【歴代スペック比較】おすすめのGoPro型落ちモデルはどれ？｜HERO 13～6で徹底考察！

GoProの性能向上が落ち着き始めた昨今、実際にHERO 10辺りからの進化は非常に緩やかで、型落ちでも全然OKと言えるのがGoPro HEROシリーズです。

最新のHERO 13は7万円近いし、かといってスペックと価格が分かりにくい、、、

なんて思っている方は多いと思うので、今回はGoPro HERO 13～初代までをスペックごとの表にまとめました。

かつ、HERO 7までを比較して、予算ごとにまとめています！

といっても、古すぎると壊れやすかったり、バッテリーや性能の観点から、いわゆる「安物買いの銭失い」になりかねないのも事実。

今回はまず、GoProの型落ちを選ぶ上での注意点について触れたのち、おすすめの型落ちについて、皆さんの「予算とスペック」に合わせた結論を出していければと思います！

型落ちを選ぶ上での注意点

まず、GoProの型落ちを選ぶ上で、以下３つの注意点に加え、一つの選択肢を提示します。

バッテリー問題（大問題）

HEROシリーズのバッテリーは、おおよそ3世代ごと程度で新しいものに置き換わりますが、古いバッテリー程もちろん性能が悪いです。

モデル	バッテリー容量
HERO 13	1900mAh
HERO 12/11/10/9	1720mAh（うち12~11がエンデューロ）
HERO 8	1220mAh（AJBAT-001）
HERO 7/6/5	1220mAh（AAMAT-001-AS）

おおよそHERO 9までのバッテリーは、HERO 11まで互換性のあるバッテリーなので、公式販売も続いていますし、性能もそこそこよろしいです。

といっても、DJIやInsta360バッテリーには劣りますが。

熱暴走とか冬季使用をそこまで重視しない場合、HERO 9までならバッテリーの許容範囲と思って良いでしょう。

問題はHERO 8以前で、互換性はHERO 8/7/6/5と規格としてはかなり古いです。

HERO 8のみ型式がHERO 7以前と異なりますが、それでも既に公式販売は終了し、Amazonやメルカリでも新品バッテリーはプレミア価格という地獄の状況。

しかもこの頃のリチウムイオンバッテリーは、今ほど性能が良くないです。

特に中古の古いものだと、使えても熱暴走ですぐに止まったり、冬も10℃を下回ると多分減りがめっちゃ早いです。

goproの地味に困ったところ

バッテリーが膨張する… pic.twitter.com/79DHlGMHn6

— BLUE PARADISE (@BIGGGSUGAR) September 27, 2022

特に古いものなのですが、GoProバッテリーは膨張することで結構有名。

僕のバッテリーも膨張して使えなくなっています。

そうなった場合、純正よりさらに品質の悪い、謎の社外品を買う事になります。

という事で、型落ちGoProを選ぶにあたっての重要な注意点として、HERO 8以前のバッテリー大問題が挙げられます。

ですので、いくら型落ちでも僕はHERO 9以降をおすすめします。

GP2プロセッサーか否か（見落としがち）

スペックであまり触れられていないので見落としがちですが、プロセッサー（チップ）がGP2かGP1かは結構重要です。

HERO 10以降でGP2に切り替わりましたが、機械系のブレイン（脳）の役割をする部分。

ちなみに余談ですが、iPhoneがサクサク動いて画質が良いのは、Appleのプロセッサー（チップ）が優秀だから、という要因がほとんど。

で、GoProのGP2とGP1の何が違うかというと、単純に画質以外にスクリーン感度が挙げられます。

モデル	プロセッサー	画質	フレームレート	スクリーン感度
HERO 10以降	GP2	良い	60fps	ぼちぼち
HERO 9以前	GP1	ぼちぼち	30fps	悪い

基本的にGoProのスクリーンは感度が悪くて使いにくいのですが（Insta360やDJIはスムーズ）、それでもHERO 10以降で感度が良くなったと評判でした。

新しいHERO 13でも、スマホとか他社アクションカメラの事を思うとモッサリした動きなので、それ以前のHERO 9より古いと最悪でしょう。

僕はHERO 6を昔使っていましたが、感度悪すぎてじれったかったですね。

見落としがちな項目ですが、個人的にGP2プロセッサーに切り替わった、HERO 10以降をおすすめしています。

当時ならまだよかったでしょうが、高性能スマホ慣れした現代では、発狂して壊すかも（笑）

メルカリ新品購入は保証に注意

GoProは何故か、メルカリが新品で安いです。

おおよそHERO 13～11までは新品が流通しているので、このクラスはメルカリを使うのもアリ。

何故安いか理由を検索したら、どうやらアメリカから直輸入しているので、日本の正規代理店（タジマモーター）を介さず購入できるから安いとかなんとか。

ただしデメリットとしては、日本正規代理店の保証が使えない事。

大手GoPro様なので、海外サイトに質問とかしたら何とかしてくれなくもない気がしますが、僕は利用したことが無いので分かりません。

メルカリに売っている新品は多分本物だとは思いますが、水没保証とかは面倒なことになるとは思います。

GoProにこだわるか？（別の選択肢）

これは注意点では無いのですが、別の選択肢としてDJIとInsta360の型落ちも安くて性能が良いです。

具体例としては、DJIならOsmo Action 4が44,000円なので、遂になるHERO 12より15,000円ほど安いです。

Insta360からはAce Proが44,700円で、HERO 12より1万5000円程安く、しかも性能はHERO 13より良いと思います。

しかもDJIは熱暴走に対してGoProよりも強く、GoProより頑丈で軽いというメリットもあります。

ガチ目のアウトドアユーザーからの支持率は高いので、DJI Osmo Action 4は割とアリだと思います。

Ace Proも熱暴走に強く、かつ同等の価格。

しかもこちらは8Kで夜間の撮影にも強く、フリップするスクリーンも使いやすい。

Ace Pro 2の下位互換ではありますが、正直な所GoPro HERO 13より性能は良く、DJI Osmo Action 5 Pro並みのスペックはあると思います。

4万円クラスの型落ちとしては間違いなくコスパ最強なので、アクションカメラの型落ちとしてはチェックしておきたいですね。

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【歴代スペック比較表】現行～型落ちGoPro HERO モデル

ざっと歴代スペック表を確認して頂くことで、大きな変化を知ることが出来ます。

下記の表を、まずは簡単に目を通してみてください。

	HERO 13	HERO 12	HERO 11	HERO 10	HERO 9	HERO 8	HERO 7	HERO 6	HERO 5	HERO 4	HERO 3	HERO 2	HERO
発売日	2024/9/11	2023/9/14	2022/9/14	2021/9/16	2020/9/16	2019/10/25	2018/9/27	2017/9/29	2016/10/8	2014/10/5	2013/11/13	2011/10/24	2011/3/8
センサーサイズ	1/1.9	1/1.9	1/1.9	1/2.3	1/2.3	1/2.3	1/2.3	1/2.3	1/2.3	1/2.3	1/2.3	1/2.3	不明
最高画質/fps	5.3K/120fps	5.3K/60fps	5.3K/60fps	5.3K/60fps	5K/30fps	4K/60fps	4K/60fps	4K/60fps	4K/30fps	4K/30fps	4K/15fps	1080p/30fps	1080p/30fps
HyperSmooth	6.0	6.0	5.0	4.0	3.0	2.0	1.0	非搭載	非搭載	非搭載	非搭載	非搭載	非搭載
写真画素	27MP	27MP	27MP	23MP	20MP	12MP	12MP	12MP	12MP	12MP	12MP	11MP	5MP
HDR動画	対応	対応	非対応	非対応	非対応	非対応	非対応	非対応	非対応	非対応	非対応	非対応	非対応
重さ	153g	153g	153g	153g	158g	126g	116g	117g	118g	152g	75g	100g	167g
価格	68,800円	63,800円	72,000円	64,000円	54,000円	55,880円	53,460円	59,000円	50,760円	63,720円	39,000円	31,498円	22,000円

ここから個人的に言えることは、HERO 6以前はおすすめしないという事。

といってもお試し程度に使ってみる方は、案外めいっぱい安いHERO 5辺りを狙うのも一つなので、それは後半で解説するとして、、、

HyperSmoothが搭載された7以降は、やっぱり手振れの仕方が全然変わります。

僕は昔HERO 6を持っていたのですが、HERO 7にすればよかったと後悔したくらいには、ちゃんと手振れするのがHERO 6以前。

歩き程度でもブレるので、まともに使いたい方はHERO 7以上を買いましょう。

といっても、多くの方がHERO 6以前は選ばないとは思うので、HyperSmoothが搭載された、HERO 7以降の詳細スペック比較表も作りました↓

	HERO 13	HERO 12	HERO 11	HERO 10	HERO 9	HERO 8	HERO 7
発売日	2024/9/11	2023/9/14	2022/9/14	2021/9/16	2020/9/16	2019/10/25	2018/9/27
センサーサイズ	1/1.9	1/1.9	1/1.9	1/2.3	1/2.3	1/2.3	1/2.3
プロセッサー	GP2	GP2	GP2	GP2	GP1	GP1	GP1
最大FOV(MAXレンズ）	156°(177°)	156°(177°)	156°(177°)	148°(170°)	148°(170°)	149°	149°
最高画質/fps	5.3K/120fps	5.3K/60fps	5.3K/60fps	5.3K/60fps	5K/30fps	4K/60fps	4K/60fps
HyperSmooth	6.0	6.0	5.0	4.0	3.0	2.0	1.0
写真画素	27MP	27MP	27MP	23MP	20MP	12MP	12MP
HDR動画	対応	対応	非対応	非対応	非対応	非対応	非対応
耐寒バッテリー	標準装備	標準装備	標準装備	別売り（白）	別売り（白）	非対応	非対応
重さ	153g	153g	153g	153g	158g	126g	116g
フロントモニター	搭載	搭載	搭載	搭載	搭載	撮影データ	撮影データ
マウントフィンガー	搭載	搭載	搭載	搭載	搭載	搭載	非搭載
価格	68,800円	63,800円	72,000円	64,000円	54,000円	55,880円	53,460円

スペック的な話で考えると、HERO 10か11辺りが最新のHERO Blackに近いスペックになります。

GP2プロセッサーになったことで、解像度・画質・フレームレート辺りは軒並みスペック向上。

見えないスペックとして、GP2搭載のHERO 10以降だと、スクリーンのタッチ感度も良くなっています。

逆に言えば、HERO 9以前は画面のタッチ感度が死んでいるので、ストレスケアを考えるならHERO 10以上はマスト。

HERO 11からはセンサーサイズの大型化と、最大広角が広くなりました。

MAXレンズも2.0になり、別売りレンズの最大広角も177°に向上。

耐寒性能のある「エンデューロバッテリー」になったのもHERO 11なので、-10℃まで適応できるようになりました。

ですが難しいのが、結局予算的に考えると、新しいHEROほど高くなるという事。

【予算で選ぶ】歴代HERO 価格表

続いては、HERO 13～HERO 7までを、Amazon楽天から新品価格（無い場合は中古表示）とメルカリのおおよそ価格を表示してみました。

おおよそ5,000円ずつくらいで、下になるほど安くなる感じがしました。

		Amazon・楽天価格	メルカリ価格	ひとこと
HERO 13		Amazon69,800円 楽天市場69,800円	45,000円～50,000円	高い、性能ほぼ変わらない、個人的にナシ！
HERO 12		Amazon59,800円 楽天市場59,800円	40,000円～45,000円	HERO 11の方が明らかにコスパ良い、Ace Proの方が良い、ナシ！
HERO 11		Amazon39,700円 “>楽天市場38,700円	30,000円前後	新品で買えるラストチャンス、買うなら早く。Ace Proと悩む。
HERO 10		Amazon24,000円（中古） 楽天市場38,580円	25,000円前後	ギリGP2プロセッサー、Ace ProよりもHERO 11よりも安い。中古の狙い目。
HERO 9		Amazon37,900円 楽天市場在庫なし	20,000円前後	GP1プロセッサーなので、あと5,000円出してHERO 10がおすすめ。
HERO 8		Amazon36,000円 楽天市場29,999円（中古）	15,000円前後	古のバッテリーゆえ、いつ壊れるかは不明。バッテリー問題が大きい。
HERO 7		Amazon62,066円 楽天市場62,800円	10,000円～	こちらも古の機種。HyperSmooth搭載で、アクションカメラとしてギリギリのライン。

なお、価格は随時変化すると思うので、リンクから各々チェックして頂けると幸いです。

新品で買うなら？

とりあえず新品で買うならHERO 11が狙い目。

HERO 11までは、次期モデル比較の型落ち価格で1万円～2万円の値引きがされていまして、新品購入のコスパは非常によろしい。

そしてHERO 13との比較は、正直なところHDR撮影の対応有無くらいで、個人的にはそんな変わらないと思っています。

夜間撮影が弱いGoProにとっては、HDR撮影が無いのは痛いかもしれませんが、、、

逆にHERO 10とか9になると、在庫不足からか謎の価格高騰が発生しておりまして、なんならHERO 7はHERO 12より高いくらい。

多分在庫状況に応じて、自動的に値上がり設定とかにしているんでしょうね。

HERO 10以前に新品購入のメリットはほぼ無いと言って良いでしょう。

といっても4万円近く予算が出るなら、前述のとおりInsta360 Ace Proの方がイイかなとは思います。

中古で買うなら？

中古なら、個人的にはHERO 10が狙い目かなと感じています。

おおよそ25,000円という、Osmo Action 4よりAce Proよりも安いという絶対条件はクリア。

これが無きゃほぼ意味ないですからね。

なおかつGP2プロセッサーなので、最新のGoProとさほど変わらない感覚と性能で使えるはず。

さすがにHERO 10は新品が出回っていないですし、普通にメルカリで買うのがイイかなと思います。

Insta360 Ace Proのすすめ

序盤に触れたAce Proについて、改めて詳しく解説しておきます。

みなさんのニーズが「GoProを買いたい」ではなく、「なるべく安くなるべく性能の高いアクションカメラが欲しい」なら、個人的にはInsta360 Ace Proをおすすめします。

Insta360が2023年に初めてリリースした、ひとつ型落ちのアクションカメラなのですが、目立った不具合も無く、暗所やバッテリー耐性などアクションカメラの苦手な部分をほとんどカバーした、優秀な製品です。

これが型落ち価格の44,700円なので、お得感としてはかなりエグいです。

同期はGoPro HERO 12ですが、性能としてはおおよそHERO 13にも勝る部分が多いですし、DJIも今作Osmo Action 5 ProでようやくAce Proに並んだ程度な印象。

	Ace Pro	HERO 13	HERO 12
発売日	2023/11/21	2024/9/11	2023/9/14
センサーサイズ	1/1.3	1/1.9	1/1.9
最大FOV(MAXレンズ）	151°	156°(177°)	156°(177°)
最高画質/fps	8K(4K120fps)	5.3K/120fps	5.3K/60fps
写真画素	48MP	27MP	27MP
HDR動画	対応	対応	対応
暗所動画	対応	非対応	非対応
耐寒性能	-20℃	-10℃	-10℃
スクリーン感度	良好	微妙	微妙
重さ	179.8g	153g	153g

Ace ProをHERO 13と並べても、スペック的にまだまだ上回っている所が多いですね。

スペックだけでなく、標準のクイックリリースマウント、フリップスクリーン、画面のタッチ感度など、随所使いやすさの面でも最新のGoPro以上にオールマイティな感じ。

もちろんAce Proは最大FOVが151°とAce Pro 2やHEROシリーズよりやや挟角なのと、重量が179.8gとちょっと重いです。

アクションカメラを本来の使い方のように、ヘルメットに付けてエクストリームスポーツ撮影に使う、といったユーザーならば、GoProやDJIの方が軽いのでおすすめします。

逆に軽アクティビティや旅行に使う方ならば、間違いなくAce Proシリーズの方が使いやすいと断言できますね。

という事で、型落ちGoProにこだわるのではなく、ただ単に「なるべく安くイイ物が買いたい」のであれば、4万円ちょいの予算が下りればAce Pro一択かと。

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Insta360に関しても、割と型落ち推奨派でございます。

GoProとAce Proの比較記事についてはこれとか

最新Ace Pro 2であればこの辺りもチェックしてみてください。

それでもGoProで型落ちを探したい

それでもやっぱり、GoProはアスリートのイメージが強いので、ブランド力もありますし、何となく憧れがある気持ちも分かります。

これより下記は、HERO 13から一つずつグレードを下げていき、型落ちとして価値が高いか？

という視点で考察していきます。

HERO 13を選ぶ場合

新品価格は69,800円、メルカリなら新品で5万円あれば買えます。

正直ほぼ7万円の価値があるかと言われると、個人的には「無い」と答えます。

理由は簡単で、HERO 11からHDRが追加されたくらいしか変わらないし、Ace Proより劣るし高いから。

	Ace Pro	HERO 13	HERO 12
発売日	2023/11/21	2024/9/11	2023/9/14
センサーサイズ	1/1.3	1/1.9	1/1.9
最大FOV(MAXレンズ）	151°	156°(177°)	156°(177°)
最高画質/fps	8K(4K120fps)	5.3K/120fps	5.3K/60fps
写真画素	48MP	27MP	27MP
HDR動画	対応	対応	対応
暗所動画	対応	非対応	非対応
耐寒性能	-20℃	-10℃	-10℃
スクリーン感度	良好	微妙	微妙
重さ	179.8g	153g	153g

熱暴走に強くなったデザインと公式は謳いますが、検証してもほぼ変わりませんでした。

HERO 13のメリットとしては、別売りのクイックリリースマウントがようやく採用されたくらいです。

型落ちで探している方がこの記事を見てくれていると思うので、おそらく最新モデルにこだわりは無いでしょう。

HERO 13はとりあえず除外して良良いと思います。

GoPro HERO 12を選ぶ場合

新品価格は59,800円、メルカリで上手に探せば4万円台から見つかります。

画素数もチップもHDR対応も、画質に関するすべてはHERO 13と同じなので、同じ性能を期待するならHERO 12は良い選択と言えるでしょう。

	Ace Pro	HERO 13	HERO 12
発売日	2023/11/21	2024/9/11	2023/9/14
センサーサイズ	1/1.3	1/1.9	1/1.9
最大FOV(MAXレンズ）	151°	156°(177°)	156°(177°)
最高画質/fps	8K(4K120fps)	5.3K/120fps	5.3K/60fps
写真画素	48MP	27MP	27MP
HDR動画	対応	対応	対応
暗所動画	対応	非対応	非対応
耐寒性能	-20℃	-10℃	-10℃
スクリーン感度	良好	微妙	微妙
重さ	179.8g	153g	153g

とはいえやっぱりAce Proの方が性能が良いですし、型落ちとして公式で買ってもHERO 12のAmazon価格よりも安いです。

よって個人的には、HERO 12も型落ちとしての魅力は無いかなと感じています。

GoPro HERO 11 の場合

HERO 11は39,700円なので、HERO 12より2万円も安いです。

	HERO 12	HERO 11	HERO 10
発売日	2023/9/14	2022/9/14	2021/9/16
センサーサイズ	1/1.9	1/1.9	1/2.3
プロセッサー	GP2	GP2	GP2
最大FOV(MAXレンズ）	156°(177°)	156°(177°)	148°(170°)
最高画質/fps	5.3K/60fps	5.3K/60fps	5.3K/60fps
HyperSmooth	6.0	5.0	4.0
写真画素	27MP	27MP	23MP
HDR動画	対応	非対応	非対応
耐寒バッテリー	標準装備	標準装備	別売り（白）
重さ	153g	153g	153g
フロントモニター	搭載	搭載	搭載
マウントフィンガー	搭載	搭載	搭載
価格	63,800円	72,000円	64,000円

HDR動画は搭載されていませんが、チップも画素数もフレームレートもHERO 12/13と同じ性能。

バッテリーも最新とほぼ同じスペックなので、型落ちとしてはHERO 11がかなり魅力的。

ですが、HERO 10がAmazonでもメルカリでも新品出品が無いのを察するに、おそらくHERO 11も1年以内に新品在庫がなくなるかと。

決断するなら早めです。

といっても、新品を買うならやっぱりInsta360 Ace Proの方が良くて、HERO 11の価格に＋5000円程度で、HERO 13をほぼ上回るアクションカメラが買えます。

コスパと性能の折衷案として、このクラスを買うならAce Proです。

リンクから公式サイト購入すると、無料特典もついてくるので、実質価格としてもそこまで変わらないかと思います。

GoPro HERO 10 の場合

メルカリ価格でおおよそ25,000円、価格としてはかなり優しくなってきますね。

新品は売り払った感じなので、おそらくここからは中古在庫を狙っていく感じになりそうです。

ブラック基調に青ロゴといった、現在のスタイルゆえ型落ち感がそんなに無いのも魅力と言えそう。

	HERO 11	HERO 10	HERO 9
発売日	2022/9/14	2021/9/16	2020/9/16
センサーサイズ	1/1.9	1/2.3	1/2.3
プロセッサー	GP2	GP2	GP1
最大FOV(MAXレンズ）	156°(177°)	148°(170°)	148°(170°)
最高画質/fps	5.3K/60fps	5.3K/60fps	5K/30fps
HyperSmooth	5.0	4.0	3.0
写真画素	27MP	23MP	20MP
HDR動画	非対応	非対応	非対応
耐寒バッテリー	標準装備	別売り（白）	別売り（白）
重さ	153g	153g	158g
フロントモニター	搭載	搭載	搭載
マウントフィンガー	搭載	搭載	搭載
価格	72,000円	64,000円	54,000円

周辺スペックを見ると、HERO 10からGP2プロセッサーに変わっているので、画質とストレスの狭間はHERO 10が分かれ目になってきますね。

現在のGP2プロセッサーになっても、スクリーン感度は良いとは言えないのですが、古いGoProよりはるかにマシ。

タッチ感度にイライラしたくないのなら、HERO 9以前はやめといたほうがイイかも。

画質的には1/2.3インチセンサーですし、写真の画素数も落ちます。

といっても、日中画質は全然良いはずですし、何よりアクションカメラとしての機能はちゃんとまっとうしてくれるレベルのHERO 10。

HERO 11よりAce Proの方が良いと言い、HERO 9はあまりおすすめしないとなると、HERO 10は実質的な中古型落ちのベストバイなのかもしれません。

GoPro HERO 9の場合

メルカリ中古価格でおおよそ20,000円、予算のラインがまた一つ下がりますね。

	HERO 10	HERO 9	HERO 8
発売日	2021/9/16	2020/9/16	2019/10/25
センサーサイズ	1/2.3	1/2.3	1/2.3
プロセッサー	GP2	GP1	GP1
最大FOV(MAXレンズ）	148°(170°)	148°(170°)	149°
最高画質/fps	5.3K/60fps	5K/30fps	4K/60fps
HyperSmooth	4.0	3.0	2.0
写真画素	23MP	20MP	12MP
HDR動画	非対応	非対応	非対応
耐寒バッテリー	別売り（白）	別売り（白）	非対応
重さ	153g	158g	126g
フロントモニター	搭載	搭載	撮影データ
マウントフィンガー	搭載	搭載	搭載
価格	64,000円	54,000円	55,880円

HERO 10より性能をグッと落として、GP1プロセッサーというのが非常にネック。

見た目もブラックに白ロゴなので、何となく型落ち感が否めません。

あと5,000円追加すればHERO 10かー、って思うと、お試しじゃなくちゃんと使いたいならHERO 10にして欲しいなと感じます。

ただ、HERO 9~12までバッテリーが互換なので、エンデューロバッテリー化出来るのは、HERO 9の一つエライ所ではあります。

GoPro HERO 8の場合

メルカリ中古価格で、上手に探して15,000円。

HERO 8のクラスになってくると、「どうせ後で買い替える」くらいのモチベーションが必要になってくると思います。

ただ、AKASOとか買うよりは断然いいと思いますし、HERO 8を選ぶ理由は探せばいくらでも見つかります。

	HERO 9	HERO 8	HERO 7
発売日	2020/9/16	2019/10/25	2018/9/27
センサーサイズ	1/2.3	1/2.3	1/2.3
プロセッサー	GP1	GP1	GP1
最大FOV(MAXレンズ）	148°(170°)	149°	149°
最高画質/fps	5K/30fps	4K/60fps	4K/60fps
HyperSmooth	3.0	2.0	1.0
写真画素	20MP	12MP	12MP
HDR動画	非対応	非対応	非対応
耐寒バッテリー	別売り（白）	非対応	非対応
バッテリー容量	1720mAh	1220mAh	1220mAh
重さ	158g	126g	116g
フロントモニター	搭載	撮影データ	撮影データ
マウントフィンガー	搭載	搭載	非搭載
価格	54,000円	55,880円	53,460円

HERO 9との比較だと、4Kというのが残念なポイント。

とはいえDJIも未だ4Kですし、Ace Pro 2でも僕は4Kをメインで使っています。

逆にHERO 8のメリットとしては、9より30g以上軽いうえ、マウントフィンガーがちゃんとあるという事（HERO 7はフレーム前提）。

つまり、HERO 7のデメリットを克服しつつ、軽いというメリットを両方持っているのがHERO 8です。

HERO 8はHyperSmoothが7より一クラス上ですが、この頃は1年ごとに手振れ補正性能が飛躍的に伸びています。

現在のアクションカメラは手振れ補正がどれも完璧レベルですが、当時のブレ補正性能は発展途上段階にあると思ってください。

ここまでHERO 8がメリットだらけに見えるのですが、一つ致命的な弱点もあります。

それがHERO 8以前のバッテリー問題です。

HERO 8/7/6は共通バッテリーの1220mAhなので、とりあえずHERO 9より1.5倍弱いです。

そのうえ、中古なので恐らくバッテリーも弱っています（この頃のGoProバッテリーは品質が悪い）。

さらに、新品のHERO 6/7/8バッテリーは既に完売状態で、メルカリでも5000円程度という、プレミア価格＆非力＆低品質という地獄のコンボが発生。

安く買うには不安しかない社外を買うしかない（僕も買ったけどすぐ壊れた）ので、HERO 8を買ったらいつ死ぬか分からないバッテリーと共に生きていく覚悟が必要。

バッテリーが使えたとしても、熱暴走ですぐ止まったり、気温10℃を下回る程度で多分かなり弱ります。

結構厳しいですね、、、

GoPro HERO 7 の場合

HERO 7はメルカリ価格で10,000円程度で、上手に買えば状態が良いものを狙えるかも。

といっても付きまとうのが、古いゆえのバッテリー大問題で、これはHERO 8と同様。

HERO 6のダークグレーより濃い黒色に近く、かつ小さいデザインはコロンと可愛い。

	HERO 8	HERO 7	HERO 6
発売日	2019/10/25	2018/9/27	2017/9/29
センサーサイズ	1/2.3	1/2.3	1/2.3
プロセッサー	GP1	GP1	GP1
最大FOV(MAXレンズ）	149°	149°	149°
最高画質/fps	4K/60fps	4K/60fps	4K/60fps
HyperSmooth	2.0	1.0	非搭載
写真画素	12MP	12MP	12MP
HDR動画	非対応	非対応	非対応
耐寒バッテリー	非対応	非対応	非対応
バッテリー容量	1220mAh	1220mAh	1220mAh
重さ	126g	116g	117g
フロントモニター	撮影データ	撮影データ	撮影データ
マウントフィンガー	搭載	非搭載	非搭載

スペック的には、HyperSmoothが初搭載した機種なので、アクションカメラとしてまともに使える最後のクラス。

画質的には既にスマホの方が明らかに上なので、アクションカメラのメリットは色んなマウントに取り付けられる事、手振れ補正、丈夫である事、この三つ程度です。

一応HERO 7からはこれを満たすので、10,000円ならお試しとしてアリかなとは思いますね。

いつ壊れるか分からない古の存在であることは、重々承知しておきたいです。

HERO 6以前を選ぶ場合

手振れ補正はXiaomiの3万円くらいのスマホより酷いし、まじでいつ壊れるか分からないし、画質も大したことない。

HERO 6以前を選ぶなら、安物買いの銭失いになることは覚悟の上、選ぶと良いですね。

ただしメリットとしては、マウントに取り付けられることと、落としてもイイやと思ってめいっぱい使える事。

スマホ以下と言っても、晴れていればそれなりに良い画質で撮影もしてくれます。

とりあえずアクションカメラを触ってみたい、という方は、逆にHERO 5とかクソ安いのを買ってみて、そこから自分好みを考えるというのもアリかも。

HERO 5以降は在庫も沢山出ているので、中古で探しても結構見つかりますね。

性能的にHERO 6以前は、Windowsでいう7とかvistaくらいだと思って頂ければ。

ギリXPでは無いです（笑）