【レビュー】コスパ最強の360°カメラ爆誕|Insta360 X4 Airが初心者に丁度良さそう

Insta360から突然リリースされた、X4 Airという360°カメラのコスパモデル。

どう考えても、DJI Osmo 360を意識したであろう、価格と軽さ。

にしても、中間モデルとは恐れ入った(笑)

今回はそのX4 Airをレビューしていくのですが、まずは撮った写真(動画から切り出し)をチラ見せ。

16:9アスペクト比

4:3アスペクト比

9:16アスペクト比

、、、と、こんな具合に、X4 Airは色も鮮やかに出るし、明暗差には強いし、日中ならマジでこれでいいんじゃね??

って思える360°カメラに仕上がっていました。

コスパのX4 Airと、夜も綺麗なX5をどうぞ^^

みたいな感じに、Insta360がニッコリしている図が想像つきました(笑)

ともあれ今回は、そんなX4 Airについての仕様・外観・画質・X5との比較など、全般的にレビューしてあります。

下記のように、包括的なレビューになっているので、じっくりと評価したい人は、ぜひ参考にしていってください!

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あって損はない特典なのでありがたいですよね(笑)

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ただし、いつも通り数量限定なのと、11/28~以降は未定です。

復活するかもしれないですし、しばらく無いかもしれません。

それ以降は「あればラッキー」程度で見て頂ければ幸いです💦

目次

X4 Air レビューのポイント

結構なボリュームがある内容となっているので、先にレビューのポイントを4つまとめました。

コスパ最強&日中なら決まり

日中画質に関して言えば、ほぼX5と同等

十分な光がある場面では、センサーサイズの大きさはさほど関係ありません。

X4 AirはX5に搭載されていた、Insta360の画質向上技術がそのまま盛り込まれている

そんな感じでしたので、日中画質は普通に綺麗でした。

  • 屋外は当然綺麗
  • 明暗差があっても綺麗に色が出る
  • マイク性能やブレ補正もほぼ完璧

とまあ、日中性能に関して言えば、X4 Airはかなりコスパが良い選択になりそう。

Insta360 X4で撮影した順光の写真
撮影:X4
Insta360 X5で撮影した中国での写真
撮影:X5

360°カメラを含むアクションカメラの性能は、昨今では暗所も意識されるようになりました。

が、結局のところは日中メイン

僕もほぼ日中ばかり使ってる。

って考えると、個人的にもX4 Airは軽さと安さもあって、かなりありがたい存在になるかも。

仕様は「X5」がベース

名前はX4 Airですが、基本的な構造はX5がベースで作られていました。

X5 β(ベータ)とかX5 Liteとかも名前の案に上がってそう(笑)

  • マイクが良い
  • レンズ交換の可否
  • 搭載されている画質向上技術
  • 改良された使いやすさ

など、X5で評判が良かった細かいポイントなんかは、そのままX4 Airになっています。

ただし、やっぱり暗所性能に特化した事を言えば、X5の性能に「忖度」している感はあるので、日中限定で活躍ですね。

上位機種の存在意義を残しつつ、ギリギリまで使いやすい360°カメラて感じかな?

X3よりも軽い「165g」

X4で203gまで大型化したXシリーズですが、X3の180gよりも軽い、X4 Airは165gに仕上げてきました。

  • 縦型ゆえの持ちやすさ
  • スクリーン感度の良さ
  • ボタン配置的な使いやすさ

などなど、形や構造を含めても、おそらくここ最近の360°カメラで最も扱いやすいのがX4 Airだと思います。

縦長で持ちやすいし、軽いし、女性でも使いやすそうでした。

自撮り棒を含める実質重量的にも、若い男性以外でも使いやすい。

そんなサイズと重量に仕上がっていましたね。

アプリが使いやすい・安定している

地味に重要なので、これも入れておきましょう。

X4 AirはInsta360のアプリを使って編集するので、360°カメラアプリとしてのクオリティが高いです。

  • バグが発生しにくい
  • 安定したアプリ操作感
  • 接続の良さ
  • PCソフトも軽い

などなど、他社だと不安定に感じるアプリ性能も、Insta360ゆえの安定感は感じますね。

X4 Airは価格の安さもあって、アプリ性能を含めた実質的なコスパの良さでは、非常に選びやすいカメラになりそうでした。

アプリ性能って、ストレス度合い的にも重要ですので!

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スペック表

スペック表ですが、分かりやすいようにX5~X3まで全部並べてみました。

X5X4 AirX4X3
Insta360 X4Insta360 X3
センサーサイズ1/1.28インチ1/1.8インチ1/2インチ1/2インチ
チップ3111
360画質8K30fps
5.7K+30fps
5.7K60fps
8K30fps
6K50fps
4K50fps
8K30fps
5.7K+30fps
5.7K60fps
5.7K30fps
4K60fps
PureVideo
HDR動画5.7K60fps8K30fps5.7K30fps5.7K30fps
シングルレンズ4K60fps4K60fps4K60fps4K30fps
写真解像度72MP72MP72MP72MP
バッテリー容量2400mAh2010mAh2290mAh1800mAh
8K撮影時間85分88分75分
5.7K撮影時間208分135分81分
急速充電
防水性15m15m10m10m
マイク風防
重さ200g165g203g180g
レンズガード
強化レンズ
レンズ交換
マウントクイックリリース
1/4インチネジ
クイックリリース
1/4インチネジ
1/4インチネジ1/4インチネジ
価格84,800円56,900円79,800円 → 67,800円68,000円 → 45,500円
Insta360 X5/X4 Air/X4/X3 スペック比較表

うむ、X4 Airは安い!

基本的なスペック値は、センサーサイズとチップ性能以外はX5と同等

ただし、これがPureVideoモードと合わせて、暗所性能には大きく違いが出てきた感じでした。

画質の比較は中盤で軽く触れています!

8K撮影時間やHDR撮影スペック的に、案外X4 Airの方が高いのもあるんですが、、、

この辺りは実際に使ってみないと分かんないんで、レビューを流れで見ていってください!

開封レビュー・外観

X4 AirはX5をベースに作られつつ、変わった部分もあります。

ざっと画像多めでチェックしますね!

表面・裏面はこんな感じ。

今までもマットブラックではありましたが、X4 Airはさらに艶消しが強調

正直、X4→X5→X4 Airと、僕はどんどん好きな見た目になっているかも。

うっすらチッピングっぽい感じも、指紋が付きにくそうでよき。

側面はX5と変わらず、って感じ。

それよりも、持ったすぐに分かる軽さ

なんというか、中抜き感が分かるというか、いい意味でスカスカしている感じがする。

大きさ以上に軽いと思う

X4 Airは、X3時代からずっとあるレンズボタンが消失し、センターに一個の撮影ボタンになっています。

レンズボタンは撮影モード(動画→写真→タイムラプスのように)を切り替え出来るボタンですが、スワイプでも操作は可能。

正直ぼくはこのボタンを使っていなくて、画面スワイプがメインだったので、確かに必要無いとも言える。

無くても良いボタンを減らして軽量化ですね。

ボタン周囲の物理構造や配線が減らせるので、あんがい軽量化につながりやすいのかも。

バイクユーザーに好評だったマイクの風防構造は、X4 Airでも採用。

同封物のマイクカバーもありますが、個人的には使う時は無いと感じています。

充電ポートの位置はX5になぞられます。

左からX5/X4 Air/X4

右下配置のX5は、ポーチに入れたままの充電がしやすかった印象なので、そこはX4 Airでも同じ構造にしてきましたね。

なるべく使いやすい方を採用するのは、Inst360らしいです。

ワンタッチマウントもそのまま採用しています。

軽量化と言えど、使いやすい部分は無理に削らないところが安心。

やっぱクイックリリース対応は便利ですからねー。

レンズもDIYで簡単に交換できる仕様は変わらず。

2分もあれば交換できるので、レンズガードを使わなくても良くなるのが、画質的なメリット。

とはいえレンズガード用の溝もあるので、好みに応じた対応でどうぞ。

X4 Airの重さは、SDカードを入れた実測で167.2g。

Insta360 X4の重さ
X4は203g
Insta360 X3の重さ
X3で178gでした

X4、なんならX3よりも軽量化していますね。

サイズ感としては、X4 AirはX3とほぼ同等サイズ。

むしろ厚みはX3よりも微妙に厚いまであるので、やはり中の密度的にも軽く仕上がっているようです。

左:X4 Air 右:X3

持った時の大きさ以上の軽さは、どうやら気のせいでは無かったっぽい。

どうでもいいことですが、レンズのコーティングが赤みを帯びています。

更新好きのInsta360のことなので、もしかしたらレンズのコーティング方法を変えて、何かしらを良くしたのかもしれない。

って思いました。

知らんけど。

X4 Airと同封物

X4 Airの同封物一覧は下記

Insta360 X4 Air 付属品一覧
  • X4 Air本体
  • ポーチ
  • Type-C to Cケーブル
  • レンズクロス
  • 風防マイクカバー
  • ステッカー
  • 説明書各種

基本はこれと、好きな自撮り棒を組み合わせて使えばOK。

自撮り棒があれば、標準キットでも全然使えます。

X4 Airにはスターターキットも用意されていて、予備バッテリーを含む3つのアクセサリーが追加のセットになっています。

Insta360 X4 Air スターターキット 付属品一覧
  • X4 Air本体
  • ポーチ
  • Type-C to Cケーブル
  • レンズクロス
  • 予備バッテリー
  • 114cm自撮り棒
  • レンズキャップ
  • 風防マイクカバー
  • ステッカー
  • 説明書各種

Insta360製品は、キット購入者も多いので、必要に応じてお好きなのを選んでみてください。

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アプリの使い方

基本的には今までのInsta360カメラ製品と同じで、アプリは非常に使いやすいです。

個人的にInsta360カメラが優れているのは、画質とかもあるんですが、アプリの安定性と使いやすさだと思っています。

X4 Airに限った事では無いですが、Insta360アプリは、

  • 他と比べてアプリが非常に安定している
  • 自動編集がラクすぎる
  • 直感的な360°編集(これはどのアプリでも)

この辺りがしっかりしているんで、安心して使いやすいと思う。

安定したInsta360アプリ

どの360°カメラを買っても、基本はアプリがついてきますし、編集は可能です。

ですが、アプリの安定性と成熟度はInsta360がやっぱり高い、と感じますね。

長く360°カメラを作って来ただけあるな、って感じはするかな。

MAX 2やOsmoもそれぞれ安いなどの魅力はあるんですが、アプリに関してはちょっと不安定。

DJI Osmo 360

軽微なバグから、動画がちゃんと撮れていないなどの、致命的なバグまで結構体験しているので、安定感を求めるならInsta360かなって気はしました。

PCソフトもInsat360は使いやすいですね。

アプリの使いやすさ・安定性・PCソフトの充実性など、初心者からプロまで、平均的に使いやすいと思います。

この辺は他記事でもまとめているんでよければ。

アプリに丸投げでOKの「自動編集」

待ち時間はめちゃくそ長いですが、動画をタップで選ぶだけなので、数分でムービーが作れてしまうのが最強

(とりあえずX4の自動編集動画で↓)

AI編集ってのは昨今のスタンダードだとは思いますが、やっぱり未処理の360°動画も解析してくれるのは神だと思う。

特に初心者にはありがたいですよね。

直感的な編集と動画作成

これはもう最近に限った話では無いですが、360°動画の処理は思ったより簡単です。

Insta360 X5アプリの操作解説写真

キーフレームや画角の変更は、スマホのタップ一つだったり、スマホそのものを動かせばOKだったり、かなり直感的。

上記で360°動画の編集は解説していますが、心配しなくても、買った後でもソッコー慣れると思います。

360°動画から、追跡モードでタップしただけのが左で、動画を自動で処理してくれたのが右です↓

左:追跡/右:AI(X5で撮影)

これらは撮影後、スマホ画面を数回タップしただけで作れるので、何の心配も無いですね(笑)

心配いりません!

画質を見てみる

晴天・曇り・明暗差のある場面など、色んなシーンの撮影を、写真と動画で見て頂きましょう。

日中晴天

とりあえず日中晴天のシーン。

X4よりも白飛びは少なく、青がとにかく綺麗に出ます。

青が素直に出るのは、最近のInsta360カメラの良いトコロだと、個人的に思っています!

個人的に空はGoProかInsta360が好みかも。

動画だとこんな感じ↓

スティッチング性能もおそらく地味にめっちゃ上がっていまして、まじで自撮り棒どこ行った?、状態です。

360°カメラの基本ですが、継ぎ目がマジで見えない(笑)

写真のほうはサイズダウンしているんで画質が落ちて見えるかもですが、動画だと画質の良さが際立ちますね。

色が重要なシーン

X3やX4まではやや難しいと感じていた、明暗差ゆえに色の出し方が重要になるシーン。

陰になっている所と、明るい空。

センサーサイズはX5より小さいながらも、空の青を残したまま、それぞれの色を鮮やかに再現しています。

空が白飛びしていないので、青がちゃんと出ているんですよね。

カメラ系の機器が苦手とする場面でもあるんで、これが綺麗に撮れているのは本当にデカい。

後述するんですが、2025年夏に追加された、色味補正のアップデート技術(アダプティブトーン)辺りから、Insat360は色に関して顕著に得意になった印象。

色に関しても、動画の方が良く感じますよね↓

太陽の光がチラチラ入ってきても、周辺の色情報を失うことなく再現できている、って感じがするかと。

それと、色に関しては、アプリやPCソフトで補正出来ます。

Before imageAfter image

暖色・寒色、色かぶりを補正出来る上、原形を崩さない程度に印象をガラッと変えられました。

8-bitでもLog撮影じゃなくても、アプリ内でおおよその色補正は出来てしまうんで、軽く補正したいくらいならアプリでOK感ありますね。

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曇り空

一方で、曇り空はやっぱり微妙です。

これはアクションカメラの宿命でもありますし、カメラの宿命でもありますし、何なら肉眼でもテンションは上がらないですよね(笑)

太陽が無いと色の出方もコントラストも低く、のっぺりしがちな画質になります。

それでもInsta360は割と曇りに強い方なので、空の立体感は何とか保っている気はします。

アプリでフィルターをかけてみた

曇り空の画質が気に食わないなら、アプリのフィルター機能で色やコントラストをいじってあげることで、写真としてはアリかな?

って感じにはなりますね。

肉眼からは遠くなりますが、作品としてはアリかと

ズームはするもんじゃアない

8Kとはいえ広角前提のカメラなので、ズームはするもんじゃアないです(笑)

Before imageAfter image

これはX3の頃からずっと変わらず、X5でもズームはするもんじゃアないですね。

逆にここまでズームしても解像度がある程度保たれてるのはすげーと思うんですが、、、

やっぱり360°カメラは広角で雰囲気を楽しむものかと。

暗所もイマイチ、写真は最高

あとでX5と比較したのを載せるんで、ちらっとですが、暗所もやっぱイマイチですね。

上記は温泉旅館で夜に撮影した動画から切り出したのですが、このくらいの明るさでギリかな。

といっても、ゆっくり撮影すればいいですが、歩いたりすると暗所ノイズ(チラつき)は発生します。

落ち着いて、室内の弱暗所暗いがギリギリな気はします。

なお、写真なら話は別で、Insta360らしい

天の川まで撮れちゃったよ、、、

田舎で撮影した星空なのですが、普通に周りに明りがあってコレです。

Adobeで天の川をあぶり出したりせずに、撮って出しでコレです。

まじでどうなってるんだw

Insta360のカメラは星景撮影にとことん向いているんで、写真ならX4 Airでもガンガン使っちゃって、って感じでした。

シングルレンズ

シングルレンズのクオリティも段々と上がっているので、アクションカメラとしてもおおよそ機能します。

シングルレンズモード

撮影に適した「サイド光」画角で自撮りをするとこんな感じ。

シングルレンズモード

逆光だと、影になった顔にノイズが入りますが、見やすさとしては保たれているかと。

GO Ultra
Ace Pro

さすがにGoPro・Ace Pro・GO Ultra辺りと比較するとイマイチですが。

360°カメラとアクションカメラを両立したいっていう場合は、X4 Airでもそこそこ使える。

ブレ補正・マイク性能・持ちやすさ的には、Vlog撮影には普通に優れてますね!

それと、360°カメラをVlog撮影で使うメリットとしては、前後レンズを撮影内で切り替えできる、と言う事↓

この感じなら、Vlog撮影にも十分使えそうですよね。

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手振れ補正

これはもう気にするものでも無いですが、一応手振れ補正の感じも撮っておきました。

ブレ補正「標準」モードを使用して走ったのですが、こんな感じです↓

ご多分に漏れず、X4 Airのブレ補正性能も高いですね。

アクションカメラのブレ補正性能は、数年前から気にするレベルではなくなりましたね。

あと、360°カメラに手振れ補正の概念はあんま関係ない感じ。

マイク性能

Insta360のマイクは、X3→X4→X5のタイミングでどんどん上がってまして、X4 Airのマイクもちゃんと良かったです。

森の中で歩いてみたんですが、鳥のさえずり・落ち葉のカサカサ・くま鈴の音などを聞いてみてください↓

Insta360の収録は、それぞれの音がちゃんと独立して聞こえるというか、細い音まで繊細に捉えてくれる気がするんです。

よく、「クリアな音源」と言われますが、そんなかんじする。

ていうか、森歩きめっさ気持ちよかった。

X5/X4との違い

アプリに関してはX5もX4 Airも一緒だったので、続いては比較してみます。

左:X5/中央:X4 Air/右:X4

詳しくは他記事でもまとめるんで、ここではざっくりと行きますね。

分かりやすくシンプルな表にすると、下記の違い↓

X5X4 AirX4
Insta360 X4
重さ200g165g203g
センサーサイズ1/1.281/1.81/2
日中画質8K30fps8K30fps8K30fps
夜間モード
HDR
アダプティブトーン
ボタン撮影切り替え
バッテリーサイズ2400mAh2010mAh2290mAh
8K撮影時間85分88分75分
マイク風防
レンズ交換
レンズガード取り付け
クイックリリースマウント
防水性15m15m10m
ポート位置下部下部上部

サイズと重さ

X5X4 AirX4
重さ200g165g203g

サイズ感ですが、X5/X4と比べて、X4 Airはやっぱり小さく、重さも2割程度の軽量化しています。

やっぱり何だかんだ言って軽いは正義

縦型というXシリーズの使いやすさも同時に満たしているのが、個人的に良きポイント。

360°カメラは縦長・四角っぽいのと色々ありますが、スマホと同じような操作ができるとあって、縦長が持ちやすく、操作感もよいです◎

女性は特に縦長が持ちやすいですね。

純粋な重さで言えば、3m自撮り棒に取り付けた時の重さが結構違います。

Insta360 X4の3m自撮り棒で撮影した参考写真
撮影:X4

3m自撮り棒を片手で持とうとすると、それなりの筋力が必要。

男性ならX4やX5でも大丈夫だと思うんですが、女性によっては114cm自撮り棒ですら、片手だと「重い」と感じる人も居ました。

自撮り棒で使う時は、軽い方が良いですね。

あとはアクティビティです。

Insta360 X4で撮影したバックカントリースノーボードの写真
撮影:X4

スノボのように、持ちながら撮影したり、リュックやヘルメットに固定する場合。

これも軽い方が断然良いですね。

スノボは特に、これからX4 Airを持って行くと思う!

Insta360 X5で撮影した自転車での写真
撮影:X5

夜景を撮るのにこだわりが無ければ、X4 Airの軽さは何かと重宝しそう。

画質とモードの違い

X5X4 AirX4
センサーサイズ1/1.281/1.81/2
プロセッサープロイメージングチップ x2
5nm AIチップ x1
5nm AIチップ5nm AIチップ
日中画質8K30fps8K30fps8K30fps
夜間モード
HDR
アダプティブトーン

画質スペックとしては、

X5 > X4 Air > X4

画質的にもスペック的にも順当にこんな感じ。

X5はセンサーがデカいですし、画像処理エンジンに該当する、チップ性能が良いものを使っています。

同じ8Kでも、X5は格が上ですね。

Insta360 X5
Insta360 X4 Air

といっても、日中画質に関して言えば、X5もX4 Airもそんな変わらない印象。

日中は気にしなくていいと思う!

冒頭でも見せました通り、日中はX4 Airでも十分な画質です。

X4よりセンサーサイズが大きいのと、単純にInsta360の画質技術が向上したせい(チップ性能とかアダプティブトーンとか)ってのはありそう。

そのかわり、PureVideoモードが無いX4 Airは、やっぱり暗所イマイチ

X5撮影
X4 Air撮影

ガッツリ暗所では無かったとしても、室内のように薄暗い環境になると、やっぱりPureVideoモードのあるX5が欲しくなるかな。

夜景まで綺麗に撮りたいってニーズがあるなら、X5を選ぶ必要はありそう。

Insta360 X5で撮影した夜景
撮影:X5

アダプティブトーン

X4との差別化要素としては、単純にX4 Airの方が画質が良いという事と、アダプティブトーンの有無があります。

撮影:X5(アダプティブトーンON/OFF)

Insta360 X5でアダプティブトーンをONにしたときの画質Insta360 X5でアダプティブトーンOFFのときの8K画質

ONにしておけば、明暗差のある場面において、白飛びや黒潰れ、色情報の欠如などを補正してくれます。

これ、動画にも適応されているんで、かなり高性能です。

アダプティブトーンはX4 Airにも搭載されているので、このように明暗の大きい場面でも、鮮やかな色情報を残した動画を撮影できるってわけ。

日中はすこぶる良いけど、暗所はイマイチ。

X5という最高峰の存在に忖度しつつ、ギリギリ出来る範囲で画質を求めた、って感じかな?

レンズボタンの消失(画面タッチでOK)

外観で触れましたが、レンズボタンは消失しました。

正直スワイプ操作でどうにでもなるので、これは無くなっても個人的にはOK。

Insta360はスクリーン感度がよろしいので、薄手のグローブくらいならタッチ操作全然できますし◎

むしろシンプルでいいかも?(笑)

バッテリーサイズの減少

やっぱりバッテリーサイズは減少していましたが、撮影時間もやっぱり伸びていました

X5X4 AirX4
バッテリーサイズ2400mAh2010mAh2290mAh
8K撮影時間85分88分75分
5.7K撮影208分104分(6K)135分

ここ数年のガジェットにおけるバッテリー関係の進化は著しく、少ないバッテリー容量でどんどん撮影時間は伸びていますね。

軽量化といえど、バッテリーも心配なさそう。

とはいえ、X5では耐久モードが実装されているので、低画質モードでの撮影時間は2倍の差がありました。

X4 Airは6Kでもそこまで伸びないので、8K前提で撮影する感じになりそう。

マイク風防の違い

X5X4 AirX4
マイク風防

X4 Airもマイク風防は採用してきたので、バイクユーザーの方としては良きですね!

マイク性能はX4→X5で向上しているので、X4 Airもマイク性能は良いと感じました。

X4 Airではありませんが、Insta360のマイク性能向上が分かると思うんで、よければX5/X4/X3のマイクもどうぞ↓

レンズ交換・レンズガード

X5X4 AirX4
レンズ交換
レンズガード取り付け

レンズそのものはX5とX4 AirがDIY交換可能、レンズガードはどれもワンタッチ着脱ですね。

レンズ交換が不安って方も居るかもですが、スマホのフィルムを貼るより余裕でカンタンですのでご安心を(笑)

まじで、準備込みで2-3分あれば交換できるのよ。

クイックリリースマウントの有無

X5X4 AirX4
クイックリリースマウント

クイックリリース形状も、X4 Airにも搭載されています。

これは、バイクや自転車から降りる時(景色の良いトコロとか、コンビニ・道の駅とか)。

ヘルメットから自撮り棒へのチェンジとか。

とにかく色んなシーンで役に立つので、Insta360シリーズで互換性のあるクイックリリースマウントに対応しているのは、やっぱり重要。

これだけでX4 Air以上を選ぶ価値があるレベル。

防水性の違い

X5X4 AirX4
防水性15m15m10m

防水性もX5で上がりましたが、X4 Airも15m防水。

どのみち水中使用は専用ケースが必要ですが、X4 Airは軽量だけど耐久性は損なっていない、というのが分かる重要な数字かも?

ポート位置の違い

細かいですが、ポートの位置はこんな感じ。

X4だけ上の方でポートが開いて、小さいです。

ガバっと空くX5/X4 Airのポートが使いやすいのと、

ポーチからちょい出しで充電できるのも、地味に使いやすい。

後は同じ

あとはおおよそX5と同じ感じですね。

基本的な使い勝手や操作感、スワイプ感度や設定画面なんかは全部一緒なので、縦型画面で使いやすいと思います。

個人的にX4 Airは、下記3通りのユーザーに適していると感じました。

  • 女性や3m自撮り棒を積極的に使いたい方
  • 日中のアクションメイン
  • 暗所撮影の必要が無い

特に旅行やアクティビティなど、日中メインの活動で、男性でも女性でも使いやすい軽さは、誰に撮ってもメリットになりそうです。

それでいて出来る限りのアップデートがありつつも、コスパは非常に良い。

ていうかやっぱ、X4 Airの価格がバグってる(笑)

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かなり丁度よい感じのスペックとサイズ感でリリースされましたね!

X5との比較は別記事でもまとめているので、よけれ場こちらもどうぞ!

良いと思ったところ

ってなわけで、X4 Airの良いと思ったところを、5つまとめてみました。

日中画質が良い、とか、手振れやマイクがいい、とかは除外で!!

X5がベースに作られている

X4という名前が入っているのですが、おおよそ近いのはX5の方でした。

レンズ交換・クイックリリースマウントなど、X5で良アップデートと思われたところは全て搭載

画質性能も純粋にX4より高いです。

廉価版的な位置づけながら、X5をベースとなった非常にコスパの良い360°カメラになっているなと、感じましたね。

確実にOsmo 360を抜きに来てる(笑)(笑)

使いやすさを徹底的に重視

軽量モデルなので、余分と思われる箇所をカットしつつ、重要な部分は残したまま。

そのうえ、起動速度のように改善できるポイントは積極的に改善。

軽さのために利便性を犠牲にせず、さらに使いやすさを求めるという、使いやすさと軽さのバランスが非常に良い一台だなと感じましたね。

ユーザー視点が良く分かっている!!

バッテリー持ちは良かった

X5より小さいバッテリーなので、持ちは気になっていましたが、全然長持ちしました。

115km山の中歩いて、自転車に乗って帰ってくるという「信越トレイル」ってのを4泊5日で歩いてみたんですよね。

この時X4 Airを持って行って、たまに撮影しては仕舞って、を繰り返し、数十カットを撮影したんですよ。

4泊5日の行程で、バッテリーは普通に半分くらい残っていましたね。

もちろん一回の撮影が数分未満で、省エネに気を使ったってのはあるんですが。

8K前提での撮影なら、X5と比べても全然余裕にバッテリー持ちは良いと感じましたね。

バイクツーリングの方などは、給電撮影するので良いと思いますし、おおよそ気にしなくて良さそう。

女性やスポーツ系ユーザーに「軽さ」がぶっ刺さる

ONE X時代から、重くなり続けた360°カメラですが、重さが4年ほど巻き戻りましたね(笑)

純粋に軽いのは女性にとって嬉しいうえ、3m自撮り棒やスノボでの使用に非常に向いていると思います。

筋トレと思って使うのもアリですが(笑)

スペック合戦になりつつあった市場から、日中限定で最高に使いやすいという、中核ユーザーにぶっ刺さりポジションなのが、最高に丁度良いです。

何よりInsta360アプリが優秀

あとはやっぱりアプリですよね。

何だかんだ言って360°カメラは、純正アプリがうまく動かないとストレスすごいんで、やっぱアプリが安定しているInsta360は選びやすいです。

ですので、Insta360から丁度良いポジションでリリースされた、ってのが非常にデカい。

X5が欲しいけど、安さでOsmo選ぶかなー、、、

ってユーザーは多かったと思いますが、Insta360から「ウチのをどうぞ」的な感じで出されたんで、喜んで飛びつく人は多そうです(笑)

とにかくまあ、バチバチですわ(笑)

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イマイチだと思った点

逆に、X4 Airのイマイチだと思った点。

デメリットとかネガティブポイントは2つありました。

暗所はやっぱり良くない

当然ですが、暗所はやっぱ良くないですね。

X4と比べると、チラつきや色情報は良くはなっているものの、「撮影できなくはない」くらいのイメージ。

暗所撮影をするならば、やっぱりX5が必要ってのは絶対的にあるとおもう。

薄暗い場面も微妙かも

下記は日の出前の谷で撮影したものですが、やっぱ薄暗いシーンもちょい微妙かな?

小さいセンサーでも、X4 Airは明暗差や白飛び黒飛には強かったです。

ですが、純粋に明かりが少ない場面においては、物理的なセンサーサイズの大きさがネックになってきます。

この辺りが、絶妙に1/1.8インチセンサーなのですよね。

あと、X5はトリプルチップってのもデカいですね。

こんな人におすすめ

  • 女性ユーザー
  • 3m自撮り棒で使いたい
  • 日中使えれば良い(夜間もそこそこ良いが)
  • コスパ重視
  • アクション・アクティブ系

これらの方は、X4 Airはぶっ刺さるでしょうね。

やっぱり縦型スクリーンは持ちやすい・操作しやすいとあって、快適。

夜間は使わねーよ、って人も多いでしょうで、日中画質がほぼX5なのも良き◎

最新モデルとして妥協せず作り込まれているんで、コスパはかなり良い部類。

ってなわけでX4 Air、非常に丁度良く、良いポジションの360°カメラに仕上げましたね。

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