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【いらない?】超広角レンズが難しい理由と使いどころ(作例あり)

僕は超広角レンズを持っているのですが、最近使ってないなー、って思います。

ぼくでも誰でも使いやすい、中望遠のレンズと違って、超広角レンズは難しいしクセが凄いです。

だから「いらない」って声も出てくるし、逆に「超楽しいぞ」っていう人もいます。

個人的にはいらないとも思いますし、おもしろいとも思いますので、両方の側面から、超広角レンズの難しさと使いどころについて話していけたらな、と思います!

目次

まえおき

僕はカメラが好きですが、ガチではありません。

登山が好きな延長でカメラを使うか、旅行の時にカメラを持ち出す程度。

撮影する写真はバラバラだし、統一感もありません。

カメラに本気な人ほど上手い訳でもなく、語るのすら恐れ多い程。

だけど、雑食でほどほどのカメラ好きだからこそ、皆さんに伝えられることがあるのかなと思っております!

ただでさえ難しい超広角レンズなので、僕みたく皆さんに近い存在のほうが、共感しやすいかもしれませんよ^^

ってことで超広角レンズについて始めます!

あ、まえおき読んでくれてありがとう^^

超広角レンズとは?

とりあえず「超広角レンズ」について、まとめた意見が欲しいので、GPTに頼みましたところ、、、

超広角レンズとは、通常の広角レンズよりもさらに広い視野をカバーするレンズのことを指します。広角レンズの焦点距離は一般的に24mmから35mmの範囲になりますが、超広角レンズの焦点距離はそれよりも短く、おおよそ24mm以下のものを指します。特に、14mmから20mm程度の焦点距離を持つレンズは、非常に広い範囲を撮影することが可能であり、風景写真建築写真などでその効果を発揮します。ただし、レンズによっては画像の周辺部が歪むことがあるため、その特性を理解して使用することが重要です。

GPT-4

超広角レンズとは、24㎜以下の画角のレンズの事を言うようでして、これは僕の認識とも合致していました○

「その特性を理解して使用すること」と、さすがAI、良いこと言ってくれます(笑)

風景写真や建築写真などでその効果を発揮するというのも、これから触れていきますね。

超広角レンズの使いどころ

APS-C 10mm(15mm)

僕は広角レンズが苦手なんですが、たまには使ったりしています。

ほとんどが昔のAPS-Cでの写真とか、なんならスマホの写真だったりもしますが、使いどころを見ていってください。

風景

APS-C 11mm(16mm)
APS-C 11mm(16mm)

とりあえず超広角レンズで思いつくとしたら、風景写真ですね。

大きな景色をカメラにちゃんと納められます。広いので途中で切れません。

ただ、ごちゃごちゃした周りの部分まで入ってくるので、どうにか目線を一つに注目させたい。

APS-C 11mm(16mm)

こんな風に何もない所は簡単ですよね。

上手な写真ではないですけど、周囲に何もない(一定の木ばかり)し、人の服は目立つ色をしています。

APS-C 11mm(16mm)

余分なものが映らないシンプルな場所に関しては、広角レンズが使いやすい、分かりやすい場所かなと思います。

フルサイズ 14mm

でもそういった場所って、結構限られてくるのですよね…

建築物・人工物

Googleピクセル(35mm換算16mm)

正直に言って、僕の管轄外です(笑)

建物を撮るのは苦手ですので、上手な人は尊敬します。

風景と全く異なる気もしますが、人工物も超広角レンズと相性が良い被写体の一つです。

Googleピクセル(35mm換算16mm)

デカくて歴史ある建造物
デザイナーが絡んだ最先端の建物

どちらも超広角レンズがよく合います。というかさっきから、pixel(スマホ)ばっかりの写真でスミマセン(^^;

本当に建物が苦手なのです。難しいので。

難しい理由は後で話します。

Googleピクセル(35mm換算16mm)

どうしても入りきらないデカい建物は、超広角レンズで入れてしまうのが「分かりやすい」使い方だと思います。

これなら旅行先で撮ってくる写真に、見たまんまの記録を残せますよね!

じゃあ、難しい使い方は?、、、
これは後で紹介します。

動物とか人とか

APS-C 10mm(15mm)

あとは動物とか人も、広角レンズと組み合わせると面白い画になったりします。

警戒心のあるやつは、望遠レンズで撮影しますよね、鳥とか。

この子たちは飼いならされていますので、どっちかといえば好奇心が強め

子供も好奇心強めだし、人との距離をあまり保とうとしないので、広角レンズとの相性は良いように感じます。

APS-C 10mm(15mm)

そういう子らは結構近寄ってくれたりするので、上手く合わせればいい顔が撮れたり。

上の写真は設定ミスって露出が高いけど、まあ許して(笑)

超広角レンズが難しい理由

APS-C 10mm(15mm)

これは個人的に、シュールで好きな写真なのですが(笑)

おばあちゃん家で遊ぶ子供らと、田舎っぽい家とクセの強い水墨画、後ろでパンツ出してるおじいちゃん。おじいちゃんは肩がまわらないので、おばあちゃんにシャツを捲ってもらっています。

簡単に言えば情報過多です(笑)

この写真みたいに、情報過多が面白味に転じる場合も稀にあるのですが、ほとんどがただの情報過多です。

APS-C 10mm(15mm)

これなんかは、広角で写した北アルプスの登山風景なのですが、「雲海・山・青空・手前の緑」と欲張った結果です。

欲張って超広角で写したものの、どれも中途半端な気がします。

APS-C 24mm(36mm)

だったら山を切り抜いた方が、迫力があってよかったのですよ。

APS-C 10mm(15mm)

コレも同じ、僕としては風景全てが美しく感じて、全部欲張ろうとしました。

きっと登山している僕としては、空気感もすべてが気持ちよかったのでしょうね(笑)

APS-C 19mm(28mm)

だったら山に絞っちゃった方が、やっぱり迫力出ました。

どうしても広角レンズを使っていると、欲張って広く映したくなるものですの。

ああ、難しい。

APS-C 18mm(27mm)

これもそう(27mmですが)。

何を狙った写真か全然わからんのですが、おそらく画面中央の槍ヶ岳を中心に、左右に伸びるアルプスを撮りたかったのかと。

感動したのですがねえ、、、見た目よりも広角写真というのは難しくなるものです。

APS-C 55mm(82mm)

だったら人と山に限定しちゃって、こう撮った方が面白かった。

APS-C 10mm(15mm)

街だとこんな感じ。

普通に何も考えず、ただ撮影しただけのはず。

こういうの見ると、広く映るので、国内外の旅行に良さそう!って思いますよね。

APS-C 18mm(27mm)

でも多分、こうやって狭くした方が良い感じ(笑)

これも何も考えずに撮ったはずなので、いろいろと惜しいですが、それでも超広角よりしっくりきます。

ああ、難しや、超広角レンズッ!!

こうやって、超絶狭い山頂なんかは、小さなスペースながらに記録をちゃんと残せるのは、超広角レンズの良い所。

APS-C 24mm(35㎜換算36mm)

それだとしても、写真の雰囲気としては、ちょっと画角が狭い方が「何となく良い感じ」なのですよね。

これは友達が何気なく撮ってくれた、僕の写真です。

APS-C 35mm(換算52mm)

50㎜画角なら、適当に玉ねぎ撮っただけでも、なんかいい感じなのにさあ!

難しいと思うんですよ、超広角レンズ。

皆さんはどう思いますか?、、、上手な人いたら教えてくださいな(笑)

超広角レンズの使い方(パースペクティブ)

Googleピクセル(35mm換算16mm)

超広角レンズはクセがあり、結構難しいよって話をしました。話をしたっていうか、僕が難しいと思っているだけかもですが。

逆に言えば、クセを生かした撮影をすると、超広角レンズは面白くなります。

よく言われるのは、パースと言われるやつ。パースペクティブの略で、「遠近感(perspective)」という意味です。

他のブログ等でも解説されているので、ここではざっと紹介していきます。

詳しい解説はGPTにお任せしまして、後は写真で直感的に分かりやすくお見せしますね!

強調された遠近感

超広角レンズは被写体間の距離感を強調し、近いものはより大きく、遠いものはより小さく捉えます。これにより、写真に深みと強烈な遠近感が生まれます。

APS-C 10mm(15mm)

遠近感があると、遠くのものは小さく映ります。

これは超広角レンズの特長であり、望遠レンズの「圧縮効果」と反対の特性があります。

他が小さくなりますので、写真の真ん中の子以外は目立ちません。かといって、どんな部屋の様子なのかは分かりますね。

狭い画角でもいい写真だとは思いますが、超広角ならではの雰囲気は出せてると思います。

フルサイズ 14mm

手前の岩と奥の山が同じサイズな訳は無いのですが、目立ち度合いは同等ですよね。

こうやって超広角レンズで近くの物に寄ることで、手前の景色(前景)の際立たせることができます。

ちなみにSNSの山岳系写真には、こういった写真が流行っています。

Photoshopで編集する人も多いですし、朝日の光を待ち望むかのような、シビアコンディションの撮影を強いられる感じ。

ぼくにはあまり合っていなかったので、真似するのは辞めちゃいました。なのでいい写真は無いのですよね。

歪みの効果

超広角レンズは画像の端に向かうほど歪みが顕著になり、直線が曲線として表現されることがあります。この歪みは、特に建築物を撮影する際に独特の視覚効果を生み出します。

APS-C 10mm(15mm)

この写真の場所を、狭い画角でここから撮っても、道は面白く映らなかったでしょう。

僕が苦手な分野ですね。街のビルだとか、高速のジャンクションだとか、デカい橋とか、、、

人工的な建造物だって、形としては美しく、なんならデザイナーが設計しているので美しいです。それを好んで撮影する人は一定数おりまして、メカニックでクリエイティブな感じでカッコいいです。

APS-C 10mm(15mm)

僕は苦手なので、ビルは写せません。

ただ、超広角レンズは歪むし、モノのサイズがおかしいことになります。

それが生きてくると、なんか面白い写真になったりするのです(笑)

広大な景色の捉え方

超広角レンズは空や地平線など広大な景色を捉えるのに最適で、風景写真において壮大な自然の美しさを表現することができます。

フルサイズ 14mm

これは初めてみた「白い虹」です。

24㎜のレンズとかなら、おそらく切れてしまっていたところ、超広角を持っていた故に収められました。

確かこの時お酒で酔っていたので、構図とか適当なのは許して(笑)

フルサイズ 14mm

雲が晴れてぐわーーー!ってなってる時の写真です。

こうやって、景色に迫力が出るのも良い所かも。

APS-C 10mm(15mm)

逆に何も考えないと、まじで単調で、何を撮りたいのかさっぱりな写真も出来上がるのは、既に紹介しましたね(笑)

クリエイティブな表現

超広角レンズの特性を活かして、被写体を近づけたりすることで、非現実的な大きさや形をクリエイティブに表現することが可能です

APS-C 10mm(15mm)

僕にクリエイティブさを求めないで欲しいので、クリエイティブな人は後で紹介します(笑)

ですが、超広角レンズを使う事で、モノの大きさを非現実的に捉えることは、おもしろい写真になったり。

ぼく以外の、超広角レンズの使い方

上手ですねー、面白い写真です!

人工物を目で見ても、そんなに面白いと感じないのですが、超広角レンズで撮影することで、面白くなるんですよね。

こういう想像性はまさしくクリエイティブだと思います。あとはPhotoshop使って雰囲気だしたり、空間的なお勉強をたくさんしているのだと思います。

ね、難しそうでしょ(笑)
面白そうだけど!

精進せねば!

とりあえずは要らないと思う

結論なのですが、超広角レンズはとりあえずは要らないと思います。

カメラを一通り触って、中望遠で楽しく遊んで、もっと欲しいぞ!楽しいぞ!

ってなったら、超広角レンズにチャレンジしてみるといいかもですね!

35mm(52mm)

だとしても、中望遠のレンズほど簡単ではないし、パッと適当に撮って良い写真が出来るわけでもありません。

できたら超広角レンズを扱う道中で、「前景・遠近感・構図」など、自分なりの写真の撮り方をお勉強できると楽しいでしょう。

こんなのもある

実は僕が広角レンズから離れたのは、もっとラクチンな広角カメラに出会っちゃった、ってのもあります(^^;

カメラとしての面白味からは離れていますが、もっと手軽に、しかも難しくないのに「面白い画」が撮れてしまう、革新的なカメラです。

かなりお気に入りなので、よければ認知していってくださいな!

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