この前、友達と一緒に浜松市の舘山寺ってところに行ってきたのですが、持っていたカメラを友達と交換っこして、みんなでカメラで遊びました。
僕はFUJIFILMで遊んだ日ですね!
その時カメラ初心者の子が撮っていた写真が、自分のと違って良いなーって思ったので、こうやって記事にしてみました。
これはほとんどの人に需要が無さそうな、要するに身内の日記なのですが、自分と違った写真を撮る人に対する理解というか、初心者の子の素直な写真というか。
カメラをやっている人にとっては、もしかしたら発見があるかもしれないですので、よければご覧ください^^
僕は前提として、人を撮るのが多分苦手です。
というか、今回みんなと写真を撮っていて気づきました(笑)
人が映っていても、風景に溶け込んでいたり、その時の状況の中に人がいる、みたいな写真が多いです。
こんな感じに。
これより以降、今回紹介する写真は、階段の上にいる女の子が撮った写真です。
F値もズームも、ピントの合わせ方すら知らない初心者。
撮影:あおさん
この日は写真を撮りながら遊ぶという目的だったので、他から見たらどう考えても面白い状況だったでしょう。
そりゃあ撮りたくなる(笑)
でもこの人の写真が良いと思ったのは、人をアップで撮った時。
僕にはできない写真を撮っていたので、ちょっと羨ましい。
僕には多分、この表情は引き出せません。
なんだろう、構図とか背景とかを気にせず、まっすぐカメラを向けるからいいのかな?
カメラを構える側がアレコレ変な考えをしていないと、向けられる側も素直に受けられるのか。
変に狙ってないからなのか、撮られている事にも気が付かないことも結構。
にしても、丁度良いこの余白というか、これはセンスなのかな?
僕は撮られるのが苦手なので、気づいたら変な顔になる。
撮られるのが苦手な人は、人を撮るのも苦手なのかもしれません。
カメラ越しにでも、相手との距離感とかそういうのを意識してしまう気がする。
だから僕が撮る写真ってのは、状況・風景に寄った距離感ある写真が多めみたいです。
この距離感でこのインパクトも圧も出せません!(笑)
そう何枚も写真を撮っていたのではないのに、一個一個こんな感じのベストショットが多くて驚きました。
かと思えば、丁度良い具合に引いて撮った写真だってありました。
僕ならこの洞窟のどこかに面白い所は無いかと、あえて探してしまうんだけれど、この写真は出てきた時を狙ったみたいな感じだと思う。
自分にはこの撮り方は出てこないだろうし、人によって撮り方って全然違うんですね。
僕は別に、自分が撮った写真は嫌いじゃあ無いですし、アレコレ考えすぎてた時より何なら好きです。
それでも初心者の子が撮った写真からも、これほど感心させられ感情も動くのは、やっぱりカメラって面白いんだなあって思います。
なんか月並みな感想になってしまいましたが(笑)
僕は前にこんな本を読んだのですが、これらの写真はきっと「いい写真」の部類。それもちゃんと上手なんですよね。
いい写真ってのは目指すものでも無いのかもしれませんが、色んな人の写真をちゃんと見て、深みのある写真が撮れる人になりたいなぁ、なんて思います。
…
僕は過去に写真が上手になりたくて、SNSで発信する写真が綺麗な人たちの真似をしていたことがあります。
しばらく続けて思ったのが、良く「見せる」ための構図とかレタッチって、雑念とかいやらしさみたいなのを自分自身が感じて、なんだかしっくりこなかったんですよね。
それでカメラ自体をちょっと好きでは無くなって、離れた時期もありました。
上ばっか見てても疲れるというか、カメラは考えるほど迷走する気がしたんで、写真を趣味としてシンプルに捉えるようになって、最近では楽しめるようになりましたね。
初心者の子が撮った写真をいい写真ってちゃんと思えるのは、最近の僕の心が浄化されているせいなのかもしれません(笑)
カメラについても人生についても、難しく考えずにおおらかに向き合いたいですね。
撮影:えだひろ
緑の彼が撮った写真がないと不服そうでしたので、最後にいくつか紹介しておわります(笑)
彼が好んでいそうな写真を載せていきます。
しゃがんでアレコレ構図を考えていた時の写真。
多分コレを一番気に入っていた感じかな?
これも構図を一生懸命に考えて、撮っていた写真。
いい感じですね。
でも僕が惹かれるのって、こういった素直な写真だったり。
どちらかというと自分も構図をあれこれ考えてしまうタイプで、それが自分が考えて撮った写真って、「小賢しいなあ」って思った時期もありました。
だからこそ、人のいい表情を一発で撮れるのが羨ましいのかも。
まあ、写真を撮る側に意図があるにせよ、「小賢しいかも」と自分で思ってしまったにせよ、他の人からみたらそれも含めて「面白い」に変わったりするのかもしれませんね。
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