2019年のMAXリリースから実に6年、待ちに待った?
GoPro MAX 2がリリースしました。
本気でMAX 2を待っていた方も居るでしょうし、興味本位でGoPro新製品の現状を見てみたい。
どちらの方も居ると思います。

今回は、そのどちらの方にも、きっと満足して頂ける内容かと思います!
本記事は、GoPro MAX 2の


- 外観的なチェックレビュー
- 日中画質の評価と他社比較
- 操作性の良し悪し
- スクリーンタッチ感度やスワイプ感
- ボタン配置や持ちやすさ
- 熱暴走と連続撮影時間
- アプリの使い勝手と安定性
- マイク収録音声のチェック
など、スペック表記だけでは分からない事、使ってみないと分からない事を、包括的に・詳しくレビューしていきます。



ですので、詳しいレビューを見たい方におすすめの記事になりました!
AIに聞いても答えてくれないレビューを目指しているので、よければ見ていってください!^^
GoPro MAX 2レビュー|今回の概要
今回も長い記事になっているので、先に本記事の概要をまとめますね。



概要見て、詳しく知りたい方は、本編を見ていってもらえると良いでしょう!
画質はめっちゃ良い
まず、画質はめっちゃ良いことは、何度も何度も評価しています。






本記事の中盤では、Insta360 X5やDJI Osmo 360との画質比較も行っています。
Insta360よりも自然で解像度の高い画質。
DJIよりも色調が豊かで立体感のある描写。
とにかく日中画質の良さ
それくらいしか、MAX 2に明確な称賛ポイントが無いのも確かなのですが(笑)



評価するとこちゃんと評価しているんで、見ていって!
アプリはイマイチ
GoProの360°は、アプリはイマイチでした。
DJIもアプリは安定しないんで、360°動画の編集とかアプリ処理って難しい、んだと思います。


バグ報告は幾つか報告しておくので、買った後で「使えない」と言いたくない方は、ぜひ後半をチェックです!
総合的な使いにくさは感じる
あと、総合的にはやっぱ使いにくかったです。
- 充電遅い
- やっぱ簡単に熱暴走
- タッチ感度
- 反応速度
- 起動速度
- スワイプ方向
- 画面の小ささ
- ボタン配置悪い
- 設定の複雑さ


これらはInsat360 X5やDJI Osmo 360と比較した際に、余計に身に沁みましたね。



ずっとX5を使って来たんで、すぐに感じました。
GoPro MAX 2を単体で使っても気づきにくいレビューを、ぜひ見ていってください!
使い方を「何とか」紹介する
本記事では、GoPro MAX 2の細かい所を、重箱の隅をつつくようにツッコミます(笑)


レンズ交換じゃなくて、レンズカバーじゃね?
このデザイン、配置悪くない??
とか、いろいろツッコミ入れていますが、なるべく良い面もちゃんと拾いながら、GoPro MAX 2の使い方・適するユーザーを模索しています。
GoPro愛がある方は、多少使いにくくともMAX 2を使いたい方もいるでしょう。
そういった方にが、自分と合っているかどうかを認識するにも役立つと思うので、ぜひ最後まで見ていってくださいな!



じっくりレビューを見ていってください!
スペック表
まずはスペック表。
参考までに、GoPro MAXのスペックも載せておきました↓
スペック項目 | GoPro MAX 2 | GoPro MAX |
---|---|---|
![]() ![]() | ![]() ![]() | |
発売日 | 2025年 | 2019年 |
360度動画解像度 | 8K 30fps 5.6K 60fps 4K 100fps | 5.6K 25fps 3K50fps |
360度静止画解像度 | 2900万画素 | 1660万画素 |
シングルレンズ動画 | 4K 60fps | 1440p50fps |
センサーサイズ | 1/2.3インチ | 1/2.3インチ |
レンズ交換 | ||
1/4インチマウント | ||
マウントフィンガー | ||
防水性能 | 水深5m | 水深5m |
バッテリー | 1960mAh | 1600mAh |
マイク数 | 6個 | 6個 |
10bitカラー/Log撮影 | 10bit,GP-Log | 非対応 |
価格 (発売時) | 79,800円 | 59,800円 |
といってもスペックなんてどこでも見れます。
本記事では、スペックでは分からない事を重視してレビューしているので、これより外観からチェックしていってくださいな!


GoPro MAX 2の外観的レビュー
まずは外観からざっと見ていき、良い所・悪い所を簡単にツッコミ入れながら行きます!




形状は正方形に近い形状で、持ちにくいといえば持ちにくい。
が、自撮り棒に付ければさほど問題にはならないかな。
MAXと比べると、レンズがセンター配置になったので、360度カメラがメインっぽさは出ました。



前のMAXは、どっちか言うとHERO+360って感じでしたね。


フロントは放熱性を意識でしょうか、縦のスリットがガッツリ入っています。


重さはSDカード込みで194.2gなので、スペック表記よりちょい軽いくらい。




上から見た図とサイドから。
レンズの凸が気になるのと、ボタン配置がそれぞれ遠いのが気になります。
個人的にボタン配置は「悪い」と感じたので、これは後に動画で解説しています。



買うか検討している人は、これは後で見た方がいいかも。




レンズは取り外し可能な形状。
ですが、レンズと言うよりレンズガード的な大きさと外しやすさで、指でひねって5秒で取り換えが可能。
ちなみにMAX 2の防水性は5m。
アクションカメラとして少ない数値は、360°カメラゆえ、水中使用が求められないのもあるでしょうし、レンズ周囲の密着性とかもありそう。




参考までに、同じくレンズ交換が可能なX5と比較すると、MAX 2の突出が顕著。
GoPro MAX(2019年モデル)と比較しても、突出は明らかなので、やっぱりレンズ交換というよりもレンズガードな印象は受けます(笑)
まあでも、画質への影響は無さそうでしたし、何なら画質はめっちゃ良かったので、これ以上のツッコミは不要かな。



なにせよ、レンズ交換ができるのは◎ですね!




底部はマウントフィンガーと、1/4インチネジを採用。
クイックリリースよりも利便性に欠けますが、安定した固定と、省スペースな取り付けがメリット。



ヘルメット取り付けとの相性が良いですね◎
初期保護装備としては、ポーチではなくレンズキャップを採用。


レンズの突出的に、ポーチよりもこちらの方が良かったと思われます。
同封物は写真の通り。


- GoPro MAX2カメラ
- 保護レンズキャップ2個
- 粘着性ベースマウント (曲面)
- Enduroバッテリー
- マイクロファイバー レンズクリーニングクロス
- サムスクリュー
- マウント用バックル (ショート)
- USB-Cケーブル
- ステッカー4枚
ところで、この同封物を撮影するために感じた、どうでもいい不満点を聞いて下さい。


ネジが奥に入り込みすぎていて、まじで取れない。
こんなネジいくらでもあるので、撮影には前のを使ったので良いですが、、、
ファーストコンタクトでストレスを与えてくるのは、よくない(笑)
Insta360とかDJIなら、こういう小さなストレスを与えてこない。



GoProよ、おま、こういう所だぞ。
まあ、とりあえず起動。


ネガティブ連発して申し訳ないですが、スクリーンの動かしにくさもあんまりよくないと感じました。


撮影設定画面も見にくいし、スクロールもしにくい。



このあたりも、後で動画でお説教ですね(笑)




バッテリーは1960mAhの横長バッテリー。
-10℃対応のエンデューロが初期装備。
充電に関しては、ポート・バッテリー・SD挿入部が三位一体なので、ガバっと空けないと充電できないのはちと気になるかな。



ひとまず外観に関しては以上!
見た目とか最初からこまごまと指摘してもしゃあないので、次は画質を見て下さい!
GoPro MAX 2の最もよい所、日中画質の良さをとりあえずインプットして頂ければと思います!
画質性能(日中画質の良さ)
GoProはHEROシリーズ含めて、日中画質はちゃんと良いです。
これだけはMAX 2も評価してあげたいので、しっかり目に解説していきますね。


10/1の15:00頃に撮影。
青・緑・黄色・赤の原色がハッキリ分かる場所で、かつ日が傾き始めた時間なので、陰影・コントラスト・解像度も評価しやすいタイミングにしています。



ようするに、日中画質のポテンシャルが分かりやすい時間と場所ですね!
上記のように、それぞれの色をハッキリ表現しつつも、色調や解像度を失わない、自然な色・質感表現が出来ていると思います。
これは比較した方が分かりやすいので、X5とOsmo 360を引き合いに出してみます。
X5/Osmo 360と比較
スライドできます!(左/右:GoPro MAX 2/Insta360 X5)




Insta360 X5は色の特長はそれぞれちゃんと表されており、鮮やかさ・コントラストとしては良好◎
単体で見ればおそらく綺麗なのですが、GoPro MAX 2と比較すると、やや彩度が強調されすぎている印象は受けますね。



X5はSNS映えしそうな感じかな?
映像として「みたままを素直に映す」能力としては、GoPro MAX 2が高いと感じました。
個人的にも、画質一点に関しては、MAX 2が最も好みです。
続いてはOsmo 360↓
スライドできます!(左/右:GoPro MAX 2/DJI Osmo 360)
Osmo 360はノーマル10-bit(Log撮影じゃない)があるので使用、色味などは全てオートで出しています。




Osmoの場合は色味がガラッと変わって、暖色でコントラストの低い、よく言えば優しい雰囲気の画質です。
が、悪く言えば色の独立性が乏しく、立体感に欠ける描写に感じます。
個人的にはDJIの色やコントラストは、良く魅せるための「逃げ」的な画質の作り方。
やっぱり色・質感・コントラストのどれも、MAX 2の方が画質良いと感じます。



日中画質はMAX 2を評価したいです!


True 8K解像度
True 8K動画とGoProが提唱する、他社より21%の解像度に優れた本当の8K、とやらも確かに感じます。
他のアクションカメラと比較して、最大21%も高い解像度を誇ります。細部まで映し出されるディテールと、GoProだからこそ味わえる圧倒的な画質を体感してください。
GoPro


上記の広角から、360度カメラではありえないレベルに拡大してみますが↓


雲や稲の解像度に関しては、確かに高いです。



数値だけじゃなく、ちゃんと中身も8Kになっていました。
順光・サイド光・逆光
GoPro MAX 2は、順光・サイド光・逆光どのシーンにおいても、バランスの良い画質を表現しました。


順光画質はもちろん、背景細部のディティールまで細かく描写。
色表現は自然で、立体感のある画質だと感じます。


サイド光は最も立体感がありながら、色表現も変わらず。


逆光はハイライト・シャドーの色が落ちますが、変にダイナミックレンジを上げずに、カメラらしい素直な明るさ表現をしています。



スマホカメラより、一眼カメラに近い色・光表現って言えば分かりやすいのかな??
色は素直に出しつつ、明るい所は明るく、暗い所は暗く、とにかく自然で違和感の無い画質です。


と言う具合に、GoPro MAX 2の画質に関しては、まじで評価しています。
この辺りは、他と比較するともっと分かりやすいと思うので、よければこちらの記事もどうぞ↓




ここまで画質を褒めたんですが、ここからはネガティブ要素に移ります💦



GoPro愛が少ないと、乗り越えられないレベルの使いづらさもあるんで、ここからが必見かも、、、
操作感の悪さ(相対的に絶望)
序盤で簡単に触れた、操作性の悪さについての項目ですね。


下記動画で、X5やOsmo 360と比較した際の、GoPro MAX 2の操作性の悪さについてまとめていますが、
- まず持ちにくい
- タッチ感度が悪い
- 反応のラグ(動作もっさり)
- 横向き画面が使いづらい
- スワイプしづら過ぎる
- スクリーンが小さい
- レンズが邪魔
- モード選択が面倒
- ボタン配置が悪い
箇条書きにすると、実に9つの使いづらさを感じました。



細かいけど、それぞれ集まると結構なストレス。
これは動画で体感してもらった方が分かると思うので、絶望的なGoPro MAX 2の使いづらさを比較しながら見てください↓
てな具合です。
動きが遅い、発熱する、など、GoProの開発スキルの限界や、性能の伸び悩みについては多めに見ます。


が、ボタン配置とかスワイプ方向などは、技術がどうであれ、工夫と発想でどうにでもなりますよね。
自社製品を使って、改善する。
ユーザーの意見を拾って、改善する。
他社製品に負けない様、努力する。
GoPro MAX 2の画面をちょっと触っただけで感じたのは、GoPro側に「製品を使いやすくしようとする努力」がほとんど感じられない、って事。



なんか、残念な気持ちになりましたね。


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2019年から、6年がかりのMAX 2ですが、満を持してリリースしたのがこれですか、、、
かなり凹んだのは事実。
これが2020年リリース製品なら別に構いませんし、他社製品が無ければいいです。
が、Insta360とDJIが製品をより使いやすくしよう、より魅力的にしようと努力する中、GoProがこれではあかんでしょ。
(相対的に絶望)と、タイトルに書いたのはその理由。


バッテリー性能と熱暴走
バッテリー性能と熱暴走に関してですが、GoProは今回も性能が悪かったです。


熱暴走について
熱暴走についてですが、8K撮影を3回検証しましたが、平均22分の所で熱停止。
熱停止までの時間 | |
---|---|
8K30fps | 21分22秒 |
8K30fps | 23分31秒 |
8K30fps | 21分28秒 |
5.6K30fps | 45分02秒 |
5.6K撮影も45分の時点、バッテリー残量約半分を残した状態で熱停止。



今回もGoPro MAX 2は熱暴走に弱かったですね。
まあこれに関しては期待していなかったので、短時間のカット撮影をする用途として、割り切って使うのが良さそうです。


GoPro製品を使う上で必要なのは、熱暴走対策ではなく、GoProへの愛だと思っています(笑)


連続撮影時間
バッテリー関連のスペックは下記↓
MAX 2 | X5 | Osmo360 | |
---|---|---|---|
バッテリー容量 | 1960mAh | 2400mAh (2800mAh) | 1950mAh |
8K撮影 | 1時間13分(推察) | 1時間25分 | 1時間50分 |
5.7K撮影(6K) | 93分(推察) | 208分 (235分) | 190分 |
20分充電(30W) | 30% | 60% | 62% |
熱暴走(室温) | 21分22秒 | なし | なし |
X5はバッテリー容量が多く、5.7K撮影の時間が長いです。
強化バッテリーもあるので、更に伸びますね。


Osmo 360は8K撮影の時間が長いです。
どちらも急速充電に対応しているので、短時間で半分以上の充電が出来ました。



Insta360とDJIはバッテリー関連が強いですね。
それに比べると、GoPro MAX 2のバッテリー性能は、まだ一昔前の印象。
最近はスマホもカメラも、ガジェット全般のバッテリー耐久性とか、充電速度が伸びています。
そう考えると、MAX 2のバッテリースペックは、おおよそ2020年頃くらいかな?
と、個人的には見ています。
対応環境は「-10℃~35℃」
GoPro MAX 2の対応温度は、-10℃~35℃と、HEROシリーズと変わりません。
夏場の使用に関しては、前述のとおり熱暴走が原因で、満足な連続撮影は出来ないはず。


冬場の使用に関してですが、以前HERO 12(エンデューロバッテリー)を「-18℃」の環境で動かしたところ、Insta360製品と比較しても9割程度のバッテリーパフォーマンスは維持。
上記はX4による撮影ですが、おおよそこのような環境での撮影可能なハズです。
アプリの安定性については?
これもかなり重要。
アプリに関しては、
- 接続の安定性
- 編集のバリエーション
- バグの発生率
これらは重要になってくると思います。
が、②のバリエーション以外は、アプリ性能には少々難があると感じましたので、スムーズに動くInsta360アプリと比較しながら解説します。
基本的な出来ることは○
360°動画を書き出す上で、基本的に必要なアプリの編集性能は良いと感じました◎
このあたり、スワイプ・キーフレーム・画角調整・追跡機能など、360°を平面に書き出す上での操作は、Insta360アプリと同じく直感かつ快適。



基本の操作はやりやすかったので良かったです!
MAX 2 | X5 | Osmo360 | |
---|---|---|---|
キーフレーム | |||
追跡モード | |||
スマホ追従 | |||
エフェクト | |||
POV画角 | |||
自撮りモード |
画角調整や追跡機能は、名前が少しずつ違う場合もありますが、それぞれ同じ対応する機能がありましたね。
ちなみにDJIも同じく完備。
360°カメラをアップデートするにあたって、特に追跡機能など、必要な操作は備えているのはエライと感じました。



まあ、MAXの頃から、途中追加されていたけど!
接続の安定性・バグは△
ただし問題は、接続の不安定さやバグが多い事です。


まず、接続はInsta360に比べてやや不安定に感じました。
ですがまあ、これはそこまで酷いものでもないので、大目に見てもOKかと。
問題はバグ。


上記で接続が不安定と触れましたが、場合によっては延々と接続中の事も。



これは再起動とかで対応可能。
それくらいならまだ良くて、撮影した360°動画のいくつかが、アプリ画面でブラックアウト状態となり、編集が出来ない事も。
ちなみに僕が撮影した10つの360°動画のうち、8つが使えませんでした。



結局360°動画は諦めて、360°画像だけ切り出し、Insta360アプリで写真だけ生成しました、、、
GoProアプリなのに、Insata360ソフトが助けになるって何。
どんなバグなのかは、動画で載せてみました↓



比較用に撮影した動画がダメになって、ちょっと半ギレ状態ですww
ちなみにですが、アプリ操作はDJIもかなり不安定なので、やっぱり360°動画の編集って結構処理が大変なのだと思う。
PCソフト性能は△
PCソフトに関しては、最低限過ぎはしますが、一応存在。
このような感じで、ノートパソコンでもかなり快適な操作はできます。
が、出来るのはキーフレームと画角の調整くらいで、動画編集までは完結できません。
360°動画の書き出しならできますが、その後の動画編集となると、Insta360ソフトを使ったり、CapCutを使うなり、外部ソフトを使う事になるでしょう。



Insta360 Studio(PC)は、ソフト内で編集が完結していますね。
ちなみにDJIのPCソフトに関しては、動作が遅すぎて、これまたGoProソフトより使いにくいです。
ってことで、アプリにおいてもソフトにおいても、Insta360はやはり360°カメラの編集には長けているなと感じますね。




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GoPro MAX 2のマイク性能
マイク収録もしてみました。
下記動画は比較してあるので分かりやすいと思います(GoProだけ手振れ補正OFFってたので、それは気にしないでください💦)↓
GoPro、Insta360、DJIそれぞれ個性はありますが、GoProだけ音質性能がひとつ劣っているのは、何となく感じられると思います。
ただし、DJI Osmo 360のように遅延バグ)は発生していないので(リリースから治ってない)、そこまで気にしない場合は良いですが。



風切り音の抑制とか、総合的に安定しているのはInsta360かな??
GoPro MAX 2のレビュー記事ですが、どうしても他社比較した方が伝えやすいため、比べるのが多くなってきました。
ってことで、Insta360 X5とDJI Osmo 360と、それぞれ比較した場合を、簡単にまとめてみますね。
【比較】GoPro MAX 2とInsta360 X5
まずは、X5と比較した感想です。


画質は(個人的には)GoPro MAX 2
画質に関しては、個人的にはMAX 2が好みです。
スライドできます!(左/右:Insta360 X5/GoPro MAX 2)




これは先ほども比較していますが、こうしてスライド比較すると分かりやすいですよね。
ただし、X5は暗所性能が最高に綺麗(DJIと比べても圧倒的)なので、その辺も含めると、MAX 2は日中限定。




ですがまあ、アクション的な使い方、GoPro好きのユーザー的には暗所は関係ないと思うので、日中限定で考えるってのも全然アリだと思っています。



いずれにせよ、GoPro MAX 2の称賛ポイントは「日中画質」よ
使い勝手はX5
使い勝手に関しては、圧倒的にX5が良いです。


片手でも操作しやすい、女性でも持ちやすい縦型スクリーンで、スワイプ操作性やタッチ感度もすこぶる良好。
とにかく360°カメラの中で、使っていて最もストレス無く快適に操作できるのがX5ですね。



多くの人がこれは感じると思う!
Insta360 X5 | GoPro MAX 2 | |
---|---|---|
充電のしやすさ | ||
ボタン配列 | ||
スクリーンの見やすさ | ||
スワイプしやすさ | ||
持ちやすさ | ||
設定のしやすさ |
快適性のポイントは、多いほどストレスに直結してくるので、細かいチェックもここまで違うと考えモノですね。
アプリ性能はX5
アプリ性能に関しても、Insta360アプリが上位互換です。
Insta360 | GoPro | |
---|---|---|
キーフレーム | ||
追跡モード | ||
スマホ追従 | ||
エフェクト | ||
POV画角 | ||
自撮りモード |
先ほどは、出来ることは対応して可能と言いましたが、360°動画の自動編集の有無がデカすぎます。
Insta360 | GoPro | |
---|---|---|
手動編集 | ||
自動編集 | ||
360°自動編集 |
Insta360アプリには、360°動画の自動編集があるので、初心者もアプリ丸投げで動画を作ってくれます。



これが、本当にクオリティがそこそこ高いの!


テキトーに撮影した360°動画を選ぶだけで作成してくれるので、ズボラ的には神機能。
下記は、操作時間2分(待ち時間は1時間くらいロードしてた)でアプリ生成してくれた、マジの自動作成動画↓
360°で撮影した動画も、未処理でそのままお任せしています。
ハード面はX5
その他、数値的にも分かりやすいハード性能も、おおむねX5が上位互換。


- レンズガードも使える
- 防水性の高さ(15m防水)
- 熱暴走のしにくさ
- 撮影時間の長さ(5.7Kだと2倍以上長い)
- 充電が2倍速い
これらはMAX 2と比べた時の、X5の強みです。
逆に言えばMAX 2のメリットは、マウントフィンガーによる省スペース設置と、実測で6g軽いことくらい。


ヘルメット系アクションの方は、確かにX5だとこうなるので、山岳系やエクストリーム系の方はGoPro MAX 2が良さそうではありますね。
総合的にはX5が良い
これらをざっと、◎○△×で表してみると、下記のような感じ↓
Insta360 X5 | GoPro MAX 2 | |
---|---|---|
日中画質 | ||
夜間画質 | ||
重さ | 200g | 195g |
レンズ交換 | ||
レンズガード | ||
マイク風防形状 | ||
クイックリリース | ||
ヘルメット取り付け | ||
各所快適性 | ||
熱暴走 | ||
防水 | 15m | 5m |
撮影時間 | ||
急速充電 | ||
アプリ | ||
PCソフト |
日中画質とヘルメットだけが優位点なので、GoPro MAX 2を常用すると考えたい方は、かなりの覚悟が必要です。
間違っても、Insta360 X5よりMAX2の方が使いやすいと感じる人は、100人に1人居ないと思います。



GoProブランドが好きな方は、覚悟してください!(笑)


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ただ、僕自身もGoProブランドにはリスペクトがありましたし、10年とか前からHEROは使ってきました。
同じくGoProが好きって方は沢山いると思うので、「日中画質は最高」というポイントを最大限かみしめて、愛を持って付き合う事をおすすめします!
【比較】GoPro MAX 2とDJI Osmo 360
では続いてMAX 2とOsmo 360を比べてみます。


画質は(個人的には)GoPro MAX 2
スライドできます!(左/右:GoPro MAX 2/DJI Osmo 360)




日中画質は、Osmoと比べてもやっぱりMAX 2の方が色が良いですね。
上記の画像は、Osmoのみ10-bitモードを使っていますが、それでもGoProの方が明らかに色調もコントラストも良いです。



日中画質はGoProしか勝たん!って、思ってはいます。
DJI画質もこれはこれでいいのですが、あえて見やすいように補正した画質で作ってくるので、色や陰影の作り方としては、ちょっと逃げていますね。
あえて色や特徴をずらした画質表現をすることで、Insta360やGoProとの真っ向勝負を避けている印象。


ただやっぱり、Insta360には劣るとはいえ、Osmo 360も暗所モードは備えます。
GoPro MAX 2が画質で勝てるのは、日中画質のみ、と言う事には留意したいです。
使い勝手はOsmo 360
使い勝手に関しても、Osmo 360の方が明らかに良いです。


横型画面と正方形に近い形なので、持ちにくさなどは多少ありますが、
Osmo 360 | GoPro MAX 2 | |
---|---|---|
充電のしやすさ | ||
ボタン配列 | ||
スクリーンの見やすさ | ||
スワイプしやすさ | ||
持ちやすさ | ||
設定のしやすさ |
さっきX5で適応したチェック表を、そのままOsmo 360に適応してもOKな感じはありますね。
持ちやすさとかは同じじゃない?
とは思うかもですが、レンズのでっぱり的にも、Osmoの方がまだ持ちやすい感じ。



とにかく、GoPro MAX 2が使いにくい(笑)
アプリ性能はどっちもイマイチ
アプリやPCソフトに関しては、どちらにせよイマイチです。
さっきはGoPro MAX 2の360°アプリバグを報告しましたが、DJIもこの2ヵ月の間に、色んなバグを体験しました。
- マイク音声の遅延
- 追跡モードが使えないバグ
- スワイプ操作が反転・方向がおかしくなるバグ
追跡できない事とか↓
マイク遅延はさっき簡単に触れましたね。
スワイプの方向が狂ったやつは困りました↓
これが発生したら、撮影した動画としては死亡同然なので、360°アプリとしては結構致命的。
どちらにせよ、GoProもDJIもアプリ性能はまだ発展途上な感じなので、この点は気にせず。
ハード面はOsmo 360
ハード面に関しても、結局Osmo 360の方が上位互換です。


- レンズガードも使える
- 防水性の高さ(10m防水)
- 熱暴走のしにくさ
- 撮影時間の長さ(5.7Kだと2倍以上長い)
- 充電が2倍速い
15m防水を10m防水に変えたら、これもInsata360 X5で言ったことをそのままOsmo 360に適応できました(笑)
これに加え、Osmo 360は内蔵メモリが入っていたり、価格が安いなどのメリットも。


ただし、レンズ交換がすぐに出来るというのは、Osmo 360に無いメリットですね。
Osmo 360も交換はできますが、別途送料と交換までの待ち時間的に、小スレ程度じゃ交換しにくい感はあるので。



まあでも、初期費用を考えるならOsmoでしょうね。
総合的には人によるかな?
Osmoはアプリが安定しないので、Insta360 X5ほど全面的におすすめは個人的に出来ません。
X5とMAX 2と比較したときよりも、Osmo 360との日中画質の色の違いは顕著なので、




GoPro MAX 2の色と画質が好きなんです!
って方は、Osmo 360を選ぶ理由は少なくなるかも。
が、やっぱり全面的な使いやすさは、100人に1人もMAX 2の方が使いやすいと感じる人は居ないはずです(笑)



GoPro MAX 2を使うなら、画質へのこだわりと、愛ですね。




ということでおさらい!
GoPro MAX 2の評価したいポイント
GoPro MAX 2の評価したいポイント


色はめっちゃいいです!
DJIとは全然違うし、Insta360と比べても自然です。
コントラスト・彩度・レンジ・解像度
どれもめっちゃ丁度良いバランスで、カメラらしい画質、一眼カメラに近いような色だと思います!!



これだけは何度でも評価してあげたい!


レンズガードとか文句付けたくもなりますが、レンズ交換できるのもエラい!
しかも、これがレンズ交換だと言い張っても許せるのは、すべては画質の良さですよ。



見た目は悪いけど、画質に影響しないんだな!
交換費用はちょち高いが、手軽なのも良き。


マウントフィンガーなのも、見方を変えれば上位互換!
GoPro MAX 2はクイックリリースマウントが別売りなので、つまりは、マウントフィンガーとの両立が可能!
ヘルメット取り付けは省スペース、バイクで使う時はクイックリリース、みたいに、使い分けができるのは、もはやX5とOsmo 360の上位互換なのでは?



唯一のマウントフィンガー直結の360°カメラですからねぇ


アプリの基本性能はクリア!
ちゃんと360°動画の人物追跡とか、キーフレームとか、Insta360アプリと同じような感覚で使えるようにしているのは、エラい!
6年かかったけど、頑張ったよGoPro!!


GoPro MAX 2の不満点
不満点は散々ディスったので、最後はさらっと。


熱暴走、やっぱり駄目だったかGoProよ!
せっかく画質がいいのに、バイクツーリングとか使えねーじゃねぇか。
でもまあ、5.7Kに落とせば寿命も延びるし、、、
期待はしていなかったので、大目に見てやろうじゃねぇか。


これは許さん(笑)
- タッチ感度
- 反応速度
- 起動速度
- スワイプ方向
- 画面の小ささ
- ボタン配置
- 設定の複雑さ
リストラで技術者が減ったとはいえ、工夫や改良でどうにかなったものがあったろうに。
改善できるであろう箇所も、何もせずそのまま継続ってのは、さすがにそりゃあ怠慢ってやつよ。


アプリも接続悪いし、バグあるけど。
これも期待していなかったから良し!(笑)
むしろ、さすがにそろそろ期待されるようなブランドに戻ってくれないと、そろそろマジでヤバイぞ!!




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