2024年で13になった、GoProのHEROシリーズ。
今やInsta360やDJIなど強力なライバルも増え、アクションカメラ業界はさらなる性能向上を要求されています。
とはいえ数年前くらいなら、型落ちでも割とよい性能しているのが、最近のアクションカメラというか、GoProというもの。
改めて型落ちスペックを確認するとともに、歴代HEROシリーズの発売日を見ていくことで、GoProやアクションカメラの成長や歴史を振り返ってみよう!
というのが、今回の趣旨。

歴代スペックを見ることで、コスパの良い製品も探せますね!
という事で、まずはGoPro HERO Blackの名を持つ、中心モデルに限定したスペック表を見てきます。



SessionとかFusionとか入れちゃうとゴチャゴチャするので、まずはシンプルな表で!
歴代GoPro HEROシリーズのスペック比較表
下記が歴代GoPro HEROシリーズのスペック比較表です、こちらをご確認ください↓
HERO 13 | HERO 12 | HERO 11 | HERO 10 | HERO 9 | HERO 8 | HERO 7 | HERO 6 | HERO 5 | HERO 4 | HERO 3 | HERO 2 | HERO | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
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発売日 | 2024/9/11 | 2023/9/14 | 2022/9/14 | 2021/9/16 | 2020/9/16 | 2019/10/25 | 2018/9/27 | 2017/9/29 | 2016/10/8 | 2014/10/5 | 2013/11/13 | 2011/10/24 | 2011/3/8 |
センサーサイズ | 1/1.9 | 1/1.9 | 1/1.9 | 1/2.3 | 1/2.3 | 1/2.3 | 1/2.3 | 1/2.3 | 1/2.3 | 1/2.3 | 1/2.3 | 1/2.3 | 不明 |
最高画質/fps | 5.3K/120fps | 5.3K/60fps | 5.3K/60fps | 5.3K/60fps | 5K/30fps | 4K/60fps | 4K/60fps | 4K/60fps | 4K/30fps | 4K/30fps | 4K/15fps | 1080p/30fps | 1080p/30fps |
HyperSmooth | 6.0 | 6.0 | 5.0 | 4.0 | 3.0 | 2.0 | 1.0 | 非搭載 | 非搭載 | 非搭載 | 非搭載 | 非搭載 | 非搭載 |
写真画素 | 27MP | 27MP | 27MP | 23MP | 20MP | 12MP | 12MP | 12MP | 12MP | 12MP | 12MP | 11MP | 5MP |
HDR動画 | 対応 | 対応 | 非対応 | 非対応 | 非対応 | 非対応 | 非対応 | 非対応 | 非対応 | 非対応 | 非対応 | 非対応 | 非対応 |
重さ | 153g | 153g | 153g | 153g | 158g | 126g | 116g | 117g | 118g | 152g | 75g | 100g | 167g |
価格 | 68,800円 | 63,800円 | 72,000円 | 64,000円 | 54,000円 | 55,880円 | 53,460円 | 59,000円 | 50,760円 | 63,720円 | 39,000円 | 31,498円 | 22,000円 |
※名前はシンプルな表記にしています(HERO13 Black→HERO 13)
GoProはBlack Mini・Silver/White・MAXなど色々ありますが、Blackを基本としたHEROシリーズをまずはまとめてみました。



主力のHERO Blackシリーズですね!
スペックに関しては、センサーサイズや画素数など、重要な項目に絞っています。
また、表の作成には一部AIを使用した後、目視にて確認しています。
下記ではこの表を基にして、GoProの歴史やスペック向上の軌跡を見ていきますね。
続いての表は、歴代GoProの発売日を年ごとにまとめた表です。
歴代GoProの発売日


続いては、歴代GoProの発売日を表にしてみました。
発売年 | 発売日 | 機種 | 販売価格 |
---|---|---|---|
2024年 | 9月11日 | HERO 13 Black | 68,800円 |
2023年 | 9月14日 | HERO12 Black | 63,800円 |
2022年 | 10月25日 | HERO11 Black Mini | 58,000円 |
9月14日 | HERO11 Black | 72,000円 | |
2021年 | 9月16日 | HERO10 Black | 64,000円 |
2020年 | 9月16日 | HERO9 Black | 54,000円 |
2019年 | 10月25日 | MAX | 67,100円 |
HERO8 Black | 55,880円 | ||
2018年 | 9月27日 | HERO7 Black | 53,460円 |
HERO7 Silver | 41,580円 | ||
HERO7 White | 31,860円 | ||
4月2日 | Fusion | 89,800円 | |
3月29日 | HERO(2018) | 26,000円 | |
2017年 | 9月29日 | HERO6 Black | 59,000円 |
2016年 | 10月8日 | HERO5 Black | 50,760円 |
HERO5 Session | 38.880円 | ||
2015年 | 11月5日 | HERO+ | 32,184円 |
7月16日 | HERO4 Session | 56,160円 | |
HERO+ LCD | 42,120円 | ||
2014年 | 10月5日 | HERO4 Black | 63,720円 |
HERO4 Silver | 50,760円 | ||
HERO(2014) | 21,060円 | ||
2013年 | 11月13日 | HERO3+ ブラックエディション | 43,050円 |
12月17日 | HERO3+ シルバーエディション | 33,600円 | |
2012年 | 12月5日 | HD HERO3 ブラックエディション | 39,000円 |
HD HERO3 シルバーエディション | 31,500円 | ||
HD HERO3 ホワイトエディション | 21,000円 | ||
2011年 | 10月24日 | HD HERO2 | 31,498円 |
3月18日 | HD HERO | 22,000円 | |
3月16日 | HD HERO 960 | 22,000円 | |
2008年 | 12月5日 | Digital HERO 5 | 不明 |
2007年 | 5月 | Digital HERO 3 | 不明 |
2005年 | 4月13日 | GoPro HERO 35mm | 不明 |
AIに質問後、Web上にある発売日を参考にチェックしています。
特に古いモデルは情報に誤差がある可能性については、ご了承ください。



おおよその年月日で捉えておくと良いでしょう。
初代GoProはフィルムカメラで、2005年4月13日に発売されています。
その後2007年にデジタルカメラ化し、2011年以降にHEROシリーズとして定番化。
HERO 2を2011年10月に発売して以降は、現在と同じく秋シーズンに新型発表のパターンをたどっていますね。



ではここから、歴代GoProの発売日を一つずつ紹介してきます!
発売日とスペックを紹介するだけだと面白くないので、リリース時のGoProの活動や出来事も合わせて見ていくので、アクションカメラ業界の歴史をたどる意味でも面白いと思いますよ。
GoPro HERO 13 Blackの発売日


GoPro HERO 13 Blackの発売日は2024年9月11日。
熱暴走に適したデザインと、別途マクロレンズが使えるようになったのがHERO 13ですね。
発売日 | 2024年9月11日 | 写真画素 | 27MP |
---|---|---|---|
センサーサイズ | 1/1.9 | HDR動画 | 対応 |
最高画質/fps | 5.3K/120fps | 重さ | 153g |
HyperSmooth | 6.0 | 価格 | 68,800円 |
とはいえ熱暴走はそこまで変わらず、センサーサイズや最高画質も据え置きと、大きなスペック向上は見られませんでした。
ライバルInsta360とDJIが揃って出世しているので、相対的にスペックは低めになってしまいました。





HERO 14、次こそ期待したいかな、といった感じですね。
- 熱暴走にちょっとだけ強くなった
- マクロレンズの追加
- バーストスローモーションの追加


GoPro HERO 12 Blackの発売日


GoPro HERO 12 Blackは2023年9月14日に発売。
全体的なスペックはHERO 11とほぼ同等ながらに、エンデューロバッテリーが標準装備化。
撮影時間が伸びたのと、耐寒性能が伸びたのは良い進化でした。
発売日 | 2023年9月14日 | 写真画素 | 27MP |
---|---|---|---|
センサーサイズ | 1/1.9 | HDR動画 | 対応 |
最高画質/fps | 5.3K/60fps | 重さ | 153g |
HyperSmooth | 6.0 | 価格 | 63,800円 |
HERO 11と違ってHDR動画が使えるようになったので、日中の画質はより綺麗になりました。
しかしこの年はInsta360からAce Proがリリースされ、アクションカメラの勢力図がひっくり返った年でもあります。


比較すると明らかな性能差と使い勝手があり、2023年11月以降はGoProがかなり怪しい立場になってしまいました。
DJIやInsta360は発熱停止しにくいため、熱暴走を指摘される声もこの辺りから強く言われるように。



ただ、HDR動画も搭載されているので、画質はちゃんと良いです
- HDR動画が搭載
- バッテリーの改善
- Bluetoothオーディオの接続
- マウント底部に1/4ネジ穴の追加
本体価格が安くなったのは、2023年5月より、サブスクユーザーの割引を終了した事によります。


GoPro HERO 11 Blackの発売日


GoPro HERO 11 Blackの発売日は2022年9月14日です。
センサーサイズが久しぶりに更新され、1/2.3から1/1.9インチになったのは、変化としても大きいですね。
発売日 | 2022年9月14日 | 写真画素 | 27MP |
---|---|---|---|
センサーサイズ | 1/1.9 | HDR動画 | 非対応 |
最高画質/fps | 5.3K/60fps | 重さ | 153g |
HyperSmooth | 5.0 | 価格 | 72,000円 |
といってもOsmo Action 3が1/1.7インチセンサーを搭載しているので、目新しさとしてはボチボチな印象。
センサーサイズは画質に直結するので、この辺りからセンサーサイズを各社意識するようになった印象ですね。



といっても、DJIよりはGoProの方が画質は良く感じましたが。
重さを増やさなかったのは、偉いと思います。
- 1/1.9インチセンサー搭載
- 10-bitカラーの追加
- ナイトエフェクトの追加


HERO 11 Black Mini


なお、翌月2022年10月25日には、HERO 11 Black Miniという、性能が同じでスクリーンが無いモデルをリリースしています。
といっても、メルカリでも中古販売数は少ないあたりを見ると、あまり売れている気配は無さそうですが。
市場開拓のチャレンジとしては評価したいですね。
GoPro HERO 10 Blackの発売日


GoPro HERO 10 Blackの発売日は2021年9月16日。
発売日 | 2021年9月16日 | 写真画素 | 24MP |
---|---|---|---|
センサーサイズ | 1/2.3 | HDR動画 | 非対応 |
最高画質/fps | 5.3K/60fps | 重さ | 153g |
HyperSmooth | 4.0 | 価格 | 64,000円 |
一番大きな変化としては、HERO 9からチップがGP2プロセッサーに変わった事でしょう。
画像処理をするメインブレイン的な役割を担うので、日中のみならず夜間の画質も改善しています。
ついでにタッチスクリーンの操作がスムーズになりました。
といっても現在のDJIやInsta360の事を考えると、暗所性能もタッチ感度もまだまだなのですが。



この時にしてみれば、画期的な変化だったのですよね。
- プロセッサーがGP1→GP2へ
- 5K→5.3K撮影
- タッチスクリーンの感度向上
- レンズの撥水性の向上


GoPro HERO 9 Blackの発売日


GoPro HERO 9 Blackの発売日は2020年9月16日。
HERO 8から解像度が4K→5Kに上がったのと、フロントモニターが液晶に変わりました。
発売日 | 2020年9月16日 | 写真画素 | 20MP |
---|---|---|---|
センサーサイズ | 1/2.3 | HDR動画 | 非対応 |
最高画質/fps | 5.3K/30fps | 重さ | 158g |
HyperSmooth | 3.0 | 価格 | 54,000円 |
画質や性能は上がったのですが、大きさ的にはHERO 8の126gがちょっと恋しいところ。
HyperSmoothは3年目の3.0ですが、この辺りまでは手振れ補正もどんどん上がっているので、手振れ補正的にも型落ちチョイスで迷います。



といっても、HERO 9以前を選ぶ人はもうそうそう居なさそうですが。
MAXレンズモジュラーの追加で、超広角映像が撮影できるようになったのも、進化としては面白いポイントでした。
それよりもGoProにとって嬉しい出来事としては、HERO 9リリース後からサブスクユーザーが急増した事。
このサブスクユーザーは後に、GoProの資本を支える一つの柱にもなっており、この頃のGoProは結構元気だった印象です。
- フロント液晶モニターの追加
- カメラの大型化
- 5K撮影の追加
- MAXレンズモジュラーの追加


GoPro HERO 8 Blackの発売日


GoPro HERO 8 Blackの発売日は2019年10月25日。
マウントフィンガーが底面に追加されたことで、フレーム要らずの単体使用が可能になったのが一番の変化ですね。
発売日 | 2019年10月25日 | 写真画素 | 12MP |
---|---|---|---|
センサーサイズ | 1/2.3 | HDR動画 | 非対応 |
最高画質/fps | 4K/60fps | 重さ | 126g |
HyperSmooth | 2.0 | 価格 | 55,880円 |
フレーム不要になったのは、今のアクションカメラの在り方のベースにもなっていますね。
余談ですが、この画期的なシステムのせいで、社外のクソみたいなアクセサリー屋さんの元気がなくなった印象(笑)



社外フレームはマジですぐ壊れたので。
HERO 8はフレームもないし、HERO 9より小さいので、ちょっと独特な雰囲気があるというか、サイズ的にはメリットが大きい機種ですね。
- マウントフィンガーの搭載


ちなみにHERO 8はバチクソ安くなっているので、お試しにはアリだと思います。
GoPro MAXの発売日


HERO 8の2019年10月25日と同日に発売されたのが、360°カメラのGoPro MAXです。
今となってはInsta360が居るのでMAXを買う人はいませんが、この頃はGoPro MAXが結構売れたと思います。
未だにGoPro MAXを使っている人や、後続機を待ちわびている人もそこそこ居る印象ですね。



新型発売するするって何年間か言っていますが、、、
現在のGoProの資本力で、Insta360の画質とアプリ性能を超えられるかどうか。
そこがポイントとなってきそうですね。


GoPro HERO 7 Blackの発売日


GoPro HERO 7 Blackの発売日は、2018年9月27日。
HyperSmoothが搭載されたことで、手振れ補正がバチクソ良くなった、一つのキーポイント的存在のHERO 7。
発売日 | 2018年9月27日 | 写真画素 | 12MP |
---|---|---|---|
センサーサイズ | 1/2.3 | HDR動画 | 非対応 |
最高画質/fps | 4K/60fps | 重さ | 116g |
HyperSmooth | 1.0 | 価格 | 55,880円 |
とにかく6と7の手振れ補正性能が全然違って、僕は6を買ったのでちょっとショックだった思い出。



型落ち買うなら7以上は譲れないね!
SNSが流行り始めたので、縦型動画が出来るようになったのもここから。
あとは、SilverとWhiteバージョンを同時リリースしているので、どれを買うか迷った方は多いんじゃあないでしょうか?
- HyperSmoothの初搭載
- ライブストリーミング機能
- 縦画面撮影
- タイムワープ機能の追加


ただ、在庫的にも既に安くないのと、中古は中古で古すぎる問題が付きまとう感じ。
今となっては中々買う事は無さそう。
GoPro Fusionの発売日


GoPro Fusionの発売日は2018年4月2日。
RICOHのシータシリーズを除けば、アクションカメラ系の360°カメラの先駆者みたいなのが、Fusionでしょう。
Insta360からONE Xが発売されたのが同年10月なので、Fusion以降の出方によれば、GoProはどちらの市場も獲得できた未来もあったのかも。
GoProはFusionでスタートを切ったのですが、いかんせん360°カメラに世界が追い付いていなかったのかもしれません。


とはいえその頃のInsta360は、プロ向けのヤバそうな360°カメラを開発していたので、水面下の技量的には既に負けていた可能性はありますが。


いずれにせよ、今の市場のベースとなる、面白い試みではありましたよね。
GoPro HERO 6 Blackの発売日


GoPro HERO 6 Blackの発売日は2017年9月29日。
4K撮影のフレームレートが、30fpsから60fpsに変わったのがメインの変化でしょうかね。
発売日 | 2017年9月29日 | 写真画素 | 12MP |
---|---|---|---|
センサーサイズ | 1/2.3 | HDR動画 | 非対応 |
最高画質/fps | 4K/60fps | 重さ | 117g |
HyperSmooth | 非搭載 | 価格 | 59,000円 |
HyperSmoothは非搭載ながらに、5よりは6の方がブレ補正は効きます。
久しぶりにHERO 6を見ると手振れ補正の弱さに驚きますが、それでも5よりは全然ブレ補正が効いています。



5~8辺りのブレ補正性能向上が著しい感じかな?
タッチスクリーンの感度は、当時ですら使いにくいと感じるほどに使いにくかった印象。
このHERO 6の頃の出来事として挙げるなら、GoProドローン「Karma」での失敗。
ドローン市場失敗による人員削減で、HERO 6は悪くもないのに仕方なく11,000円の値下げを実施するという、ちょっとした事故がありました。
HERO 4で超絶売り上げを伸ばしたGoProが、一旦落ち着きを取り戻したのがHERO 6辺りという印象。
余談でした。
- 4Kが60fpsに
- GP1プロセッサーの搭載
- 音声コマンドの追加


GoPro HERO 5 Blackの発売日


GoPro HERO 5 Blackの発売日2016年10月8日。
おそらく今から過去にさかのぼって、現在のGoProに近しい見た目の最初のHEROが5 Blackでしょう。
発売日 | 2016年10月8日 | 写真画素 | 12MP |
---|---|---|---|
センサーサイズ | 1/2.3 | HDR動画 | 非対応 |
最高画質/fps | 4K/30fps | 重さ | 118g |
HyperSmooth | 非搭載 | 価格 | 50,760円 |
友達がこれを持っていて、めっちゃすげえ、欲しい!って思っていました。
本体防水10mが初搭載され、ハウジングが外骨格式のクールなデザインに。
とはいえこの頃のGoProは、全然10m未満で漏水しまくっていたので、Youtubeにも漏水解体動画が出ていたり、ブログ記事にサポートお問い合わせの記録なんかが結構見つかりますね。



メルカリにも漏水ジャンク品が出回っていました。
とはいえ、10m防水・手振れ補正の追加・タッチモニター・GPS搭載・音声コントロール・Type-Cポートなどなど、、、
今のGoProの基本とも言えるデザインと機能は、ほぼHERO 5が大本といったイイ感じがします。
- 音声コントロール
- 背面液晶タッチモニター
- デザインとボタンの一新
- 本体防水10m
- GPSの搭載
- RAW撮影
- 手振れ補正
- Type-Cポート


HERO5 Session




GoPro HERO 5 Blackと同日の2016年10月8日に、HERO 5 Sessionがリリースされています。
HERO 4 Sessionの後続で、Sessionシリーズとしてはこれが最後のバージョン。
おそらくHERO 5に10m防水が搭載されたことで、HERO 6では分ける必要がなくなったのかもしれませんね。
GoPro HERO+の発売日


GoPro HERO+の発売日は2015年11月5日。
HERO 5と4がおおよそ2年空いているので、HERO 4.5みたいな立ち位置でしょうか。
とはいえ性能としては、廉価版のHERO+LCDからさらにタッチ液晶を抜いたもので、廉価版の廉価版みたいな感じ。
2016年 | 10月8日 | HERO5 Black | 50,760円 |
HERO5 Session | 38.880円 | ||
2015年 | 11月5日 | HERO+ | 32,184円 |
7月16日 | HERO4 Session | 56,160円 | |
HERO+ LCD | 42,120円 | ||
2014年 | 10月5日 | HERO4 Black | 63,720円 |
HERO4 Silver | 50,760円 | ||
HERO(2014) | 21,060円 |
この辺りはややこしいので、別で発売日を記載してみました。
HERO 4 Session&HERO+ LCD
2015年7月16日にリリースされたのが、HERO 4 SessionとHERO+LCD。


HERO 4 Sessionが、初めて本体防水を搭載したHEROで、このシステムが後にHERO Blackシリーズに統一されていく感じ。


HERO+LCDは1080P撮影がMAXだったので、一旦HERO 4と5の間の年に、撮影画素数の低い廉価版を出してみた的な感じなのかも。
発売日 | 2015年7月16日 | 写真画素 | 8MP |
---|---|---|---|
センサーサイズ | 不明 | HDR動画 | 非対応 |
最高画質/fps | 1080p/60fps | 重さ | 128g |
HyperSmooth | 非搭載 | 価格 | 39,000円 |



この頃のGoProは、ホワイトやらシルバーやら、廉価版に積極的でしたね。
GoPro HERO 4 Blackの発売日


GoPro HERO 4 Blackの発売日は2015年10月5日。
同日にSilverと無印のHEROと、廉価版もリリースしていますね。
発売日 | 2014年10月5日 | 写真画素 | 12MP |
---|---|---|---|
センサーサイズ | 1/2.3 | HDR動画 | 非対応 |
最高画質/fps | 4K/30fps | 重さ | 152g |
HyperSmooth | 非搭載 | 価格 | 63,720円 |
確かに2015年の物価としては、今のHERO Blackとほぼ変わらない6万円超えというのは、少々強気すぎる価格な気もしないでも無いです。
それほどGoProしか選択肢が無かったのでしょうし、


ちなみに2014年6月にGoProは上場しており、上場後初のHEROシリーズという立場でもありますね。
ただ、株価急増と急落がこの1年程に起き過ぎたので、もうすこし緩やかな成長をした方が企業としては良かったような気もしないでも無いですが。



ちなみにこの頃のCEO(ウッドマン)は総資産額39億ドル(約4700億円)で、129位だったみたいです。


ネットではシルバーしかもう売っていませんね。
あと余談ですが、ブラックモデルも黒くないんですよ。
HERO3+ ブラックエディションの発売日


HERO3+ ブラックエディションの発売日は、2013年11月13日。
ここでもブラック/シルバー/ホワイトの3色展開をしていますね。
発売日 | 2013年11月13日 | 写真画素 | 12MP |
---|---|---|---|
センサーサイズ | 1/2.3 | HDR動画 | 非対応 |
最高画質/fps | 4K/15fps | 重さ | 75g |
HyperSmooth | 非搭載 | 価格 | 39,000円 |
とはいえ価格的にはHERO 4ほど調子に乗った価格ではなく、3万円台と時代に沿った適正価格な感じ。
ちなみにこの辺も、リリース年月日がかなりややこしい。
2013年 | 11月13日 | HERO3+ ブラックエディション | 43,050円 |
12月17日 | HERO3+ シルバーエディション | 33,600円 | |
2012年 | 12月5日 | HD HERO3 ブラックエディション | 39,000円 |
HD HERO3 シルバーエディション | 31,500円 | ||
HD HERO3 ホワイトエディション | 21,000円 | ||
2011年 | 10月24日 | HD HERO2 | 31,498円 |
一応HERO 3+ブラックエディションをHERO 3 Blackという立ち位置にしてみましたが、前年にHD HERO 3をリリースしていますね。
この頃のGoProは見た目的にもめっちゃ古い感じですが、既にこの画質で撮影出来ていたっぽいので、GoProってすごかったんでしょうね。



こりゃ人気出るのも仕方がない!
Wi-Fi接続、microSDカード対応、バッテリー寿命の増加など、HERO 3+やHD HERO 3付近での進化もめまぐるしいです。
GoPro HD HERO2の発売日


GoPro HD HERO2の発売日は2011年10月24日。
2024年にも使っている人を見たことがあるんですが、もはや骨董品のレベルに感じるほどで、逆に欲しくなるようなデザインです。



めっちゃかわいい
発売日 | 2011年10月24日 | 写真画素 | 11MP |
---|---|---|---|
センサーサイズ | 1/2.3 | HDR動画 | 非対応 |
最高画質/fps | 1080p/30fps | 重さ | 100g |
HyperSmooth | 非搭載 | 価格 | 31,498円 |
今となっては見た目が可愛すぎて欲しいのですが、性能的にも当時は凄かったみたい。
GoPro HD HERO2は、新しい1100万画素CMOSセンサー、2倍鮮明なレンズ、2倍の処理速度を誇る新しい画像処理プロセッサを搭載し、光量が少ない状況でも鮮明な映像/写真を撮影できます。さらに、超広角170°でのフルHD撮影が可能に。撮影画角は90°・127°・170°から選択可能です。
motozen.jp
170°の超広角は、まさかのHERO 2の時点で撮影できたとは、恐れ入ります。
画質を落とせばちゃんと120fpsの4倍撮影モードを使えますし、アクションカメラとしては既に良いところに居るような気がします。



かわいいし、中古で探してみようかな(笑)
HD HERO


HEROはHERO 13と同時発売の小さいやつもあるし、2018年発売のHERO(2018)モデルもあります。
この子は初代HERO(無印)みたいな感じかな。
発売日は2011年3月18日とか2010年1月25日とかが見当たりますが、古すぎて情報が謎いです。



AIも回答に困っていました。
日本からの情報としては、おおよそこの辺りかな。
GoProというブランドも認知されていない時期でしょうし、物珍しさで買っている人が多かったのでしょう。
発売日 | 2011年3月18日 | 写真画素 | 5MP |
---|---|---|---|
センサーサイズ | 1/2.3 | HDR動画 | 非対応 |
最高画質/fps | 1080p/30fps | 重さ | 167g |
HyperSmooth | 非搭載 | 価格 | 22,000円 |
ここまで性能が低くなると、今でいうと2015年くらいに世に出回りまくった、パチモノGoProと似たような性能な気がします。
それでも市場を作り上げたカメラとして、リスペクトの気持ちでいっぱいですね。
GoPro HD HERO 960 CHD96-001


GoPro HD HERO 960は2011年03月16日発売。
1/2.5インチセンサー、960P撮影、静止画5MPの性能でした。
Digital HERO 5
名前も見た目も超かわいい。
Digital HERO 5は2008年12月5日発売のカメラで、乾電池駆動、軽くて小さくておもちゃみたいでした。
貴重なレビュー記事がありましたので参考にしましたが、画質はまだまだ良くない頃のようですね。



2008年って、逆にケータイとかどんな画質だったか忘れた、、、
Digital HERO 3
2007年発売のDigital HERO 3。
残っているYoutube動画を見ても、Youtuberが流行る前の時代なのだと改めて実感。
使えたSDカードは2GBまで。
そう思うと、今の1TB容量SDカードとかって、時代は十数年で進歩したんだなーって感じます。
余談ですがね。
GoPro HERO 35mm


ある意味結構有名な、フィルムカメラの初代GoPro。
初代GoProは2005年4月13日に発売しています。
画像は海外のサイトから引っ張ってきました。
売っていたらこれこそコレクションに欲しいくらい、めちゃめちゃ可愛い。
コレクションというか、写真用としても欲しい。



ほんとうに可愛い、探して買おうかな(笑)
動画を撮ると、今のフィルム代だとめっちゃ金を消耗しそうなので、何度も言うけど写真をこれで撮りたい!
このカメラを、自分がサーフィンをしている姿をカッコよく収めたい、と考えたウッドマン(CEO)が作っちゃって、GoProが出来たんですよね。



2007年のこの子が、アクションカメラの始まりです。
しかしまあ、28mmと決してそこまで広角でもない画角かつ、フィルムカメラでよく動画を撮ろうと思ったものです。
カメラの時代がデジタル化してからだったら、恐らく他の企業が作り始めていたかも。
そしたらきっとGoProは、世界を動かす企業にはなっていなかったんでしょうね。



って考えると、ちょっと感慨深いです。


今はこうしてアクションカメラ3社とか、ユーザーが最高の性能を求めて選べる時代になりました。
最近ちょっと元気のないGoProですが、アクションカメラを生み出した企業として、ここで腐らず頑張ってほしいものですね!
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