2025.7/15にテコ入れが入った、X5に向けたアップデート内容で、アダプティブトーンってのがありました。
海外の方のレビューがあったので予習していたのですが、ざっくりとした概要としては↓
- 白飛びと黒潰れが減る
- 明暗が極端な場所での発色が良くなる
- 見る方向によって明るさが変化する(なにこれ)
HDR動画っぽい機能ではありますが、HDRよりも機能的ですごいっぽい感じでした。
特に③に関しては「なにそれ」状態だと思うので、とりあえずアダプティブトーンについて、このまとめでイメージ付けてもらえばと思います!

思ったよりも変わったので、すぐに違いは分かると思います!
8Kとはいえさらに画質良くなるか、、、X5よ。
とりあえず違いを見てみて
アダプティブトーンはON/OFF切り替えできるので、仕様の理屈を説明する前に、なにせよ違いから見ていただければ、と。




アダプティブトーンをONにしたときの方が、室内が明るく色味も良く出ているのが分かります。



これマジ?
かなり違うよね、、、?
正直けっこう驚きました。
ただこれ、明るさを設定すればいいじゃない?
と思う方も居るかもですが、そうでも無くて


こんな具合に晴天時に窓際撮影しているので、普通なら室内は暗くなって当然なのですよね。



明るい方を優先するか、暗い方を優先するか、普通はどっちかになるので。
とにかく先ほどの比較だけでも、アダプティブトーンは明暗差の大きい環境において、「暗い場所を明るく色味を残せる」と言う事は確かに言えそう。
シーンとしては、
- 木陰
- 室内
- 洞窟
- 夕方
この辺りでの撮影において、撮影は鮮やかになりそうですね。
明暗差があるシーンや、室内ではアダプティブトーンをONにすると色が良くなる
もう一個、比較を見てみます。




左側、アダプティブトーンをONにしたときの方が、明るく色が綺麗なのは先ほどの通りですが、ノイズ感についても注目して頂きたいです。
通常の8Kでは室内側にノイズが出ていますが、アダプティブトーンをONにした方がノイズが少なくなっていました。



これは公式からも触れられていなかった要素、、、!
仕組みは不明ですが
たぶん動画解析機能が上がっていて、アレがああなってノイズが減ったんでしょう(笑)




Insta360の開発チームが何をテコ入れしたのかは不明ですが、やっぱりノイズは減っています。
ってことで、アダプティブトーンはとりあえずONにしておいた方が、画質全体が良くなりそうですね。
アダプティブトーンはとりあえずONにした方が画質が上がりそう
では、アダプティブトーンは何が適応されて画質が良くなっているのか?
分かる部分だけ解説。
見る方向によって明るさが変わる
アダプティブトーンの説明を見ると、視点に合わせて露出が変化する、的な事が書かれます。
さらに、ユーザーが選んだ視点に合わせて自動的に露出を調整するので、これまで妥協や大掛かりな後編集が必要だった状況でも、自然で美しい映像を実現します。
Insta360
これを分かりやすく再現した動画があるので、見て頂きましょう↓
って感じに、見る視点に合わせて明るさが変わるのでスゴイ。
何をやっているのかは詳しく不明ですが、おそらく撮影時に明るさ情報を数段階分余分にデータとして残しているのでしょう。



log撮影とかRAWデータ的なアレです。
で、編集時に、見る方向によって露出の段階を±で補正することで、丁度よい明るさにしているんじゃあないかな…?
って、勝手ながら思いました。
つまりは、面倒くさいlog撮影後の編集を、アダプティブトーンをONにするだけで勝手に補正してくれる、と言う事でしょうか。



初心者的にはかなり神仕様ですね。
ですので
公式のこういった投稿や動画比較のような状況下だと、たしかにコレくらい変わるんでしょうね。



かなり良アップデートだったと思います!
他にもアダプティブトーンに関する投稿はあるので、下記投稿などを参考にしてみてくださいな↓
何にせよ、アダプティブトーンをONにしたときが、X5の最高画質と言えそうです。
他のカメラと比較する際は、この機能をONにした状態で比較していきたいですね!
5.7Kとの組み合わせも可能
ちなみにアダプティブトーンですが、5.7KHDRと組み合わせもOK。




より色味を重視するなら、HDRと組み合わせるのもアリですね!


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