今回はAce pro/Ace Pro 2のズーム機能である、クラリティズームについての使い方紹介。
この記事を作成した理由としては、Insta360 Ace Proと検索すると「Insta360 Ace Pro ズーム できない」という検索履歴が出てきたため。
基本的に操作は簡単なのですぐに覚えられますが、せっかくなのでズームの活用方法や仕組みについて、画像を載せつつ解説していきます。
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クラリティズームの使い方


まずはクラリティズームの使い方について、簡単におさらい。
ズームの方法は下記の手順で行います。
- モードを動画か写真に設定
- 4K画質に設定
- 画面右下の1×をタップ(もしくは画面のダブルタップ)
動画モードか写真モード
モードは動画(Purevideoやドラレコモードを含む)もしくは写真(バースト写真当を含む)モードに設定。
タイムラプス、スローモーション、フリーフレーム動画などはクラリティズームに対応していません。
4K画質に設定
おそらく「Ace Proでズームが出来ない」と検索される方のほとんどが、8K画質を使っているものと思われます。
Ace Pro 2では4K撮影以下の画質に設定した場合のみ、クラリティズームが使えます。
また、fpsも100以上に設定するとズームが出来なくなるので、この点にも注意してください。
ダブルタップでズーム

4K60fps以下の画質とフレームレートを選択しつつ、画面のダブルタップもしくは画面右下の1×をタップすることで、ズームが出来るはずです。
画質の劣化しない4K動画
Ace Pro/Ace Pro 2のアピールポイントとしては8K画質があるのですが、個人的にはズーム時も4K画質を維持できることにあると考えます。
クラリティズームについて、なるべく簡単に分かりやすく解説したいと思います。
アクションカメラの最大画質
GoPro HERO 13 | Insta360 Ace Pro | DJI Osmo Action 5 Pro | |
---|---|---|---|
最大画質 | 5.3K | 8K | 4K |
最大ズーム | 2倍 | 2倍 | 2倍 |
ズーム耐性 | 1.4倍 | 2倍 | 1倍 |
大手三社のアクションカメラで比較すると、どれも最大ズーム倍率は2倍で統一されていますね。
しかし、撮影できる最大画質がそれぞれ5.3K、8K、4Kと違います。
ズーム時の画質劣化
アクションカメラはレンズが伸びるわけではないので、ズーム=デジタルズームになるのですが、それぞれの最大画質から拡大することでズームを可能にしています。
そこでDJIのように最大画質が4Kのカメラでズームをすると、4Kほどの解像度が得られないズーム画質になります。
HERO 13は5.3Kとややキャパがあるので、1.4倍までは画質が劣化しないようです。
Ace Proは8K画質までキャパがあるので、4Kのズーム時も2倍までなら画質が保証されるという理屈。

このイメージが分かりやすいですね。
実際の違い
とはいえ、既に4Kという高画質ゆえ、DJIでもそこまで画質の劣化は気になりません。
よく目を凝らすと分かりますが、ぱっと見ズームで画質が劣化するという程では無いですね。


こうして並べてじっくり見てみると、Ace Pro 2の画質の方がパリッと解像度が高く、DJIはボヤっとしています。
解像度が低くなる=優しく見える
という考え方も出来るので、解像度が高い程良い訳でも無いのですが、優しくする方向には明瞭度の設定やコントラスト低減でいくらでも出来るので、解像度は高いに越したことは無いですね。
Ace Proは8K画質が裏に備わっているので、2倍ズームを積極的に使える、というのが個人的に思うメリットでした。
実際の使用シーン
では最後に、Ace Pro及びAce Pro 2でクラリティズームを使用したシーンを、載せておきます。


山とテントが印象的だったので撮影したシーン。
一枚目の広角写真でもイイのですが、後ろの山(鷲羽岳)の主張が弱いのが気になりました。
ズームでも手前のテントが入るように後ろに移動し、そこからクラリティズームで撮影。
鷲羽岳をダイナミックに魅せつつも、手前と奥のテントのバランスも良い写真に仕上がりました。


こちらは同じ場所から撮影したため、青いテントは画角から外してズームで撮り直し。
青空の範囲は減っているので、これは広角とズームそれぞれの良さがありますね。
ダブルタップでズームが出来るので、気軽に切り替えられるのもAce Pro 2の魅力。


レンタルバイクでラオス郊外に行った際の写真。
広角レンズで前景を入れつつ撮ってみるのも面白いですが、ズームをすることで被写体が明確になり、バイクと山に注目できる写真になりました。
この写真は被写体が山とバイクでハッキリしていながらも、手前の砂利道が東南アジアらしさを表しています。
山や砂利道を解像度高く映せるという意味で、画質劣化の無いクラリティズームがかなり活きた写真になりますね。


こちらは双六岳に向かう最中の「鏡池」と呼ばれる通り、風の無い日には池に背景がリフレクションするという場所。
広角で撮影してもパッとしない画になったので、ダブルタップでズームしてみたところ、リフレクションを撮影している事がハッキリしました。
と、こんな感じですかね!
今回は一部の撮影例ですし、僕の趣味的な写真ばかりでしたので、どうぞクラリティズームを積極的に使ってみると良いでしょう。
よければAce Pro/Ace Pro 2で撮影した静止画もいくつかまとめてありますので、下記記事も参考にしてみてください↓

Ace Proまとめ

Ace Pro 2まとめ
FAQ
- Ace ProおよびAce Pro 2でズームする際の注意点は?
-
画質を4K以下、フレームレートを60fps以下に設定するようにしてください。
- Ace Pro及びAce Pro 2のズーム方法は?
-
動画及び写真モードで、画面のダブルタップもしくは画面右下の「1×」をタップしてください。
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