます。




左右スワイプで、11のモードから選択。
任意の所で止めて待つか、アイコンをタップすることで切り替わります。
| 写真 | 写真を一枚撮影 |
|---|---|
| 動画 | 手振れ補正のある動画を撮影 |
| インスタフレーム | 360度動画とフラット動画を同時に撮影 |
| タイムラプス | タイムラプス動画 |
| タイムシフト | ハイパーラプスクリップを作成 |
| バレットタイム | 360度回転するスローモーション動画 |
| ループ動画 | 任意の時間で上書き保存されていく動画 |
| ロード | SDカードの容量が一杯になったら上書きしていく |
| スターラプス | 星景用のタイムラプス |
| バースト | 連射(1秒で最大15枚) |
| インターバル | 一定間隔(3秒~120秒ごと)の等間隔連射 |
また、ここで右上の「シングルレンズ」をタップすることで、シングルレンズモードに切り替わります。


シングルレンズモードだと、正面か手前側、どちらかのレンズを使って、Vlogカメラやアクションカメラのようにつかえますね。




スワイプ
| スワイプ | 動作 |
|---|---|
| 上から下↓ | ショートカットメニュー(設定) |
| 左から右→ | アルバム |
| 右から左← | 撮影パラメータ(露出・ホワイトバランス等) |
| 下から上↑ | 撮影パラメータ(解像度・フレームレート) |
| 中央 | 撮影アングル |
画面上部から下にスワイプで、ショートカットメニューを表示。




2ページ分ありますが、オーディオ設定や端末の音量設定などが出来ます。
重要そうなものは後でいくつか紹介しますね。
左から右でアルバム表示、下から上で撮影パラメーターを設定できます。




撮影パラメーターについては、スワイプでなくとも、タップから表示させることもできます。
8Kとか6Kとか、30fpsとか50fpsについては、後で解説しますね。
左から右スワイプで撮影パラメーターを設定できます。




ここでは、露出設定やホワイトバランスなど、色や明るさに関する設定が出来るのですが、とりあえずオートモードでOK。



詳しくは次に解説します!
撮影の設定(360°動画)
撮影パラメーターの8Kとか6Kとか、30fpsとか50fpsとか。
- 8Kと6Kの選択
- 30fpsか50fpsか
- HDRをオン/オフにしたときの違い
- アダプティブトーンとは?
この辺りの解説をしていきます!



こちらも知っている方は飛ばしてください!
8Kか6Kか
X4 Airは例えば360°画角だと、8Kから4Kまで解像度を選べます。


一般的に解像度を落とした方が、バッテリー持ちは良いのですが、、、
| X5 | X4 Air | |
|---|---|---|
| センサーサイズ | 1/1.28 | 1/1.8 |
| バッテリーサイズ | 2400mAh (2700mAh) | 2010mAh |
| 8K撮影時間 | 85分 | 87分 |
| 5.7K(6K)撮影 | 208分 | 104分 |
見ての通り、X5は5.7Kに落とすことで、かなりのバッテリー節約が可能です。
が、X4 Airは+19%分しか変わらなかったので、6Kに画素数を落とす必要はあまりないと言えそう。



X4 Airは8K画質の撮影時間が長いんで、8Kで良いと思う!
ちなみに8Kでも常温で熱暴走はしませんでした。
お持ちのスマホが格安スマホだったり、PC編集をしたいけどスペックが低い(Core i3とか)場合は、8Kではなく6K未満を選択するというのも手かもしれません。
スマホなら、目安5万円以上の端末なら、おおよそ8Kでも使えると思います。
フレームレート
X4 Airの高フレームレートは、6K50fpsまでなら選べます。


フレームレート(fps)というのは、1秒間に何枚の画像で動画が構成されるか、という設定。
30fps→1秒間に30枚の画像
50fps→1秒間に50枚の画像
50fpsなら1秒で50枚の画像で構成されるので、30fpsよりもヌルヌル感のある動画が撮影できる、と言う事。



ですが、30fpsと50fpsの差は、じっくり見ないとあまり気づきません。
基本的には30fpsで十分なので、通常の撮影は8K30spを優先することを僕はおすすめします。
例外として、
- バイクや自転車のように早い動きの場合
- アクションシーンのスロー再生を考える場合
おおよそこの二点では、6K50fpsを選ぶ優先度が高くなります。




流れが速い動画だと、50fpsの方がスムーズ感が出ますし、スローにすると30fpsだとカクカクします。
下記は別のカメラで撮影した、30fpsと60fpsの比較にはなりますが、参考になると思います↓
と言う事で、通常は8K30fpsでOKですが、バイク・自転車・アクションユーザーは6K50fpsの存在を覚えておくと良いでしょう。
HDR撮影・アダプティブトーン
8K30fps撮影設定で選ぶことができる、アクティブHDRとアダプティブトーンの設定についての解説です。




アクティブHDR(HDR動画)の説明は下記のように書かれます。
アクティブHDR
高ダイナミックレンジ動画の撮影に最適。明るい環境での使用を推奨
HDRについての詳しい解説は、ググるかAIに聞いてみて欲しいのですが、簡単に言えば、
こんな感じ。
例えば下記は、HDRをそれぞれOFF/ONにした撮影ですが、木漏れ日が入る「半影」という、明暗差(ダイナミックレンジ)の高いシーンです。




どっちも綺麗ですが、HDR無しは影が良く分かり、木漏れ日のキラキラ感が良く分かります。
HDRオンは明暗差が少ない代わりに、紅葉のオレンジや空の青が良く出ていますね。
シーンが違うので明確な比較はできませんが、光り方や色の出方がHDRのON/OFFによって違うのは、分かって頂けるかと思います。



自然な画質が好きならHDRはOFF、色がハッキリして欲しいならON、みたいな感じで良いと思う!
あとは試してみて、好きな設定を探してみてください!
下記は、HDRをON(アダプティブトーンもONにしています)にした動画です↓
ちなみにHDRのON/OFF設定が出来るのはInsta360カメラの強み。
他社360カメラはHDRが常時ONしか選べないものもあるので、個人的にInsta360のカメラが好きな理由でもありますね。


基本的に僕はHDRはOFFにしておく方が好きなので。
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アダプティブトーン
X5の中途アップデートからテコ入れが入った、アダプティブトーンという機能がX4 Airにも盛られていました。


アダプティブトーンの説明書きとしては、下記のように書かれます↓
この機能では、両方のレンズでそれぞれの光のデータを独立して記録し、ハイライトやシャドウのディテールを球体全体でしっかりと保持します。
Insta360
おおよそ明暗差のあるシーンにおいて画質を向上させる機能、的な解釈だと思っていますが、、、
下記はX5でのON/OFF画質ですが、よければ見てみてください。




これは窓際で撮影したので、前後2レンズの明るさ平均が非常に取りにくい、ややこしい場面ながらに、ONのほうが室内側(暗い方)がハッキリと見えています。



HDRと似ているけど、暗いシーンでも使えるのがアダプティブトーンなのですよ。
アダプティブトーンの仕様とか、有効な場面とか、画質も上がるよ、みたいな話もありますが、、、


説明難しいんで、気になった方はよければこちらをどうぞ(笑)
基本的にアダプティブトーンはONにしておいた方が、画質も良いし白飛びも少ない印象です。
ですので僕の推奨パラメーターは、
8K30fps+アダプティブトーンON+(HDRは自由)
こんな感じかな。



あとは色々体感してみて、お好きな組み合わせをどうぞ!
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撮影設定(露出や色に関するパラメーター)
続いては、右から左スワイプで設定できる方の、露出や色に関するパラメーター設定です。


基本的にはオート設定でOK。
細かい設定もEV値±0・WB自動でいいのですが、軽く触れておきます。
標準・鮮やか・フラット設定
彩度を先に選ぶ設定があります。


ですが、基本は標準でOKで、僕も標準しか使ったことが無いです。
彩度は後からアプリでいくらでも上げられますが、下げる方が画質が劣化します。
公式からも基本設定は「標準かフラットを推奨」とされているんで、これは触る必要無し。
顔のマーク
顔のマークは自撮りモードの有無です。


自撮りモードをONにすると、顔を認識してくれます。
色や明るさは、コントラストが減って、ポートレート的な柔らかい画質になります。



要するに、自撮り最適化画質になるってことですね。
その代わり、急な動きに対応してくれないんらしいんで、僕は使っていません。
顔は補正しなくて結構なので(笑)
とはいえこれ、後から補正する必要が無くなるとあって、Insta360的には割と推し設定のようですので、気になる方はONにしてみてもイイかも。
EV値
数値を低くすると画面が暗くなって、高くすると明るくなります。


とはいえこれ、動画だったらほぼ気にしなくてOK。
X3などの古い360カメラとか、3万円とかの安い360°カメラだと、明るい・暗い場面を露出設定でいじる必要も出てくるのですが、、、
X4 Airには前述のとおり、アダプティブトーンをONにした方が良い感じになるので、基本的には露出設定は無視でOKでしょう。



この辺が、いい360°カメラを買う理由かなー。
ホワイトバランス
ホワイトバランスは、オート設定でも個別でマニュアル設定が可能で、数値で色味が変わってきます。




数値を低くすると、青っぽい寒色に。
数値を高くすると、赤っぽい暖色になります。
僕がよく使うとするなら、秋の紅葉シーズンと、冬の寒さを表現したい時なんかに設定するかな?
といっても、これもオート(AUTO)設定で別に良くて、ちょっとくらいなら後からアプリで調整可能なので。




もちろん後から調整だと、Jpeg画像ゆえの限界とか、もろもろ関わってくるので、本当は先に調整した方がいいっちゃイイです。
が、ホワイトバランスは基本オートにして、慣れてから調整でいいと思います。
ジッターブラー低減
暗い場面で写真や動画を撮影すると、人が残像みたいに流れて見える、手振れじゃない「映像ブレ」みたいなのあるじゃないですか?
あれがジッターブラーです。


これをONにすると、被写体のブレが減ります。
が、同時に無理な感度上昇をしているので、あんま動くと今度はカメラ側の映像がチラチラと滲む事にもなります。



チラつき、ブラーどっちも不愉快です。
なので、相手が動くか?、自分が動くか?によって変えるのが良いかも。
自分が動く場合はOFF設定
(チラつきが嫌なので)
相手が動く場合はON設定
(被写体ブレを減らしたい)
こんな感じかな?
ちなみにジッターブラーとモーションブラーは表現が違うだけで、似たような意味合い。
写真の場合
例外として夜景の写真とかだと、設定の意味合いが大きく変わります。


星空を撮影する時みたいに、シャッター速度やホワイトバランスなど、全ての設定をマニュアルにする場合もあります。
とはいえこれは、基本的な星景撮影の情報を知っておく必要があるんで、知っていれば逆に解説も不要ですね(笑)
モード設定の調整
調整できるパラメーターに関しては、下記すべてをまとめておきました。
| 撮影モード | パラメーター |
|---|---|
| シャッター速度 | 光がカメラに取り込まれる時間を制御します。 シャッタースピードが速いほど、鮮明な画像になります。 ダイナミックショットではこの値を大きく、低照度環境下では小さくします。 |
| 感度 (ISO) | センサーの光に対する感度を表します。 感度が高いほど、カメラはより多くの光を捉えて、より明るい画像を得ることができます。 |
| 露出補正値 (EV) | オートモードでは、EV値を調整して露出オーバーや露出アンダーを補正することができます。 |
| ホワイトバランス (WB) | 非現実的な色や色調を取り除き、正確な色を再現します。 ホワイトバランスを高くすると暖色系になり、低くすると寒色系になります。 |
| 低照度手ブレ補正 | 低照度環境でのモーションブラーと手ブレを改善します。 極度に照度の低い環境では、画像が暗くなり、ちらつきが発生することがあります。 |
| フィルター | さまざまな色調と効果を加えます。 |
| 測光モード | 「顔優先」は、顔の明るさを優先します。 「多分割」は画像全体で適正露出になるようにします。 |
| バランス露出 | スクリーンは環境に応じて自動的に露出を均一化します。 |
ここまでは撮影前のモード設定。
もうちょっと、基本的な事を抑えておきますね。



見落としがちだけど、重要なものです!
撮影前の基本準備
ほんとに基本的な事ですが、下記の4つは撮影前に見ておくことをおすすめします。
- レンズを綺麗にする
- 撮影モードの確認
- ファームウェアを最新の状態にする
- 推奨パラメーターについて
レンズを綺麗にする
ばかばかしい事ですが、レンズが綺麗かどうかをチェックすると良いです。


360°カメラは凸ってるんで、簡単に指紋が付きます。
縦型で持ちやすいので、MAX 2やOsmo 360よりはレンズに触る可能性が少ないとは感じますが、それでも綺麗かどうかはチェックしておきたいですね。



結構画質に影響してくるんで。
一番分かりやすいのが、ウィンタースポーツの水滴。


コケて雪が付いたりすると、一発で分かるくらいに画質に影響しますね。



といっても、グローブしてるんで僕は放置しますが(笑)
指紋による太陽のボヤボヤはダサいんで、要チェック。
360°モードの確認
これもばかばかしいですが、たまにシングルレンズモードにしたままの場合とかもあります。


4Kになっていたり、16:9画角だったら分かりやすいですが、これが9:16画角表示だと分かりにくいんで、後から「しまった!」ってならんように。
ファームウェアアップデートで最新の状態に
PC編集派の人は要注意ですが、たまにカメラをアプリに繋いで、ファームウェアの更新が来ているか見てあげてください。


アプリに繋げば自動的に更新の案内が来ると思うんで、あれば更新します。
特にリリース直後~2,3か月くらいは、バグの修正や画質向上のテコ入れが入る可能性があるんで、最初の方はこまめに見るといいかもです。



Insta360は購入後も画質向上とかが結構あるんで、見といたほうがお得です!
推奨パラメーター
公式から推奨されるパラメーターは下記、
- バランスの取れた露出「標準」
- 設定「AUTO」
- EV±0
- ホワイトバランス自動
よくわからなかったら、とりあえず全部オートになっているかをチェックですね。



ここからようやく撮影のコツを解説です(笑)
撮影までが長いようですが、慣れたらそんなに気にすることも無くなるんで、速攻撮影に移れると思います。
360°撮影のコツ
撮影のコツというか、本当に基本的な、撮影時の「画角」と「自撮り棒の角度」について話します。
角度に応じて撮れる画が全然違うんで、自撮り棒を色んな方向に伸ばしてみて、色んな画角を楽しんでみてください!



X4 Airの撮影素材が足りないんで、X4やX5の写真も借りています!
斜め上から(ハイアングル)
自撮り棒にX4 Airを取り付けて、適当に斜め上あたりに伸ばしてみてください。


こんな感じになります。



これぞ360°カメラ!みたいな他者視点が狙えますね!
動画でもどうぞ↓
カメラのスティッチングは、ここ最近めっちゃ綺麗になっているんで、自撮り棒とか画面接合の面影がホントに無くなった。




左は「止まれ」の必要があまりに無さそうな、バリ見晴らしの良い交差点がおもろかったので。
右は吊り橋だったので、上から俯瞰してみました。
下記はX5での撮影ですが、




こんな風に、花とか被写体に近づけてもおもしろいです。



360°カメラにしか撮れない画ですね!
斜め下から(ローアングル)
360°カメラは、ローアングル撮影もすこぶる相性が良いです。


となりのゴッツイぶなの木が面白いと思って撮りましたが、思いのほか、まっすぐ伸びたブナの森がイイ感じに360とマッチしましたね。




右のなんて、サンダルでただ近所を歩いただけなのに、なんかそれっぽいですよね(笑)



足を映すのはカッコいいんで、個人的に好みのアングルかも
ハイアングルからローアングルに切り替わりのある動画ですが、よければ↓
このように、一つの動画の中でも自撮り棒の位置を変えるだけで、全く表現の違う動画に変わるのもメリットですよね。
上記の動画から写真を切り出すと↓








こんな感じに、全く違う画像を作れるのも、360°カメラの面白い所でもあります。
他にも、バイクや自転車と一緒に撮ったり、ちょっと変わったローアングルもあります。




とにかく、360°カメラとローアングルの相性は最高なので、是非とも試してみて!
真上から
真上画角だと、人が点になってしまうんで、僕はちょっと角度をつけるのが好み。


こんな感じに、人が小さいです。
これはこれで、画角を歪ませて楽しんだりするのですが。


やっぱりちょっと角度をつけるのが良いかも。
空撮っぽく
空撮っぽくとるなら、3m自撮り棒があるといいですね。


3m自撮り棒に取りつけて、近所で持ってるだけでなんか面白い。




X4画質ですが、3m自撮り棒はたまに使いますね。
もちろん画角や場所を選べば、基本の114cm自撮り棒でも空撮っぽい画角を狙えますので、アプリでいろいろいじってみると面白いですよ。




これらは基本の114cm自撮り棒で撮りました。
他に色んな画角
他にも撮り方次第で、


サクラの中から外を撮る。


コスモス畑(散り際だけどw)でまっすぐのばしてみる。


リュックに自撮り棒をさして、自転車に乗る。


お花畑で撮って、アプリでグワッと煽ってみた。
色々ありますね。
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そのほかのアイデア撮影に関しては、公式Instagramでいろいろ紹介されていたり↓
Youtubeからも、公式・非公式で色々紹介されていたりするので、見てみると面白いと思います!



撮影の際は、いろいろ参考にしてみて!
360度動画の処理
撮影の次は、360度動画を平面の動画にしていきます。
下記は、360度動画そのものをWeb上にアップロードしたもの↓
こんな具合に動かせればいいんですが、基本は360°のどうしようもない動画(写真)が記録されています(笑)





これだと、使いものにならんですよね💦
これを、平面の動画に処理する方法を、簡単に解説します!
最短④ステップで解説(アプリダウンロード後)
詳しくは下記で解説しているので、ここでは最も簡単な2パターンを紹介します。



最速のステップだと、2-3分で動画が処理できます!


360°の動画が撮れていますが、アイコンは見やすくなっています。
処理したい360°動画をタップ。


自撮り棒を持っている自分を映したい場合は、自撮りをタップするだけ。
AI編集を押してもイイです(動画の5倍くらいの待ち時間はあります)。
そしたら、ダウンロードに移ります。
下記はX5撮影ですが、ダウンロードできた動画がコチラ(左:追跡/右:AI)
ここまでこれば、SNSに投稿するなり、LINEで家族に送るなりしてよいですね。



すっごい簡単です!
360°の動画処理は、全く難しいことは無いと考えて良いでしょう。
スマホアプリの編集は、他にも色んなエフェクトとか画角が選べます。


動画をカットして繋げたり、シーンごとに自撮りや手動編集を切り替えることもできます。


ここでは解説しきれない感もあるんで、アプリの操作は別記事の解説をどうぞ!



アプリ操作をメインで知りたい方は、下記をどうぞ!!


動画でも解説しているんで、よければ↓
色や明るさの調整
ホワイトバランスの項目でちょっと触れましたが、アプリ内で色調整や露出調整がある程度可能です。


その他アプリや、スマホの純正編集機能と同じように、色や明るさをいじれますね。
下記はX5で撮影したサクラの写真ですが↓




RAW撮影じゃなくとも、アプリ内でサクッと調整出来ちゃいます。



この程度なら、画質の劣化もほぼ分かりません!
なお、動画で色や露出を編集すると、動画全体に適応されます。
PC画面ですが、作業の様子を動画にしましたので、こちらも良ければどうぞ↓
あとからこの位の調整が出来るとあって、公式の推奨値が「標準」「オート」になっているのが、何となく理解できますよね!
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動画編集
以上までが、X4 Airの操作方法・撮影・設定・360度動画の処理でした。
ここからは、スマホアプリやPCソフト(Insta360 Stdio)で動画編集をする方法を解説していきます。
といっても、こちらもアプリの解説記事に詳しく解説していますので、ここではサクッと自動編集について紹介。
自動で編集


X5を接続もしくは動画をクラウドにアップロードした状態で、アプリの自動編集をタップ。


まとめたい動画を数個~数十ピックアップして、合計20分以内に収めると、そこから数分程度の動画を自動生成してくれます。



動画を選ぶだけなので、簡単ですね。


生成にはある程度時間がかかりますが、待っているだけなので手間はほとんどありません。



前(X5の頃)より処理もかなり早くなっていました!
X4で作成した動画ですが、自動編集で作った動画の参考にどうぞ↓
その他撮影モード
ここからは、360°モード「以外」の撮影について、軽く解説していきます。
写真・バースト写真・インターバル


で撮影した画像-1024x576.jpg)
で撮影した画像-1024x576.jpg)
写真モードでシャッターボタンを押せば、360度の写真を撮影。
撮影のタイミングは
- セルフタイマー(3~15秒)
- スマホアプリから遠隔撮影
- リモートボタン(アクセサリー)を使用
- ジェスチャーコントロール(ピースサイン)
- 音声コントロール(写真を撮影して)
など、遠隔でも色々方法があるんで、やりやすいのを試すと良いでしょう。
写真モードの他に、最大15枚/1秒の連射モードである「バースト写真」と、一定間隔で撮影をする「インターバル写真」があります。



まあ、あんまこれらは使わないかな。
シングルレンズモード
アクションカメラやVlogカメラのように使うなら、シングルレンズモードはマストで覚えておくと良いでしょう。


片面レンズが機能するので、最大170°の超広角アクションカメラになります。



アクションカメラより画角が広いですね
その分画質は本家(GoPro HEROとかAce Proなど)に劣りますが、それでも十分使えるくらいの画質はあると思います。




注意点があるとするなら、4K60fpsまで対応なので、スロー再生は2倍程度までが限度。
といっても、よほど120fps撮影は使ったことは無いですが。
参考までに、4Kシングルレンズモードで撮影した、X4 Airの動画があります↓
途中でレンズを前後切り替えできるのは、360°カメラのシングルレンズモードならではの利点ですね。
ミーモード(シングルレンズモード)
シングルレンズには、ミーモードという追跡モードがあるんで、軽く触れておきます。


先ほどアプリの動画編集で、「自撮り」編集を紹介しましたが、あれを撮影時に完結してくれるモード、と考えると分かりやすいです。
後から追跡する前提でしか撮影しない場合は、ミーモードにした方が追跡の手間が省けるうえ、撮影データも軽く済みます。



あとから編集するつもりがないなら、ミーモードはイイかも。
上記動画は後から追跡していますが、おおよそこんな動画が撮れます。
インスタフレーム
通常の360°動画と、シングルレンズモード画質の両方をデータとして残してくれるのが、インスタフレームモード。
X5から追加されていますね。


といっても、最大画質は6Kに落ちるゆえ、個人的にはX5ほどの需要は無い気がします。
ですので軽めに解説。
説明書きは「360度動画とフラット動画を同時に撮影」とある通り、撮影後はSDカード内に360度のデータとフラットの動画が2つ保存されています。





最初から追跡か片面画角が欲しいけど、360°も残しておきたい、っていう優柔不断な方におすすめかな。
選べる画角は下記6つがありまして、おおよそ使えるシーンはこんな感じになりそう。
| フラット動画 | 画角 | 使えそうなシーン |
|---|---|---|
| 自撮り | 顔を認識して自動追跡 | Vlog、自撮り |
| フロント | 画面レンズ(スマホで言うインカメ) | Vlog、バイク・自転車など |
| リア | 背面レンズ(スマホで言う外カメラ) | Vlog、バイク・自転車など |
| トップ | 上側 | 自転車 |
| ボトム | 下側 | 自転車 |
| カスタム | 任意の画角 |
自撮りは先ほどの「ミーモード」と360°撮影が両方撮れている、と思えばOK。
フロント・リアはシングルレンズモードの4K動画みたいなのが撮れて、360°データが残っています。




トップ・ボトムは、カメラの上側・下側が撮れて、360°データが残っています。




自転車用のマウントに取りつけて撮影すると(カメラを寝かせて固定)、おおよそこんな感じになると思います。




カスタムはあらかじめ角度を付けておくのですが、難しんでほぼ使わないと思います。
タイムラプス・タイムシフト・スターラプス
タイムラプス系は
- タイムラプス
- タイムシフト
- スターラプス
があります。
動画で見た方が早いと思うんで、過去動画ですがどうぞ。
タイムラプス(X4)↓
後から編集で動かせるタイムラプスって、面白いですよね。
X4で撮影したタイムシフト動画(くだらない堤防散歩ですが、動かせます)↓
X5の借り物Youtube動画ですが、スタートレイルだとこんな感じ(動かせます、動画後半です)↓
なかなかいい動画ですね!
X4 Airは暗所モードが無いですが、タイムラプス系は写真依存なので、そこそこ撮れると思います。
ループ動画・ロードモード
ループ系の撮影設定は、ループモードと、ドラレコモード改め「ロードモード」があります。
ループモードは、任意のループ時間(1分~30分~∞)で更新性の撮影。
例えば3分ループ設定にしておけば、3分を過ぎたところから上書きされ、最後の3分が動画として残っています。
釣りのHitシーン、アクション大技成功の瞬間



この辺りにループ動画は使えそうかな?
ロード・モードは普通のドラレコと同じく、SDカードの容量依存で更新していきます。


X4 Airは充電しながら撮影も可能なので、Type-C給電と組み合わせれば、360°ドラレコとしても実質活用できますね。



しかも画質がいい、優秀なドラレコの完成
バレットタイム
バレットタイムは、専用のバレットタイム棒(別売りorキットセットに同封)に取りつけて、ぐるぐる回して撮影します。
先に設定しておかないと、あとからバレットタイム風にするのは出来ないんで、要注意。
撮影したら勝手に動画が作られているんで、アプリで確認すればOKです。
たまに使うと面白いですね。
バレットタイムバンドルはアクセサリー購入の他、クリエイターキットなどでも購入可能。
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各所設定
最後に各所設定についての解説をして終わりましょう。


- 画面の回転ロック
- 画面ロック
- 基本設定(スリープ設定や電源OFF時間など)
- 音量設定(大中小ミュート)
- インジゲーターランプON/OFF
- ジェスチャー制御ON/OFF
- 音声制御ON/OFF
- ひねって撮影ON/OFF
- アクセサリー(潜水ケースモード・POVマウントモード)
- プリセットの設定
- Bluetooth設定
- オーディオ設定
- クイックキャプチャー
- 録画予約
これだけの設定が可能なのですが、、、



各設定にカメラ内の解説がついているんで、見れば分かりますね(笑)
幾つか適当に紹介してみます。
オーディオモード
オーディオ設定は、5種類から選べまして、シーンに応じて設定すると良いです。


| スワイプ | 動作 | シーン |
|---|---|---|
| 自動風切り音低減-弱 | 標準的な風切り音低減機能。 | ほとんどのシーン |
| 自動風切り音低減-強 | 風切り音を低減 | バイクやスキーなど |
| ステレオ | 周囲のノイズを再現し声を強調します。 | ライブ演奏など |
| 音声強調 | 自動的に風切り音を低減します。 | Vlog撮影 |
| 360度オーディオ | 全方位から録音 | VRデバイスなど |
公式推奨の基本設定は、「自動風切り音低減・低」モードを推奨しています。



イヤホンで言う「ノイキャン」みたいな感じで、割と万能。
バイクや自転車ユーザーさんは、風切り音モード「強」にしてもイイです。
風がおだやかな日は、Vlogモードやステレオモードにすると、より繊細に音を拾ってくれます。
下記はX4 Airステレオモードでの収録(撮影)↓
何だかんだマイク音って雰囲気を変えるんで、シーンに合った設定を気にしてみてください!
ジェスチャー制御
ONにしておくと、手のひらを見せれば動画の録画停止、ピースサインで3秒セルフタイマー写真が反応してくれます。


自撮り棒の先にピースで反応するんで、集合写真とかセルフィーで有効。


ひねって撮影
自撮り棒に取り付けた状態で、一定方向に2回ひねると撮影を開始できる設定。
X5から実装しましたが、僕はそこまで使わなかったですね。
誤作動とかはほぼ無さそうなので、使っても良さそうではあります。



ジェスチャー・音声・ひねって撮影のどれか好みのを、実用化してもいいかも?
ただし、設定をONにするほどバッテリー消費はミリ単位で増えると思うんで、その辺は要検討。
プリ録画
開始しておくと、録画を開始する30秒前も繋げて動画にしてくれるモード。


モードというか、撮影スタンバイ的な設定で、釣りの撮影をするときに便利だなって思います。



こんな感じですね。
長くなりましたが、X4 AIrの解説記事を終わります!
他にもX4 AIr関連の記事は沢山作っていますので、よければ参考にしてみてください。




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