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【買うならどっち?】GoPro HERO 13/Insta360 X5の比較

アクションカメラにするべきか、気になっている360°カメラにするべきか、どちらも安い買い物では無いゆえに、この2択で迷っている方は多いと思います。

「GoPro Insta360 比較」「GoPro Insta360 どっち」などの検索履歴が見つかるので、どっちが良いか比較したい方向けの解説をしてみました。

アクションカメラ比較として、Ace Pro 2が気になる方は下記をご覧ください↓

目次

アクションカメラと360°カメラ

今回はGoProとX5を比較していきますが、記事内容的には「アクションカメラと360°カメラ比較」という視点も含みます。

というのも、既にアクションカメラの部門では、Insta360 Ace Pro 2のようなGoProを超えるアクションカメラも存在するから。

当サイトでアンケートも計測していますが、Ace Pro 2は最も人気が高いですね。

それでも検索では、「GoPro Insta360 比較」「GoPro Insta360 どっち」などの履歴があり、おおよそアクションカメラと360°カメラで迷っているような検索意図を感じます。

アクションカメラ=GoPro

このような構図は、未だ初心者を中心に根強いと思います。

ですので今回はGoPro HERO 13とInsta360 X5の比較をしつつ、アクションカメラと360°カメラのどちらを選べば良いか?

という視点をメインで考察していきますね!

Insta360 X5購入は公式サイトがお得で安全!

この記事の後半では、X5の最安値80,209円(2025年4月24日時点)というサイトも見つけてありますが、やはり安全かつお得なのは公式サイトでしょう。

下記リンクより公式サイトからX5を選んで頂くことで、通常版で「114cm自撮り棒」(4500円相当)が無料特典としてプレゼントされます(キット購入では変更有)。

X5を使う上でほぼ必須アクセサリーとなりますので、ぜひご利用ください!

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※リンク経由によって無料特典が手に入れられますので、移動後は特典が反映されているかのチェックをお願いします。

【スペック表】GoPro HERO 13/Insta360 X5

性質が違うので比べるものでも無いですが、とりあえず比較表にしてみました。

一応さきほど話に挙げた、Insta360 Ace Pro 2のスペックも載せておきます。

X5HERO 13Ace Pro 2
センサーサイズデュアル1/1.28″センサー1/1.9インチ1/1.3インチ
360画質8K30fps
5.7K+30fps
5.7K60fps
シングルレンズ4K60fps5.3K60fps
4K120fps
8K30fps
4K120fps
ハイパースロー720p400fps(15秒間)
900p360fps(15秒間)
5.3K4倍スロー(5秒間)
写真解像度7200万画素2713万画素5000万画素
夜間モード
バッテリー容量2400mAh1900mAh1800mAh
防水性15m10m12m
対応温度-20°C〜45°C-10°C〜35°C-20°C〜45°C
重さ200g154g177.2g
価格84,800円68,800円→60.800円64,800円
Insta360 X5/X4/X3 スペック比較表

ジャンルが違うので参考にはなりませんが、ざっくりこんな感じで考えておけばよいかと↓

  • 夜や屋内でも使えるのがInsta360(暗所動画)
  • 低画質のハイパースローが使えるのがGoPro
  • 対応温度とか防水性が高いのがInsta360
  • 軽いのがGoPro

こんな感じですね。

その他搭載される機能とか、動作のスムーズさなどは端折っていますので、GoProとAce Pro 2の比較はまた別で参考にしていただけるとよろしいかと。

シングルレンズの存在

HERO 13とX5の画質比較に移る前に、Insta360 X5のシングルレンズモードについて触れておきたいです。

X5は360°カメラとして使うのは勿論なのですが、実はアクションカメラとほぼ同等の使い方も可能。

Insta360 X5のシングルレンズモード

動画モードの設定画面でシングルレンズモードを選べば、片面レンズを使ったモードに切り替えることが出来ます。

シングルレンズだと、自撮りはこんな感じ↓

あえて自撮り棒が見えるように、角度を調整したシングルレンズモードで

普通にアクションカメラですよね(笑)

正面レンズ、スクリーン側のレンズどちらも切り替え可能なので、自撮りなんかも画面が見やすくて逆にイイかもしれません。

専用のマウントなどを使って、ヘルメットや胸元に固定とかもできます。

シングルレンズモードをうまく使えれば、正直アクションカメラと実質二台持ちみたいな使い方は全然可能ですね。

それに後述もしますが、X5のメインは360°画角です。

Insta360 X5(8K)で撮影した画像2
Insta360 X5で撮影したサクラ

360°カメラらしい使い方もしつつ、Vlog撮影やバイクではシングルレンズモードを活用。

軽さを重視するヘルメット固定や、オフロードのアクションシーンなど、よほど激しい使い方をしなければX5の汎用性で十分な気はしますね。

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ですがアクションカメラにはそれなりの利点と使いやすさもあるので、続きは後半で!

という事で、続いてはGoPro HERO 13とInsta360 X5の画質を比較。

360°画質と比較しても仕方がないので、X5の方はシングルレンズの画質で比較していきます。

画質を比較

日中画質(シングルレンズで自撮り)

スライドできます(左/右:HERO 13/X5)
画像下に余白が出来る場合がありますが、触れると消えるので、気にせず動かしてください!

Before imageAfter image

自撮り棒の映り方が違うのは、カメラの角度を統一にするのをミスったのと、目つきが悪いのは眩しかったので許してください(笑)

画質としては、ぱっと見はどっちも綺麗ですね。

ただし、色と解像度に関しては違ってくるので、細かく言葉にしてみますね。

まずはGoPro HERO 13。

色味に関してはやや暖色な感じですが、僕の感覚としてはもう少し青かった気がします(サングラスがブルーだから?笑)。

とはいえ、GoProは補正の少ない「ありのまま」な色味な印象はあるので、おおよそ正しい色味をしているはずです。

解像度に関しては、服のシワ、左奥茶色い建物の縦線、アスファルトのゴツゴツ感、草のワサワサ感

これらの描写がありのままに再現されており、やっぱり5.3K画質なだけあるな、という高画質をしていました。

横槍を入れますが、Insta360 Ace Pro 2は8Kなので、もっと良いです!

続いてX5↓

GoProを見続けた後だと、草・アスファルト・服のシワ・建造物などなど、解像度としてはややマイルド

色はおおむね正しいですが、GoProよりも鮮やかで綺麗な色味に仕上がっていました。

コレくらいがイイ感じかな?
っていう色味に仕上げてくる気がします。

好みは分かれるとは思いますが、一眼レフからカメラを使っている身としては、片面画質はやっぱりGoProの方が良いと感じます。

こちらシングルレンズモードなので、仕方が無いですね。

それでも同じようなこの場所で、こうも表現を変えられるのはやっぱり360°カメラなので、そこは画質以上に意識したいところですね。

続いては、夜間の画質です。

夜間画質

Insta360 X5は暗所性能をかなり向上させたので、夜でもブレやチラ付きも無い、明るく綺麗な動画が撮影できるようになりました↓

動画を見て頂ければ、違いは瞭然ですね。

なおX5のシングルレンズモードには暗所設定が無いので、360°動画から前方固定した画角を切り出して、実質HERO 13と同じ画角で比較しています。

Before imageAfter image

夜間の画質に関しては比べるまでも無いのですが、暗所性能を上げたX5の方が明らかに高画質

アクションカメラの方でも、Ace Pro 2が最も暗所性能が良いので、この辺りはInsta360の強みですね。

Before imageAfter image
Before imageAfter image

こんなところです。

これの画質に加えてGoProは、更に暗い場所や歩いたりすると手振れが発生するようになるので、夜は使えないと思って良いでしょう。

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続いては画角の広さです。

画角の比較

画角の広さは、アクションシーンにおけるダイナミックな演出や、取りこぼしの無い映像に直結するので、最大画角は広い方が有利と言えます。

GoPro HERO 13とInsta360 X5(シングルレンズモード)の画角を、それぞれ最大画角のHyperViewとMAXViewで比較しています。

Before imageAfter image

X5は180°画角なので、HERO 13の156°よりも広い事が分かりますね。

今回は16:9画角ですが、縦方向にも180°のX5は、9:16(スマホ画角)でも広く捉えます。

それと、両方画質サイズを同じく落としてはいますが、ぱっと見で画質が良いのはHERO 13の方だという事は分かりますね。

アクションカメラとして使うなら、やっぱりHERO 13の方が画質は良いです。

Insta360にはAce Pro 2があるので良いのですが、、、

スロー再生

X5と比較した、GoPro HERO 13の強みというか、アクションカメラで比較した際の、GoPro唯一の強みと言って差支えが無いのがハイパースローの存在でしょう。

必要かどうかはさておき、Insta360 Ace Pro 2と比較した際の強みは、わずかな軽さとスロー再生くらい。

HERO 13X5Ace Pro 2
2倍スロー5.3K60fps4K60fps
(シングルレンズ)
4K60fps
4倍スロー4K120fps4K120fps
(360°画角)
4K120fps
ハイパースロー720p400fps(15秒間)
900p360fps(15秒間)
5.3K4倍スロー(5秒間)

スロー再生に特化した性能を比較してみると、HERO 13が最もスロー再生性能が高いです。

X5の4K120fpsは360°画角すべてで4Kなので、平面書き出しにすると4Kにはならないので、実質1080Pスローと言った感じ。

それでもまあ、十分なスロー再生と画質を持ちますが↓

こちらはX4なのでより画質が低いのと、100fpsなのでもう少しスローには出来ます。

最大15秒間の撮影のみですが、MAXで13倍のスロー再生が可能な「バーストスローモーション」を搭載するのは、GoPro HERO 13のみですね↓

バーストスローで撮影した動画が、うまくスマホ転送できなかったので画面撮りで申し訳ないですが、イメージはこんな感じ。

ただこれ、ボタンを押してから15秒限定の撮影なので、一発撮りでアクションを成功しきらないといけません。

それと見ての通り広角ではなく、強制的に2倍クロップズームの挟角になります。

個人的にはほぼ使い物にならない機能だと感じました。

水平維持

HERO 13X5Ace Pro 2
水平維持やや挟角360°画角やや挟角

水平維持に関してはX5が圧倒的に強いですね。

というのも、GoProでもAce Pro 2でも、アクションカメラで水平維持画角にする場合、ある程度は画角の広さを犠牲にします。

360°カメラは360°撮れているので、最大画角でも水平維持を常に保てます。

Insta360 X4 で撮影した登山の風景
Insta360 X4 で撮影した登山の風景

逆に言えば、いつでも天地をひっくり返すことも可能。

この辺りが、アクションカメラとしても360°カメラとしても使いやすい所かなと思いますね。

もろもろの使いやすさ

あとは、もろもろ使いやすいのはX5の方です。

というよりも、これらはInsta360とDJIのカメラは全て調子が良いのですが、GoProの性能が低いというのが現在の正しい認識。

起動速度

HERO 13X5Ace Pro 2
起動速度3.5秒1秒2.5秒

起動速度はX5が最も早く、ボタンを押して1秒で反応します。

Insta360はここ最近の快適性能向上が著しく、半年前リリースのAce Pro 2の起動速度を軽く超えました。

スクリーン感度

Insta360 X5とX4のスクリーン比較

スワイプとかタッチ感度の事ですね。

濡れた指、汗をかいた指、薄い手袋での反応など、悪条件でより顕著に感じるので、ストレス的にも結構重要。

これはInsta360製品に慣れた後でGoProを触るとより分かるのですが、HERO 13はまだまだスクリーン感度がモッサリしていて、スワイプの反応も0.5秒くらいのタイムラグがあるので若干ストレスです。

使いやすさに直結ですね。

熱暴走

GoPro HERO 13とバッテリー

GoProはまだまだバッテリー関連の性能や仕組みが弱いのか、割と簡単に熱で止まります。

HERO 13X5Ace Pro 2
4K120fps23分1時間3分
4K60fps39分熱暴走無し
8K30fps熱暴走無し

同じ条件で比較しても、Insta360製品の方が長く撮影しますし、X5に至ってはより負荷のかかる8K撮影でも止まりませんでした。

X5は今作からより熱暴走に対して強くしたそうなので、長時間撮影も現時点最強と言えるでしょう。

防水性

HERO 13X5Ace Pro 2
耐水深10m15m12m

防水性は10mあればよほど大丈夫ですが、より深い水深に耐える強さがあるのもX5でした。

充電速度

Insta360 X5のバッテリー挿入部にSDカードを挿入する

X5は急速充電に対応しているので、20分の充電で0-80%まで復活します。

GoProは充電速度について特に触れていませんが、やっぱりInsta360やDJI製品と比較すると、充電はやや遅いかな。

Type-Cケーブルなのでよほどいいですけどね。

という事で、ここまでGoProの利点としては、おおよそ「アクションカメラとして使った時の画質がX5のシングルレンズよりも良い」という事くらい。

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ほぼX5の方が買ってお得感は高いのは勿論なのですが、アクションカメラにも利点は他にもたくさんある、僕は思っています。

ということで、ここからはアクションカメラの使い方を紹介します!

アクションカメラはこう使う

ここからは、アクションカメラとしてメインに使っている、Insta360 Ace Pro 2を用いた紹介とします。

GoProでも可能ですが、僕自身が比較用途以外にGoProを使っていないのと、性能が良い方で紹介した方が良いかと思いまして。

Vlog撮影として使う

アジアを1週間ほどプチ旅行した際に、Ace Pro 2を使ったVlog撮影のまとめ動画を挙げてみました。

通信環境の良い所で、画質を最大にしてご覧ください!

Insta360はアプリで無料の動画編集が出来るので、撮り溜めた動画でこんな感じのムービーが作れます。

ちなみにGoProの動画編集は有料コンテンツです。

Insta360 Ace Pro 2で撮影した参考写真

X5もかなり編集が楽になりましたが、手軽さで言えばアクションカメラの方がやっぱり上なので、Vlog撮影のまとめなんかは非常に作りやすいです。

Insta360 Ace Pro 2を服の襟に挟む
Insta360 Ace Pro 2で撮影した参考写真

あとはスクリーンを動かせるAce Pro 2に限った特徴ですが、Tシャツの襟に挟むことで、手軽な一人称視点の撮影が出来るのも良い所。

バックパッククリップとマグネット式自撮り棒ホルスターを両方付ける
Insta360 Ace Pro 2で撮影した写真

リュックに取りつけて移動するのも楽ですし、そのまま胸視点で撮影するのも良いでしょう。

自撮り棒が消える360°カメラも良いですが、自撮りしている感じのあるアクションカメラは、それはそれでVlogっぽいです。

とにかく出先やアウトドアでVlog撮影をするなら、アクションカメラはかなり重宝するというか、非常に楽しいですね。

Vlog撮影するならアクションカメラはやっぱり良い

アウトドア・スポーツで使う

クライミングをしている人
撮影はミラーレスカメラです

いわゆる「ヘルメットに取りつけて使う」。

この場合に限って言えば、GoProが最適解です。

こんな具合にヘルメットに取りつけるとするならば、Ace Pro 2よりも軽いGoProに利点がありますし、ネジ直結な分さらに軽いです。

アクションカメラ3社比較でも、GoProはエクストリームスポーツをするユーザーにおすすめだと他記事でも語っていますので、趣味として興味があればぜひ。

Insta360 X5のレンズ部分拡大

X5はレンズ交換が出来るようになったとはいえ、さすがにこの球体レンズと200gのカメラです。

ヘルメットに取りつけてアクションシーンを撮影するとか、BMXやマウンテンバイクで使うとするなら、360°カメラの出番は少ない気がします。

何はともあれ、ヘルメットに取りつけて使うなら(360°画角を除く)、アクションカメラの方が取り回しがしやすいですね。

ヘルメットで使う場合にアクションカメラは使いやすい。

写真機として使う

写真機として、デジカメとして、普通のカメラの代わりでも使いたいなら、360°カメラよりもアクションカメラですね。

Insta360 Ace Pro 2のストリート撮影グリップ

特にInsta360 Ace Pro 2はこんなアクセサリーがありますし、そもそも画質が良いのでデジカメとして使っていても楽しいです。

X5もそれはそれで面白い写真が撮れるのですが、「写真を撮っている」という楽しさとしては乏しいです。

Insta360 Ace Pro 2で撮影した街撮りスナップ

やっぱりカメラを向けて、好きな構図にして、シャッターを押す。

この楽しさが得られるのも、アクションカメラの醍醐味の一つでしょう。

写真機として使うならアクションカメラ

360°カメラはこう使う

アクションカメラも良いのですが、もしも360°カメラを気になっているとすれば、是非ともX5を使ってみて欲しいです。

初心者にとっても、360°カメラはおすすめできます!

自分や自分たちの姿を残したい時

Insta360 X5で撮影したサクラの写真
Insta360 X4 で撮影した登山の風景

360°カメラは自分や自分たちの姿を含めて、景色と一緒の思い出に残せるのが良い所ですね。

この時カメラ内部で処理してくれるので、自撮り棒が消えてくれるのが非常に大きいです。

使い方もさして難しいことは無く、自撮り棒を持って立つだけでも、歩くだけでも割とイイ感じになります。

カッコいいアクションや凝った撮影は不要。

目立たせるための撮影スキルが無くても映える分、アクションカメラよりも実は初心者向きのカメラだと、僕は感じています。

独特な表現を用いたい時

Insta360 X4で撮影した市写真

アクションカメラの広角も面白い画角になりますが、360°カメラのそれは、より現実離れした表現が出来ます。

撮影していて楽しい訳では無いですが、アクションカメラの画角に出来ることは全て360°カメラで表現可能。

どちらかというと360°の画角から編集して、好きな画角に調整するのが楽しい、といったところでしょうか。

X5撮影(基本的な編集)
X4撮影(3m自撮り棒を使って)
X3撮影(ドローン風)

一枚目から(X5/X4/X3)ですが、動画をみていただければ、色んな表現が撮影出来ることが分かると思います。

とにかく360°カメラは楽しいので、いろいろと使ってみるとおもしろいです!

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GoProとInsta360の違い(企業的な違い)

最後に、GoProとInsta360の企業的な違いについて触れて、終わりたいと思います。

思想や理念が違うので、求める性能やタイアップ先が結構違ったりするのですよね。

アスリート向けのGoPro/オールジャンルのInsta360

GoProのイメージは、おおよそRedBullアスリートのような、エクストリームスポーツの印象が強いと思います。

タイアップ先はアスリートが多くを占めており、派手なアクションやヘルメットが似合う人たち。

対してInsta360は、クリエイターやインフルエンサーなど、タイアップ先も一般に近いユーザーが結構います。

エクストリームスポーツが活発な欧米諸国では、GoProはまだなんとか人気を保っているようですが、ライトなスポーツやアウトドアなどがメインのアジア圏では、Insta360の方が受け入れやすい構図になっている感じですね。

最近はInsta360もRedBullアスリートとのタイアップも見かけるので、少しずつ領土を拡大している印象は受けますが。

創設者の違い

製品やタイアップ先の違いは、創設者の違いがかなり反映されている気がします。

GoProの創設者が資産を持っていたサーファーであり、いわゆる陽キャ要素の強い方。

ゆえにGoProはヘルメットで使いやすい構造をしていて、Insta360よりちょっと軽く、タイアップ先もアスリート。

イメージがカッコいいので、ブランドとしてはカッコいい印象ですよね。

Insta360の創設者はエンジニアで、製品開発やアイデアを商品化するのが好きなご様子。

日本のアニメが好きだったり、多分ですがオタク気質(知らんけど)。

ゆえにInsta360の製品はいつも新しいアイデアや性能満載で、いかにユーザーが使いやすくなるかを考えられている気がします。

ブランド力より製品力で勝負する故、ちゃんと比較して買う人はInsta360を選んでいる、と言った感じかな。

勢いと人気があるのはInsta360

とにかく製品が優れているので、当然ながら最近の人気はInsta360に集中しています。

当サイト検証のアンケートでも、おおよそInsta360が最も人気のようですね。

2024年にGoProの売り上げを上回り、2025年に上場も果たしたInsta360。

ドローンが活発すぎるDJIは別物として、アクションカメラ部門では最も人気がある企業と言えるでしょう。

サポートが充実しているのもInsta360

無料保証1年やオンライン対応のサポートについては、GoProもInsta360も充実しています。

ここで言うサポートとは、製品購入後のアップデートについて。

例えば下記GoPro HERO 12とAce Proのリリース後アップデート報告回数をチェックすると、性能改善回数が大きく異なります↓

Ace Proのアップデート内容
  • 「ドイツ風」カラープロファイルの追加(Leica vivid・Leica Natural)
  • カメラ内水平維持の追加
  • 低照度性能の向上
  • Bluetooth接続機器の増加
  • 水中撮影の色味改善
  • 新しいバッテリー表示
  • Insta360 Studioのアップデート(編集機能追加)
  • アクティブHDRアップデート
  • クラリティーズームの対応動画増加
  • GPSデバイス対応機器増加
  • webカメラモードの追加
HERO 12のアップデート内容
  • ユーザーインターフェイスを全般的に改善。
  • 一般的なバグを修正。

Insta360は性能向上がメインなのに対して、GoProはバグの修正程度にとどまります。

重要なのが、Insta360 Ace Proがリリース時に未完成だったわけではなく、リリース直後よりもGoProを上回る性能だったのにもかかわらず、その後もアップデートを続けたという事。

購入後のさらなる性能向上や満足度向上が期待出来るのも、Insta360の方でしょう。

Insta360 X5のレンズ交換をする様子

X5ではレンズ交換も出来るようになりましたが、自分でレンズ交換が出来るキットで5,280円というお手頃価格。

同社1年の交換保証よりも安く、かつ保険として掛け捨てる可能性も無くなったので、ユーザーとしてはかなりのコストカットに繋がりました。

保険でコストを回収すれば良いものの、Insta360はあくまでユーザービリティやサポート充実に重きを置くことが、何となく把握できました。

アプリが無料で使いやすいのもInsta360

Insta360アプリの編集画面(小惑星)

GoProと比べて、アプリが軽く、かつ操作も直感的で分かりやすいのがInsta360。

個人的に慣れているから使いやすいというのも多分ありますが、Youtubeコメント欄などを見ても、おおよそGoProよりも使いやすそうです。

X4のまとめ動画ですが、このくらいならちゃちゃっと無料アプリで作れるので、よければ確認してみてください。

ちなみにGoProアプリの編集機能は有料サブスクユーザー向けです。

一般層の認知が広いのはGoPro

GoPro HERO 13とバッテリー

GoProのメリットを挙げるとするならば、一般層の認知が広いのはGoProでしょう。

Insta360を持っていても、「GoProですか?」と聞かれることはいまだに多いです。

やっぱりアクションカメラ開拓者として、GoProはブランド力では強いですね。

Insta360とGoProどちらのステッカーがヘルメットに似合うかと聞かれると、Insta360推しの僕ですらGoProの方が似合うと思いますもの。

だいぶ少なくなったとは思いますが、アクションカメラ=GoProというイメージで、GoProを店頭で直接購入する方もまだまだ居そうです。

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