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【実機レビュー】Insta360 GO Ultraを登山と釣りで使ってみた【写真と動画】

Insta360 GO Ultraの実機使用レビューですが、3泊4日で登山と渓流釣りをまとめて行ってきました!

結構ハードなアクティビティでしたので、GO Ultraのメリットとデメリットが良く分かった検証になりましたね。

アウトドア系の方は、参考になると思います!

ってなわけで、ひとまずGO Ultraで撮影した、山と渓流の写真と動画を紹介しつつ、雰囲気から見て頂きましょう!

目次

登山・釣りの写真や動画

まずは山から。

GO Ultraの写真と分かりやすいよう、アプリの透かし設定にて、ロゴを入れています。

一部、参考写真と動画から切り出した写真については、ロゴが入っていないものもあります。

軽くコメント付きで行きます!

日中はざっとこんな感じ。

鮮やかさや色かぶりの無さはGO 3Sの頃から良かったですが、GO Ultraからは実質的な解像度が上がり、同じ4KでもAce Pro 2に匹敵する画質まで上がっています。

アクションカメラの画質で言えば、おそらくAce Pro 2に次ぐ2番手って感じ。

解像度やダイナミックレンジが上がって、前より立体感のがちゃんと再現された動画が撮れるようになりました↓

動画の方が、画質の良さは分かるかもですね。

マジで画質は良いと思う!

石の上に置いて撮影
頑張って手持ちで撮影

夜の写真です。

設定は2.5秒シャッターで、ISO6400に上げたマニュアル設定での撮影。

2秒くらいまではギリ手振れ補正で何とかなることもあるので、5枚くらい撮影して、手振れしてない写真を残しました。

満月の日で明るかったので、手持ちでも行けました!

夜間写真性能に関しては正直GO 3の頃から既に完成されていて、PureShotという暗所写真補正がかかるので、こんな感じにめっちゃ綺麗です。

ちなみに下記がGO 3の時のPureShotです↓

これはGO 3の時の写真

2世代前、センサーサイズ1/2.3インチの頃からこの写真なので、GO Ultraだとどんな星が山で撮れるのやら。

今回は月夜だったので、星の多い日にチャレンジですね!

ちなみに暗所動画(PureVideoモード)の動画はコチラ↓

まじで、ろくでもない動画しか今回は夜に撮ってなかったのでアレですが、、、

ほぼ真っ暗みたいな状況でも、この暗所手振れの無さ

映像はともあれ、暗所性能の高さは分かりますね(笑)

あとはこんな感じかな。

超広角・物体スレスレ・水中などなど、一眼レフでは撮影できない画角やシーンが豊富なので、カメラと併用するにも最高に楽しかったです。

釣りは動画で幾つか見て頂きましょうか。

ルアー、渓流釣りですが、イワナが負ってくる様子はワクワクだと思います!

爆裂アタックしてきたオオイワナさん。

やる気が凄い。

ちなみにこれは、付属アクセサリーのクリップで、帽子に取りつけて撮影していました。

安定感、取り回し抜群でしたね。

で、ちゃんと次に釣れました↓

めちゃくちゃ楽しいですねw

下記の動画は、撮影途中で水に沈めてみました↓

水中めっちゃ綺麗ですし、イワナ釣れている動画も良き。

カメラ本体は10m防水なので、水中に気兼ねなくぶっ込めるのはありがたいです。

マウントとの切り替えもマグネットなので、すぐに取り外せるのも良き。

かといって、手で取らないと落ちることはまあ無さそう。

マウントの安定感は高かったですね。

不安な場合は、リーシュを使うと良いでしょう。

アプリの自動編集動画

今回は3泊4日の山沢歩きだったのですが、動画をInsta360アプリで自動生成してみました↓

動画を30個ほど選択し、アプリの自動編集にすべて任せています

動画内の目立つシーン(イェーイ!って言っている所とか、顔が写っている時とか)を優先的に残してくれるので、自分で編集したみたいになっています。

自動にしてはマジで良くできていますよね。

やりかたを簡単に解説するとするならこれだけ↓

アプリの「編集する」をタップして、「自動編集」を選択。

あとはカメラ内の好きな動画を選択して、自動編集のAIにまかせて放置するだけです。

あとは勝手に作ってくれますね。

編集時間なんて無いのですが、作業時間は2-3分でしょうか?(笑)

マジでなんもしてないww

ただ、動画制作にかかるAI処理時間はものすごくかかりまして、おおよそ30本の動画の処理で1時間はかかりました(笑)

その間、放置するだけですが。

テンプレートがどんどん増えてる、、、

テンプレートは以前にも増して種類が豊富になっていたのと、One Directionなどのアーティストの音楽も選べるようになっていました。

さっきと同じ動画を雰囲気換えたテンプレートだとこんな感じ↓

テンプレートを変えれば、好きな音楽や雰囲気に変えられるので、マジで自動編集で十分だなって思います。

ちなみに、一度AIが処理してしまえば、テンプレートの変更は1分未満でした。

つまり、一度1時間程度の処理を待てば、後は雰囲気の違う動画を数個作れる!

アプリの使い勝手の良さは分かってはいたのですが、増えてたのは再発見。

知らないうちに良くなっているのは、Insta360のいつも通りの事ですが(笑)

GO Ultraの使いやすかった点

では、ここからはGO Ultraを登山と渓流釣りで使ってみて、使いやすかった点をまとめてみます。

キャップで使えるマウント

今回はメインで、簡易クリップを使用。

Insta360 GO Ultraを帽子に取りつけている様子

キャップの後ろに取り付けておいて、反転したらカメラモードになります、的な使い方で行きました。

圧倒的に手軽

まずこれ、やっぱり圧倒的に手軽。

だって他のアクションカメラなら、目線カメラはヘルメットですから。

キャップってのが手軽で良きですよね。

胸元のマウントも良いんですが、首を動かせた方が好きな方向を撮れるので、個人的には圧倒的にキャップ派。

マウントを後頭部に付けっぱなしにしていても、まったく不快感は無し。

なんせこの薄さなので。

アクセサリーは後ろに常設、撮影したい時はカメラをパチッと取り付けてキャップを反転

こんな感じですね!

撮影中に取り外しできる

先ほどの釣り動画の時に紹介しましたが、好きなタイミングで取り外せるのは大きいです。

最近のアクションカメラはクイックリリース式を採用しているので、GO Ultraじゃなくても出来はしますが。

角度調節が絶妙

角度調節も180°まで7段階で曲がるので、首の角度を気にしなくてOK。

Insta360 GO Ultraの簡易クリップ

しかも、撮影出来ている画角に関しては、モニターの遠隔表示を確認できるのも良き。

アプリ接続なしでも遠隔確認できるのはGO Ultraの特権でした

これは思いがけない使いやすさの発見でしたね。

思ったより安定している

あとは、思ったよりマグネットはやっぱり安定していました。

別のマウントですが、マグネットの感じとしてはこれくらいしっかりしているので↓

心配な方は、付属のリーシュをつかっても良いですね。

画質汎用性の高さ

夜撮っても、昼撮っても、動画でも安定してブレず、ダイナミックレンジも広い。

時間帯やシーンを選ばない画質の高さは、画質汎用性の高さとしてメリットに数えてみました。

とにかく、いつ撮影しても思っていた90点の画質を提供してくれる感じ。

GoPro HEROとかも個人的には好きな色を撮ってくれたりしますが、GO Ultraはシーンを選ばない安定した画質が魅力だと思いました。

他のアクションカメラと比較しても、画質が良いだけありますね。

デジタルズーム

Ace Proの頃から評判の良いデジタルズームですが、GO Ultraでも採用してくれたのは個人的にマジで拍手。

ズームなし
2倍ズーム

ズーム時も4Kを維持する(他のアクションカメラは4Kじゃなくなる)ので、積極的にズームできるのが良き。

ズームなしの1倍か、ズーム時の2倍に限られるのは一つデメリットではありますが、正直なところ1.1~1.9倍までの「調節できるズーム」ってのはほとんど必要ないな、と感じます。

ズームなし
2倍ズーム

おおよそ1倍か、それとも2倍ズームするか、どっちかで丁度良い画角になることが多かったです。

カメラの防水仕様

カメラの防水仕様は、説明不要ですかね(笑)

やっぱ水中も撮りたくなりますよ。

フリップスクリーンがやっぱり良すぎる

フリップスクリーンは僕は何度も提唱していますが、絶対にあった方が便利です。

たとえばこの写真は↓

わざわざ覗き込まなくても、フリップして確認していました↓

ほんま便利。

この写真は、フリップスクリーンを半開けにして、地面に置いてローアングル撮影。

三脚無しで良いので楽なのと、三脚だとこの低さは出せませんので。

Insta360 GO UltraとDJI Osmo Action 5 Proのスクリーンを比較
Insta360 GO UltraとD

このブログではしつこいくらいに提唱していますが、マジでフリップスクリーンだけはあった方が良いので、これだけでも他選ぶ理由無くなります(笑)

使い馴染むほどに便利を感じます!

バッテリー持ちの良さ

カメラ単体全体
1080P/24fps70分200分
4K30fps60分170分
GO Ultraの撮影時間

バッテリーに関しては、1日ガッツリ使ったら、ちょうど残量が残り少なくなっている、くらいでした。

渓流では釣れるかどうかは分からないので、結構な長回しにしていたと思います。

おおよそ登山なら、1日は持つかな!

動画編集の楽さ

動画編集の簡単さは、さっき説明した通りですね!

マジで楽なので、ご心配なく!

ま、これは最近のアクションカメラアプリのスタンダードではあるのですが、やっぱりアプリの便利さはInsta360が常に先を行っている気がします。

GO Ultraの使いにくかった点

続いて、GO Ultraの使いにくかった点です。

充電時に本体に戻す必要性

バッテリーは持つっちゃ持つのですが、カメラ本体とアクションポット両方に残量があります。

カメラのバッテリーを使い切ると、本体に戻して充電してあげないとなので、それは一つ面倒でしたね。

カメラ単体だと、1時間しか持ちません。

カメラの充電を使い切って、戻して充電。

これを3回分で、全部のバッテリーを使いきれます。

ただ、一体にしておく時間は数分でもかなり回復しているので、頭から外したら本体に戻すようにしておけば、常にMAX充電なのでそんなではありますが。

GO Ultra
80%急速充電カメラ単体: 12分
カメラ + アクションポッド: 18分

防水について気を遣う

カメラは積極的に突っ込めますが、全体的には防水に気を使いました。

Insta360 GO Ultraの防水性を示す画像

と言うのも、アクションポットが生活防水レベル(シャワーくらい)なので、水没厳禁。

実は渓流釣り中に、アクションポットを落として浸水させまして、まる2日くらいは絶妙に調子が悪い感じでした。

乾かしたら治ったので良かったですが、、、

僕は良く落とす人なので、この辺は気を遣うかなー。

今回の釣り程度ならいいですが、シャワークライミングとかにはやっぱり持って行けない。

水中画質の劣化

さっきは水中写真を撮ってはいましたが、実は水中画質は悪いです。

広角動画で雰囲気撮るくらいは全然OKなのですが、よく見るとGO Ultraの水中動画はボケボケです。

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実はGO Ultraにはアクアレンズってのがありまして、水中専用のレンズとのこと。

Ace Pro 2には無いので、やっぱりGO Ultraは水中のピント合わせが出来ないという裏付けなのでしょう。

ガッツリ水中ならいいけど、陸上と行ったり来たりするときは面倒ですね。

この辺りのデメリットが気になる場合は、やっぱりAce Pro 2の方が良いなと思う場面は多め。

デメリットが気になる場合は「Ace Pro 2」が良い

Ace Pro 2は全体防水しっかりしていますし、水中画質もクソ綺麗ですし、バッテリー交換も出来て充電もしっかり持ちます。

Ace Pro 2の水中動画、エグイくらい綺麗ですねww

ていうか水綺麗過ぎ。

Insta360 Ace Pro 2とGO Ultraの比較(フリップスクリーン)

フリップスクリーンだとかクイックリリースマウントだとか、ジェスチャー制御とか。

Insta360のアクションカメラとして、使いやすい所は全部一緒なので、アウトドアユーザーの方はAce Pro 2と検討しなおしってのもアリ。

登山と釣りは「相性が悪い方」

ここまで魅力を伝えてきた割に、結論から言うと登山と釣りは相性が悪い方だと思います。

  • 長時間撮影問題
  • 水中ドボン問題
  • 水中ピント問題

この三つが大きいです。

逆に言えば、この三つさえそこまで気にしないのであれば、軽い登山やハイキングくらいならば、他のアクションカメラを超える魅力に詰まっていました。

コレくらいならGO Ultraが最高かも

むしろ、旅行・Vlog・普段の撮影などなど、登山+汎用的な使い方ならば、GO Ultraにしない理由は無いくらいは魅力です。

Insta360 GO Ultraで撮影した犬

手軽なハイキングや旅行なら、GO Ultra一択なレベルでしたね!

Ace Pro 2と比較したときは一長一短ありましたが、アプリの使いやすさやアクションカメラとしての工夫(主にフリップスクリーン)、画質の良さは抜群です。

アクションカメラの中でも、2025年現在、最強角のスペックなのは間違いないので、条件が合えばめっちゃ使いやすいと思います!

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