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【解説】Ace Pro 2のバッテリー持ちと充電しながら撮影について

Insta360 Ace Pro/Ace Pro 2に関する、バッテリー関連の解説記事です。

検索欄をチェックすると、それなりに気になっている方が多そうだったので、一つ記事にしてまとめてみました。

今回の記事で分かる事
  • Ace Pro 2の撮影時間について
  • バッテリーの互換性
  • 熱暴走の有無
  • バッテリー持ちを良くする方法
  • 充電しながら撮影する
  • バッテリー関連のアクセサリーについて

Ace Pro 2の解説記事ではありますが、Ace Proについても同じく触れていますので、どちらのユーザーの方も参考にしてみてください。

目次

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Ace Pro 2のバッテリー持ち

まずはAce Pro 2/Ace Proのバッテリー持ちについてまとめます。

バッテリー容量と互換性

HERO 13Ace Pro 2Osmo Action 5Ace Pro
バッテリー容量1900mAh1800mAh1950mAh1650mAh
旧作と互換性

Ace Pro 2のバッテリー容量は1800mAhに向上しており、前作Ace Proの1650mAhよりも若干増えています。

が、旧作と互換性はありますので、買い替えの場合はそのまま予備としても使用可能。

参考までに、他アクションカメラのバッテリー容量も記載しておきますが、相対的にAce Pro 2のバッテリー容量は少なく感じます。

撮影時間(通常の場合)

HERO 13Ace Pro 2Osmo Action 5Ace Pro
4K30fps112分100分
1080P24fps150分180分240分

各メーカーから最大撮影時間は示されていますが、それぞれ撮影条件が違ったりします。

条件をそろえて、通常撮影でありがちな4K60fpsに統一した所、それぞれ上記の撮影時間となりました。

高負荷の撮影(熱暴走の有無)

HERO 13Ace Pro 2Osmo Action 5
4K120fps23分1時間3分58分
4K60fps39分熱暴走無し熱暴走無し
熱停止まで(室温25℃で計測)

実質の撮影時間として重要なのは、熱暴走による撮影可能時間の短縮です。

他社と比較するとAce Pro 2は熱暴走に最も強いですが、条件によっては熱暴走もまだ確認されます。

8K撮影では1時間10分の所で熱停止したので、やはり夏場で高負荷撮影をするのは、控えめにする方が無難ですね。

熱暴走の対策についてはコチラを↑

Ace Proの記事ですが内容や性能はほぼ同じなので、よければ参考にしてみてください。

耐寒性能

HERO 13Ace Pro 2Osmo Action 5Ace Pro
対応温度-10~35℃-20~45℃-20~45℃-20~40℃

耐寒性能は心配しなくてOKです。

-18℃の環境下でAce Proを動かしたことがありますが、特に撮影時間が短縮することなく撮影を続けましたので、互換性のあるAce Pro 2も心配ないでしょう。

バッテリー持ちを良くするために

ここからは、Ace Pro 2のバッテリー持ちを良くする方法を紹介します。

耐久モード(Ace Pro 2のみ)

耐久モードに設定することで、Ace Pro 2のバッテリー消費を抑えることが出来ます。

設定モードで選択可能。

「一部の機能が使えなくなる」と表現されますが、撮影に影響は無いので、常時ONにしておいてもいいかもしれません。

  • Bluetoothリモコン
  • 音声制御
  • 予約録画
  • AIハイライト
  • ジェスチャー操作
  • 水中モード

これらの機能が停止しますが、4K30fpsで撮影時間を50%向上させることが出来ます。

つまり1.5倍の節電になるので、結構な節電ですね。

画面の明るさ

設定画面で、画面の明るさを調整しても良いでしょう。

ただし屋外だとMAX光度が見やすいので、個人的には明るいままにしています。

充電しながら撮影

続いては、Ace Pro 2を充電しながら撮影する際の注意点について解説。

結論から申しますと、Ace Pro 2を充電しながら撮影することは可能なので、積極的に活用すると良いでしょう。

バッテリーを抜いて撮影

写真のように、モバイルバッテリーやAC電源から、Type-Cケーブルを介して給電撮影が可能です。

その際バッテリーを抜いておけば、高画質や高フレームレート撮影においての熱暴走リスクを減らすことが出来ます。

おそらくバッテリー挿入部が空になることで、放熱性が上がるためと考えられます。

バッテリーを入れたままでも可

夏場以外やタイムラプス撮影では、熱暴走のリスクは少ないので、面倒ならバッテリーを入れたままでも全然OK。

ただこれ、バッテリーを介さず給電撮影に切り替わるので、実質バッテリーを抜いているのと状況は同じです。

撮影を止めれば充電されますが、撮影中は充電はされません。

活用シーン

充電しながら撮影するシーンとしては、下記のような活用方法が考えられますね。

  • バイクツーリングに
  • ドラレコモードとの併用
  • タイムラプス・スターラプス撮影に
Ace Pro 2をバイクで使用する様子

バイクやロードバイクユーザーは長時間の撮影後に、後からカットを使ったり、ハイライト処理をする場合があるでしょう。

Insta360 Ace Pro 2のドラレコモード

モードをドラレコモード(Ace Pro 2のみ搭載)に設定し、Type-C給電&ダッシュボードに取りつけて撮影すれば、ドラレコと同じ使い方になります。

4K撮影が出来る(しかも夜間も可能)、高性能ドライブレコーダーとしても優秀ですね。

スターラプスの画像
参考画像です

あとはスターラプスなんかも充電しながら撮影する必要がありますね。

僕はやったことが無いので、上記は参考画像ですみません。

バッテリー関連アクセサリー

最後に、Ace Pro 2のバッテリー関連アクセサリーを3種類紹介して終わります。

  • ポータブル充電ケース
  • 急速充電ハブ
  • 互換バッテリー

ポータブル充電ケース

  • 10,000mAh
  • 3.7V
  • 37wh

10,000mAhのモバイルバッテリーとしても使える、XシリーズとAceシリーズのバッテリーを充電できるケースです。

互換充電時間(0-80%)充電時間(0-100%)
X452分102分
X342分85分
Ace Pro 239分73分
Ace Pro38分73分
Ace40分80分

充電時間はそこそこで、Type-Cケーブルを直接カメラに接続して充電するのと同じ時間で満タンになりますね。

バッテリーをケースに入れておけば、30分ちょいで80%まで充電されるので、バッテリー2つでおおよそ撮影ループが出来そう。

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急速給電ハブ

3つまでバッテリーを差して充電しておける、急速充電タイプのハブ。

急速充電ハブの充電時間
  • 80%まで18分
  • 100%まで47分

通常が75分なので、おおよそ30分の短縮。

80%までの充電は半分以下なので、一つ辺りのバッテリー充電時間はかなり早いですね。

早いですが、利便性的にはポータブル充電ケースの方が高そうではあります。

バッテリー

予備バッテリーも6000円で購入可能。

ですが本体購入時にデュアルバッテリーを選択すれば、追加3000円で購入できるのでそっちの方ががおすすめ。

それか、3つのバッテリーと急速充電ハブが付いた、クリエイターキットがおすすめですね。

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