前作X4よりもバッテリーが強化された、Insta360 X5。
8Kという大きなデータを扱う事や、バイクユーザー・車載カメラなど、長時間撮影も想定されるユーザーが多いこともあり、
撮影時間・熱暴走バッテリー持ち
これらを気にするユーザーは多い事かと思われます。
今回は、X5の熱暴走までの時間、連続撮影時間、充電しながら撮影した結果などの報告まとめと参ります!
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X5の強化されたポイント
検証に移る前に、Insta360 X5が前作X4と比較して性能が向上したポイントについて、撮影時間にまつわる3つを簡単に紹介します。
- 5.7K30fps撮影時間の延長(37%)
- 熱暴走に強くなった
- 保存データの20%軽量化
バッテリー容量と撮影時間の増加(耐久モード)
X5 | X4 | |
---|---|---|
バッテリー容量 | 2400mAh | 2290mAh |
駆動時間(5.7K/30fps) | 185分(37%向上) | 135分 |
充電速度(0-80%) | 20分 |
バッテリー容量はX4よりも110mAhだけ多くなりましたが、駆動時間は5.7Kで37%増加しています。
これは純粋な5.7K撮影をする「耐久モード」を使用した際のデータで、5.7KHDR動画や8K撮影ではここまで大きな差は無かったです。

バッテリーサイズが同等かつ、全体重量が僅かに軽くなりながらも、撮影時間を伸ばしてきたのは純粋なグレードアップですね。
また、X5では急速充電に対応し、20分で80%まで充電されるようになりました。
熱暴走に強くなった

X4でも十分強かったのですが、X5ではさらに熱暴走に強くなったとのこと。
常温ならX4もバッテリー切れまで熱暴走無しで8K撮影をクリアしましたので、X5ではPureVideoモードや夏場の使用など、より負荷のかかる撮影で検証してみたいところ。
保存データの軽量化
X5は保存データが軽量化したため、同じ解像度でも書き込み容量がX4より20%程増加しています。
動画容量が軽くなることで、副産物的に動画編集のスムーズさも向上するかと思われます。
X5 | X4 | |
---|---|---|
8K30fps(1分間) | 1.2GB | 1.5GB |
ビットレート | 120Mbps | 150Mbps |
これもありがたい変化ですね。
- バッテリー容量の微増(110mAh)
- 5.7K撮影の長寿命化(+37%)
- 熱暴走への耐性強化
- データ容量の20%軽量化
これらがひとまず、X5とX4を比較したスペックで、録画時間に関わってきそうな要素ですね。

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ではここから下記、X5の録画時間やバッテリー性能についてまとめていきます。
X5の基本の撮影時間(メモリ容量/バッテリー)
まずはX5の基本的撮影時間から。
公式からも情報は発表されていますね。
バッテリー的録画時間

画質 | 8K30fps | 5.7K30fps |
---|---|---|
X5 | 1:25:34 | 3:00:03 |
X4 | 1:14:53 | 2:27:10 |
せっかくなので、実測してみました。
8K撮影は10分程度の増加で、おおよそバッテリー容量増加の110mAhに妥当程度と言えそうです。
5.7K撮影に関しては、新たに設定に加わった「耐久モード」を使用することで、3時間以上の長時間撮影が出来るようになっています。

むしろ普通の5.7Kで良いのなら、耐久モードにするといいかもです。
ひとまずX5の撮影時間は、8Kで1時間25分と覚えておくと良いでしょう。
SDカード容量的録画時間
X5 | X4 | |
---|---|---|
8K30fps(1分間) | 1.2GB | 1.5GB |
ビットレート | 120Mbps | 150Mbps |
30分撮影 | 28.4GB | 34.4GB |
SDカードを選ぶ際は、この時間が目安になりますね。
X5は前作X4に比べて、同じ書き込み時間でのデータタイスが20%以上軽量化されています。
それでも8K動画の場合は30分で28GBを消費するので、バッテリー切れまで撮影を続けられるSD容量は選んでおきたいです。
バッテリー切れ | 64GB | 128GB | 256GB | 512GB | |
---|---|---|---|---|---|
X5(8K30fps) | 1時間25分 | 61m | 2h03m | 4h07m | 8h27m |
X4(8K30fps) | 1時間15分 | 50m | 1h40m | 3h20m | 6h51m |
詳しくはこちらで↑
熱暴走までの時間


8K撮影
とりあえずInsta360 X5は、8K30fps撮影で熱暴走を起こすことなく、バッテリー切れまで撮影を続けられます。
参考までに、GoPro HERO 13の撮影も記載しておきます。
X5(8K撮影) | X4(8K撮影) | HERO 13(5.3K撮影) | |
---|---|---|---|
室温25℃ | 未検証 | 42分32秒(熱停止) | |
室温15℃ | 1時間25分 (バッテリー切れ) | 1時間16分 (バッテリー切れ) | 42分37秒(熱停止) |
バイク(気温25℃) | 未検証 | 1時間15分 (バッテリー切れ) |
熱暴走については、X4の時点でもよほど強かったため、X5では車載カメラ条件など、より高負荷の状況で検証していく必要がありますね。
PureVideoモード
PureVideoモード(8K):1時間32分(バッテリー切れ)
X5は8KのPureVideoモードでも問題なく、バッテリー切れまで撮影を続けてくれました。
PureVideoモードは暗所で使えるモードで、おおよそ通常の8Kよりも動画の処理に負荷がかかっていると思われましたが、むしろ撮影時間は少し伸びたくらい。


X5を充電しながら撮影する


X5 | X4 | |
---|---|---|
8K充電撮影 | 2時間56分 | 1時間22分 |
X5を充電しながら撮影してみましたが、4月の室温でおおよそ3時間近くのところで熱停止。
X4では1時間22分で熱停止を起こしたので、X5ではX4と比較すると2倍以上撮影時間が伸びていました。
充電しながらの8K撮影なので、バッテリー負荷としてはかなりかかっているハズ。


もう一つ驚きだったのが、熱停止直後でもそこまで熱くなかったという事。
GoProだとやけどしそうな熱さになっていますが、X5は顔に当てても大丈夫なくらいのセーフティさで、止めてくれています。


熱暴走までの時間にはあまり影響しない(むしろ縮んだくらい)のですが、一応X5もバッテリーを抜いて撮影は可能。
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今回のまとめと、その他撮影時間を増やす方法
8K撮影は1時間25分
バッテリー容量 | 2400mAh |
---|---|
書き込みデータサイズ | 20%削減(X4比較) |
8K30fps撮影 | 1時間25分 |
耐久モード(5.7K30fps) | 3:00:03 |
熱暴走(8K撮影) | 熱暴走無し |
熱暴走(PureVideo) | 熱暴走無し |
熱暴走(充電しながら) | 2時間56分 |
X5の2400mAhバッテリーで8K撮影をした場合、バッテリー切れまでの撮影時間が1時間25分。
X5は基本的に熱暴走が起こらず、充電しながら撮影しても、熱停止せずに3時間近くの連続撮影ができます。
耐久モードを使えば、5.7K撮影で3時間の連続撮影が可能ですが、8Kでも1時間半程度は持ちます。


個人的にはX4の時点で、1日十分に撮影を行っても、旅行程度ならばバッテリー一本で間に合いました。
X5はさらに急速充電に対応しているため、長時間の撮影を必要としない場合、よほど気にしなくても良いかもしれません。


撮影時間の伸ばす、バッテリー切れの心配を無くすためには、必要なカットをイメージしつつ、短時間の撮影に分けると効率的かなと思います。
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