Flow 2 Proがどうやらかなり売れているらしく、30日以内配送に変わっていました。

在庫不足になりつつあるみたい。
前までは、
スマホジンバル=DJI
みたいな感じでしたが、前作Flowシリーズが好印象だった故に、Flow 2 Proは販売と同時に注目されているようですね。
Flow 2 Proを使ってみて、思ったより良いなと思った次第、ジンバルの性能差とか使いやすさについて、個人的に気になり始めました。
そこで改めてDJI osmo mobile 6を買ってみたのですが、いかんせんこの子は2022年発売と、割と古め。
性能差はあって当たり前なのですよね。
しかし注目したいのが、Osmo mobile 6はAmazon価格で11,109円(2025年1月時点)と大幅割引になっていました。
これ↓







価格差1万円だ!
そこで今回は、この価格差に注目して、Flow 2 ProとOsmo mobile 6を今買うならどっちか?
という事を考えてみます。
Flowの時点で「DJIジンバルを超えた」と言われていたInsta360ですが、Flowの割引は弱いので、どうせInsta360で買うならFlow 2 Proの方です。
Flow 2 Proは、前作よりどれくらい使いやすくなっているか? Osmo mobile 6と何が違うのか?
じっくり検証していきますので、良ければ最後までご覧ください!
公式サイトから購入がお得です
Insta360 Flow 2 Proは公式サイトからの購入により、磁気スマートフォンマウントが無料特典としてプレゼントされます。


iPhoneユーザーにとってはほぼ必須のアクセサリーだと思うので、これを期にぜひゲットしてください!
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※リンクから移動し、特典内容が反映されているかチェックをお願いします。
スペック比較表
Flow 2 Pro | DJI Osmo Mobile 6 | |
---|---|---|
![]() ![]() | ![]() ![]() | |
対応サイズ | 厚さ:6.9-10mm 幅 :64-84mm 重さ:130-300g | 厚さ:6.9-10mm 幅 :67-84mm 重さ:170-290g |
バッテリー | 1100mAh | 1000mAh |
Bluetooth | 5.0 | 5.1 |
動作時間 | 10時間 | 6時間24分 |
重さ (三脚含む) | 357g | 305g (377g) |
チルト角 | 360° | 101.64°~78.55° |
パン角 | 360° | 161.64°~173.79° |
まずは比較表。
ジンバルは特にスペックを見ても比較しにくいので、ここはざっくり見て頂ければOKです。
特徴を述べるとするならば、Flow 2 Proは関節の動きがかなり自由になったので、動きにスムーズさは感じます。
Flow 2 Pro | DJI Osmo Mobile 6 | |
---|---|---|
ジンバル機能 | ||
追跡機能 | ||
自撮り棒 | ||
FPVフォロー | ||
パンフォロー | ||
スピンショット | ||
タイムラプス | ||
ドリーズーム | ||
ジェスチャー制御 | ||
ズーム機能 | ~15倍 | ~8倍 |
内蔵三脚 | ||
モバイルバッテリー機能 | ||
ミラー | ||
テレプロンプター | ||
片手完結 | ||
グループ追跡 | ||
360度写真 | ||
Applewatch制御 | ||
AppleDokKit連携 |
あとは色んな機能が付いていますが、Insta360らしい、「あったら便利だよな」機能もモリモリついていました。
特にAppleユーザーの方はFlow 2 Proは必見。
iPhoneユーザーはFlow 2 Pro一択?
比較の前にこれだけは絶対的に感じたので、簡単にまとめますね。
今回AndroidとiPhoneの両方で色々触っていた結果、iPhoneユーザーはFlow 2 Proで決定でイイと思います。



これは良く言われますね。
Apple製品で使える機能とか、性能の高さとか色々あるのですが、それらを全部抜きにしても、マグセーフの磁気マウントだけで選ぶ価値過ぎました。


投げやりな言い方をすると、ジンバルは挟み込むシステムが何にせよやりにくい。
android用のクリップ取り付けをする時、たまに電源を消す、消したら付ける時は既にクリップに隠れている。
これはストレスがデカい。



電源ボタンが中心にあるスマホとか、余計に要注意です。


僕はメインがAndroidなので頻繁にクリップを使っていましたが、妹のiPhoneを借りて使った時は感動でしたね。
マグセーフすげー、ってなりました。
Flow 2 Proを買うとしたら、このアクセサリーは必須。
というかケースが無い方は、ついでにマグセーフ対応のケースもどこかでこしらえた方がよろしいかと。



それくらい重要でしたね(笑)
とりあえず簡単にお伝えできる事なので、先にまとめておきました。
iPhone用磁気マウント付きリンク
(Flow 2 Pro公式サイト)
Androidユーザーの方は、「画面のタップで起動」の設定にしておくと良いですね。
iPhoneの方が圧倒的に楽ってだけで、androidでも使えるのでご安心を。
追跡性能を比較
iPhoneユーザーに関する前置きが終わりましたところで、追跡性能を比較していきます。
Insta360は360°カメラの追跡AI技術を日々進化させているが故、この追跡性能というのがすこぶる高いようです。
とりあえずジンバル比較で最も分かりやすい性能だと思うので、さっくり簡単に比較していきますね。
トラッキング性能


トラッキング性能は、さすがにFlow 2 Proの方が上でしたね。
まあこれはFlowの頃から言われていた事なので、ディープトラック4.0になったFlow 2 Proが劣るという事は無いでしょう。
何回かやってみると、両方見失っていることもあれば、Insta360だけ残っている事もありました。



DJIのは2022年発売なので、これは仕方ないですね。
逆にDJIの方が残っていることもありましたが、確率としては少なめかな。
といっても、DJIもよほど良い追跡をしてくれます。


困るのは、DJIは見失うと再追跡をしてくれないという事でした。
追跡を見失う事自体は、その時々による感はあるので仕方ないにして、再追跡してくれないのは困ります。


ちょっとくらいの隠れ方だと再追跡してくれますが、一度完全に見失うと追跡しなおしになります。
一方Flow 2 Proの方は記憶してくれているのか、何回でも戻ってくれました。



見失った時のストレス値がかなり違いそう
再追跡してくれるか否か
性能差と価格差を語るうえでは、追跡性能においてはこれが一番重要だと思いました。
↑動画も作ってあるので、良かったら見てください。
複数人トラッキング
今までのジンバルは追跡が単体でしたが、グループ全体をバランスよく配置できるようになりました。
自分が真ん中に寄ればいいやって思う方も居るかもですが、ジンバルの動きによって中心が6:4とか3:7とか、揺れて片寄る時があるんですよね。
その時グループ追跡が出来ないと、片方がどうしても見切れる時があります。
ソロで配信を行う方とかは関係ないでしょうが、友達と二人で使う事があったり、人によってはかなり重要な項目だなって思いました。


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DJIの方は「親子モード」というのが追加されていますので、ある程度は複数人対応して居そうな予感はありますが。
外観・持ち感


ではここから構造的な比較、外観や「持ち感」について比較していきます。
Flow 2 Proは人間工学レベルに落とし込んで制作したらしいので、Flowより断然使い心地が良くなっていました。
ここで改めて、DJI osmo mobile 6も触ってみることとしましょう。
操縦部分




操縦部分については、シンプルなFlow 2 ProとメカニックなOsmo mobile 6。
この辺りは好みでしょう。




斜め画角はこんな感じ。
持ち感




持ち感は若干Flow 2 Proの方が好み。
「ここをこう持ってください」みたいな誘導をされているように感じます。
かといって、Osmo Mobile 6も嫌いというわけではなく、全然持ちやすいと思う。
ちょっと気になったのは、展開した後の持ちやすさ。




スマホを取り付けた状態で両方持ってみると、パッと持った感はFlow 2 Proの方が軽く感じました。
DJIの方が52g軽いはずですが。
でも、スマホを付けずに単体でじっくり比べていると、Osmo mobile 6の方がやっぱり軽いのかな??
ってなります。
Flow 2 Proは重心位置を考えられているらしいので、バランスが良いから軽く感じるんだと思います。


握り感はFlow 2 Proが好み。
持った時にちょうど人差し指がトリガーの所に位置しまして、中指までがグリップに収まる。
スマホ重心のジンバルですが、中指上には引っ掛かりが来るので、ちょうど重さが引っ掛かる感じ。
全部完璧な構造です。


Osmo mobile 6は人差し指も含めてグリップして、トリガーボタンを押すときは隙間が出来る感じ。
これ以上上を持つと操作部分まで近すぎるので、多分これが正解。
引っかかりに重さが預けられない分、構造的には重く感じます。
まあ比べれば感じる程度だけど。




何か持ちにくいと思ったら、写真を右手で撮っていたので、左手持ちになっていました。
故に気が付きました。
Flow 2 Proは左右対称デザインで、右手でも左手でもどっちで持っても良い。
Osmo mobile 6は左手で持つと、ズームの出っ張りが当たって持ちにくい。
左右どっちにせよ、持ちやすいのはFlow 2 Proでしたね。



人間工学ベースというのは伊達じゃあなかったです。
内蔵三脚か外部三脚か


Flow 2 Proには三脚が内蔵されており、Osmo mobile 6は外付けを採用。
三脚は軽くて丈夫なプラスチック製なので、そこまで苦にはならないとはいえ、モノは少ない方が楽です。




取り付けるひと手間があるから、Flow 2 Proの方が楽そうだなと思いましたが、引っ張り出すひと手間があるので、手間はどちらも変わらずな感じ。




安定性は、Osmo mobile 6の安定性を10とすると、Flow 2 Proの内蔵三脚は8~9くらいの安定性。
Flowは結構グラグラで壊れそうだったので、この変化はかなり良いアップデートでした。
パーツが減らせる&重量比も感じないとなると、Flow 2 Proの内蔵三脚システムが良いかな。
収納・展開




Flow 2 Proを展開する時は、一軸方向に開くやり方に変わりました。
Flowは横軸方向にねじっていたので、コッチの方が分かりやすいです。
Osmo mobile 6は角度によって開けないときがあります。




アームの位置と関節が90°(0°以上傾いている)に位置していると、Osmo mobile 6は開けません。
開くときは軸を一直線に移動させてあげると開きます。
180°の所で止まるので、慣れれば簡単とはいえ、この所作がちょっと面倒。
片手完結性




Osmo mobile 6は片手操作が難しいと聞いていましたが、思いのほか片手で出来ない事も無いです。



噂が若干誇張されていた気がする。
ズームするための左の小さいやつは、公式動画でも左手(右手でジンバルを持って)で操作していましたが、個人的には親指で操作可能だと思いました。
ですが、片手操作に関して違いが出るのはむしろコッチ↓




Flow 2 Proは「写真」⇔「動画」⇔「タイムラプス」などのモード切替を、操作部分の〇を左右になぞれば切り替わります。
Osmo mobile 6にはタッチ操作が備わっていないので、スマホ画面で操作します。
ここではどうしても両手介入になりましたね。



リングなぞるやつ、使いやすかった。
あとで動画も載せておきます。
- 見た目の違いは好み
- Flow 2 Proの方が軽く感じた(重心位置の違いか)
- 持ちやすいのはFlow 2 Pro
- 外部三脚のOsmo mobile 6の方が安定
- 内部三脚のFlow 2 Pro三脚も全然安定
- 開きやすい、閉じやすいのはFlow 2 Pro
- Flow 2 Proは片手操作可能
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基本的な操作は同じ
基本的な操作はどちらも同じですね(30秒くらいの所で、さっきのスワイプ操作しています)。
このうち違うのは、前述したモード切替くらいでしょうか。
他に特殊なモード撮影ではそれぞれのやり方がありますが、そこは割愛します。
可動域の違いとモード
Flow 2 Pro | DJI Osmo Mobile 6 | |
---|---|---|
![]() ![]() | ![]() ![]() | |
チルト角 | 360° | 101.64°~78.55° |
パン角 | 360° | 161.64°~173.79° |
パン角
可動域はFlow 2 Proが広いです。
広いおかげで限界値が来るタイミングが少なく、ジンバルとしてギクシャクしないのはFlow 2 Proの方でした。



特に慣れていない場合、ギクシャクさせがちなので。
Flow 2 Proはパン方向に360°可動域を搭載しているので、途中で止まらず一周以上動いてくれます。
クリエイターみたいに目的を持ってジンバルを使うなら、べつにOsmo mobile 6の可動域で問題ありません。
走り回る元気な子供とかには、パン回転軸は360°回った方が良いような気がしました。
チルト角




Flow 2 Proから搭載されましたが、関節を90°曲げることで、チルトモードに移行させることが出来ます。


この動きで水平を保つ能力ですね。
Osmo mobile 6はこの可動範囲が30°程度と乏しいので、出来ない動画の表現が生まれてくるかと思います。
この表現ですね。
まあこれは通常使用は少ないので、クリエイターの方が意識したい機能です。
スピンショット
スピンショットはどっちも備わっています。
Flow 2 Proの方が360°回るので、この表現を長く使うならFlow 2 Proでしょうか。
ドリーズーム
この表現もどっちも使えますね。
パノラマ撮影/360パノラマ


パノラマ撮影はどちらもありますが、360°パノラマ撮影はFlow 2 Proにしかありません。
撮影方法はジンバルを三脚でセットして、ボタンを押して1分間停止。
止まっているのは若干窮屈ですが、360°カメラの様子を味わうのには、とても楽しい機能だと思います。


360°写真からイイ感じに切り出して、超広角っぽい歪んだ画を切り出しても良いですね。


こっちはOsmo mobile 6で撮影した、普通のパノラマ。
これはどっちも使えます。
360°パノラマは体験してみたい人も居ると思うので、どっちにするかの選択の理由としては、これが居るか要らないかも重要になってきそう。
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バッテリー持ち
バッテリーはそれぞれ100mAhしか違いませんが、持ちはFlow 2 Proの方が長持ち。
アクションカメラのAce Pro 2の方にも、省エネモードとかありますし、DJIのOsmo Action 5 Proも結構長持ちになりました。
勝手な想像ですが、2023年以降にイオンバッテリーに大きな進化があったような気がします。



通電システム側かもしれませんが。
いずれにせよ、Osmo mobile 7が出たとしたら、バッテリー長持ちになっているとは思います。
今のところは、長持ちするFlow 2 Proの方が良いですね。


それと、Flow 2 Proはモバイルバッテリー機能が付いています。
といっても1100mAhと、スマホバッテリーの2割を充電させてあげられるかどうかだとは思うので、おまけ程度に僕は考えています。
Appleとの親和性
マグセーフマウント


マグセーフ対応のiPhone専用マウントは、前述したとおり最大限活かした方が良いです。
簡易的なスタンドにもなるので、Flow 2 Proを使う日は常時付けていても便利なくらい。
Apple DokKit連携


iPhoneを近づけるだけで接続される、AppleDokKit連携も便利。
Flow 2 ProもOsmo mobile 6も、通常はアプリを立ち上げてBluetooth接続をするのですが、iPhoneとならワンタッチで接続可能。


一回接続しておけば、次からカメラ開始ですぐ人物追跡なら可能。
360°写真モードなどを利用しない場合、おおよそ追跡ならこれで十分。
早いので超楽だと思います。
Applewatch連携
Applewatch連携はOsmo mobile 6にも備わっていますね。
あれば活用したいです。
後は細かい違い
後は細かい違いですね。
ここからは別に購入する理由には遠いと思いますが、あって損は無い機能がFlow 2 Proに盛ってある、といった感じ。
自撮りミラー


インカメ自撮りではなく、画質の良いフロントカメラで使えるミラー。
おおよその画角が読み取れますね。
テレプロンプター


テレプロンプターは、スマホ上に事前入力しておいた文字が表示されるもの。



気になる方は検索すると、従来の意味は分かります!
いわゆる「カンペ」なので、一般ユーザーの方にはほぼ関係が無いですね。
Youtube撮影の方とかは、使うかもしれません。
1万円の差はあるか?
1万円の差
と考えると、Flow 2 Proの方が使いやすいし良いよなって思います。
倍近い価格差
って考えると、Osmo mobile 6も半分以下の性能とも言えません。
難しいですね。
個人的に重要だなと感じるのは、やっぱり下記の3つがポイントになってきそう。
- iPhoneユーザーかどうか?
- 追跡を再認識したいか?
- 360°写真を使ってみたいか?


iPhoneの方はFlow 2 Proを絶対におすすめしますし、あとは左手ユーザーの方も、左右対称のFlow 2 Proが良さそう。
ここは分かりやすいですね。


追跡機能や可動域問題など、いろいろとスムーズなのはFlow 2 Proの方なのですが、Osmo mobile 6もジンバルとしては性能十分。
だけど、追跡を再認識しないというのは、時にストレスになると思います。
そう考えると、なるべく快適に使いたいならやっぱりFlow 2 Proかな、ってなりそう。


360°カメラの機能は写真だけなので、やっぱりX4とか360°動画が撮影出来るカメラを考えるとおまけです。
とはいえ、お試しにしては面白いので、あって損は無いかなと。



さすがに1年半以上の性能差があるので、Flow 2 Proは充実していますね。
あとFlow 2 Proはトラッキング性能が今作でアップデートして、ズームした状態での追跡能力が高いっぽいです。



すみません、撮影してないです
でもこれ多分ですが、運動会の撮影とかにめっちゃ重要になりそうなので、メインの用途が家族ならFlow 2 Proがかなり有力かも。


校庭のトラックを走るとどんどん近づいてくる(それか遠くなる)し、かといって肉眼でも見たいから手元に集中したくない。
僕はまだ子供がいないので使いませんが、ニーズ的には重要になってきそうだなって思いました。
って感じです!




Flow 2 Proについてもっと知りたい方は、過去記事を参考にしてみてください!


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